本日 無事 ベル商店の地鎮祭を 執り行うことが出来ました
大安 一粒万倍日 神吉日 大明日 母倉日 最高の日柄で御座います
岡崎住建 社長様もご臨席くださいまして 無事 地鎮祭を終了致しました
ちなみに 地鎮祭(じちんさい、とこしずめのまつり)とは 土木工事や建築などで工事を始める前に行う その土地の守護神(鎮守神)を祀り 土地を利用させてもらうことの許しを得る これには神式と仏式がある 一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており 安全祈願祭と呼ばれることもある
7月の下旬に入りかかっても 今年は 未だ 夏らしい天気にはならず 前日と前々日には 大雨に見舞われ 建設予定地は 貯め池状態で ゲンゴロウが何十匹も 泳いでいる始末で 延期も検討をしておりました
しかしながら 縁起の良い 7月20日大安には 行いたいと思い 住建さんの監督さんが 前日より ポンプによる水抜きをして下さり お蔭さまで 下の写真の様に 貯め池状態は 避けることが出来ました
会場は ビニールシートの上になりましたが なんとか設営をすることに!
今日の朝は 雨が ちょっとパラつきましたが 昼以降は 曇り空ながら 気温も上がり 土の乾くところも出てきて・・・地固まる!
地鎮祭の雨は 吉日で御座いますので 本日は 最高の地鎮祭日和で御座います
雨降って地固まる
水に困らない
火事にならない
地鎮祭の会場
住建さんは 小さな個人の建設やさんなので 紅白幕をするとは ないのですが こじんまりと 厳かに 執り行います
神職は 徳王稲荷社金刀比羅社の神主さんで御座います
徳王稲荷社と金刀比羅社の二社が合祀されていて 岡崎空襲により焼失写真 合祀する形で新たに建立された神社で御座います
境内摂社には 金山神社 秋葉神社 天神地祇社 御嶽神社が 祀られて御座います
14:00 間もなく地鎮祭です
長男は仕事で参加できませんでしたが 子供達3人は 偶然にも バイト 学校 仕事が無く立ち会うことになりました
地鎮祭なんて そう 経験できるものではありませんからね
足場は 豪雨のあとなので ビニールシートで覆いましたが その周りは ぐちゃぐちゃです
本来ならば 整地をしてからなのですが 私としては 地鎮祭が行なわれない限り 土地を弄くりたくないので 足場の悪いなか 神主さんは 嫌な顔をせず 行なっていただきました
刈初之儀で行なう砂山
この砂山の笹を草に見立てて 刈り取る為のものです
この山を見ると 地鎮祭だなって 思えて少し嬉しくなります
始まる前に ちょっとした昔話を 住建の社長様にしました
私は 21歳の時 家を建てております 母親のお金で 同居する家をです
その頃は バブル時期だったのですが とにかく ベル商店が もめていて 喧嘩の絶えない家だった頃です
まっ もめる原因は 決まっていて 幼稚な私の父親の 子供レベルの嫌がらせからだったのですが・・・
そんな 21歳の私が ベル商店のお客様であった横山町の建築会社で 家を建てるのですが 地鎮祭に 肝心な父親の姿は無く 私が 行なう事になりました
肝心な時には いつも逃げるので・・・
その時 建築関係者から言われたのが ”こんな若い子がお施主なの?”でした
確かに 子供子供していた 私が主となって地鎮祭をしているのですから 当たり前ですよね
あの頃 なんとなく 心細く 地鎮祭を受けた記憶があります
その後 建てた家は 親のかいた適当な間取りで 建築途中でも 私が決めた仕様を父親が 「こんな材料贅沢だ!」と 次々と仕様材料を変えられて おまけに最悪の大工が建てた事により 欠陥住宅になりました
家は本当に人が現れてきます そして全てが揃って 初めて 満足のいく家が完成します
そんな経験を踏まえ 住建の社長様に・・・
『若い頃 地鎮祭をやっているんですが あの頃 「こんな若いのがお施地?」と建築会社の人に言われ 歯がゆい思いをしましたけど この年になって やっと 堂々と 地鎮祭が受けられます』と!
社長様も 満面の笑みで 「本当に よかったですよね」と 喜びを 分かち合っていただきました
地鎮祭が始まりました
14:00 ここに住む 家族5人 勢ぞろいをして 地鎮祭が 始まりました
多分 子供達には この地鎮祭の意味は分からないとは思いますが 日本に住む以上 神事ごとは 迷信だとか 気休めだとか言ってられませんからね
今後 ここに住む以上 土地の神様に 守って頂かなければなりませんから
住建の社長様に撮影していただきました
ある意味 施主のメインでもありますから・・・・
笹を握って 大きな掛け声で 『エイ!エイ!エイ!』と 斎鎌 を3回振り下ろします
ここは 土地の神様に これから 地面を傷つけるのですから 今後の工事のお詫びと この土地に家を建てさせて頂く為のお許しを頂く為に お腹のそこから 大きな声で 斎鎌を入れさせて頂きました
玉串奉奠
私の後に 妻が玉串を神前に捧げます
続いて 長女
そして 次女

最後に次男
子供達は 見よう見真似で 玉串を回し 二礼二拍手一礼をしていました
地鎮祭 無事に終了いたしました

滞りなく無事に 地鎮祭が終了いたしました
雨も降ることなく 泥濘で足を取られることも無く 終わって 一安心
最後に 神主様と 社長様と 私の家族で 記念撮影をさせて頂いて 終了で御座います
巣立つまで あと少しですが この土地で建てた家が 子供達を 守ってくれます
この後 私は こちらの土地に 奉納された お神酒で さらに 土地を清めます
そして 肝心な氏神様と 土地の神様へ 後日 ご挨拶へ行く予定にしております