高校女子 個人戦
10月18日(日)
安城体育館 剣道場で 開催されました 安城選手権大会の剣道高校生女子 個人戦で 次女が優勝をしてきました
安城市内の各高校出場選手での大会になります
ちょうど 次女は試験週間で 1週間学校の部活が休部の中での出場です
帰宅後 それなりに嬉しそうに していました
久しぶりに 次女の事を思い出していました
以前に 次女の事を BLOGに書いたのですが いつも 次女から学ばせてもらっています
本日 次女への 3年前に作った 動画を 載せます
そして この動画を作るきっかけをお話します
もともと 剣道の動画を作るようにしたのは あることからでした
まだ 次男が小学生の低学年の頃 私にこう言って来ました
「パパ!この大会で優勝したらDS買ってくれる!」
『は~っ』
「だから 俺が 今日 剣道で優勝したら DS買ってよ!」
『は~っ』
「もういいよ!」
『おい!カズ!そんな事いうなら 剣道辞めてくれ!』
「えっ!」
『わかった 今日の試合やらなくていいから 今から帰ろうか!』
剣道の大会で一度だけ そんな会話をしました
その後 一度も ”優勝したら 何かを買って”とは 言わなくなりました
DSとは 日本の花札メーカーが作った ポータブルのゲーム機の事です
剣道のお友達が そういう約束をしていたらしいので 次男も私にお願いをしたみたいです
しかし 私は とってもケチなので 決して買い与えません
実際 子供の頑張りへの報酬は 与えた方が良いとのことですので 私の取った行動は間違っていたのですが 次男は我慢をして 剣道を頑張ってくれました
そこで 私は ゲーム機や欲しいものを買い与えるのではなく 子供が優勝すると 動画作品を作るようにしたのです
ケチなので お金が掛からない物を渡すようにしました
下の次女への動画作品は 次女が優勝した時の物では有りませんが 私自身が嬉しくて製作した 次女が中学1年生の時の作品です
2012 安城市新人体育大会 中学剣道 女子の部
次女 中学1年生
これも以前のBLOGに書きましたが 次女は 体も小さく 臆病で どちらかと言うと ”そんな子 居た?”って 思われるような子供でした
小学6年の時 子供会行事で 球技の大会がありました
次女は 小さいながらも 町内チームの人数集めのため 球技(フットボール)に参加していましたが 当然 活躍することもなく ただ居るだけの選手でした
そりゃ 小学6年生で 小学3年生ぐらいの身長ですから
周りの大人の方々から 無意識に見下されているのが 分かりました
試合でも ミスが 多かったんでしょうね
こんなことがありました
学校行事で 私も 小学校へ行った時の事です
あるお父様から こんなことを言われました
「 ヒヨ 剣道で準優勝したんだって 学校の便りに 名前 載っていたけど! 」
1週間前に 剣道の大会があって そこで 次女が準優勝をしていたのです
それが 小学校の広報に 剣道準優勝者として 名前が載っていました
中々 そんなのに名前が載ることなんてないですからね
それを見ての 問いかけでした
『 はい ありがとう御座います けっこう頑張っていたんで! 』
「 凄いですね 準優勝って!」 ちょっと疑った顔で
『 そうですね 団体戦で 皆 頑張っていましたからね!』
「 あ~っ 団体戦ね!」 満面の笑みで
『 ええ 団体戦だから 皆で頑張っていたんですよ』
その瞬間 分かった
この ” あ~っ ” は あんな子が 剣道で勝てるわけないよな!
そして ” 団体戦ね ” は あの子が 勝たなくても 他の子が勝ってくれれば 準優勝も出来るわな!
そんな 意味がこめられた 「あ~っ 団体戦ね!」だった
そのお父様の娘様は 頭もよく 運動も出来て 優れたお嬢様でした
その方は 自慢の娘を持つ お父様だったんですね
その言葉を聞いて 私の次女は 周りの大人から無意識に見下されているんだな~って 確信しました
もちろん 全ての大人が そんな風に思っているわけでは有りませんが 少なくても 私の次女は 劣った娘に見えていたのは 間違いありません
先ほどの 団体戦 準優勝も 娘は全試合 全勝して 勝ち取った西三河大会の準優勝です
だから 中学にあがって 1年生で 安城市の中学新人体育大会で 個人戦3位入賞をした時 嬉しくて 優勝は してないのですが 作ってしまった動画だったのです
そんな次女は 高校で 剣道を続けています
他人より 能力が低くても 只々 淡々と 練習をしている次女に 頭が下がります
今まで 一度も 私は 次女から 弱音や 愚痴を聞いたことがありません
優勝したから 言うわけではありませんが 1つの事を コツコツと継続していれば 周りから見た 劣った娘でも ほんの少しだけ 優れた能力が身に付きます
次女へ
小さな大会ですが 優勝 おめでとう御座います
私が 昔 子供達に伝えた言葉です
努力して 人より 優れた能力を手に入れたならば
他人に 威張ったり 自慢したりすることなく
人に教えられる人になって下さい