今日は 私のリフォームをして頂いたito-proの 新築現場の見学にやってきました
伊藤君が間取りから手がけた住宅です
彼がどんな家を作るか見てみたくなって 完成間近の現場にお邪魔しました
正午ごろ お邪魔する予定だったのですが 仕事が忙しく 16:00頃 現場に到着
まず 外観を確認すると 中々 工夫したところがチラホラと!
建坪が小さいので その工夫がされていました
私の理想とする家の形が 総二階の切妻なので それに近い建て方になっていた
ちょっと屋根が偏っていますが これには ちゃんと理由があります
いえないんですけど 私も この形は理想的です
玄関を入って引き戸を潜ると ダイニングキッチンがありました
建具は パナソニック 当然の如く 一流メーカーです
この建具を 使っているところは 流石です
私のリフォームでは 使えなかったメーカーですからね
床は 温かい感じのパインでしょうか?無垢材です
薄っすらとクリアー塗装がしてありました
人工的ではなく ログハウスの感覚で 木の温もりが感じられます
クロスは 紙!
これで 家が呼吸できます
これは伊藤君の こだわりで 石膏ボードが湿気を吸い取る役割をします
しかし ビニールクロスでは 湿気が壁下地の石膏まで届きません
そこで 紙クロスを使うことで 石膏ボードまで伝わり 湿度を調節します
テーブルは伊藤君の製作で 土台を横にすることで低く出来るようになっていました
照明はダウンライトとペンダントライト!
これは 中々イイ感じです
私も このダウンライトだけで 照明は十分だと 考えます
25年前 私が建てた頃の家は 兎に角明るい照明が好まれていましたが 今は 柔らかい色の方が体に良い事が分かりました
LEDですしね 色 自由に出来るしね
ペンダントライトも パナソニックの ちょっとお高めの照明を使われていました
私のところでは買えなかった高級品です
マガジンラックですね
このように壁一面が収納というのも 実用的でポイントが高いですね
壁って 思った以上に勿体無くて 本当は利用価値があるんですよ
しっかり工夫されていました
こちらは リビング用の畳部屋です
琉球畳が使用されていました
可愛らしい小窓もあって くつろぐには もってこいですね
お施主様しだいですけど 小さな座卓を置いて食事も出来ます
壁も 本格的な塗り壁で色も 部屋にあって落ち着ける畳部屋に仕上がっていました
畳の下は3畳分の収納庫になっています
これも 大工さんの製作した収納庫です
既製品と違って世界に ただ1つのオリジナル収納庫です
収納スペースは どんなに有っても 困りませんからね
ダイニングから見えていたキッチンです
こちら お写真には写っていませんがⅡ型キッチンで 一番 キッチンの理想型になっています
それも 高級なパナソニックのシステムキッチンが使われていました
食器洗浄機付き IHコンロで 全てが整った完璧な システムキッチンになっていました
色は和室の壁に合わせてあって コディネート色になっています
キッチンの横に家事室が作られていました
これが 主婦の最大の重要な1室です
ま!理想を言えば ここにドラム洗濯機があったら 全てが ここで集約できそうですが!
建坪の少ない面積でよく出来たと思いました
ここはポイントが高いですね
ダイニングからの階段です
ストリップ階段ですが 安全面が強化されていました
本来 デザインを重視する階段構造なので 家内事故の原因でもあります
しかし 段板の角が最小限に抑えられていました
階段下には収納庫が出来ていて デットスペースの有効活用がされています

階段を登ると 寝室と子供部屋がありました
ここは プライベート空間ですので お写真は止めましたが 各部屋共に 工夫がされた部屋になっています
お見せできないのが残念!
この2つの部屋が 本来のito-proの ”家を楽しむ”が 生かされていましたからね
こちらは 各部屋とローカに設置してあったのですが この板をスライドすると穴が現れます
この穴に 秘密があるのですが ここを開放することで 壁への空気穴が出来て 家中の空気が循環するようになっているシステムです
これは 凄い!
夏 涼しく!冬 暖か!光熱費が削減できますね
こちらはトイレです
手洗い場が単独であります
便器もタンクレスの高級タイプ
これもパナソニックですよ
システムバス1616
こちらも人工大理石のパナソニック システムバスです
ワンポイント柄も 水周りで全て統一して有りました
やっぱりイイですね 1坪タイプは 至れり尽くせり
半身浴も出来ますし 洗い場カウンターもありますし 何より足を伸ばして入れます
乾燥機も付いてバスルームで洗濯乾燥できます
洗面台です
当然パナソニック
一番予算を取る水周り製品をパナソニックで揃えて それも上のグレードでです
伊藤君の拘りが伝わってきました
ま!私のタカラスタンダードの様なものですかね
この洗面室も 湿気の対策がされています
一番カビが発生しやすい所ですからね
本当に とことん考えられた家でした
裏へ周ると ウッドデッキを造っている大工さんが・・・・・
伊藤君に紹介をして頂いた 大工の松本君です
彼も ito-proの大工さん
少し 彼とお話をしながら仕事ぶりを見ていたのですが 彼もまた いい腕を持つ大工でした
良い大工は だいたい一瞬で判断できますから 間違いなく腕が良い
彼の丁寧な仕事ぶりが それを証明していました
許可を取っていませんので 顔が分からない写真を使いましたが 職人の顔つきです
ito-pro なかなかどうして 良い大工さんを抱えています
伊藤君が 任せるのも分かる様な気がします
全体的に 現場を見て分かったことは ito-proは 腕の良い下請けに仕事をさせている事
クロス業者 設備業者 大工 左官業者 電気業者と この現場に 粗は無かった
ただ 100% 満足いくかというと これはあり得ません
何故か?
どんな優れた建築家でも ベテランの大工でも 完璧な家は建てられないと言われています
ここが建築の難しい所なのです
これから お施主様が この家を 自分なりに 住みやすい家にするしか無いのです
建築家は その土台を提供するしかありません
少しでも 住みやすく 健康であり続けるための家を・・・・
最後に こちらの新築予算を聞いて 驚きました
さすが ito-pro 新築でも ここまでお値打ちな家が出来るんだな〜
彼は 本当に凄い建築家だ!