今日は28回目の結婚記念日!
今年も無事に この日を 迎える事が出来ました
今年の 妻との挨拶は 深夜0:03に・・・・
時計を見て 『おーっ 17日になった 結婚記念日 おめでとう 28年間 ありがとう!』と 眠い目を擦りながら 伝えました
妻も「ほんとだ!0時過ぎたね こちらこそ 28年間 ありがとう御座いました」と
この会話を交わして直ぐに お互い 老いた体で 眠りに付きました
今年は どうして そうなったか!と言いますと ほんの少し 贅沢をしてしまったからです
それは 後ほど・・・・・・・・
毎年恒例のレストランへ!
今日は 日曜日 28年前の6月17日結婚式も 日曜日でした
なぜ憶えてたか?
結婚式の日にちを決めたのが 1990年6月(ジューンブライド)の大安 日曜日だったからです
私達は まだ 子供(幼稚)で ジューンブライドと大安と日曜日に拘ってしまって この日にしたんですが なにせ 私は 妻に教えて貰うまで ジューンブライドを知らなかったんです なので 妻のこだわりの6月に式を挙げました
あ~っ 28年前も日曜日だったんだよな~
本日18:30
毎年行く 1年に1度のレストランへ 向いました
妻は ほんの少し 化粧を濃い目に そして 少ない服でコーディネートして 食事へ向いました
もちろん おめかしをした妻には 『お~い どうした 今日は 何時もより 綺麗じゃないか!』と リップサービスを忘れないようにね!
すんなり座れました

日曜日の為 席が空いていないんじゃないか!と 心配になりながら 入店すると やっぱり 沢山のお客さんが席を埋め尽くしていました
そんな中でも 小さな 二人用の席が空いていて 直ぐに 座って 何時ものメニューをオーダーします
お酒は飲みませんので 水の入ったコップを [カチーン!] と合わせ 儀式的な乾杯をして 『今年も ここに来ることが出来たね』って 28回目の結婚記念日を 祝いました
”所得が増えて 自分達が豊かになっても 結婚当初の頃の気持ちを 忘れないために 年に1度 食べるレストランの食事”
ハンバーグ焼
今年のハンバーグ焼880円です
毎年 同じ写真ですが 思い出のために 写真に収めます
二人で頂きます
ゆっくりと 野菜炒めと ハンバーグを食べながら 妻と会話をします
しかし 今年の会話は 何とも味気ない!
昨年も 少し 緩い会話だったのですが 今年はさらに緩い!
そう 子供の話が 殆ど出てきませんでした
何十年も 子供の心配事や トラブル 導きの方法を 妻と話していたのに 今年で そんな心配事を話す事が 無くなってしまっていました
ある意味 幸せなことなんですが・・・・・
なので 今年は 特別な結婚記念日イベントの話で 盛り上がりました
なにせ 妻は 初めてだったんで・・・・・後ほど!
2人で1個のデザート!
バラクリームソーダと 2つのスプーン 730円
今年もまた 贅沢なクリームソーダを食べることが出来ました
他愛も無い話で アイスを頬張る
ちびちびと 名残惜しく 小さなスプーンに 小さく取ったアイスを味わいます
後半の話は 区画整理での立ち退きと 八百屋さんのこと!
なにせ 営業保障2年分を父親に持っていかれ お店の移動も 廃材の手作りで おまけに 大型冷蔵庫の移動費 動力源の申請費など 1年半しか使わない設備費まで 私達が負担をすることになって それなのに 純利益は全て父親のものですから もう このまま八百屋 辞めた方が イインじゃないか?って いう所まで 追い詰められています
今後は 道路も ほぼ閉鎖され 小売が出来ない状態だし・・・・
なのに 妻は 前向き!
会話でも 得意先様へ ご迷惑の掛からない方法を 考えたりして
やっぱり ベル商店は 妻で もっている様なものですわ!
まっ こんな会話で 28回目の結婚記念日は あっという間に 終わりました
デザートを食べて 妻と 握手をして
『来年も また 来れるとイイね』と 店を出ました
そして 今年の特別なイベントですが・・・・・・
毎年 この後 映画を見に行くのですが 今年は なっ!なっ!なんと・・・・・
ミュージカル鑑賞へ(このため深夜の挨拶に・・・)
清水の舞台から ダイブしました・・・・・
なぜ?こんなことに 成ったのかと言いますと・・・・・
ここからは くだらない どうでも いい話なので スルーしてください・・・
それと ちょっとした 自慢話になりますので 観覧注意です
私は ミュージカルが 初めてでは ないんです
半年前の出来事!
パナソニックへ行ったら・・・こんなの見つけた!

半年ほど前 私達は 2年後に建てる 店舗併用住宅の設備器具を見に 名駅のパナソニックリビングショールームへ 行きました
そのとき なにか行列が出来ていて その行列の先を見ると 大きな青色の劇場がありました
その建物に 小さな看板で【劇団四季】と!
私と妻は こんな所にあったんだな~って 顔を見合わせました
話には聞いていたので
私は妻に『ちょっと観てみるか?』と チケット売り場へ進み 入場料を確認しに行きました
そこで見た金額が なっ・なんと 3000円!
安っ!
直ぐに妻に『な~っ 3000円なら 観て行くか?』って
妻は疑った顔で「本当に観れるの?」と 嬉しそうな顔で言ってきました
私は その妻の嬉しそうな顔で 劇団四季の”リトルマーメード”を観る決意を固めました
『ちょっと待ってろ チケット買ってきてやるから・・・』と!
小さなチケット売り場へ行くと 『すみません 当日券買えますか?』
「ハイ 空いている席で 当日券購入できますよ」
『じゃぁ すみません 3000円の席を2枚 お願いします』
すると 「申しわけ御座いません C席は もう 完売しております」
『違う席は 空いているんですか?』
「S1とS席が 空いていますが・・・・」
値段を確認すると・・・・いっ いっ いちまん
馬鹿な私は 3000円しか 意識がいかず S席A席B席を見ていなかったのです
すかさず 『あっ すみません 今日は 辞めます』と 受付の方にお詫びをして 妻の所へ
『かぁか ごめん 3000円の席 いっぱいだって! SとかS1は あるんだけど 1万するから 買えなかった』
すると妻は 嫌な顔をすることなく 「大丈夫だって 観れると思ってなかったし」そう 私に言いました
当然 帰宅後 劇団四季のC席ゲットの為 奔走するのですが・・・・
まず ネットでのチケットの買い方や C席がどんな席か?を調べることに!
結論から言いますと C席が ダントツに席数が少なく 最も人気があることが分かりました
とにかく 一番安いC席を 予約をすることに・・・
ところが 数ヶ月間の 友引き前日のC席は 既にいっぱい!
さらに調べると 開催日の どの日程も C席だけは 埋っていました
少ない席と安さで 人気があるんですね この席
このことを 妻に説明すると 今年の6月 結婚記念日 前日 6月16日土曜日が 友引き前日であることが分かり この日に予約を入れることに・・・
こうして 今年の結婚記念日は 1000円の映画鑑賞が 3000円のミュージカルに 出世することになりました
そのチケットは 3ヶ月程前の期日から 予約出来るということで 私は 3月3日に 6月16日のチケットを 午前10:00に PCから予約を入れたのです
いや~っ凄いわ C席! もたついて 10:15頃には もう 何席か埋っていました
不器用ながら 何とか C席の2席を取ることが出来て この日を迎えました
6月16日 劇団四季”リトルマーメード” 鑑賞
市場から帰ってくると・・・
16日の土曜日 妻の 待ちに待った日が やってきました
初めてのミュージカル! そうとう 楽しみにしていたみたい
朝 市場から帰って来て 自宅の寝室に入ると 30年使い続けている ヨレヨレのベットの上に 2つの服が 置いてありました
妻は 服をあまり持っておらず いつも 娘のを借りて お洒落しているので 今日の為に 用意したんだろう
この 何気なく置いてある2着の服を見て 質素に生きてきた事を 実感してしまいました
そして 12:00頃 午前中の仕事を終え 昼からは 店を母に頼んで 名駅に 向いました
妻は 嬉しそうに お洒落をして・・・
開演時間まで ちょっと贅沢を!
殆ど 外食や カフェなんて 行ったことのない私達ですが 今日は ちょっと贅沢しちゃうぞ~!って
それは 名駅の ジェイアール名古屋タカシマヤビル 51Fに 展望カフェが あったんで!
誰でもすることを 私達は してこなかったんで 高層階のカフェは 最高の贅沢なんですよ
写真は EV前なのですが この51Fの行き方が 分からない!
田舎物なんで・・・・
いろんな人に聞いて やっと 見つけたEVだったんです
行き方は 名駅高島屋入り口へ向かい エスカレーターで2Fへ昇り 右へ
そこに 12FまでのEVがあるので昇ります そこから 乗り換えるのですが 中華料理 ”陳”の前に 51F行きのEVが あります
このEVが 凄い! 数秒で51Fまで ノンストップで昇ります
CAFE DU CIEL
予約は出来ないらしく 順番待ちです
「30分程 お待ちになるかと思いますが・・・」と言われましたが 10分ほどで 席が空き CAFE DU CIELの中へ!
展望席へ
妻は とっても嬉しそう
展望の景色もそうだが 何か この世の 最高な贅沢を味わっているような感覚に陥っているのだろう
今まで 何でも 我慢して 質素に生活をしてきたから・・・・いや 違うな!
私の所得が少なかったから・・・・いや それも違うな!
ただただ 私がケチだったからに ほかならない!
28年経って しみじみ思う よくも こんな男に着いて来てくれたと思う
今日は 贅沢しちゃうぞ~~~!
で 上の写真 何か 違和感を感じませんか?
真ん中の上のほう・・・・
そう 小さな 黒い点!
最初 目を 疑ってしまいました
これ・・・ 蜂!
地上200mの高さに 蜂が居たんです
妻が「ねっ 死んでんじゃない!」
私は『そうだな 風かなんかで ぶち当たって つぶれて へばり付いてんだよな?』と 窓をコンコン!っと 叩いてみました
すると 蜂の触覚 足が動いたんです
『おい!この蜂 生きてんぞ 外は風強いだろうに!』
「なんか 凄いね!」
『本とだな こいつも 必死で生きようとしてんだなっ!』
どうでもイイ ヒメスズメバチの状況ですが 私達は この 健気にも 地上200mの窓にしがみつく蜂を見て 励まされてしまいました
実際には ビルにとって 害虫なんでしょうけど
お茶します!
ブレンドコーヒー 700円で御座います
アイスとホットで!
しかし こちら ブレンドコーヒーは 一杯 お代わりが出来ます
ケチな私は もちろん お代わりしました そうすると 一杯350円で御座います
妻と ホットとアイスを 交互に!
1時間ほどでしたが とっても楽しい時間を過ごしました
こんな 贅沢が あるんだな~っ 全然 知らなかったわ!
さ~ いよいよ!
開場は 17:00からです
16:00 チラホラと 人が集まりだしてきます
時間まで 目の前の パナソニックショールームで 時間を潰します
会場入り!

17:30に開演で 私達は 17:10頃に 入場しました
チケットは 簡単なもので 自宅からプリントアウトしたQRコードを翳すだけで 座席シートが出てきます
それを持って会場へ!
お約束の看板前で!
新しいようで 劇場はとっても綺麗でした
歴史がある劇場では有りませんが 非日常の世界観は 妻も ちょっと緊張気味!
会場の入り口
私達は C席 一番安い席は 当然 一番後ろの席
写真は 2階席の入り口です
会場を見渡すと かなり 広いことが分かります
C席10番12・13
本当は撮影NGなのですが 妻の思い出に!
この席 予約開始の早い段階で取った席なので C席では 真ん中よりの端っこ席です
この劇場のシート配列 かなり良心的です
C席でも 充分すぎるほど 舞台が良く見えます
全体が見れて 欠けるところは ありません
C席からの眺め!
お隣に 小さな子供連れのご家族が居たのですが 子供さんは 望遠鏡を持参していました
劇団四季”リトルマーメード”
仕掛けが 凄かったですね
海の底に居る様な 感覚になります
ミュージカルそのものは 本場と比較する物では無いのですが 言語の限界が有ります
でも 知ってる歌ばかりだし 若い頃のディズニーランドを思い出しました
参考までに 係りの方に確認をしたのですが 音楽は 生演奏では無いようです
無事 鑑賞 終わりました

妻は とっても喜んでいました
多分 ミュージカルそのものより ここに来て ミュージカルを見ている自分に 喜びを感じたのでしょう
やっぱり 感性が豊かになりますしね
それと なんか お上品な気持ちになれます
何分 私は ドケチの卑しい人間ですから ほんの少し 薄汚い心が 洗われたかも
20:30
帰宅します
最後にナナちゃんを見て・・・
チューバッカニ なってるよ!
名駅に 妻が 人生 始めてのミュージカルを見たのに・・・・
最後の最後 ナナちゃんチューバッカの インパクト 強すぎ!
私の頑張り 意味な~いじゃん!
本日の28回目の結婚記念日イベント ミュージカル
すごい 贅沢をさせて頂きました
本当に 感謝しか御座いません
私たち商売人 お客様があってこその 小さな幸せで御座います
妻共々 楽しい時間を過ごせました
ありがとう御座います
そして 妻へ
あなたの 人生初のミュージカル! 3000円のC席で ごめんなさい
こんなケチクサイ 小さな男と 28年も連れ添ってくれて ありがとう
いつか S席とかA席の 10000円席で ミュージカルを観ましょう?
何時の日か!・・・・・・・・・・・・・
いやいや 絶対に 無いわ そんな日! ミュージカルに 1万も払えるわけないだろ!
でも いつか あなたに 絶対!本場のミュージカル 観るせてやる!
絶対に・・・・
どうしてかって? それは・・・・・
8年ほど前の2011年1月28日と 5年前の2013年1月28日の お話を・・・・
2011年1月28日 in New York
私は 次男10歳と NewYorkを旅していました
言わずと知れたNYですが 観光地も沢山あり それなりに観光をしました
所持金も少なかったので 地下鉄での移動や徒歩 食事も安いところばかりで 質素な旅でした
知らない人と マクドナルドに・・
知り合ったばかりのNew Yorkerの方に 急に誘われ マクドナルドで ハンバーガーとシェイクを 2人分 おごって貰いました
ヤンキースタジアム前
左の方ですが 未だに なぜ 私たちに ご馳走してくれたのか分かりませんが 今でも 感謝の気持ちで一杯です
右の方は シアトルから来てます
そんなNYの旅で どうしても 次男に観せたかったもの!もちろん自分もですが・・・
それが Broadway musicalです!
しかし 当時の私は 少しでも旅費を浮かせたいと セコセコと お金を使わない観光をしていたので どうしようか 葛藤していました
当時の知識の中では このBroadway musicalは どんな方法を使っても チケット代が高額になってしまうから・・・
観たかったのは こちら・・・・
Phantom of the opera(オペラ座の怪人)
価格は$135 今のレートだと 14850円ぐらいでしょうか
想像以上に高い!
潜入感だけではなく 実際 ミュージカルは高いです
でも せっかくNYに居るんだから やっぱり観たい!と言う事で 安いチケットを売っている店を 探して 格安チケットを 購入しました
TKTS Discount Booths South Street Seaport
TKTSディスカウントブース・サウスストリートシーポートです
TKTSはタイムズスクウェアーにも あるのですが ここは長打の列が出来るので ゆっくり買えて 要望も伝えることが出来るこちらへ やってきました
場所はタイタニック記念公園の近くです
私達は south ferry stationから 歩いて行きました
チケットの購入は簡単 演目と日にちを指定すればOK 一応 『観やすい 良い席 頼むね!』とは 伝えます
気になるお値段ですが・・・・
購入したチケット!
これに 手数料とか施設料とか税金みたいな物を支払います
それでも 5000円台のチケットをゲットしました
今だったら $20のチケットを 買えるんですけど ・・・・
チケットをGETした次男!
当時は まだ インターネットでの購入を知らなかったので 足を使って 購入してきました
次男にとっては ミュージカルって何だ?なんでしょうが きっと 大人に成って 私との思い出を振り返ったら 観に行って良かったと思えることを信じて 連れて行きました
これも 旅行代理店とかで頼んだりすれば もっと簡単だったんでしょうが やっぱり ケチなんで 少しでも安い 格安チケットが 性にあっています
ちなみに ここ NewYorkも 全日空で 成田からですが 一人 往復9800円で 飛んでますから!
こんな安い 航空チケットも あったんですよ!
関係ない話ですが・・・・TKTSの近くだったんで こちらも行ってきました
World Trade Center跡地へ
ここは 10年前に 起こったテロ現場です
アメリカ同時多発テロ事件
2001年9月11日にアメリカ合衆国内で同時多発的に発生した 航空機等を用いた4つのテロ事件の総称 である 航空機が使用された史上最大規模のテロ事件であり 全世界に衝撃を与えた
その後 アメリカ合衆国と有志連合は報復としてアフガニスタン紛争 イラク戦争を行った
当時で 10年近く経過していた現場です 丁度 次男が生まれた年に起こった事件なのですが なぜか ここへ行ってみたくなって足を運びました
アメリカ同時多発テロ事件の映像
本当に こんなことが起こるのか?アメリカのドラマのワンシーンを見ているのか?と思える映像でした
この映像は 世界中で放映され テロへの恐怖を一層増し 人々の悲しみと憎悪をかき立たせたに違いありません
しかしながら その後 このテロに対して 沢山の憶測や矛盾点が ネット世界では話題になりました
再開発されていた跡地
多分 次男は 何?この工事現場と 思ったことでしょう
一応 小さいながらも 分かるように ここで起きたテロ事件を話したのですが 今現在 8年近くたって 今でも 次男に ここの記憶があるのか 定かではありません
そして教会へ!
こちらは トレードセンター近くの トリニティ教会です
2011年9月11日のテロ発生時 多くの人々が このトリニティ教会の中に避難したところです
私達は こちらへ 祈りを捧げに行きました
キリスト教徒では有りませんが 現場に行って見て 感慨深い物がありました
次男も 現場の雰囲気 所々に残る市民の悼むメッセージを見ると 何かを感じ取ったのでしょうね
珍しく 静かに座って お祈りしています
もちろん お祈りの正式な やり方は 分かりませんが・・・
息子と ほんと 訪れて良かった場所のひとつです
このテロ もう 17年も前のことですが 今後 このような事が再び起こらないことを祈りたいです
意味も無く人の命が奪われるのは 残された者の悲しみが 癒えませんから・・・
日が暮れて 劇場へ
NewYorkの地下鉄で 会場へ
現地時間19:06 劇場の Majestic Theatreへ向います
宿泊していた94Stから 劇場のあるTimes Sq-42 Stまで Express(急行)で 2駅 6分です
料金は メトロカードを持っていたので? 現金は0です
ブロードウェイ沿いを走る路線ですが やっぱり 夜になると ちょっと怖いな!
帰りは 深夜なので もっと怖いですが 次男をしっかり 守りつつ Times Sq(タイムズスクウェア)へ
時間に余裕があって フラフラと42Stを歩く
Times Sq周辺は とっても明るくて 人通りが多いので安全
後ろの方は警官なのですが 露骨に コルトガバメント・ステンレスを腰にかけていて 緊張が走ります
次男と 拳銃を見て 興奮していたことを思い出します
こうゆうのがあって NYは安全になったのでしょうね
会場に入ります
マジェスティック劇場(Majestic Theatre)
マンハッタンのミッドタウン地区にある劇場の一つです。この地区は「ブロードウェイ・シアター」と呼ばれ、一般的に「ブロードウェイ」の名で親しまれている世界最高水準の劇場が連なる場所です。マジェスティック劇場はこの地区の数ある劇場の中でも最も大きい劇場の一つとされ、座席数は1,645席あります。またブロードウェイで「オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)」を上演している劇場であり、その上演記録は同地区で最長記録を誇ります。
43歳にして 初めて入る ミュージカルの劇場は 感動そのもの
恥ずかしながら この年で 自力で NYの Broadway musicalの劇場に来て それだけで 大興奮です
なにせ 気の小さい 教養の無い男が 小さな子供と 飛行機のチケットだけ買って NYに来てるんですから・・・ 数年前の自分からは 想像も出来ないことをしてるんですから・・・ ほんと興奮します
私達の座席は!
こんな眺めです
1階席の後方ですが 真ん中でした
お隣には 年配のご婦人が1人でお座りになられていて 小さな次男に色々と話しかけてくれていました
そこで 小さな子供用の座椅子? 椅子の高さを上げるクッションが ある事を教えていただき 次男の視界が広がりました
周りを見渡すと 上品な方が多く NYのプチセレブ気分を味わいます
そりゃ $135のショーですからね
これを 普通に見に来るんですから お上品な人が多いですよ!
ほんの少しだけ ミュージカル気分!
こっそりと 胸の位置から撮影していますので 音楽と ほんの少しだけ覗き見るミュージカルをどうぞ!
酷い映像ですが お許し下さい 雰囲気だけ!
初めて観たミュージカルは 本当に 感動しました
低層で生きてきて 映画館だって 1年に一回行くぐらいなのに!
こんな 上流階級が楽しむようなミュージカルを 初めて この年で観て ほんと実感しました
世の中には こんな贅沢な楽しみも あったんだな~って!
この時 思ったんだよな~
絶対に 妻を連れてきて 一緒に観ようって 何年経ってもイイから・・・・
公演が終わって 出口を抜けると!
余韻を楽しみながら 次男と 劇場を出ると 凄い人の数
時刻は23:00近く
これがNYなんだな~って 想像していた 怖い夜のNYは そこには無く 華やかなネオンと 人の歩く音が 幾重にも重なって聞こえていました
こんな混雑の中 私は しっかり 次男の手を握り締めて 安全を確保しながら 部屋へ戻ります
Majestic Theatreの看板!
最後に マジェスティック劇場の大きな看板を写真に収めて・・・
”また ここへ 戻ってくるぞ!”と誓う 必ず 妻と再び・・・・・・
タイムズスクウェアで サンドイッチ!
帰りに Europa Cafe times squareで サンドイッチを買いました
ど真ん中のお店なんですが ここも 深夜近くなのに 大勢の人が行きかいます
私は 次男に 1つのサンドウィッチを買わせました
次男も この頃には 手馴れたものです
お店でも食べられるのですが なにせ 帰る場所が 96thなので 0時をまわっての帰宅はさすがに怖いと思い テイクアウトしました
深夜のTimes Squareで・・・・
2011.1.28 Broadway Musicalは 終了しました・・・・
そして 次のミュージカルは・・・・
ここで わたしは 父親を学びます(幼稚なことなのですが・・・)
2013年1月28日 in London
この日 私達は ロンドンを旅していました
次男は もう 6年生! 小学生で 最後の私との旅になりました
西ヨーロッパ横断のスタートは イギリス ロンドン ヒースロー空港からの始まりです
ちょっと ミュージカルとは関係ない話なのですが・・・・・
1月28日は 午前中 バッキンガム宮殿の衛兵交代式を見て 次は どこに行こうか?と 次男に相談した所 「パパ 俺 サッカーが観たい!」と・・・・・
基本 ロンドンのサッカーチケットは 直接 買うことが出来ず 観光では 代理店に頼むのが普通らしいのですが そのチケットが 日本円で3万円程の ボッタクリ価格で 当然 買うことが出来ない
そこで ロンドンで宿泊していたHammersmithから 一番近い スタジアムへ 行くだけ行ってみる事に!
そのスタジアムは Stamford Bridge サッカーチーム チェルシーFCのホームグラウンドです
何気なくStamford Bridgeへ

ロンドン西部の高級住宅街に位置しているスタンフォード・ブリッジであるが、80年代は古びたスタジアムであった。90年代に入りケン・ベイツ会長が就任すると、スタジアムを中心に再開発が行われた。周囲は「チェルシービレッジ」となっており、高級ホテルやショッピングセンターやレストランなどが建っている。南側スタンド下には巨大なグッズショップ「チェルシーメガストア」も完備。試合がない時でも楽しめる複合的なスポーツ施設となっており、現在ではロンドン西部の観光名所の一つにもなっている。スタンドからピッチまでの距離が非常に近く臨場感が高い。
チェルシーの係員に聞く!
彼らに チェルシーのジャンバーを着ていたので 従業員だろう?と思い 声をかけました
なにせ 私は サッカーを知りませんし 観に行ったこともありません 取り合えず 次男にスタジアムを見せることだけで連れて来たのですが・・・・・
彼らが 教えてくれました
スタジアムには 見学ツアーがあるとのことで!
急遽 彼らに その場所を聞いて 受付へ向いました
Stamford Bridge グラウンド
教えて貰った通りの場所へ行くと 当日でも 見学ツアーが出来るということで 早速 チケットを買って スタジアムへ
始めてみる サッカーグラウンド 思いいれがあるわけでもないので こんなもんか!と
想像していたのと 違い かなり小さく感じました
後々 聞くと スタンフォード・ブリッジは 選手と観客の距離が近いことが有名だと 教えて貰いました
チェルシー監督・選手 記者会見席
最初に 監督と選手の記者会見をするプレスルームから スタートします
ツアーは もちろん英語 案内人は まくし立てるようにネイティブ英語の早口!
基本 何を言っているのか分からないので 聞き取れた単語から 想像しました
もっと ゆっくり話してくれたら イイのにと思うが・・・
次男の座っている席は ロベルト・ディ・マッティオ監督が 実際に座った席です
次男 ナリキリです
ホームチームのロッカールーム
私は 詳しくないのですが 次男は 「あれフェルナンドトーレスだよ!」って 教えてくれたのですが 私は 誰だか知らない!
ゼッケン9番のユニホームを差して 喜んでいました
このロッカールームの前に アウェーチームのロッカールームを見させていただきました
そのとき 案内人が 「ここのロッカールームを 覚えておいてね!」って言っていたので 何のことかな~って 写真のロッカールームと大違いの 酷い簡素な設備と部屋でした
ホームチームのシャワールーム

これも アウェーチームとは大違いの綺麗なシャワールームです
アウェーチームのシャワールームは 古い市民プールのシャワールームみたいに汚い!
そう考えると メッシとかシャビなど 数十億円プレーヤーも ここ スタンフォード・ブリッジのロッカールームでは 最低のシャワールームで 試合後汗を流しているんですね
ほんと サッカーの世界も えげつないですね
ピッチへ向います

選手控え室の説明 見学が終わると いよいよ 選手入場の通路を通ってピッチへ向います
フェンスがあるのですが その内側までは グラウンドに立てます
次男も ギリギリまで 体を乗り出して 芝生を眺めています
フェンスの下から踏み出す

馬鹿みたいな話ですけど ほんの少しだけ コートに 足を入れて 次男と はしゃいでいました
手入れのいき届いた芝生の踏み心地は 選手気分に浸れます
まっ どうでもいいですけど!
最後に選手やスタッフが座る席に腰掛けて!

当然ながら 観客席とは 全然違って クッションが効いて 座りやすい
試合が観れないので 気持ちよく こんなので 関係者気分を味わいます
ほんのちょっとだけ動画を・・・
ピッチ横を歩く次男と 興奮気味な私の声!
いよいよ ミュージカルへ!
15:50 ロンドンのミュージカルを鑑賞する為に 地下鉄で出発します!
開演は19:30です
その前に 夕食へ!
ロンドンで見つけた 安くて美味いレストラン!
ロンドンのレストランは不味いよ!って 聞いていったのですが これがどうして このレストラン The Stockpotは 安くて美味しかった!
現在 調べたら 閉店してました
フィッシュ&チップスと リゾット!
これが また 美味しい!
値段も確か 日本円で500円ぐらいだったと・・・・
立派なレストランでは ありませんが 私達には 最高のディナーでした
食事が終わって お店のオヤジに
『俺ら これから ミュージカル 観に行くんだ!』って 言うと
「おーそうか!ミュージカルはイイよな! 何観に行くんだ?」
『Billy Elliot なんだ!』
「それは感動するぞ!」・・・・・と
次男との2回目のミュージカルが 楽しみで どうでもイイ様なことを 店のオヤジと 話して これから行く ビリーエリオットの期待を 膨らませていました
Green Parkで乗り換え

The Stockpotレストランの最寄り駅 Leicester Square Stationから Piccadilly Lineで Green Park Stationで乗り換え Victoria Lineで 劇場のあるVictoria Stationへ
写真は Green Park駅の 乗り換えです
London Underground

ロンドンの地下鉄は Subwayといわずに Undergroundと言います
私達は tubeと 呼んでいました
お写真では 分かりにくいかもしれませんが 車両が 小さくて 狭いんです
このTubuという言い方は 細長い円筒型のトンネルを走るから チューブと呼ばれるようになったそうです
確か 世界で最も古い地下鉄が この ロンドンの地下鉄なので 当時の技術で 小さい穴になって その穴を走る為に 小さな車両になったみたいです
Victoria Station前
17:52
無事に 劇場 最寄り駅に到着 大きな駅で さらに工事中で 人が ごった返し!
劇場まで 近いので 看板を頼りに ヴィクトリア宮殿劇場を探します
今回 私達が 観るのは こちら Billy Elliotなんですが!
Billy Elliot(リトルダンサー)
日本で2000年に上映された イギリス映画「リトル・ダンサー」のミュージカル版です
ミュージカル名は 英語題の「billy elliot」舞台はイギリス北部で 炭鉱夫の息子ビリーが父親の勧めでボクシングジムに通うことになりました しかしある日 ジムの施設にバレー教室が開かれ その光景に 心奪われたされたビリーは 父に内緒でボクシングジムの月謝をバレエのレッスンにあててしまいます
そのうちビリーは バレーの才能を開花させます
反対する父と ビリーの夢 その葛藤が 涙を促します
当時 私は この映画を観ていて 大きな印象が残る映画ではなかったんですが このミュージカルのために 再度 鑑賞していきました
13年経って 再び見た この映画は 全然 違った印象を受けました
父親になって 時間を重ね 沢山の間違いや 歪んだ子育てをして そして 自分の教養の無さと 思い込みで 家族を苦しめました
そんな時間を費やした私は この映画の重みを ほんの少しだけ 知ることが出来たように感じました
多分 あの頃の12歳の次男には この作品の意味を知ることは 出来ないでしょうし 内容も 把握できないでしょう
でも 馬鹿な父親ですが 私と みすぼらしい格好をして 二人で豪華なミュージカルを観たことは 事実として残ります
ほんと その思い出だけで 充分です・・・
Victoria Palace Theatre到着!
Victoria Palace Theatre(ヴィクトリア宮殿劇場)へ 入ります
17:56
駅から 4分で着きます
まだ 早いのか 中には そんなに 人は居ません
取り合えず 受付へ行ってみることに!
写真の 奥左側が 受付になっています
チケットゲット!

受付で発券してもらいました
こちらのチケット £19.5(2340円) 当時 £1=120円 です
席は 一番前の左側!
ビックリするほど安い! 一番高い席は £99.5(11940円)なので やっぱ安い!
今回は インターネットを駆使して 直接 劇場から購入しました
直接買うことで 手数料とかも 必要ないので そのままの金額です
NYの時に 5000円のチケットを買ってしまったので 失敗は 繰り返しません
早々 座席に座る!
19:00
30分前に会場入りしました
かなり 歴史がありそうな 豪華な劇場でした
なんか 座っているだけで セレブになった気分です
劇場を見渡す!

あまりに豪華さに キョロキョロと 田舎者丸出しの 下品親子です
服装も みすぼらしいし!
それに 写真も 撮りまくり!
次男も ちょっと興奮気味!
一番前の端っこの 異常な格安席なのに テンションは 高ぶります
2年前のブロードウェイより なぜか興奮するのは やっぱり 一番前の席だからか?
舞台の真下 私達の真前!
私が 劇場に見惚れていると 次男が!
「パパ あれ見て 楽器が沢山あるよ!」って
何だ?これ!と よく見ると 楽器と 演奏者が 舞台の下に居ます
『本とだな!楽器と人が居るな!何でだろう?』
「ミュージカルだから この人たちが演奏するんじゃない!」と 次男が
・・・・・・・・・・・
私は 次男に言われるまで ミュージカルが生演奏である事を知りませんでした
そんな 発想もありませんでした
1番前って こんなのも知ることが出来るんですね ただ 私が無知なだけですけど!
動画で 劇場の様子を少し!
トランペットの音が聞こえるのは 目の前の舞台下で音合わせをしている音です
この後 こっそり 動画撮影を試みようとしたのですが 一番前では 監視の目が光っていて 駄目でした!
3年経っても 子ども扱い・・・?
次男 もう 12歳の6年生ですが 子供用の補助椅子を貰いました
6年生なのに 恥ずかしい???
いえいえ! これは とっても重要な役割をします
なぜなら ここは 一番前の 一番安い席だから!
もう間もなく開演です!

19:28
次男が 「パパ 撮ってあげるよ!」と 1枚 撮影してもらいました
2分前のことです
ほぼほぼ 満員の状態です
NYの時もそうでしたが ここロンドンも ほぼほぼ満席には 驚きを隠せません
だって 劇場は ここだけじゃなくて 他に 10軒以上あるんですからね
始まりました!

何枚か こっそり写真を撮影したのですが 一番前の席が なぜ 安いのか分かりましたか?
舞台が見えないんですよ 全部!
但し この写真の位置は お腹にカメラを置いての撮影なので 目線は もっと しっかり観る事が出来ます
先ほどの 次男の補助椅子が 役に立ちました
それと 右側の人 指揮者なんですが・・・
次男が言ったとおり 生演奏でした
舞台を見ながら 指揮者が指揮棒を振って 舞台下の演奏者に指示を出していました
真前なので 生の音が凄い迫力で聴けて 二人で ミュージカルに 引き込まれていきます
次男と同じぐらいの子供達が!

Billyが バレー教室で 心奪われるシーンなんですが 次男と同じぐらいの小学生の子供達が バレーを披露します
顔が はっきり分かるので 一人ひとりの表情が 真剣そのもの
この瞬間 この子共達は プロなんだなって 思いました
それぞれの役割の演技をして もちろん 脇役なので 誰からも注目されるわけではないのに 自分の与えられた役を 本気で表している表情は 感動そのものです
次男も カルチャーショックを受けていました
そりゃ 自分とは全然関係ない世界 雲の上の世界を まざまざと見せ付けられているのですから それも 同じぐらいの年の子供達が・・・
Billy役の子供が!
目の前に現れて Billyの演技を見ていたのですが ミュージカルという物を 簡単に考えていました
あるシーンなんですが Billyが パンを齧る演技がありました
私は 今まで こういう食事のシーンとか 飲み物を飲むシーは 全て 形だけ真似ているんだと思っていました
しかし パンを齧った時に 口元から バン屑が 宙に舞った瞬間 本当に食べてるんだ!と 驚きを隠せませんでした
役者の 些細な表情や 仕草 実際の食事シーンは 一番前の席で見て 初めて分かることばかりでした
これで 2300円って 申し訳ない気持ちになります
休憩時間 劇場でアイスを買う!
ひもじい思いをしながら 馬鹿みたいに食費を削って ケチケチで質素に旅を始めたのですが ミュージカルの休憩時間 嬉しさと 興奮から 贅沢にも アイスを買ってしまいました
冬なんですけど なぜか 食べたい!と いうより アイス買いたい!って 気分になってしまい 衝動買いです
後半へ突入!
このシーンは Billyが 大人になって プロの舞台に立っているところを 子供の頃の自分と 重ね合わせているシーンです
映画には無いシーンなのですが 舞台での表現は こんな感じになるんだっと その違いに 驚いていました
そして 後半 集団のダンスでは 最前列の私に キャストの方が ドサクサ紛れに 睨みつけ指を指し 挑発する仕草をしてくれたりと 観客を引き込む演出があり 何時しか 私は のめり込んで行きました
ラストシーン!

ラストシーンは 感動します
BillyElliotのストーリーは 誰の目線で観るかによって 違います
今回の私は 父親の目線で 鑑賞していました
ネタばれで申し訳ないのですが 父親として思い知らされる台詞があります
Billyの父親と兄は 炭鉱夫 二人は会社を相手に 集団でストライキをします
そんな中 Billyが ダンスの才能を開花させて 名門校の合格を果たし 単身 転入が決まるのですが そこへ行く お金が無い
父親は Billyのために お金を工面しようとします
その為 父親は 炭鉱の仲間を裏切り ストライキから抜けるのですが
その時の父の台詞と 追う兄の台詞が・・・
「父さん いまさら なぜなんだよ!」
【Billyの夢を叶えてやりたい!】
「今まで 頑張って来たのに・・・水の泡じゃないか」
【Billyのためだ!】
【あの子の才能を伸ばしてやるんだ】
「だからって そんな!」
「父さん!」【Tony!】 二人は泣きながら 強く抱きしめあう
「Billyは たった11歳の子供だよ! 小さな子供じゃないか!」
【俺を許してくれ】
「父さん・・・・」【Tony・・・・】
【俺達に 未来はあるのか?】「・・・・・・・」
【俺達は おしまいだが Billyには 未来がある】
「やめてくれ 父さん 金なら 他に方法があるじゃないか!」
こうして 父親は泣き崩れます
たった これだけの会話なんですが こんなシーン見たら あの頃の私は 涙が溢れてきました
私も 近いようなものです 旅をしている頃の私は どん底だったから
この作品と同じ 子供達には 私の様な思いはさせたくない!
やりたいことを 納得いくまで させてやりたい
まっ 子供に 才能があるかどうかは別として 少なくても 邪魔だけは したくないなぁ~
だから このBilly Elliotという 作品に 惹かれてしまったのかも・・・
カーテンコール

全てが終わり 観客の割れんばかりの拍手で 会場が響き渡ります
私も Standing ovationです
こんな感動 なかなか出来ません それも2300円で!
何とも 言い表せないほどの 気持ちになっていました
NYのミュージカルとは 全然違う印象を受けて 2回目のミュージカル鑑賞を終えました
Victoria Palace Theatre前で!
ミュージカルを 終えて 劇場前で 記念写真!
劇場を後にし 帰りの地下鉄で 私は ふと ”Billy”と次男を 被らせてしまっていました
あくまでも Billyは 架空の世界の作り上げられた少年なんだけど 一つの物語を観て どうしても 我が子と重なってしまいます
この物語の最後は Billyが大人になって バレー白鳥の湖(イギリスのバレエ団 男性だけの白鳥の湖)の主役として 舞台へ上がるところで終わるのですが・・・
ミュージカルでは 一瞬で Billyが 子供から大人に変わります
だから その成長を一瞬で 対比できます
しかし 実際の我が子は 何十年もかけて 大人に成っていくので その変化は 意識していないと確認 出来ません
子供が小さい頃には その子が 大人になった姿を想像できないんですよ
だから ずーっと 小さな子供のまま存在しているような錯覚が生まれ 子供を いつまででも 意のままに 扱おうとしてしまう
それに 子供って 無力の存在で 親の力無しには 成長できないし・・・
親のお金で食事が出来て 親のお金で服を着て 親のお金で住むところがあって 親のお金で習い事をして 親のお金で遊んで 親のお金で生活させてやっている!と
私や 私の親のような馬鹿親は そんな風に考えてしまい 自分の所有物だと 勘違いして 子供を服従させ 憂さ晴らしをし 都合よく使い 感謝を要求してしまう
でも 間違いなく 子供は 大人に成る!
それは 親が必要なくなると同時に 社会が我が子を必要とするということです
そんな 当たり前のことを 私は 理解できませんでした
そんな幼稚さから 長男を苦しめてしまったなぁ・・・OTL
苦しめた長男から 親の未熟さを学び 旅をしてくれた次男から 人の優しさを学ばしてもらいました
その後の私は 子供に対する接し方が変わり 子供達を尊重する事が出来るようになりました
2013年の次男へ送る
西ヨーロッパの旅 London編
西ヨーロッパの旅 London編
動画に使った曲です
Elton John - Electricity(Billy Elliot)
I can't really explain it I haven't got the words
それをうまく説明することができない 言葉ではいえない
It's a feeling that you can't control
コントロールできない感じというか・・
I suppose its like forgetting, Losing who you are,
自分が誰なのかを 忘れさせてくれるのに
And at the same time, Something makes you whole,
同時に 自分自身にしてくれる 何か!
Its like that there's a music, Playing in your ear,
耳の中で 音楽が演奏されてる 感じで
And I'm listening, and I'm listening And then I disappear
僕は それを聞いて・・聞いて・・ すると 僕が無くなる
And then I feel a change Like a fire deep inside
そうすると 何かにかわるの 心の奥底の炎のようなものが
Something bursting me wide open Impossible to hide
何かが僕を、大きくこじ開けて 隠すことが出来ない
And suddenly I'm flying Flying like a bird
突然 僕は飛ぶんだ 鳥のように飛ぶんだ
Like electricity Electricity Sparks inside of me
そう電気 電気みたいに 僕の中で弾けて
And I'm free I'm free
そして 僕は自由になるの 自由に・・
It's a bit like being angry, It's a bit like being scared,
それは ちょっと怒りに似ているのかな ちょっと恐怖でもあるかな
Confused and all mixed up, And mad as hell,
混乱して 気が狂って 訳が分からなく感じ
It's like when you've been crying, And you're empty, and you're full,
泣きたい時みたいでもあるし 空っぽみたいだし はち切れそうだし
I don't know what it is, It's hard to tell,
それが何かわからない 上手く言えない
Its like that there's some music, Playing in your ear,
耳の中で音楽が鳴るような感じなんだ
But the music, Is impossible, Impossible to hear,
でも 音楽を”聴く”ことなんて 出来ない
But then I feel it move me, Like a burning deep inside,
でも 僕は動かされる 心の奥底の爆発みたいに
Something bursting me wide open Impossible to hide
何かが僕を 大きくこじ開けて 隠すことが出来ない
Then suddenly I'm flying Flying like a bird
そして僕は 飛ぶんだ 鳥みたいに飛ぶんだ
Like electricity Electricity
電気 電気みたいに・・・・
Sparks inside of me And I'm free, I'm free
僕の中で 火花が散るの 僕は自由になる 僕は自由だ!
Electricity Sparks inside of me
電気 僕の中の火花
And I'm free, I'm free
僕は自由だ 自由だ!
Oh oh whoa. I'm free.
ああああお 僕は自由!
この歌を聴くと 小さい頃の次男を思い出します
小さい頃の次男は 自分の中にある エネルギーの行き場を探し いつも 爆発寸前で 何でも やりたがっていました
良い言い方をすれば 何にでも挑戦する積極的な子供と言う事なのですが・・・
傍から見たら 落ち着きのない 横暴な子供に見えていたでしょう
だから 保育園から 小学校に入学しても 教員から いつも 煙たがられている暴れん坊に見えていたようです
我が強く 自分の意思を押し通そうとすることで 目を付けられ 沢山の 嘘の噂を PTAや子供会の保護者の母親達にされていました 中には 嘘の噂を信じて 私に 直接電話をかけてきたお母様も いらっしゃいました
でも 私は 次男と世界中を旅して この子を見てきました
次男は 旅で 人種 貧富 言葉 全てを超えて 沢山の人と友達になって 私を その人たちと繋げてくれました
小学生時代も 弱い人間だけに強引なのではなく 中学生や高校生の 自分より強い相手に対しても 向っていくような子供でした よくやられてましたけど・・・
剣道でも 低学年のうちは 剣道というより ただ飛び回っている様な練習をして 試合でも エネルギーを発散しているかのような 無茶苦茶な剣道をしていました
ほんと この歌の Electricity(電気)そのものです
そんな 裏表の無い 次男を見て 私は・・・私だけでも 息子を信じる事にしたんです
よく考えてみたら 子供なんて ほんと 不完全なものでしょ 親である自分ですら不完全なのに・・・
だから 大人に成った 次男を 想像して 息子の成長を 見守ることにしました
そんな次男へ
ロンドンを旅して ミュージカルを観て 足りない頭で 考えました
私のような 未熟な人間は 思い込みで 子育てを勘違いします
自分が 育てている子供を いかにも 自分の所有物かのように思って 自分の意思や 価値観を 押し付けました
自分の物差しで 自分の幸せ像を あなたに 植え付けようとしました
でも それは 間違いだったんですね
あなたは 自分の為に 自分の生きたい道を 歩んで下さい
やりたいように生きてみて
自分の思い通りに成った人生も
また逆に 思った通りに成らなかった人生でも
それが どんな人生であっても あなたが選んだ 生き方だから・・・・
もし あなたが 崖から 転げ落ちてしまう様な 人生になったなら
そのときは 私も そこまで 一緒に 落ちて行きます
そして そこから お前を背負って ゆっくり 一歩ずつ 崖を 這い上がります・・・
それが 私の覚悟です
いつまでも あなたに感謝して 老いていく父より