2018年8月15日水曜日

本日は73回目の終戦記念日 我が家は・・・


本日は 終戦後73回目の 終戦記念日を迎えました

全国戦没者追悼式が 東京で行なわれ 戦没者約310万人の冥福を祈りました




我が家も 毎年 この日に 夫婦で 食事と水を摂らないのですが 今年から 妻の要望で 水分だけは摂る事にしました


腎臓の問題があるから!




そんな今年の終戦記念日は 朝から お仕事をさせて頂いておりました


妻も 本日 お客様の集金日だったのですが お客様の所へ お邪魔すると コーヒーとか お菓子を出してくださるので 集金日を1日ずらして頂いて 朝から絶食をしていました




仕事も終わり 夕方ごろから 空腹がピークになるのですが 今年は 水分を摂る事で 頭痛は 和らげる事が出来ました




深夜0時をまわり 二人で 宮崎県 山大さつま芋を蒸かして食べようとしたら 次男も お腹空いた・・・って 部屋から降りてきて


そして バイトへ行っていた 次女も お腹空いた・・・って 帰って来ました 




二人とも 今日が 8月15日 終戦記念日だということを 思い出して それぞれが 絶食をしていたみたいでした





0時をまわって 蒸かし芋





































二人だけで だべる予定だったのですが 次男 次女も 絶食をしていたと言う事で 2つを 半分に割って 4個の蒸かし芋にしたところです



すきっ腹に この芋の甘味が ジ~ンときます




何時もは 見向きもしない ただの蒸かし芋も 今日は ご馳走で御座います



そして 妻は 今年も 同じことを・・・・


「私たちって 1日 我慢をすれば イイだけなんだよね 戦時中の人は ずーっと なんだよね」って




その返しで 私が 二十歳頃に聞いた ある女性の 戦時中の話をしました




『知立市に住んでいた方の 話なんだけど その人 戦時中の頃  まだ 子供でね

毎日 芋ばかりを食べていたんだって!


さつま芋って荒れた土地でも 土に埋めておくと どんどん増えていくから 戦時中は 主食の食べ物だったらしくてね


でも そんな芋も 無いときがあって その時に さつま芋のツルを食べたらしくて・・・


なんか ”山ブキ”みたいで 美味しそうな感じがするんだけどさ その人が言うには 泣きながら 食べていたんだって!

それはね・・・ さつま芋のツルって 毛があるらしくって それが 喉を通る時に 刺さって 痛くて 泣いて食べていたんだって 

本当は 食べたくなかったんだけど ”食べたくない!”って言うと お母さんが悲しむからって 我慢して 食べてたって 教えてもらったんだ


その時 さつま芋のツルを食べるっていう発想も無かったし ツルに毛があることは知っていたけど 食べて 喉に刺さるなんて 考えた事もなかったから ちょっと 衝撃的だったんだよね』 




こんな 昔に聞いた話を 妻にしました




今 当時の戦争中のリアルな話を聞ける人って 殆ど居ないから 些細な話ですが 私にとっては とっても 貴重な体験談を教えていただいたと思っています



妻も それを聞いて 食事の有難さを さらに 感じていました








そして 今年 終戦記念日に観た映画は・・・・







野火 塚本晋也監督作品 大岡昇平原作
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ある兵隊の出来事を小説にして それを映画化した物なのですが これが ちょっと強烈で 賛否分かれるところです




私は あっという間に 時間が過ぎてしまったほど その世界観に 入り込んでしまいました


映像でリアルに表現しようとしてたのですが 思ったほど グロテスクではありませんでした でも 見る人によっては 脳裏から 離れない映像かもしれません


この映画の内容として 人の極限というものを 上手く表現できていたのだと思います


妻は この映画を観て 色々 思うことがあったのか さつま芋を 有難く食べていましたから・・・





映画『野火』 Fires on the Plain 予告編






太平洋戦争の大きな歴史の流れとは関係ない 地味な映画ですが こんな映画もあるんだな~って 一度 観てみてください



但し 自己責任で・・・・・・・トラウマになるかも











終戦記念日 戦死者ならびに戦災死者の顕彰と哀悼の意を表します