本日 名古屋市大高イオンモール グリーンコートで
MC:タケト、横澤夏子さんのもと 2018ハイスクール漫才 準決勝が 開催されました
予選を勝ち抜き 準決勝進出者は 11組の高校生になります
その大会で 次男の漫才コンビ シセンが優勝してしまいました
その結果 来月9月2日に 大阪
なんばグランド花月の舞台で 決勝を行なう運びになりました
今回 私たちは 会場へ行けず 15時ごろ 次男から Lineで 優勝の報告をされたのですが 親へのチャカシかと思って スルーしていました
その数時間後に 写真が送られてきて そこで 初めて 本当のことだと理解して 驚いたしだいで御座います
次男にとって 今回のハイスクール漫才は 色んな意味で 沢山の学びが あったようです
大会で優勝するとか 勝ってNGKへ行くとか そんな レベルの話では無いほど 悩んでいて 大会に出場するだけでも! 漫才が出来るだけでも! 満足する大会だったのですが まさかの優勝に 自分でも信じられない様子でした
そんな 奇跡の起きた 最後のハイスクール漫才だったのです
ちなみに コンビ名のシセンは 1年4組の生徒 シ(四)セイ(生)から この”シセイ”に 売れている芸人コンビに ”ン”が 付いているのが 多いから ”イ”を”ン”に 変えて
シセン だそうです
MC:タケト、横澤夏子さんと!
優勝した証拠写真だそうです
吉本興業チャンネル
吉本興業チャンネル
優勝者だけが 楽屋に案内されて 今後のお話をさせて頂だいたみたいです
よしもとの作家の方からも アドバイスを頂いて 今後の相談の為 Lineまで 交換させて頂いたそうです
なっちゃんとも タケトさんとも いろんな お話をして 今回の漫才の批評や シセンの将来の進路まで お話をしたそうです
タケトさん 横澤夏子さんには 次男が 貴重な体験をさせて頂き 心より感謝申し上げます
次男のネタ帳!
次男が ここまで 来るまでの裏話を・・・・
今年の5月に 剣道の最後の西三大会 個人選を終えて 次男は 剣道部を引退しました
次男は 次の目標に進んだのですが 高校生活で まだ 遣り残した事が ある様で
それが ハイスクール漫才 H-1でした
しかし 私が見ている限り その気配が 一向にありません
6月ごろだったか 次男の様子が 少しおかしく 何かに悩んでいるようでした
ちょっと 気になって次男に話しかけてみると・・・・・
『どうした? このごろ なんか 悩んでいるみたいじゃないか?』
「うん 俺 今 相方と うまくいってないんだ」
『なんかあった?』
「別に無いけど でも シセン 解散しようかなって思って・・・」
『解散か・・・』
「だから 今 他に 面白い奴がいて その子と 組もうかなって 聞いてるんだ!」
その話で なんとなく 思いつめているのが 分かった
「もし その子が 駄目でも 大会にエントリーだけして 当日 俺 1人で 漫談しようかなって 思ってる!」
この話で 次男は よっぽど 漫才がやりたいんだなって 分かりました
こんなにギッシリ 何十ページも!
親として 言って良いのか悪いのか 悩みましたが 次男と 話をすることにしました
『あのさ~ もしかして 相方の子に 自分の考えを 押し付けていないか?』
「うん」
『絶対に優勝しような!とか 優勝する為に もっと練習して 頑張らないと!とか・・・』
「うん 多分 言ってる! でも 相方だって・・・・」
『余計な事だけど 相手の事 考えた事ある? お前はお前 相方は相方 それぞれ 漫才に対する温度が 違うんだよ』
「分かってるけど・・・・ 俺ら いつも 学校で馬鹿にされているから テンパーズの方が面白いって!」
テンパーズとは 次男の剣道部の友達で 次男よりも先に漫才をしていて 次男は 彼らを見て 誘われて 漫才を始めました
負けず嫌いの次男にとっては そんなテンパーズにも ライバル意識が 芽生えてしまうのでしょう
『お前の言いたいことは分かるけど テンパーズはテンパーズ!シセンはシセン! どっちが面白か!じゃなくて 漫才をしていることが 自分にとって どれだけ 楽しいのか!の方が 大事だと思うんだけどな せっかく自分のやりたい漫才をしているのに 他人ばかりと比べていたら 勿体無いじゃん!』
次男は 黙って 私の言う事を 聞いていました
『それに 俺から見たら シセンの漫才って 素人高校生の漫才だよ どうみても プロの漫才師になるほどの 才能が あるとも 思えないし!』と ちょっと 意地の悪い事を!
「自分でも 分かってる」
『でもさ お前の 漫才をしたいってゆう気持ちは 俺には 凄く伝わってくるんだけどな』
「うん」
『だから 漫才が出来るだけで イオンの小さな舞台に立つだけで 最高じゃん!』
次男は ちょっと 項垂れながら 私の話を聞いていました
『それとな さっきの話だけど 相方は 変えないほうが良いと思うよ 少なくても 高校生活の間は・・・・ 彼とやりな! 最初に 自分で決めた相方だろ!』
「・・・・・」
『よく考えて 相方にも 漫才への気持ちや 今の都合 今後の進学の目標があるんだから それを邪魔しないで 時間がある時だけ お願いしたら どう? その時は お前が 頭を下げる気持ちで 相方と接していかないと! 』
次男は 少し考えて うなずきました
高校生の息子に 言う話ではありませんが もし 次男が 独りよがりに 突っ走って 人の気持ちを理解できなくなるのは よくないと思い 助言をしてしまいました
その後 なんだかんだで 解散を思いとどまり シセンで 準決勝への 漫才を応募して 予選を通過したのですが その後も 温度差が 縮まらず 前日まで 練習をしなかったそうです
前日 靴まで 揃えて!
私も 何も言わない次男を見て きっと この大会を辞退するのかなっ~て思っていたのですが 前々日に 相方から連絡があって 昨日 衣装と ネタあわせをしに 我が家へ 泊まりに来ました
昨日は ベル商店のお店(倉庫)で ず~っと ネタあわせをしていた模様
2階に居た私たちに 時々 響く 漫才の声は 次男の喜びに満ちた声に 聞こえていました
練習後 20時ごろから 映画【火花】を見て 気持ちを高ぶらせていたようです
本当に 漫才が出来て 良かった・・・・・・
それでは 2018 ハイスクール漫才東海・北陸・甲信越地区 イオン大高店で発表した 次男 シセンのネタをどうぞ!
司会のタケトさんと ナッちゃんから 総評を頂きました
結果発表
まさかの地区優勝を果たしたシセン!
優勝 おめでとう
解散しなくて 良かったな!
相方君へ
カズと 組んでくれてありがとう 受験と言う大きな壁を乗り越えようとしている時に 次男が 強引に誘ってしまい 申し訳ないことをしました
次男には これが最後だぞ!って 言っておいたのですが 9月の決勝 NGKまで 引き伸ばしてしまいました 本当にすみません
私から見て あなたは 次男に合った 素晴らしい相方です
なんにでも挑戦したがるが 気の小さい次男に対して 臆することなく堂々とボケをする あなたは 次男が 安心して 思った通りの漫才が出来る相方だと思います
どうか 決勝では 楽しんで 舞台に立ってください
カズと一緒に漫才をしてくれた事 感謝します
テンパーズの二人と!
テンパーズのお二人へ
次男を漫才に誘ってくれてありがとう
あなた達の漫才を見させていただきましたが 実力 余力 幅と 間違いなく 上回る漫才でした
結果は結果ですが ず~っと 二人で漫才をしてきた時間こそが 最大の報酬だと私は思います
次男も ひたすら ネタを考えているときが 充実した時間だったと思えるので!
今回のシセンの漫才は 次男が テンパーズに 追いつこうとして 常に どうしたら H-1会場で ”ウケルか”だけを 必死で考えていたんだと思います
だから 次男は 最初に お客さんを引きつける事と 司会者を弄ることに 焦点を絞ったのでしょう その後は ほとんど 勢いだったと思います
結果的に それが 好印象を 審査員に与え 実力以上の評価を得てしまっただけだと思います
そう考えると 間違いなく シセンの優勝は テンパーズ あっての優勝でした
動画でしたが テンポの良い 切れのあるテンパーズの漫才を見させて頂き ありがとう御座いました
応援に来てくれた剣道部の仲間
昨年に引き続き 南高校剣道部(引退後)の仲間達で 応援に来てくれていました
動画も 全部撮影してくれて 会場に行けなかった 私たちも シセンやテンパーズの漫才を見ることが出来ました
剣道部を引退後も 仲の良い 仲間達で 次男も 充実した高校生活を送ることが出来ています
みんな ありがとうね
優勝した瞬間のシセン!
次男へ
地区大会 優勝おめでとう
これから立つNGKの舞台は 誰でもが立てる舞台ではありません
高校生の最後で そんな貴重な体験を あなたは 経験できるのです
緊張もあるでしょうが プロの有名な芸人さんだけが見る世界を その目で 見てきてください
そして 思う存分に 漫才を楽しんで下さい
決して 一人では出来ない 漫才を 相方と共に・・・・・