本日 2019年10月29日 上棟の日で御座います
契約をしてから 7ヶ月 やっと ここまできました
これで 令和元年より 着工 年度内に完成することができます
完成は2020年3月予定で御座いますので これから建てる家は 切りの良い年数で スタートすることになります
ジューケンさんにも たくさんのご迷惑をお掛けしての 本丸工事のスタートで御座います
10月26日 鉄骨搬入
妻からのLINE
朝 市場へ行こうと 家を出ると 家の前に 大きな鉄骨が トラックの荷台に詰まれて 駐車していました
私は そのまま 市場へ
すると 妻から LINEで 上の写真が 送られてきました
[鉄骨きてるよ]
競りの最中なのに・・・・
妻は 家の事を何もしりませんので 大きな鉄骨を見て 嬉しくなったんでしょう
いつも 紙の上だけで 家の形を見てたんで！
大きなクレーンで吊り上げる！
大きな柱を 立てる順番に 横置きに置いていきます
やっぱ 鉄骨って 大きいです
クレーン車も でかい！
梁やらCチャンやら 細かい鉄骨も！
鉄骨って 材木と違って 朱色で塗装してあるから 骨組みなのに 見ているだけで テンションが 上がってきます
しかし 建坪20坪の家なのに 材料が多いです
こういうところは 鉄骨専門のジューケンさんのノウハウなんでしょう きっちりと 手を抜かずに 丈夫な骨組みを作って下さっています
階段も鉄で！
階段も鉄で作りました
木の階段でも 造る事が できるのですが お話を聞くと 鉄骨住宅の階段は 同じ鉄で作った方が 歪みや揺れ 強度が増すそうです
但し 木階段の 何倍も予算が掛かります
豊田鉄工所さん
住建さんには 鉄骨の会社が2軒あるそうなんですが 私のお店は こちらの豊田鉄工所さんが担当して下さいました
私の配達も終わって ちょっとご挨拶に行って お話を聞かせて頂きました
鉄骨というと 工場とかが多いそうなんですが 豊田鉄工所さんは 住宅を主に行なわれていて 住宅の骨組みは やはり 大変だそうです
個人住宅だと 窓の位置が不規則だったり 形状に凹凸があったりで 細かくなるぶん手間が掛かるそうです
そんな話の中で 住宅専門の住建さんの話を聞くと・・・
『住建さんって どうですか？』
「住建さんは 鉄が厚いから 丈夫だよ！」って
この言葉を聞いて 安心です
豊田鉄工所さん 長々とお話をしてしまいましたが 人柄はお優しく 丁寧な仕事をされているのが 伝わってきました
この住宅の基盤が この鉄骨ですから こういう人に作ってもらうと 嬉しいです
搬入が終わって！
夕方には 搬入が終了して 置かれた鉄骨を見に行きました
1軒の家を建てるのに こんなに鉄が必要です
柱も 立てる順に 並べられていて 段取りよく 1日で組み上げていくんだろう
木造住宅とは 全然違います
妻と散歩で！
妻と散歩ついでに 再度見学！
妻は この家の事を あまり知らないので鉄骨を見ても どれぐらいの家ができるのかわからないみたい
そして 妻が抱っこしている 我が家の愛犬RUUちゃん 御歳17歳で御座います
トイプードルの寿命が15年ですから もう 2年も 長生きしてます
次女や次男が保育園の時から 私達家族と共に生きてきました
この家が出来るまで もう少し 生きていて欲しい・・・
10月29日（大安） 上棟
3日後 無事に上棟の日を迎えました
しかし 本日は 雨です
昨日まで ずーっと雨だったのに・・・
明日からは ずーと晴れるのに・・・・
しかし 大安の上棟日の雨は ほんとうは 縁起が良いんです！
”雨が振り込む”を 捩って ”福が振り込む”とか言われていますし 上棟式の日に雨がふると「永遠の火消し」という意味があって火事にならないとも言われているから・・・・
それと 鉄骨なんで 雨に濡れても 大丈夫ですし！
柱を立てます！
本日は 市場から早く帰宅して 1軒 配達を済ませて 柱だけ 立つのを見届けました
作業開始 8：00
1時間も経たないうちに 9本の柱が立ちました
鳶さん達も 雨の中 カッパを着て 作業をして下さっています
梁をつなげて！
配達を終えて 現場へ行くと 1階部の外梁が接続されていました
鉄骨は 大きなボルトで仮止めをしておくだけですから 簡単に手締めで 固定しています
階段 バス床
近づいて見ていると 上部の写真 階段も接続されて 浴室床も 終わっていました
浴室は 鉄骨の床を下げないと 一段跨いで 入室する事になるので こういった配慮は 長年 重量鉄骨をしてきた 住建さんならでわです
階段も 鉄だと 重量感があります
10時の休憩
1階が 終わって 10時の休憩です
雨の中の作業で お詫びをしにいきましたが なぜだか 豊田鉄工所さんから 温かいコーヒーを ご馳走になってしまいました
本来なら 私達が 作業をして頂いている職人さんへ 配慮しなければいけないのに お施主の私が 頂いてしまい ほんと 恐縮です
ほんと お優しい方です
その後 明日の作業に対して お隣の場所をお借りしていたので もう一日 安全な作業の為に 駐車の状況と段取りを 豊田鉄工所さんと お話をしていました
2階の梁へ
次に 2階の梁を接続していくのですが その高さが 3階の床の高さです
下から見ていると もう 冷や冷や！
鳶という お仕事だと思いますが 見ているだけで 玉が竦みます・・・・
雨の中の高所作業
雨が止む気配もなく 降り続く中 梁を接続しています
ちなみに 柱と柱の移動は レッカーで吊るされた梁の上を 不安定な状態で 渡っていますが ほんとに 凄いです
頭の下る思いで しばし 見入っていました・・・・
2階の梁の接続を終えて 防護ネットを張ります
これで 一応 落下時での安全を確保できます
それでも怖いですけど！
この状態で 私は 配達へ
その後 妻から 「鉄骨屋さん 今日はこれで終わりだって！」と 連絡が来ました
ほんとうに 雨の中 建前をしてくださって 感謝です
お昼 12時に作業が終わったのですが 皮肉な事に 13時から 雨は あがりました
この辺の主！
配達から帰って 食事を終え 雨の上がった現場へ行くと こやつが 鳴りを潜めていました
区画整理が始まって 解体された 無人の家から追い出されるように 野良猫が湧いて出てきています その中の主のようで どんと 構えています
先ほど 自宅から 現場を眺めていると 2階部分で 動く物が居りまして それが こいつだったんです
出来立ての鉄の階段を登り 職人さん顔負けの軽い身のこなしで 細い梁の上を あたかも自分の新しい縄張りを見つけたと言わんばかりに 歩き回っていました
夕日に染まる朱色の建物！
夕方 我が家から このような光景で映し出されました
ただの骨組みですが とっても美しいです
均等に建てられた9本の柱は 芸術そのもの！
この瞬間だけで 直ぐに この姿は 見えなくなってしまいますが・・・・・
建った鉄骨を見て 頑丈すぎるといえば それまでですが この9本の 柱の配置なら 鉄骨住宅 特有の揺れも 殆ど出そうに無いです
真ん中の柱は まさに 大黒柱！
まっ！これも 住建さんの社長様の ご助言なんですけど・・・
本日 途中までですが 雨の日の上棟を終えて思う
上棟の大安日 雨が振り込むように 福も振り込んでくれた事を信じて 完成まで 事故の無いように この建設現場の職人さん達を守って頂けるよう 心より願いたいです
