2013年11月21日木曜日

松川のサンフジ林檎  刈谷青果市場へ

今日は父が居ないので 刈谷の青果市場へ 林檎を仕入れに行きました

所変わればで いつも 岡崎市場ばかりなので こんなにも雰囲気や取り扱う生鮮品が違うんだと実感

ま!今は小さな八百屋さんは減る一方で 当然 そうなれば市場もなくなるわけで・・・

我が都市も10年以上前に閉鎖されている

人口が増えているのに 八百屋が減り 市場がなくなる

普通に考えれば 八百屋の代わりが出来たことになります

こちらの刈谷青果市場も大手地元スーパーが もしかしたら 支えているのかも?

ベル商店も小さな八百屋ながら 市場が生き残っていただきたいと願って居ます

仕入れあっての商売ですからね

だから 時代の流れで 片付けてしまうにはちょっと!



こちらが 松川のサンフジですが お写真はSサイズ 等級はB

本来 父が仕入れてくるのは ジュースと言う等級?たぶん ジュース用のキズの大きい林檎

それは価格が とてつもなく安いから 

しかし今日はBになりました 

仕入れ値が当然 高くなります

その分 キズも少ないんですが・・・・・・

それでも 普通の林檎とは違います キズのB品です

さ~どうでしょうか

何の特徴もない林檎

赤が引き立つわけでもなく 形がいいわけでもなく

外見だけでは 何を評価したらいいのか 分からない林檎


カット!

いきなり蜜が こりゃ凄いわ!

林檎の蜜の豆知識
りんごは蜜が入っているほうが甘いといいますよね
では蜜の部分だけを食べると甘味をより強く感じられるのでしょうか 
りんごの蜜の正体は「ソルビトール」という糖質アルコールの一種です 
ソルビトールとは 葉の光合成によって作られる物質で 成長段階において葉から軸を通ってどんどん果実内に運ばれます 
そしてソルビトールは果実の中でりんごの本来の甘味である果糖やしょ糖に変換されます 
しかしりんごが完熟すると ソルビトールは糖分に変換するのをやめてしまい そのままの状態で水分を吸収します 
これが「蜜」になるのです 
つまり蜜が入っているということは これ以上糖に変換しなくてもよいという状態まで完熟しているので おいしいりんごというわけです 
ただ ソルビトール自体はしょ糖や果糖の56割程度の甘さしかないので その部分だけを食べてもあまり甘くは感じません





左 松川サンフジ (個選)      右 信州サンフジ (JA)







試食させていただきます

試食感想

こりゃ~いうことないわ!

美味いわ! 

父が仕入れてくるわけだわ!

ベル商店のお客様が 何度も足を運んで下さるわけだわ!

食感 固め 
甘さ 十分すぎる 
みずみずしさ 口の中に広がる
コク  味に深みあり それでいて濃い

こりゃ こんな林檎食べたら 他の林檎が不味く感じるわ!

数日前に ご来店されたお客様が 「昨年こちらで買わせていただいた林檎ありますか?サンフジだったと思うんですがぁ」

『もしかして 松川ですか?』

「分からないんですが こないだサンフジは美味しいと思って他のところで沢山買ってきたら あまり美味しくなくて こちらのお店のことを思い出して来たんです 」

『今日は無いんです!また仕入れますので 来たらご連絡しますね』と・・・

そんなやり取りがあった林檎

それほどまでに 美味しい林檎なのです



あくまでも 私個人の感想ですので 食べられて そんなに美味くないじゃん!と思われても 私を責めないで下さい