2016年10月29日土曜日

平成28年度 愛知県高等学校 新人体育大会 剣道競技 西三河予選会(個人戦)

本日 平成28年度 愛知県高等学校 新人体育大会 剣道競技 西三河予選会(個人戦)が 西尾市中央体育館で 開催されました




次男 1年生で 学校の代表として参加をさせて頂きました






本来ですと 2年生が優先の大会参加なので 次男は 出場する事は無かったのですが 2週間前の安城選手権大会秋季競技会で 優勝した事で 顧問の先生が 特別に出場させてくれたようです




次男も 数日前まで 「俺 新人戦出れないから・・・」と 言っていたので 本人にとっても 棚ぼた的な 出場だったようです




そのため 今回の大会は 参加する事に意義がある!と 経験として 出場させて頂いただきました




会場が 少し離れた市外に なりますので 前日 次男から 「明日 車で 送ってくれる?」って 頼まれました 



自宅から会場まで 15キロほどの距離で 30分ぐらいの場所なので 送る事に・・・・






当日は 市場への仕入れがあり 朝7:30まで ギリギリの時間で 競りをして 帰宅!

7:45に お店に到着して 荷物の載ったトラックをそのままに 朝の配達も 妻に任せ EVERYに乗り換え 次男を乗せて 直ぐに 会場へ 向っていきました




集合時間が 8:15で 冷や冷やの移動となりました






次男に 今日の試合の事を聞くと 初戦で 県立ではありますが 2年生の強い選手に当たるとのこと 私としては 1回戦で 敗れるなら 1試合だけ 息子の試合を観て ビデオ撮影もして 一緒に帰ろうと思っていました


お店に帰って 直ぐに また お迎えじゃ 時間や ガソリン代が勿体無いので 1時間ほど 待つ事にしました





会場に到着して 息子をおろし 少し 離れた駐車場に 車を停めて 遅れて 私も 会場の観覧席へ 向いました




トーナメント表を貰って 確認すると 各学校代表者2名 シード校は3名と 男子69名の出場選手で 西三河代表の8枠を巡って 戦います





出場校を見ると 強豪校の私立高校の選手がずらり そして 県立でありながら 剣道の強い高校も・・・・・・



次男のトーナメント枠にも やはり 私立の選手と 初戦の強い選手の名前がありました






次男の通う 県立高校は 無名の高校です ましてや 1年生ですし 棚ぼた選手ですので 負けて直ぐに終わるのだろうと 帰宅後の仕事を 考えていました 


まっ!”次男の思い出作り大会”と たかをくくって 観戦する事にしました







そんな次男が ・・・・・・・・・・・・









5位入賞 県大会出場












申し訳ないことに リーグを抜け出てしまい 入賞してしまいました
強豪校の選手と比較しても 練習量は 1/5以下 実力も 半分以下




次男の頑張りに 賞賛を送りたいのですが この程度の実力で 西三河代表で 県大会に出てしまってイイものなのか 本当に 恐縮しています




剣道とは やはり 実力以外にも 対戦相手によって 順位が大きく変わってくるものです






次男より 実力があるにも拘らず 学校枠で出場できなかったり 上位者と 早く対戦して敗れた選手も 多く居ました






次男へは 『実力も無いのに 県大会へ出場させていただくのだから これから3週間 涙を呑んだ選手の想いを背負って 練習しろよ!』と 大会の後 言っておきました

















大会での次男ですが・・・・・・














開会式
9時ごろ 開会式が始まりました



息子の初戦が A会場12試合目でした 

ちょうど 開会式の写真を撮影した場所で待機!





その場所は 西三河 最大の強豪校であります 岡崎城西高校の保護者席で そこに混じって 座っていました





全然 関係の無い高校で御座いますが 次男が 中学の時にお世話になった先輩のご両親が 応援に来ていましたので 雑談交じりに 座らせて頂きました






普段 子供の応援へは行かないのですが 今日は 混じって 強豪校の保護者に同化します







このときは 初戦敗退 1回だけの観戦のつもりでしたので・・・・・








次男の初戦が始まりました
奥の方で 同校の先輩と 同校の女子選手が次男の応援に来てくれています



久しぶりに 次男の試合を見たのですが ほんの少し 落ち着いた剣道になっているようでした



親の知らない所で それなりに 考えて 努力しているようです


県立高校二年生の選手 強い選手でしたが 面の1本勝ちで 初戦を突破しました












二回戦































二回戦目の相手は 県立高校 二年生の選手



次男が中学校の時に 刈谷市の道場で 一緒に練習をしていた先輩です



胴で 二本決めていました













三回戦















県立高校二年生の選手



初戦で 私立高校の選手を倒して 勝ち上がった選手です





私は 高校の大会は 長女 次女と 応援へ 行っていないので どのような勝ち上がり方をするのか分からず この試合に 勝つと 決勝リーグへ 進むとのことでした






次男 本日は調子が良かったのか 胴を1本決めて 決勝リーグへ 進む事になりました





この時点で 県大会への出場が決まりました






親としては 本当に 次男が 県大会に行ってもいいのか? 次男が 勝ち上がったことは嬉しかったのですが 申し訳ない気持ちで いっぱいでした






そりゃ 今大会の 強豪校の私立 県立の選手の試合を見ていると 力の違いが 歴然ですからね













決勝リーグ抽選































決勝リーグは 抽選で対戦相手を決めるようです



準々決勝ですね



次男 この時点で BEST8に 入ったことになります




残った生徒さん達は そうそうたるメンバーで御座います




私立強豪校 岡崎城西 2名 杜若高校 1名

県立強豪校 西尾東 2名 三好 1名 

文武両道秀才学校 岡崎 1名

普通の学校  安城南 1名(次男)





8名の内 1年生が 2名 そのうちの一人が 次男です





その8人の中に こちらのブログでも 次男の中学時代 ライバルとして紹介をさせて頂いた 安城正武館道場の先輩 優勝候補の選手が 居ます




まさか お互い高校生になって 同じ 土俵で 戦えるとは夢にも 思っていませんでした





そりゃ 特待選手で 進学していて 次男とは もう 次元の違う選手になっていますからね





それでも 次男 不安なのか?楽しんでいるのか?は 分かりませんが 緊張しながらも 嬉しそうです







そして 写真でも お分かりのとおり 次男以外の選手は 気合充分の坊主頭なのに対して 次男は 普通のヘアースタイル!







数日前に 長女に 玄関で 散髪をされていました





お金が 勿体無いから お姉ちゃんに切ってもらったそうです




本当にイイのか?










準々決勝が始まる前 南高部員と顧問の先生



















今回 安城南高校からは 男子2年生の先輩と次男



女子1年生の同級生2名 


計4名が 出場しました






強豪校とは 全然違う のんびりとした雰囲気の剣道部です



保護者の応援もありませんし 試合後の指導も無いですし 怒られる事も 注意される事も ありません


ある意味 これが 普通の公立高校の部活の あり方なのかもしれませんが・・・・







まっ!部活動は 指導や練習が 厳しいのか!緩いのか!  どちらが 正しいのか?の答えは ありませんからね 







どちらにせよ  今 ここに 次男が 決勝リーグへ勝ち上がれたことには 感謝せざるを得ません 










準々決勝が始まります































対戦相手は 岡崎城西の選手です


相手選手の名前を 聞いた瞬間 次男の瞬殺が 脳裏を過ぎりました


そりゃ 強豪校での練習内容を聞くだけで 違いが歴然です 


選手の 勝負に対する意気込みも 全然違いますから・・・・











8分間の死闘































次男 このような 強い選手と 対戦をさせて頂いて 本当に 有難い限りです


試合が始まり 最初の剣を交わした時に 次男 相当 気迫に押されていました


後で 話を聞くと 闘志が 全然違うわ! と 教えてくれました



本来ならば 次男は 1分も もたずに 負けてしまうような選手なんでしょうが 何とか 延長まで 持ち堪えていました


次男の戦法として 延長戦にもつれ込んで 一発勝負を 掛けるつもりだったそうです



8分の戦いの末 面で 1本負けです







相手選手が 左足を痛めていたとのことでしたが 強豪選手相手に よく粘りました








これで 次男の 5位が 決定しました








準々決勝の4試合を 拝見させて頂きましたが 4試合とも 接戦の試合で御座いました


殆ど 延長戦へ もつれ込み 激戦である事を 感じ取りました





その後 県大会のトーナメントを決める為の 5位 7位決定戦が行われましたが 次男は8位の枠になりました




これで 次男の県大会の相手選手は 他会場の優勝選手と対戦する事になります








普通ですと 噛ませ犬的な 位置づけにされてしまいますが 次男にとって 県大会の出場は 大きな経験になります


そこで 初戦でいきなり 優勝候補選手と対戦するわけですから さらに 大きな経験を積める事になるわけです






中々 弱小の1年選手で 経験できませんからね


















表彰式


決勝が終わり 全試合が終了して 私は 次男を迎えに 会場へ行こうとした時 いきなり次男が 閉会式へ 参加しようとしたので どうしたのだろう?と 


お隣に居た 次男の先輩のお父様に聞くと 「5位も表彰されるんですよ!」と


ビックリ!



表彰って 普通 3位までだと 思っていたので これは 意外でした



これも たぶん 一回こっきりの いい経験をさせて 貰っています





それにしても あの 髪型は 何とか ならなかったものか!



素人のお姉ちゃんに カットしてもらったとは言え 一生のうち 1回あるかないかの 大事な表彰式で カッパみたいな 髪型は無いよな~~



みんな 殆ど 坊主か角刈りだぞ!




本当に すみません






中学時代の正武館の先輩と!





















こちらのツーショット 懐かしいです


会場へ降りて 次男との写真をお願いしました  


2年ぶりです


まさか 次男が高校生になって 彼と一緒に並んで 撮影できるなんて 夢のようです






今年の春 名古屋市の愛知県体育館で 愛知県の高校剣道大会 団体戦が行われていました


次男は 県立高校 1年生になったばかりで 選手として参加をしていました


その大会で 彼は2年生でしたが 試合に出ていませんでした


次男より 比較にならないほど強くても 強豪校のレギュラーには そう簡単にはなれません


まぁ その大会で 私は 県立高校と 私立高校の 力の差を見せ付けられたのですが・・・





次男の試合が終わり 会場を出て 帰ろうとしたとき 彼が 私のほうに走って 挨拶に来てくれました


1年半ぶりの再会でした



制服だった為 レギュラー選手ではない事は すぐに分かりましたが 少し話をさせて頂きました


『元気? 剣道の方はどう?』


「ちょっと スランプで・・・・」


彼の表情から 伸び悩んでいる事を 察する事が出来ました



あの時の再会から 半年




この大会で 彼は 強豪校の主力選手として 3人枠の 個人戦へ出場して 準優勝をしました



決勝戦では 惜しくも敗れてしまいましたが 彼の あまりの成長ぶりに 私は 本当に驚いてしまいました



2年ぶりに見た彼の試合は あの頃 次男と戦っていた頃とは 比べ物にならないほど 力強い選手へ 成長されていました





体つきもは 次男同様 小さく 剣道選手には 不利な状態で ここまでの選手に成れたと言う事は 私が考える以上の 厳しい練習を耐えて来たのだとろうと 思いました








素晴らしい試合を ありがとう
 

いつまでも 次男の目標で居て下さい













安南高 参加選手で記念撮影



















県立高校ながら みんな頑張って試合をしていました




次男が勝ち残った事で 応援下さり 閉会式まで 待ってて下さって 本当に ありがとう御座いました



部活動が どのような形で行われているか 私には分かりませんが 部員全員 剣道という武道を通して 次男と ご縁を頂きました同志で御座います





よきライバルであり よき仲間で居て下さい




次男 本当に 良いご縁を 頂いております





感謝