2013年9月28日土曜日

親ばか と ばか親 二つの自分   次女から 学んだ!  安城市新人体育大会 中学剣道

今日 私は 親として恥じ そして 親ばかになった!

少し自慢話になりますが お許し下さい

9月28日 安城市教育員会が主催する 安城市中学新人体育大会が 開催された

これは 安城市の中学生が部活動の成果を競う大会である

私の次女(2年)、次男(1年)も 剣道部に所属する為 剣道大会に出場しました

その次女が 中学生の剣道個人戦 女子の部で 優勝をしました




何故このような事を書こうとしたのか?自慢?優秀な娘の紹介?

違います!全然違います!

私の次女は 生まれてから 体が大きくならず 病院で虐待を疑われたほど 小さかったのです

成長して行くにつれて 性格まで臆病で 気が小さい事も 分かっていきました

その為 自分の意志もハッキリ言えず 当然 学習能力も 劣っていきました




恥じ話として 小学校へ入学し 初下校の時 道に迷って 家とは反対の方向へ行ってしまい 泣いているところを 学校の先生が見つけ家まで連れて来てくれたことや

四年生の時にバリへ 二人で旅した時も 到着したその日に寂しくて泣いてしまい 旅にならなかった事がありました

そんな次女なのです





長女が剣道を習っていた事もあり 次女にも保育園の年中(5歳)から 習わせていました

次女が習い始めた翌年には 年子の次男も習い始めました


長女はそれなりに強く 何度も入賞をするようになっていました また 弟も1~2年で驚くような速さで強くなっていきました


しかし 気が小さく 体も小さい次女は 一向に強くなる気配が無い それどころか声すら出せない!『や~!』『め~ん!』『こて~!』『ど~お~!』これが言えない 恥ずかしくて声が出ない

3年生になった夏の大会 習い始めて5年が経っていた 試合もそれなりにしている




1回戦 相手選手と対戦 面の二本負け 試合後 相手選手に話に行く

『君 強いね!何年生?』

「はい!私 二年生です!」

『今 戦った子 三年生だよ!』

「え!年下かと思った!」

『何年 剣道 やってるの?』

「始めたばかりです!」

その日 私は次女に 『ね!もう 剣道やめようか?人って向き不向きがあるからな』

『どうする?パパ やめるの許すよ』

次女は 小さな声で 『やる・・・』と答えました

その後 五年生まで一度も勝てませんでした



左次女 真ん中の子 同級生 これほどまでに身長が違うほど 次女は小さい 
 
この頃 ひしひしと感じてた この子に対する大人の目線 

なんだか分かる 教員をはじめ 子供会行事での 運動能力の低い娘への見下している感覚 当然 剣道でも同じだった

そりゃ そうだ!親の私が子供に何も期待せずに接していたのだから

だから 今日 私は心底 自分を恥じました そして あの頃の娘に 謝りたいと思った

次女が優勝したからでは無く いまだに やめずに続けていた娘に敬意を表したい

決して諦めてはいけない 継続し続ける事の大切さ そして人は変われる事を 私は身をもって教えて頂きました

こんな小さな小さな娘に! ありがとう御座います

そして ここまで育てて頂いた 正武館の皆様 

チャンスを下さった南中学の顧問の先生 

 一緒に練習をしてくれる剣道部の仲間の皆さん 

会場で大きな拍手をして下さった市内中学校剣道部の生徒の皆さんへ  

心より感謝申し上げます ありがとう御座いました


動画をご用意いたしました 剣道にご興味のある方はご覧ください

12分間の映像 

前半は3年生 夏の大会の試合 白い道着に白帯 

後半は中学女子の決勝です 黒い道着に赤帯

長女が4年前に優勝をした大会 そして対戦相手も5年前にお姉さんが優勝しています

どちらが勝っても 姉妹制覇になります

対戦相手は同級生で6年生の時(2年前)に安城三大大会の覇者 次女は三回戦って一度も勝った事がありません と言うより 一分もたずに二本負けさせられた選手です




















2013年9月26日木曜日

新高梨が市場を・・・・・ そして 南水梨 廿世紀梨

少しずつ 朝方 寒くなりはじめました

それでも まだ 半袖で市場へ行くことができる ほどよい寒さ

8:00頃 セリを終えて帰る頃には 額に汗も滲み トラックにもエアコンの冷房をかけるほど 直ぐに暑さが戻ります 暑いのか 寒いのか?

しかし 果物は正直だ!

市場に 新高梨が 沢山並ぶようになってきた

もう 梨の終盤 秋まっしぐらです

セリに出される 新高梨も 山ほど 

中を確認すると 大玉がある ここまでの大きさになると 値決めは 重さより 1玉単価になってきます

この新高梨も 生産者や栽培される場所によって 味がまばらになります


ですので ご先輩の八百屋さんからご指導を受けて 美味しい新高を探していきます



























新高の説明 

新高梨(にいたかなし)は菊池秋雄氏によって交配育種され菊水などと共に生まれた品種です

新潟県の「天の川」と高知県の「今村秋」の交配種とされ、香りの良さと上品な甘さ、そしてソフトボールほどにもなるその大きさが特徴です

新潟県の品種と高知県の品種の掛け合わせであることから、その両県の頭文字から「新高(にいたか)」と名づけられました




お次は 先回ご説明しました 安吉さんの 南水

今日も高値からスタートしました

この梨 本当に 美味しいですね

値段と味の コストバランスが高いです

安城梨の箱のエンブレムが輝いて見えます




























刈谷市場で 父が購入して来ました 廿世紀梨

信州の梨なのですが この刈谷市場が ちょっとした穴場市場で この時期の梨と これからの林檎が 桁外れに美味しい!

当然 市場で八百屋さんや地元スーパーが 取り合いをするのですが なぜか父は仕入れてきます

また その林檎が出ましたら BLOGに掲載いたします・・・・・・岡崎が美味しくないわけではありませんよ!

廿世紀梨は 酸味がちょっとあるので 敬遠される方もいらっしゃいますが 昔は梨の王様だったんですよ



























廿世紀梨の説明
1888年(明治21年)に、千葉県松戸に住む少年が裏庭のゴミ捨て場に生えていた小さな梨の木を偶然発見しました
この梨は、豊円で形が良く、薄緑色で美しく、食べると口にかすが残らず、今までにない甘くて多汁な梨です
廿世紀梨は1898年(明治31年)に命名されました
従来の梨と全く違い、皮が薄くて柔らかいこの梨は、廿世紀に王座を成す梨になるだろうと願いを込めて命名されました
廿世紀梨の国内収穫量の半分(49.7%)を鳥取県産が占めています
全国的には赤梨の幸水、豊水等が栽培の中心で、二十世紀梨は14%です





















今 市場では 梨の種類が多く出回っています

先日 ベル商店の店頭で販売されています梨 全種類を食べ比べさせて頂きました

お写真が無いので コメントだけですが

南水 豊水 廿世紀 あきづき 新高 の5種類です

家内が皮を剥き 5種類がどんな種類であるかを知らされずに試食をしました

5種類を食べ終えると 全部 味 水分量 甘味 酸味 舌触り 全然違うのが分かりました

参考までに 台湾人のお友達が お泊りをしたので 一緒に食べさせると 『鈴木さん 全部同じだよ!全部美味しい』と言われたときに 自分が日本人なんだなと 思いました

これが食の習慣なんですね

常に無意識に 私たちは味覚と言うものを 季節ごとに 品種ごとに 見分けていることを実感しました

逆に 台湾の食べ物の小さな味の違いは分からないんでしょうが!

5種類の梨 それぞれに特徴がありました 

糖度が一番高いと思ったのは あきつき(大玉)でした 値段も一番高額です

廿世紀はザラツキ感が強く それでいて 酸味と甘みのバランスが良い

南水は2番目に糖度が高く 舌触りは滑らかなのにシャキシャキ感がある

豊水は終わりの時期なので食感が程良く柔らかく甘みもそれなりにありました

新高は出はじめなので甘み酸味が若干弱く 食感は硬く歯ごたえが強い

三者三様 本当に面白い!たぶん同じ品種でも 収穫された時期 収穫された産地 収穫時からの追熟期間で また変わってくるんだろうな~

今回も 勉強になりました 

農家の方が研究され 品種を改良して 美味しくなる条件を木に与え 精魂こめて育てた果物

私たち ベル商店は その美味しさを 皆様に伝える使命が有るように感じる!

それが 八百屋なんだろう








2013年9月21日土曜日

配達の途中で・・・・・


今日 配達の途中で 私の人生の恩師でもあります 下の写真の方 私はいつも”センム!”と呼ばせて頂いています

今は赤松町で 小さく農業をされていますが 10年ほど前は バリバリの営業もこなされていた私の上司で御座います

当時 まだ私が10代の頃 夜間高校に通いながら働かせていただいていた”朝日建材”と言う建築内装資材の販売会社の責任者でした

10年ほど働かさせていただき ここで商売と言うものを学びました

朝日建材は 松下電工(照明・建材)の代理店でシステムキッチンやシステムバスなども 販売をしていました

私が 入社2年目の時に 夜間高校を卒業し 物の売り方が分からないまま営業になりました

21歳のときです

当然 数ヶ月は 殆ど建材が売れませんでした

その時 私はセンム!に 質問しました 
センム!どうしたらお客様に買っていただけるんですか?

センムは こう答えました
鈴木君 営業の仕方は 他人に聞くもんじゃないよ!自分で見つけるんだよ!
一つだけ言えるとすると 物を売るんじゃないよ 信用を売るんだ!

その後 私は松下電工の代理店と言う事もあり 会社に〔商売の心得 松下幸之助〕と題する本があり バイブルとして 徹底的に読み 商売とは何かを追求していきました

いかに無知で いかに幼稚で 20歳も超えて 世間知らずだったかが分かりました

さらに 松下幸之助の出版された本を読みあさりました

そしてセンム!と同行する車の中で お話してくださる世間話の内容を記憶し センム!の考え方など 自分自身の知識として 増やしていきました

こちらのセンム!(鶴田さん)に社会人として育てて頂きました

私の中では 第二の父親として尊敬させて頂いております





















だから退社後も センム!には感謝の想いで お付き合いをさせて頂いています

そう 常に 恩返しの気持ちで接しています

しかし センム!の所へ 行くと 私は八百屋さんなんですが 野菜をくれたり果物をくれたり 何時までたっても恩返しが出来ません

更なる恩をもらっえ帰ってきます

今日もコーヒーを頂いて 野菜の出来や 柿の出来具合を教えて頂いて帰って来ました





















しみじみと感じる 

人は 人から叱られて 人から褒められて 人を観察して 自らを学ぶ!

人が作りだした社会だからこそ 人から学ばなければならない

私も センム!の様な 顔に近づけるだろうか?



また おジャマしよ~っと 柿の木に 大きな樽柿が付いていたから~





2013年9月20日金曜日

秋だな~ 柿が~

本日 市場で 個選の梨 豊水が終了ですと書かれていた

共選は まだまだ出回っているのですが・・・

豊水が終わり 場を占領し始めたのが 柿でした



























西村早生 筆柿 そして下の写真の柿 早秋柿

西村柿は美味しくないとのことなのでスルーしました

早秋も 同じで美味しくないと思っていたのですが 中卸の方に「ベルさん 齧っていいよ!」と言われ 遠慮なく 1個 齧らせてもらった

熟れた早秋でしたが想像していた甘さと違い 甘いじゃん!って びっくり!

1箱購入させていただきました

●早秋柿(そうしゅうがき)の特徴

早秋柿は露地栽培では「西村早生」とほぼ同時期の9月下旬から収穫できる極早生の完全甘柿で 果実の大きさは250g程で 扁平で四角い形をしていますが 平核無柿よりも丸みがあり ふっくらとした感じです

色は熟すと鮮やかな濃いオレンジ色になり 肉質はやや軟らかく緻密で果汁が多く 糖度も14度から15度程にも成ります


そして 筆柿

これは定番の柿で御座います 子供の頃から良く食べていた柿

こちらも採れる場所で味が違うんです

愛知では幸田が有名で 岡崎はお隣ですので市場に入荷されます

ベル商店も 当然 幸田の筆柿を入荷しました

まだまだ 小さく青いですが 食べると それなりに美味い!

渋も無い様なので美味しく頂けます

後日 筆柿について お伝えします・・・・年配の八百屋さんに聞いてあるので


父親が刈谷で入荷してきました りんご(キズ有り)

こちらが紅玉です

酸っぱい林檎です

こちらの林檎は加工用として知られています アップルパイなんかのお菓子用に使われます

確かに 酸味の強い林檎は加熱すると 甘みが異常に高くなりますから

ただ 昨年のお客様は そのまま食べられる方が多く 酸っぱ林檎がいいんだよ!と教えて頂いていました 

紅玉は販売期間が短いので見つけたら購入されて下さい

それと ベル商店 父 の購入する林檎は 松川(長野)の林檎です

こちらの松川林檎も 販売されているお店が少ないので 貴重価値有りです

これから寒くなるに連れて 林檎の種類 産地が増えてきますので 美味しい林檎を探し当てて下さい



























暑い秋から 涼しい秋へ 変わっていきます

皆様 お風邪をひかないよう体調管理は気を付けてください

2013年9月19日木曜日

今日は中秋の名月なのに・・・・本気でヤバいと思った 

今日は恐怖で 八百屋さんの野菜・果物ネタが吹っ飛びました!
    ダジャレ
久しぶりに もう駄目だ!と項垂れた
お昼すぎ 仕事用に使うPCのスイッチを入れると 何か変だぞ!と気付く・・・・
ログインのパスワードを入れると ログインできない!
慌てて 直す 2時間 のたうち回って やっと復旧した
何とかご迷惑のかからない時間まで間に合いましたが それでも仕事で大失敗をしてしまった事に変わりないOTL~
もう6年も使ったパソコン 近いうちに買い変える事にしました
学んだ事 
大事に使うことは大切ですが 買い替え時はしっかり決断する


本日は お月見 当然八百屋さんは関係ないじゃん!と思われがちですが・・・

いやいや!今日の月見は里芋なんですよ!

月見の日には、団子!丸いものや 秋の七草であるススキを 供えます

それと 今日の月見には 里芋を飾るんです
「十五夜」は別名「芋名月」とも言うんだそうですよ

元々里芋の収穫祭だったのではないか?との説があるそうです
実際 中国各地では お月見の日には里芋を食べるんだそうです

月見は中国からの行事で 中国の宮廷行事としても行われるようになり それが奈良~平安時代頃に日本に入ったようです

来月も月見がありますが 今年は10月17日にあります

今日は天候も良く 綺麗な名月です



















月からパワーを貰う為に 両手を広げて 月明かりを浴びていました






2013年9月17日火曜日

私の もう一つの 趣味  ・・・・・・料理!

今 旬ですね こちら 果物?野菜?それとも木の実?

なんて質問が飛び交いそうな食べ物!


栗は果実 そう!果物に位置づけられるのです

ナッツなんかもそうですね!

茨城産の栗を調理します 販売もしています ここら辺は額田の栗が有名でしょうか?




























ネット1Kg入りでの販売 それも3Lサイズの大きいもの

なんたって栗の鬼皮を剥くのが大変 大きくて 少しでも剥く数を減らしたい!

さぁ鬼皮を包丁の角で切り込みを入れて剥がします

え~!栗の皮剥きバサミがあるじゃん!・・・・・て

私が作るのは栗の渋皮煮です

渋皮だけを残す これが意外と難しい 力が入りすぎて 実まで入ってします

そこを上手くやらないと 煮ている最中に栗が煮崩れして 綺麗に出来上がらない

↓ 3回ほど灰汁抜きをします 実が崩れないように 沸騰加減を調節して 鍋と睨めっこ!

驚くほどの灰汁と真っ赤に染まる煮汁























最後に 甘く煮詰めて 出来上がり





















味ですか?

聞くまでも無い!

手間隙かけて 作ったかいが有りました

一口食べる瞬間 今までの苦労を忘れさせてくれる

まるで和菓子!いや!洋菓子!いや!

そんなのを超越した くり です

ただただ 栗を味わう 

1年に この時期だけのご褒美です

日本人って 本当に凄いな~ どこまで繊細で どこまで美味しいものを知っているのか!


さぁ!レシピは簡単 

しかし 火加減 匙加減 そして愛情が 大きく味を変えてしまう!

それらを極めて 美味しさを追求しよう


20個ほど完成しましたので 楽しみに冷蔵庫へ しまっておきます

皆さんも挑戦してみて!










2013年9月14日土曜日

果物の秋 真っ盛り あきづき梨 南水梨 オーロラ洋梨

今日は 明日から市場が連休になるので 荷が少ないと思いきや!

結構 あるじゃん!

早速 物色 とにかく 果物目当てで 探る

まずは 洋梨を発見!

ラフランスには まだ早いし~  そうオーロラと言う品種

この時期 洋梨は無いのですが このオーロラが出荷されるようになると

長い時期 楽しむことが出来る

食べごろも わかりやすく 黄色くなれば食べごろ!

甘くて クリーミーな果肉を味わうことが出来ます


























出荷時は緑色が鮮やかですが 追熟すると 黄色に変色していきます

梨と言いつつも 別の果物ですね!



























豊田市 猿投 あきづき

2001年(平成13年)に登録された品種で
「新高×豊水」×「幸水」という主要品種3つの優れたところを併せ持っています

ベテランの八百屋さんにも お話を聞くと美味しいとお墨付きをいただきました

確かに粒のバランスや数が多いことからも 外観から美味しさが伝わります




当然 試食をするのですが まずは真っ二つに果肉と水分を見ます

果汁が湧き出て 繊維は細かく 期待が持てる

食す

なるほど!確かに歯ごたえは適度にあり 甘みもそれなりにあります

これも 好みなのかもしれませんね

幸水が基準になると・・・・・

確かに9月の半ばに入って これだけの味を出せることが やはり美味しいと言われる由縁なのでしょう

果物はタイミングというものも考えなければ ならないんだな~






















 南水 梨

ちんけな梨ですね~

本日 岡崎市場 最高値の梨

安城の安吉さんが出されている梨です

見た目も大したことないし 黒い擦れ傷はあるし 何がいいんだろう?

しかし 高値がつくということは 何かあるんだと 

20箱ほど セリ落とした八百屋さんから 
安く2箱分けていただきました(八百屋さん同士では良くやること)



























1つを拡大して撮影します

それでも 何が美味しいのか?外観では理解できません



























当然 試食します

カットして 断面を確認 別段普通の梨か!ってぐらい

ま!食べとこか!

一口 齧る・・・・・・ じぇ!じぇ!じぇ! 美味しいじぇ!

やっぱ 年配の八百屋さんは凄いわ!

見た目 悪いのに 高値が出るわけだ!

ベル商店が分けていただいた梨は 高値より 若干小さいだけの梨ですが
半値で頂けたので お客様にご奉仕品として 販売します

八百屋 面白い!美味しいって 面白い!


お野菜をご紹介

それはスプラウト

なぜこの野菜か?

岡崎市場には 若いセリ人の卵の方が見えて いつも私に「オクラいりませんか?」と聞いてくる

彼はとても優しく好感を持てる青年 何時かまた紹介します

その彼が「ベルさん 今日はこれどうですか?」と話しかけられた

よく見るとスプラウトだった!

この野菜は最高に栄養価が高く 抗酸化作用もあり いわば野菜の王様!

そして 天然のサプリメントとも言われている野菜

即効で購入させていただきました

宮本君 ありがとう!






















そういえば 台風が日本に近づいている

どうなるのか心配だな~ 人も 建物も 農産物も そして経済も・・・






2013年9月13日金曜日

翠峰を入荷  粒がデカイ!

市場へ着くと どうしても目に付く葡萄系

そりゃ 今が旬で お値打ちで おいしい季節

毎回 楽しみに葡萄系の箱の山に 目をやる

あ!またシャインか!と しりめに通り過ぎる

有る程度 セリも終わって 葡萄担当のセリ人が 「すいほぉ~!」と叫ぶ

すいほう? え!すいほうか!

すかさず 確認すると シャインマスカットだと思っていた箱が翠峰だった

数箱ある中で 粒の大きさがそろっていて 色が均一 ブルームが付着しているものを選別

少しお値打ちにしてもらって 購入してきました



























もう試食したくて仕方が無い

数日前に 贈答用の5.0K円のシャインマスカットを格安で落として食べたばかり

確かに美味しかったが、はたして翠峰はいかに?



























バランスの良い 実の付きかた

大粒で楕円のエメラルド!

味が良かったら 見た目よし!あじよし!価格よし!の三拍子やん!

ブルームも しっかり乗っかっていて 期待 大!






















一房自腹購入 

冷蔵庫で冷やす前に そのままの味を試す

まずは 前歯で 二つに割るように 齧る

おっ!皮が柔らかい 食べようと思えば皮ごと食べられる

当然 種無しを購入しましたので 種のわずらわしさは無い!

そう 味は・・・・・・おいしい~

そして・・・・・・甘い~

先日お話した ながのパープルに近い甘さがあります

それでいて マスカットの微妙な青臭さが無い!

まさに 価格から言ったら 満足度100%でした

やっぱり 果物は面白いな~食べて納得してナンボです













2013年9月12日木曜日

キスミーメロン 今頃・・・・

秋なのにメロン?

この時期 雑メロンが一気に減っていく

やはり 夏全盛の食べ物ですからね!

それでも しぶとく生き残る雑メロン この時期の味ってどうだろう?

値段も跳ね上がるのに 味は落ちているようじゃ 納得いきませんからね!

そこで 青森産の きづくりメロン キスミーを食す

網目は細かくて綺麗に均等に張っています





























半分にカットする

これは みずみずしく 綺麗な淡いグリーン これぞメロンと言わんばかりの輝き




























問題は 味なんですが・・・・

さらに 1/4にカットする




























なるほど!思った通りのメロンです

それなりに 甘い もう少し追熟させても良かったかな?

静岡メロンと比べると 少し部が悪いですが これだけの味が出せれば合格点ですね

果肉・糖度・香り ○です!

これから どんどん高騰しますから 簡単に試食なんて出来なくなるな~!










2013年9月11日水曜日

友達が青年海外協力隊 2012の思い出 タイ・カンボジア国境越え

今日は市場がお休み!

仕入れるものが無いので 関係ない話をします

彼は今 ルワンダと言う アフリカの小さな国で 青年海外協力協会のメンバーとして 頑張っています

日本での研修期間を終えて 今年 ルワンダに行きました

そこで彼は 英語と理科の先生として ルワンダでボランティアをしています

彼とはFBで お話などさせていただくのですが その国の現状などを教えてくれるので 私もこちらのBLOGを通して 頑張っている日本人を ご紹介したいと思います


















彼の名前は SAKIYAMA AKIRA といいます

 あきら君の教えている子供たちです ガヒニ中高等学校の授業風景

彼のコメントです
写真は高校3年生に積分(100分授業)を教えている様子。 授業中、いつもたくさんの質問が飛び交い、授業が中断してしまうこともしばしば。 でも、この積極的に質問する姿勢にはいつも感心する。






















 あきら君が 夏休みに お手伝いさんのバレンシーの家へ招待されたときの写真です













あきら君に教えていただいたこと
バレンシー家は15年前にお父さんをマラリアで亡くし、お母さんと姉と兄とバレンシーの4人家族。お姉さんは結婚して実家を離れ、お兄さんは高校3年生。ほぼ自給自足生活で現金収入がないため、バレンシーの給料で学費を払っている。兄は「高校を卒業したら働いて、バレンシーを学校に通わせたい」と話してくれた

世界の どこかの ほんの小さな小さなお話 知らなければ 知らないでいい 事実

この話を聞いたからといって 日本が恵まれているとか!贅沢だ!など言うつもりは もうとう無い

でも 私は嬉しいんです 自分では出来ないから ただただ応援したい 彼のことを・・・

で! あきら君とは たった9時間の バス移動で 話しをしただけの友達

そのバスが 息子と2人で 東南アジアを旅していた頃 カンボジアからタイへの 移動バスだった


2012.3.28

8日間のカンボジア滞在 バンコクへ向かうため バスのチケットをとる

私たちが宿泊した所にバイクが迎えに来る 見慣れた小汚い建物を抜けて ホテル前で降ろされる

バイクの運転手が ここで待てと 下手な英語で私たちに言うと どこかへ 行ってしまった






















ところが時間になってもバスは いっこうに現れず

ただ 不安になりながら 待ち続けるだけ






















30分以上も待つと ちょっと不安になってくる

マレーシアからタイのときにも 考えられないトラブルがありましたから

1時間遅れで バスが到着 

当然 ここから乗るのは 私たち親子だけでした

さすがに1時間待ちは怖くなりましたね

最悪 トゥクトゥク捕まえて 国境まで行ってやろうか!と考えていましたが・・・

カンボジア(シェムリアップ)から タイ(バンコク)行きのバスに乗る






















ここで会ったのがあきら君でした

バスに乗り込むと 後ろのほうへ進む 2つ席が空いていたので 息子と座る

すると 偶然なのか?意図的か?目の前に2人の日本人

早々声をかける!

どうやら 現地ツアーでバンコクから2泊3日でシェムリアップに来ていた日本人だった

国境までの 長い道のりの間 お互いの旅行記など話したり 珍しい食べ物の話をした

日本語がとっても新鮮で 息子が寝ている間に 沢山の情報を得た

3時間ほどで国境の町へ到着

ここで いったん カンボジアのイミグレーションを抜けなければならない

バスを降りて 出国審査を受ける

左が あきら君 右は りょう君 当時学生 お互い1人旅

彼らと共に 国境越えをしました

先に私が出国審査を受けて 次に息子が受けます

ここが 意外と時間がかかります 

情報では3時間以上かかるので トイレと水は注意してと言われていました

しかし 最近では緩和されたらしく 今回は 1時間かかりませんでした

写真 次男 よく見ると もう なれたものですね!

この頃20日間ほど旅していた頃なので それなりに余裕も出てきたのでしょう

私たちが先に 審査を終えたので 心配そうに あきら君と りょう君を待っているところ

無事に 2人とも審査を終えたので カンボジア出国です

そのときに あきら君と次男のツーショット写真

次に あきら君と りょう君と 次男の 国境越え記念写真です

ここから 300mほど タイの入国審査を受けるまで カジノの建物が左右に並びます

昨年まで 沢山の物乞いが旅行者を取り囲んで居たそうです

政府の措置なのか 私たちのときは殆ど居ませんでした

まぁ!旅中 物売り・物乞いは沢山接していたので この頃は慣れっこですが・・・・

たくましくなったものです!

ちょうど 国境の真ん中を越える頃 カンボジアのアンコールワットの門があります

ここが タイとカンボジアの国境線のようです

あきら君に頼んでツーショットを撮影していただきました

なぜか 一瞬で タイとカンボジアの違いが 分かってしまう

これが 豊かなタイ と 貧しいカンボジアの 差なのです

タイの国旗が並び 私たち4人は タイ王国のイミグレーションへ向かいます

同じ様に 行列に並びます

しかし こちらはタイ王国 人の手際とイイ 人数とイイ 早い早い!

十数分で楽々抜ける

抜けた途端に町だな~って実感

今まで カンボジアに居たことが 嘘のように少し高度な文明に触れた感覚

車、人の服装、店、電気 暑さは同じなのに見る世界が変わってしまっている

息子と手を繋ぎ 国境を歩いて抜ける

後ろは トラックやリヤカー タイの豊富な 加工食料品や雑貨を カンボジアへ運んでいる

カンボジアでは殆ど農産物の生産以外は無いので タイからの輸入に頼っている

そのメイン道路での国境は圧巻であった

ここからは ワンボックスのトラックに乗って バンコクを目指す

車内での彼らと 私たち親子の写真です

ここからバンコクまで 狭い車内に 缶詰状態で 大きく揺れます

さすがに長時間の狭い車内はキツイ!

2時間ごとに休憩してもらって パンなど 軽く飯を食べる

息子もキツそう!


ここでも あきら君とお話をしていました

帰国の方法や 日程 タイ人のお友達とこれから遊ぶことなど

たわいも無い話でしたが まさか この時 彼が青年海外協力隊員になるなんて思ってもいませんでした



そして バスに乗って9時間後 タイ バンコク カオサンに到着しました

まるで別世界! 

これから タイを1週間 旅し続けました


あきら君との 思い出 と 出会い

ほんの数時間 その数時間で 友達になれる

それが旅 これこそが海外での旅

自分以外の 他人の人生と ほんの少しだけ共有する時間

そして 人を知る 

人を知ることで 少しだけ 成長をする

今 まさに 彼の行動から 学び 励まされている 

ルワンダで 頑張っている 友達に・・・・・YELLを