2015年2月25日水曜日

八百屋で鯛! 蜜柑も終わりへ!

2月も もう 終わっちゃう~

卒業シーズンを迎えると 春が もう 目の前 気持ちも 少し大らかになってきます

ここ数日も ポカポカ陽気に ダウンジャケットを脱ぐ時間が多くなりました

私は 3週間ほど プライベートの時間 ”プロジェクトD”に 全精力をつぎ込んで 恐怖と経済格差に打ちのめされています

ちなみに ”D”は DESERT です それと・・・D◯b◯i 

D計画は 後ほど Blogを通して お伝えします




で!今日は 八百屋さんでも 魚????

ここ安城市も 10年以上前に 青果市場に隣接して 魚市場があったんですよ~

魚屋さんも いたるところに ありました

しかし 八百屋さんと同じ 魚屋さんも 殆ど 壊滅状態になっていますね

スーパーの鮮魚売り場がありますから 必要ないと言えば それまでですけど・・・

それでも 近所の魚屋さんって 子供心に 思い入れがあったりします

ここ花ノ木通りにも 3軒の魚屋さんがありました

先日 最後の魚屋さんが 取り壊しをされ 古きよき 商店街が もうまもなく 幕を閉じようとしています



そんな 魚屋の余談を・・・・馬鹿なお話です




私が中学生の頃 国道1号線沿いに 五万石と言う釣堀センターがありました

その釣堀も 時代の流れで あえなく閉店をよぎなくされ 釣堀に使う鯉を 大東町にある大池へ 放たれることになりました

風のうわさか いやーな情報が 私の耳に入ってきます

「ね~マー君(私) 今さ 大池で鯉が 釣れるらしいよ~」

『はぁ~ 何言ってんだよ!大池で 鯉なんか 釣れるか!』

「それが 釣れるんだって!」

『勘違いじゃね~ 鯉じゃなくて 鮒なんじゃね!』

「違うよ 鯉だって! なんかさ~ 釣堀がつぶれて 鯉が逃がされたらしんだ!」

『おい 本とかよ それ すげーじゃん』

「行く?マー君」

『いいね~ お前んち 魚屋だろ!釣ったらさ 親父に頼んで 活造りにして貰えよ!』

「うん 頼んでみる!」

『じゃ 俺んち八百屋だから 芋蒸かして 餌の芋練り作っていくわ!』

そう言って 次の日の土曜日 学校の半日授業を終えて 二人で大東町にある大池へ 自転車で向った

その日は 朝からワクワクしていた

そりゃそうだ! 殆ど釣れるはずの無い大池で鯉が釣れるのだから・・・ 

この池には何度も通い 一度も 釣れたことが無い釣り場 

毎日 日課のように本格的な釣りをしている おじいちゃん達に 聞いても 1週間で 2・3匹 鮒があがるぐらいの 散々たる釣り場だ 

そこで 入れ食いのように鯉が釣れると言うのだから テンションMAX!


餌の練り芋を準備して 自転車で速攻! 息を切らして 午後3時頃 大池に着いた

周りを見渡すと  普段より釣り人が 多いことが瞬間に分かった

釣り上げている子供達も居る

これは もう間違いない 釣れる! 釣れるぞ!俺も 大池で鯉が釣れるんだ!

早々に ホームセンターで購入した 安い釣竿を伸ばし 禁止されていた 吸い込みと言う仕掛けを作った

ゴルフボールほどの練り芋の塊に 仕掛けを めり込ませる

竿を後ろにスウィングする 大池の水面に 無数の鯉がパクパクと 小さな小さな波紋を作っていた

そこだ!と 力一杯に 無数に見える波紋へ 仕掛けを投げ込んだ!

一瞬だった

大きな引きが 安物の竿に伝わる 

私は 釣堀で釣る引きの感覚より さらに興奮した状態でリールを巻き取っていった

そりゃ 釣堀は 釣った鯉を返さなければなりませんが ここで 釣り上げる鯉は 持ち帰れるのですから さらに それを活造りとして食べられるのですよ

30mほどの釣り糸を手繰り寄せると 50cm級の鯉が・・・・・

1時間ほどで10匹の鯉を釣り上げました

しかし 思い起こせば 釣り上げた鯉には ある特徴が存在していました

何となく やせ細り ヒレとか ボロボロ 鱗に艶がない


魚屋の息子と 釣った鯉をどう持ち帰るか?相談した 

「ね~マー君 全部は駄目だよね~」

『ちょっと 無理だよな~ 俺んちの分と お前んちの分の2匹だけにするか!』

そういって 8匹の鯉は 逃がしてきました

当然 一番大きい鯉を2匹持ち帰ったのは言うまでもありません

私達は 心弾ませながら 帰宅しました

そして 1時間後 見事な 活造りとなって 魚屋の息子が私に届けてくれました

只でね

初めて見る活造りに 芸術品を見ているかのような錯覚に陥るほど 素晴らしいできでした

刺身なんて 14年生きてきて 殆ど食卓に並んだことがありませんので 直ぐに弟と二人で たいらげましたよ

幸せな時間はここまでね!



察しが付いた方は もうお分かりでしょう


翌日 おしりから おしっこが止まりませんでした・・・・OTL

魚屋の息子もね!

(ろくなもんじゃね〜 ピィーピィーピィー♩ピィーピィーピィー♬)

その魚屋さんも もう 無くなっちゃったんだな~~~






魚の仕入れ

どうでも いいお話をした後に この鯛!

魚屋さんが 無くなると 八百屋さんに お魚の手配がきます

こちらは 神社のお供え用の鯛です

お魚は 流石に目利きには なれませんので 岡崎の市場内の水産会社へ注文します






少量の魚ですが 鮮度のいい魚を仕入れることも出来ます

八百屋さんでも 注文を受けると 魚まで販売するんですよ

あんまり知識が 無いですが・・・・・・すみません























魚から乾物 日配食品まで 一通りそろいます

昔は 青果市場には 必ずあったんですけど 今は 殆どの市場から撤退しています

無くならないで欲しいな~~




終盤の蜜柑



























八百屋さんのお話も

お写真は ”春香(はるか)”と言う柑橘

蒲郡の蜜柑なんですが 見た目が酸っぱそうな蜜柑




















これが はるか蜜柑です

まるでレモンですよね

なので 店頭で販売していても なかなか売れません・・・OTL

むちゃくちゃ安いのにね!

1個100円ぐらいするのに・・・・・半額4個で200円なのに!
























はるかをカットすると この通り レメン!

見た目はレモンでも 食べると 甘いんですよ

種があるのが 難点ですが 香もよくて 美味しい柑橘なんですよ




























こちらは 地場みかんの はるみ です

蒲郡の蜜柑農家の方が 直接市場にお持込になります

ポンカンぽいかな~

























左下 デコポン蜜柑です

意外とデコポンって 1個400円ぐらい出さないと 酸っぱくて食べられませんが こちらは ビックリ安くても あま~い!

1玉100円ぐらいの 地場農家の方のデコポンですが 美味かった

上の段は 八朔と甘夏 こちらは豊川のひまわり農園さんの柑橘

通常の半額 これも酸味は強いですが 美味しかった






三ケ日蜜柑





















もう 蜜柑も 出荷終了がでてきました

先日 蒲郡の共選のMサイズを試食したのですが 味が抜けていました

しかしながら この三ケ日は まだ 味が残っています

さすがですね全国区蜜柑は・・・

その 三ケ日の中でも 個人農園の丸昌さんの お蜜柑はコクがあります

価格も手ごろですし お薦めの蜜柑です

























こちらは 丸昌さんの秀品3L

青島蜜柑は 内皮が硬いので一房づつ皮を口から吐き出します

そのため 大粒の方がかえって食べやすくなります

問題は味ですよね 

しかし 青島みかんは 大きくても小さくても 味が大きく変わることはありません

大きくても 濃い味で食べられます

ただし 日に日に 味は薄くなっていきますので 美味しいピークは過ぎています


残り少ない 蜜柑の季節を 味わいましょう