2015年10月19日月曜日

こんな柿が・・・・  

10月の後半に入ってきました

朝 晩は 肌寒くなってきたのに 昼間は少し汗が噴出す暖かさが続いています

風邪をひかないように 気をつけなければ・・・・


今 市場の地場コーナーは 柿 真っ盛り!

沢山の柿が 競りにかけられていますよ!

連日の柿の出荷で 価格が暴落

当たり年です

これから 次郎柿が出てきますが 農家の方が可愛そうなぐらいの値段に成りそうな予感









岡崎市場 柿の競売























連日の柿の入荷で 本日の競りが始まりました


当然 農家さんによって 柿のランクが違ってきますので それに応じた価格が付けられて行きます
























これは 愛知県で主流の 筆柿です

子供の頃は ” ち〇ぼかき ”と呼んでいました

よく 丸齧りして 食べていたのですが 小学校の頃 これで 顎を外してしまい 良い思い出のない柿で御座います


愛知県では お安い筆柿ですが 関東方面では けっこう高価な 柿なんですよね
















こんなに大きくて立派な筆柿


ベル商店では 山盛りにして 200円です 単価1個 20円 それも税込みで!



但し 筆柿は 種があるのと たまに・・・極たまに 渋柿が 混ざります







地物の太秋柿が この値段!





この日 競り前で 柿を物色していると 珍しい柿が・・・・・・


ここら辺では あまり聞かない名前の柿!


八百屋さん達も ”この柿 美味いのか?皮が汚いね!”って 話をしている


私は この柿を知っていたので 競りの時の値決めで 様子を見ていた

もともと 汚い皮の柿ですからね



すると ビックリするほどの安い値段から始まったので  格安で 全部買い占めてきました







太秋柿とは

太秋柿は「富有柿」をベースに 「次郎」と「興津15号」を掛け合わせて出来た 品種を掛け合わせて生まれた完全甘柿品種です
果肉が梨のようにさくさくとして軟らかく 果汁が大変多いのが特徴 糖度も高く 17~18度程にもなります 種は少なく 入っていても2~3個ほどです 熟すにつれ表面にひび割れが生じやすいこともあり 表皮にまだ緑が残っている位から収穫され始めますが 渋抜けが早く 青いうちから食べられ 完全に色付いたものよりシャキシャキ感が楽しめます
太秋柿は果頂部を中心に円を描くように細かいひび割れのような筋が入りやすい特徴も持っています この筋は「条紋(じょうもん)」と呼ばれ 沢山入ると見た目が悪くなり商品価値が下がってしまうのですが 実は この条紋が入った部分は周りより糖度が上がったために出来るらしく 甘く美味しい部分なんだそうです 表面の傷は皮を剥けば分からなくなるので 選ぶ際の目安にするといいでしょう


試食は・・・・

というより この柿を食べたら 他の柿が食べられなくなるほど 美味い!

味が濃くて 甘味が強い 糖度が17度ぐらいかな?

固目の柿は 食感が梨っぽい 

オレンジが強くなると 普通の柿のような柔らかい食感に変わります



こんな美味い柿が あるんですよね



























ベル商店では 8個入って 300円 税込み!

1個 38円税込みです


共選の太秋柿なら 1個 150円ぐらいはしますからね

地場の柿が いかに安いかが わかります





箱買いで買っていかれた お客様も おみえになりました

























ベル商店の店頭は 柿三昧!

オレンジ一色です

奥から 太秋柿 渋抜き筆柿 筆柿 次郎柿 奈良種無し柿です

それぞれ 味も違って 面白いですよ

ほんと 柿大好きオヤジにとって 最高の季節です