本日 安城市で ある漫才コンビが 255席のホールで 最後の漫才を披露しました
彼らは これを機に それぞれに力を付けて それぞれの道で 羽ばたこうとしています
そんな彼らを 私達家族は 陰ながら 応援します
彼らのコンビ名は ”テンパーズ”
3月20日 私達は アンフォーレの会場へ 行くことになりました
それは・・・・・・
遡ること 4年前 次男が 高校2年生の時
次男が
「俺 漫才の大会に出るから・・・」
私の頭は 【 なんだ? 漫才って?】
不思議そうな顔をする私に
「俺 漫才やってて 吉本のハイスクール漫才に出るから・・・」
その時 初めて 自分の息子が 漫才をしていることが分かったんですが・・・・
たしか こいつ 高校の部活 剣道部で 県大会出場に向けて 頑張ってるんだよな~
私は てっきり 剣道に 情熱を向けて 邁進していると思っていたので 次男の漫才って聞いた時には 腰から砕け落ちました
その後 本当に 大高イオンの会場で漫才を披露
男子剣道部員が そのまま 2組の漫才コンビに・・・・・
学生服が 次男のシセン 赤青のポロシャツが テンパーズです
次男は このテンパーズに あこがれて 漫才を始めました
だから 次男たちの漫才は テンパーズを 真似たようなネタで やっていました
私と テンパーズの出会いも このころです
兎に角 高校生が漫才をしているだけでも 当時は 驚きでしたし ましてや 我が子が漫才をするなんて 想像もできませんでしたから かなりの衝撃を受けた事を 覚えています
高校卒業後は それぞれの進路へ進み 次男は 就職して 漫才とは 距離が出来てしまったのですが テンパーズは その後も 地道に 活動をしていたようです
まっ 卒業後の次男は コロナもあって ほぼ隔離の 特殊な状況でしたので仕方ありません
バラバラになっていた 剣道部の仲間は たまに 連絡を取ったり 遊んだりしていたようです
2021年になって コロナが 終息する兆しもないまま 春を迎えようとしていたころ
次男から
「テンパーズが 最後の漫才をやることになって 単独ライブを開催するんだって それで ポスターまで 製作しててさぁ~ 」
感心した私は
『へ~っ 凄いやん 頑張ってんだなっ』
「ボケのやつが これから 東京にある お笑いの養成所へ行くらしくて 一旦 解散っていう形で ライブを やるんだって」
『お~っ まじか!すげぇ~な 大きな夢の舞台の一歩を踏み出すってことじゃん! 』
「うん 俺も すげぇ~って思う」
『いや~っ これは 大きな決断だわ 応援しないとな!』
「それで 俺 その日 仕事で行けなんだけど 二人で 見に行く? 」
『イイね 俺ら その日 空いていると思うから かぁかと 行ってくるわ!』
と まぁ こんな感じで 彼らのライブへ行くことになりました
その時 次男から 見せられた写真は 彼らの ポスターでした
いや~っ 本格的な ライブになっています
このポスターを見て 彼らの 本気度 そして 今まで 漫才に打ち込んできた想いが 伝わってきます
14:00 アンフォーレに到着
会場に入ると 次男の相方が会場の整理をしていました
私達も 久しぶりの再会で 彼が 大人に成っているのが 分かります
いや~っ ほんと 高校を卒業すると 一気に 大人の顔になりますね
ちょっと 次男の話をして 入場しました
アンフォーレホール 本格的な会場です
初めて アンフォーレのホールに来ましたが 地下になっていて かなり 本格的な会場になっています
今回 この会場を借りて テンパーズの友人たちが 力を合わせて ライブを盛り立てていました
本来ですと 拙い漫才かもしれませんが 次男も 前座で シセンで漫才をする予定でしたが 仕事で出来ません
高校の時の仲間でしょうか
みんな 大人に成って それぞれの道に進んでいます
高校生の頃の あどけなさは みんな無くなり 大人の顔になっていました
次男も 来たかっただろうにな~っ
14:30
テンパーズ単独ライブ 1部が始まりました・・・・
30分後に 2部が始まりました
ライブが終わって
あ~っ これは 高校生の頃の初々しい漫才とは別物に なっていました
見違えるような 成長をして 一人は プロの道へ進むなんて やはり 次男の憧れだった漫才コンビです
全部 面白かったんですが 私は 2部の3本目が かなり笑えてしまったので 動画の2部は 3本目をUPさせて頂きました
全部のネタは 動画配信しているそうなので テンパーズで検索してみてください
漫才が終わって 彼らと記念撮影
彼らの成長に 感銘を受けました
これから養成所にバイトをしながら通う吉村君のお話を 大学生の長澤君と させて頂いたんですが 彼もまた 吉村君が 東京で軌道に乗れたら 卒業後 上京をすると 目を輝かせて 私に話してくれました
次男も そうですが 夢に向かって すすむ青年は 素晴らしいですね
次男は 子供の頃からの夢の舞台に立ちました しかし それは 始まりにしかすぎません 今 まさに 手に届く 自分の夢を 掴もうとしています
そしてテンパーズ君たちも 一人が 夢の舞台に一歩踏み出しました
彼もまた 自分の夢を掴むための スタート台に立ちました
途方もない夢をつかむには・・・・・
ここからは 頭の悪い幼稚なオヤジが 思ったこと
次男も テンパーズ君の二人も 今 まさに 夢を追っかけています
息子や テンパーズ君達の夢(成し遂げたいもの)は 他から見たら 無謀で 到底 成しえない幻想だと 思われる方も多いかと思います
所詮 夢は夢!とか 宝くじに当たるより無いわ!とか 叶わないから夢なんだ!とか
たしかに 現実を見ると まず 叶わない夢でしょう しかし 息子や テンパーズ君たちは そんな 無謀な夢だからこそ 大きな 行動を起こしました
夢が 大きければ大きいほど 人と同じことをやっていては 叶いません
まず 自分の持つ 狭い常識を破って そこから抜け出し いかに理不尽なことに挑戦できるかが肝心だと思うんです
テンパーズの一人は その殻を破りました
彼らの漫才動画を見て どのように思われるでしょう?
面白い?面白くない?素質がある?素質がない?ネタを作るのが上手い?下手?・・・・・・
彼にとって そんなの どうでもイイんですよ 狭い世界の 他人の常識だから!
彼は その常識から 出たんです 仕事もやめて 将来の安定した生活も捨てて・・・
そして何より 自分の力を信じたんです
自分の力を信じるってことは 決して 積み重ねてきたものじゃなくて 根拠の無い自信を持っているんだと思います
それは 自分が積み重ねてきた実績や 過去の自分をもとにした根拠だと 崩れた時に 簡単に揺らいでしまうから
だから 彼らは 過去の栄光や実績に依存せず 絶対に成し遂げるという強い意志持って 未来の自分の力を信じているんだと・・・・
そして これから 毎日 成功した(成し遂げた)未来の自分を 想像しながら 夢の舞台の前で 遠くに見えるゴールを目指し 緊張感の中で 戦っていきます
頑張れテンパーズの2人 大きな夢を掴め!