2018年1月25日木曜日

大寒波の中 長女卒業!そして 5年前の動画と日記・・・

本日 大寒波が 三河地区にも 襲い掛かりました


都心では 48年ぶりの寒さで 33年ぶりに低温注意報が出され 日本海側では 積雪が1m近くに達する大雪になっているそうです


ここ 安城市も 昨晩に降り出した雪が積もり 大変なことになっています




そんな中で 今日は 私達 夫婦にとって 特別な日!





それは 長女が 本日 職業訓練校の卒業式を迎える日だからです



4月3日の入校から はや 10ヵ月間 訓練に耐え抜いて 今日という日を迎える事が出来ました





そんな 新たな旅立ちの日に 大雪という悪天候で 私達は てんやわんや!




一昨日 寮に居る娘から 「こっち 雪降るから スタッドレスタイヤじゃないと山 登れないよ」っと・・・・・




訓練校は 春日井市のちょっとした山の上にあり 雪が積もれば 間違いなく 登れない!



昨日 急遽 私は 10軒ほどのお店で スタッドレスタイヤを探すのですが これが どこの店も 在庫なし・・・




購入時期が 遅いのもありますが 今年は 関東が何度も雪に見舞われて 殆ど 東京へ流れているそうで 中部地区まで まわってこないとの事!



しかし 何とか お隣 高浜市のイエローハットに 在庫を見つけ 早々に 軽トラックに スタッドレスタイヤを 装着してきました








早朝の雪道!





















早朝 5:00 市場へ向かって 雪道を走り出します


スタッドレス 最高です


雪道を もろともせずに 走ります







道路凍結



















8:00までに

朝の配達を終えて 娘の待つ 訓練校の春日井市まで 妻と二人で向かいました



春日井に着いてみて なんのこっちゃない!太陽で雪は解け 何も 問題ありませんでした


安城市の方が よっぽどか 積雪で 酷かったです



9:30に 無事 学校にも到着できて 娘と再会出来ました




そこには 入学当初の娘の顔は無く 凛々しい社会人の顔に変わっていました


あの不安そうだった顔は もう どこにもなく 自信に満ち溢れた娘の顔でした




娘と再会後 教官の先生に ご挨拶とお礼をして 娘との写真を 沢山撮影させて頂きました




写真の掲載は禁止されていますので このBlogに 載せることはできません





その後 卒業式へ









私達は 娘の卒業式を見届け 14:00ごろ 帰宅しました



娘も 卒業式を終えて 直ぐに それぞれの勤務地へ 送迎されて行きました




白いハイエースバンに ちゃんと 娘の名前が大きく貼り出されていて その車で 配属先へ 向います






夢見る若者185名の旅立ちです





これは かなり感動ものでした








娘へ 


私は あなたに 一つ 課題を出します


【人は なぜ 働くのか?】



その答えを求めて 精進してください





私は あなたの母親 私の妻に その答えを 教えて貰いました・・・・


それぞれの人に それぞれの答えがあるから あなたの答えを ゆっくり 探してください








来年 次男が あなたの後を追えたら このBlogに 書こうかな~っ・・・・私の答えを!






















5年前のFACEBOOKから・・・



このBlogを書きながら 長女の事を思い返し 5年前の日記(FB)と 動画を見つけました







こんなの 書いてたんだなっ~




長女へ送る・・・


2013年9月20日製作動画と日記 














”Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.”
人生はチョコレートの箱のようなもの。 開けてみるまでは何が入っているかわからない





これは パパの大好きな映画のセリフです






人生 何が起こるか分からない!と言う意味です














今年の夏 進路相談で かぁかと 学校で 担任の先生と お話をしましたね




担任は 若い女性で 教養が高いのか あなたが受験をする学校名を言った途端に 不合格することを 決めつけて話しました


かぁかが その学校の推薦を聞くと 見下したかのように「評定が平均3以下なのであげられません!」 って



そして担任は 「あなた!自分の成績を分かっているの?専門学校も 考えてね!」
そう言ったそうですね



それを聞いて かぁかは 黙って話を聞くだけだったみたいだね



でも かぁかはね 【この担任 何を言っているの?この子は志望校に合格しますよ!】と 何度も何度も 言いかけたそうです



帰宅後 パパに その三者面談の話を 聞かせてくれました



その時 かぁかは 「先生には合格できなって言われたけど あの子は 絶対に合格するよ!」と パパに言って来ました


たぶん 自分の娘を馬鹿にされて そうとう悔しい思いをしたんだろうな!と 分かりました






そして あなたは その2ヶ月後 かぁかの言ったとおりに 短大に合格をしました 誰から見ても奇跡の合格です





2013.9.20 17:36 あなたは 封筒を開封して合格通知を確認すると 自分でも信じられない!といった顔で かぁかに 見せましたね


その合格通知を かぁかは見て 満面の笑みで パパの所へ持って来ました


『パパ! 合格したよ!私の言ったとおりになったでしょ!』って



そう言ってきた声は 微妙に震えていたんだよね




あなたは 「面白かった!かぁか 合格通知見て 飛び跳ねてパパのところへ持って行くんだもん!」 そう笑い飛ばしましたね




あなたには 子供のように喜ぶ 馬鹿な母親に見えたでしょう?





どうしてだと思う?




それはね 18年前 あなたが生まれた時 パパ達は収入が少なかった 当時バブル期と言って 日本中がお金持ちになって 浮かれていた



そんな時に パパとかぁかは 使えるお金が無かった!



お家の八百屋に入って お爺ちゃんから 二人で20万貰って その内15万は 税金と家賃と保険の支払いだった




その中に あなたの学資保険が入っていたんだ




パパはあの時 かぁかに 『お金無いのに 何で保険なんかに 入るんだよ?』そう聞きました




かぁかは「18年後に 入っていて良かったと思うから・・・」 そう答えたんです





今になると分かる パパとかぁかは中卒 中学までしか学校へ行っていない


だから みじめな思いを何度もしてきた これこそが劣等感なんだけど


パパは たぶん その劣等感から 怒りを 家族に ぶつけていたと思うし  未だにケチなのは そのせいなのかも知れない



所得の少ない不安と恐怖 お金の重さを痛感してしまったから



かぁかは パパ以上に お金の大切さを 分かっていたんだろうな だから あなたが短大へ行く為のお金を 無理しても 貯めていたんだと思う





20代前半の女性が破れた下着を穿き続け お店の賞味期限の切れた食品を食べて 腐った果物の傷んだ個所を取り除き食べた 


年に数回の外食は お得意先様だけ





パパも 煙草・お酒・賭博・車・バイク・スキー・遊戯と 一つずつ止めていったな~


お金を使えないことで かぁかとよく喧嘩した!


パパは怒って 何度も 保険の解約をしようとした事もあった でも かぁかは 絶対にそれを 許そうとはしなかった




これが母親なんだと思う・・・・





 
自分が我慢をしても 今 子供たちに辛い思いをさせても きっと この先に必ず笑える日が来ると 信じていたんだと思う



教養と学歴の無いパパとかぁかにとって せめて 子供たちが 頑張って大学や短大に入れた時の為に お金を貯めといてやるぐらいしかできないと思っていたから



でも 少しずつだけど 年を重ねていくと 多少 お金を稼げるようになって来たんだよね 



でも そのお金が 自分たちにとって ”生き銭””死に銭”の区別は しっかり つけているよ



その ”生き銭” の一つが あなた達と行った 海外への旅だ!


自分を生かすお金 それが ”生き銭”だ!




苦労話を書いちゃったけど 本当はパパのお給料が多ければ 何も問題無かったんだけどね





そして 合格が分かった日に かぁかが パパに 言ったんだ


『ね~私達って ずーと低層で生きて来たけど 案外 良かったかもね!だって こんな小さな事でも喜べるんだもん!』



本当にその通りだと思う



あなたが短大に合格しただけでも パパとかぁかは 最高の幸せな気分に包まれたんだ



18年前 こんな幸せが待っているとは想像も出来なかった




人生って 生きてみなきゃ 何が起こるか分からない



本当に チョコレートの箱の様なものだ!


長女へ
ありがとう 私達を幸せにしてくれて・・・・



そして どうかあの時のお金が あなたにとって ”生き銭” でありますように・・・・・



















こんな 内容の日記を書いていました







そして 本日 娘は 卒業して チョコレートの箱を開けました



私は そのチョコレートの箱の中身を見て こう思ったんです



やっぱり 人生 開けてみないと 何が はいっているのか 分からない・・・・








妻は 私の前に 4個の チョコレートの箱を 置いてくれました






いったい これから その中から 何が 出てくるのだろう・・・・・




何が出てきたって 私は 全力で 応援するつもりです






長女へ

あの時のお金 生き銭にしてくれて ありがとう・・・・・