2016年8月28日日曜日

次男一人旅 6日目 帰宅! 旅も人生も 同じ!(動画)


本日 日曜日 旅を終えた次男が帰宅しました


博多から愛知まで 距離にして800Km

飛行機なら1時間30分 新幹線なら4時間 車なら10時間


それを 18切符で ほぼ各駅停車に近い状態で 6日間かけて帰ってきました




博多⇒広島 4回の乗り換え

停車駅 80駅


広島⇒大阪 4回の乗り換え

停車駅 59駅


大阪⇒京都 

停車駅 3駅


京都⇒安城 2回の乗り換え

停車駅 26駅


168駅を停車して 帰って来ました



時間を考えたら 馬鹿みたいな移動です


便利な時代に あえて 不便な移動をする


お金の問題だけではなく その時間に その瞬間に どんな風景を感じ どんな臭いを感じ 車窓から見える街を見て 何を感じ取ったかだ!




馬鹿みたいに思えることを 真顔でやってみて 経験をする



誰でも 簡単に出来る事を 次男は 不安の中で やり遂げた



親馬鹿だと言うのは 充分承知の上で 帰宅する 高校生になった次男の 帰りを待ちわびていた



10:10 LINEで 


もう少しで 安城駅に着く!と 連絡が入った





























10:20


次男が 区画整理で 壊れた街を抜けて こちらへ 向ってくるのが見えた










妻が すかさず携帯を取り出し 近づいてくる次男を撮影した


私も妻も 次男の元気な姿を見て ホッとした



そりゃ 国内といえども 絶対の安心は ありませんからね


ましてや 気の小さい者どうしの 馬鹿夫婦ですから






































私が よく頑張ったな!の意味をこめて 手を振ると 次男も ニコッと笑って 手を振り替えしてくれた



心なしか 大人に成ったような 自信が付いたような 大きくなったような 

そんな 気がした






























たった8年前のことだ 私と始めた ” 子供達と世界旅 ” では 次男は まだ 身長も1mをちょっと超えた小さな子供だった


小さな手を繋いで まだ 家も建ち並んでいた この 花ノ木通りを 2人で鞄を背負って 何度も歩いて 帰宅した



次男とは 1ヶ月以上も 旅をした事もあった


その都度 家族に会える喜びで 胸躍らせ 帰宅した事を思い出していました




小さかった次男が 今 一人で旅をして 同じ道を歩いて 我が家へ向っている



































どんな旅だったんだろう?


送られてきた 写真だけでは分からない 沢山の体験を してきたのだろう



気の小さい次男は ほんの少し 勇気を出して 一歩を踏み出した



1969年 ニール・アームストロング船長が言ってたな

That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.・・・って






他愛も無いことだが 次男にとっては 

That’s one small step for man, one giant leap for son

一人の人間にとっては 小さな一歩だが 息子にとっては 偉大な飛躍である


だなぁ〜っ
































『お帰り!』と 私たちが次男に 声をかけた


私と妻で ちゃんと 次男の帰りを 迎えいれました


次男にとっては 本当に 大変な旅だっただろうな



顔をゆがめて 「つかれた~っ!」


この ”疲れたーっ!” には ”やり遂げた~っ!” と言う 意味がこめられているんだろう




他人から見たら 大した事では無くても 次男に取って特別な事





気が小さいことから 沢山の我慢をしてきたんだろう 周りの人にも 必要以上に気を使ってきたんだろうな






気の小さい人間にとっては 家って 安心できる所なんだよな~ぁ







次男 無事に 帰宅しました 

























不安だった一人旅 project達成です!






無事に自宅へ到着して 嬉しそうでした



次男が どんな旅をしてきたかは 分かりませんが 少なくとも 自分の中では やり切った感が あったんでしょう



怪我無く 事故無く 無事に帰ってきてくれて ありがとう


お疲れ様でした










次男が一人旅を始めた時に 私は次男へ ある歌を1曲 iphoneへ 贈っておきました


その歌詞の一部

Slip inside the eye of your mind
あなたの心の瞳に滑り込めば
Don't you know you might find
見つかるって知ってるだろう
A better place to play
もっといい遊び場が

Step outside the summertime's in bloom
夏真っ盛りの外に出るんだ
Stand up beside the fireplace
暖炉の横から立ち上がって
Take that look from off your face
そんな顔してないで




この曲に 大きな意味は無いのですが 旅への気持ちを高揚させるために贈りました


何か 気持ちを昂らせるメロディーが 旅を盛り上げてくれると思って





もともと この歌の歌詞に意味(メッセージ)は 無いのですが ほんのちょっと 次男の旅と 題名を こじつけておきました









私から次男への お金の掛からない プレゼント!


次男の初一人旅の思い出!





この曲は OASISの名曲 Don't Look Back in Anger です

直訳すると ” 怒りの中で振り返るな!”  に なるのですが


日本語の歌詞では ”怒りに転嫁しちゃいけない!” とか ”過去のことを怒らないで!” とか 訳されたりしています


私は単純に ”そんなに うじうじ怒るなよ!”みたいな感じで 次男へのメッセージにしました







馬鹿親の作った動画ですが この先 この曲を聞いて 初めての一人旅を思い出してくれたら それでイイかな! 









旅を終えた次男へ 


旅は大変だったかい?


旅を決めて その日が 近づいてくると よく かぁか(母親)に 八つ当たりをして 些細な事で 怒っていたな

出発する博多駅でも 「早く家に帰りたい!」って 言ってたらしいじゃないか!



その気持ち 理解できるぜ



俺ら 親子で 気の小さい臆病な性格で 生まれて来ちゃったからな



誰でもできる事なのに 何かに挑戦しようとすると 大きな恐怖を感じ 不安になって なかなか 一歩が出ないんだよな


でもな やってみると 案外 出来ちゃったりもするんだぜ


初めて やった 今回の 一人旅のようにな!





これからだって 臆病な性格のまま 不安の中で 何かに挑戦したって イイんだぜ!

万が一 失敗したって それは 恥ずかしい事じゃないしな


どうせ 気の小さい 俺らがやることなんて 大した事じゃないんだからさ



やりたいことを 我慢して 後で やらなかった事を 誰かに当たって 怒るくらいなら やってみようぜ!



そこから 人を学べたりするし それが きっと 後々 お前の力になるからさ!




Don't Look Back in Anger!
(過ぎた事で 怒んなよ!)




一人旅を強要した無責任な 父親より



2016年8月27日土曜日

次男 一人旅 4日目・5日目京都 旅での出会い!


次男 一人旅 最終章




4日目 京都

8月26日


午前中に 次男から LINE


京都着いた!


話を聞くと 大阪は水が合わないとのことで 朝から 京都へ向ったらしい


大阪 京都間は 560円のJR切符での 移動とのこと



送られて来た写真が これ!



無事京都駅に到着!




























京都は快晴!


次男は ここ京都が一番の楽しみだったらしい!


直ぐに 駅近の 格安ゲストハウスを探す!












しづや KYOTO LINK











































ここを見つけ出したらしい


京都駅から750m 徒歩10分


26日(金)3200円

27日(土)3800円

学割使用


ちょっと お高めだが 雰囲気がとって良いとのことで こちらにお世話になることになりました


チェックインは15:00から なので それまで 荷物を預かってもらって 観光に出かけました




ゲストハウスを見つけ 観光へ出る次男から LINE

電車やめるわ!

と連絡がありました




私は ??????? ・・・・・・どういう意味だ?





電車に乗らないって 何かあったのかと LINEで 送り返す


大丈夫か? 何かあったのか? と!




数分後に 返事が来る!



自転車 借りるわ!



そういうことか!



なるほど 確かに




自分のゲストハウスから 観光地が近いので 近くのレンタルサイクルで 自転車を借りて 周るらしい!









次男の借りた チャリ!





























500円で 借りたらしい!




世界的な観光地 京都 そりゃレンタル自転車も 有るわな!



これは 浮かばなかったわ


ヤル気満々だわ次男



向った先は・・・・・・




















伏見神社へ 


ゲストハウスしずやから 伏見神社へは 3.1Kmほどです


話に聞くと 外国人の日本の観光地で 一番人気の場所だから行ってみたと!




伏見神社の奥には 山道があって それも 途中まで 登ったとのことでした



三十三間堂へ



























次に ゲストハウスへ戻る形になりましたが 三十三間堂へ 伏見稲荷 3.1km


1000体の仏像の中から 自分に似た千手観音像を 探していたようです






清水寺を目指す!










































三十三間堂の後 清水寺を目指す物の 手前の坂道で ダウン!



それと 駐輪場が無いとの事で 断念したそうです




京都国立博物館へ


























暑さに耐え切れず 涼しい所を探して 京都国立博物館へ


入場料は500円との事だったのですが 生徒手帳を出すと 無料で入れたそうです



それなりに 資料を見て見学していたらしい






チェックインの時間まで 博物館でのんびり!






ゲストハウスしずやへチェックイン!


















夕方に チェックインしたそうです




本日から2日間お世話になる ベットです



写真だけ見ると 京都のゲストハウス 今までの中で 一番綺麗ですね





ローカの雰囲気
建物全体が 新しい

杉の床に 土壁 ほんと 古都を連想する 和風のゲストハウスです





浴室
















お風呂 バスタブあるじゃん!


それに システムバス!


次男は シャワーだけなのか?湯船に浸かったのか分かりませんが


私なら 間違いなく湯船だな~












6時過ぎに 京都タワーへ











































京都タワーへ登ったそうです


その後 近くの牛丼店で 夕食をしたそうです



京都の飯 高いから ここですませたって 言ってました





私が探してやれば 安くて そこそこのお店もあったんですが・・・・・・




やはり 所持金も兼ねて 自力の一人旅です



全て 次男の判断で 問題ない!










この後 深夜まで 次男からの連絡無し!









そして 深夜 次男から連絡が入る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








俺 明日 一緒に泊まった人と 周るわ!






話を聞くと ゲストルーム意外に リビングルームがあって 次男が そこに居ると 同じゲストハウスに宿泊した人たちと 仲良くなれたらしい



殆どの人が社会人との事ですが 次男にとっては 楽しい時間になったようです


ここだけの話 綺麗な女性の方も みえたそうで・・・・・



これぞ 旅の醍醐味ですね


最後の最後で 貴重な体験 出会いが出来ました






5日目 京都



本日は バスのフリー券で周るとのこと



















電車の移動はやめて 京都バス 市バス1日券での観光みたいですね


本日は 次男も入れて ここで出会うまで  みづ知らずの3人での観光になります



そりゃ 次男 一人では行くことないような所へ行くんでしょうね









次男が観光した所を追っていきます










上賀茂神社








上賀茂神社は正式名称を「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい 京都市内の北部上賀茂の地にあり 神代の時代から信仰を集めています 
上賀茂神社(賀茂別雷神社)は下鴨神社(賀茂御祖神社)と共に 賀茂氏の氏神を祀る神社で 葵祭(賀茂祭)などは賀茂神社両社共同で実施されます











えびす神社






















































京都ゑびす神社は 西宮・大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびすと称され 「えべっさん」の名で親しまれています
その起源は 約800年前土御門天皇の建仁2年(1202年)に 禅の祖といわれる栄西禅師が建仁寺建立にあたり その鎮守として最初に建てられたものです 
今日多くの方はゑびす様と言えば「商売繁盛の笹」をイメージされますが ゑびす信仰の象徴とも言える笹は 元来京都ゑびす神社独自の「御札」の形態が広まったものです 
笹は縁起物の松竹梅の竹の葉で 「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」と いった特徴から家運隆昌 商売繁盛の象徴となりました 












八坂神社





























八坂神社は 京都府京都市東山区祇園町にある神社 二十二社の一社 旧社格は官幣大社で 現在は神社本庁の別表神社 
全国にある 八坂神社や素戔嗚尊を 祭神とする関連神社の総本社である
通称として祇園さんとも呼ばれ 7月の祇園祭で知られる 








晴明神社





晴明神社(せいめいじんじゃ)は 京都府京都市上京区にある神社
近代社格では村社 安倍晴明を祀る 一条戻橋のたもと(北西)にあった晴明の屋敷跡に鎮座する 参拝すれば 「一條戻橋」とある 五芒星入りの御朱印が頂ける また 五芒星が入ったオリジナルの御朱印帳がある
寛弘2年(1005年)に晴明が亡くなると 時の一条天皇は晴明の遺業を賛え 晴明は稲荷神の生まれ変わりであるとして 寛弘4年(1007年) その屋敷跡に晴明を祀る神社を創建した








下賀茂神社
































正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」という下鴨神社は 京都を流れる鴨川と高野川に挟まれた三角地帯に位置します 
御祭神の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)は古代の京都山城を開かれた神さまです 玉依媛命(たまよりひめのみこと)は賀茂建角身命のお子さまです 
下鴨神社の歴史は古く平安京が造営される遙か以前から神聖な場所だったのです 例えば、 崇神天皇七年(紀元前90年頃)に神社の瑞垣の修造がおこなわれたという記録も残っています 平安京の造営に当たって 下鴨神社で造営祈願が行われました 以来、国民の平安をご祈願する神社と定められました 
玉依媛命のお子さん「賀茂別雷大神」は上賀茂神社の御祭神で、下鴨神社と共に賀茂神社と総称され 京都三大祭りの一つ葵祭(賀茂祭)が両社で催されます 














北野天満宮







北野天満宮は菅原道真を祀った神社で 北野の天神さん(てんじんさん)として知られています 
菅原道真は学問の神さまとしても知られ 受験生などの祈願、絵馬の奉納が絶えません 福岡の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心です 
北野天満宮では毎月25日に天神さんと呼ばれる市が催されます 特に梅が咲き誇る2月25日は梅花祭といわれるお祭りがあり 上七軒の芸妓さんによる野点も行われます 









建仁寺
建仁寺は 建仁2年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し 栄西禅師を開山として 宋国百丈山を模して建立されました 
元号を 寺号とし 山号を東山(とうざん)と称します 創建時は 真言・止観の二院を構え 天台・密教・禅の三宗兼学の道場として 当時の情勢に対応していました 
その後 寛元・康元年間の火災等で境内は 荒廃するも 正嘉元年(1258年)東福寺開山円爾弁円(えんにべんえん)が 当山に入寺し 境内を復興 禅も盛んとなりました








二条城


























慶長8年(1603)に 徳川家康が造営 その後 3代将軍家光が完成させた平城 徳川幕府における京都の拠点の役割を担い 二の丸御殿(国宝)の絢爛豪華な建築と内装は目をみはる 慶応3年(1867)の大政奉還は ここで発表された 
本丸御殿(重文)は 明治26年~27年(1893~1894)に 旧桂宮御殿を移築したものである 
また 春には里桜や枝垂桜など約400本の桜が次々と咲き誇る 「二条城ライトアップ」では 桜や庭園等を華麗に ライトアップするとともに 園路を足下灯で照らし 幽玄の世界を創出する








観光を共にした お友達!






西本願寺にて







楽しそうな写真が 送られてきました



一緒に周った方と撮影しています



旅って 観光して 美味しい物を食べて 綺麗なHOTELに泊まって 温泉に浸かって って! こんな感じだと思うけど それだけが旅じゃないんだよね


見知らぬ人と出会って 親切を受けて 他人からの優しさをもらう


ある意味 こちらの方が 旅の醍醐味だったりもする



人に優しくされて 人を知り 他人から受けた優しさを また 他人に優しくすることで 返す



見返りの無い親切や優しさは 意外と 旅で 経験するものだ




どうしても 人は 損や得で 動いてしまう 


間違ったことではないが しかし 損得の無い人の優しさは ほんと 一生忘れられない思い出になる






次男 最後の最後で 人の優しさ 人との出会いを経験できて 良かった!









明日 帰宅します!