次男が 安城市の個人の部2位通過で 参戦が決まり 出場させて頂きました
この大会は 長女から次女 次男と 3人が 出場をさせて頂いたのですが 姉達は 中々 初戦突破が出来ませんでした
そんな中での 次男の目標は 初戦突破でした
次男から トーナメント表を もらうと 各都市の予選順位が そのまま 当てられていました
よく見ると 豊田の選手との対戦のようだった
名前を見た瞬間に 次男は 少し ガッカリ気味!
話を聞くと かなり 強敵らしい
まっ 強い道場に通う選手だそうだ
それでも 参加できる事に 意味がありますので 諦めずに1勝を目標に 12日間 頑張っていました
剣道もそうですが 体が華奢なので 毎日 毎日 4合のお米を食べて 体も大きくしている様だった
次男の頑張りは 認めてあげなければ・・・・
チームメイトの思いやり
本日 私達は 仕事で ずーっと付き添うことは出来ず 11:00に 一度 息子を 会場に運んで お店へ帰りました
ある程度 仕事を終わらせて 14:00 私達二人で 次男の 最後の選手権大会を 見届けようと 会場へ向かいました
会場へ 到着して 次男を探し 近ずくと 剣道部の副部長と 後輩が 胴着を着ているではありませんか!
出場するのは次男だけなのに・・・・・・
話を聞くと 次男と稽古を してくれていたらしいのです
1回戦で 敗退するかもしれない次男の為に!
私は この温かさに 少し うるっと してしまいました
個人戦への出場選手の多くは 午前中の団体戦にも 出場していて 体が温まっているので少し有利に働きます
しかし 個人戦のみだと 会場の緊張感や いきなりで体が動かないなど 不利な事も多いそうです
そんな中での チームメイトの 思いやりに 感動してしまいました
お蔭で 次男の体は 少し温まり 試合の準備が出来ました
やはり 次男は 一人だけで 剣道をしてきたのでは無いことが よく分かりました
そして 個人戦が 始まる前には 男子顧問の先生 お二人と 女子顧問の先生も 応援に来てくださいました
さらに 男女剣道部 同級生や 後輩も 応援に来てくださいました
私は 次男が横暴な部長で 皆に 疎まれていると思っていたので 本当に 彼らの行動が 嬉しくて たまりませんでした
この場をお借りして 深くお礼申し上げます
次男の為に 貴重な時間を割いて頂きまして 有難う御座いました
結果は・・・・・
写真右 赤帯
3:00に 個人戦が 始まりました
私も 久しぶりの 次男の試合に 驚きました
落ち着いた剣道になっていたのです
成長!成長!学び!学び!と 言い続けたのですが ちゃんと 次男なりに 成長しているようでした
結果の方ですが 無事 一回戦を 突破しました!
一本面を取られて 終了ギリギリで 面を取り返し 延長で小手で 二本勝ちを納めました
最後まで 諦めなかったのが 良かったですね
一本取られて 吹っ切れたと 言っていました
二回戦で・・・・・ これも勝敗です!
左 白帯
立て続けに 第二試合です
この試合に勝てば 県大会出場が決まる 大事な一戦です
刈谷の選手が上がってきました
三分間 ほぼ 互角の戦い!
お互いに 反則一本どうしで 延長戦へ 進みました
そこで 次男に悲劇が起こります
面を取られて 敗退するのですが 試合終了後に 相手選手へ 挨拶へ行くと!
「ごめんね 面 入っていなかったよね」 って・・・・・・・
帰宅後 ビデオ映像で確認をしたところ 確かに 面は外れていて 一本取られては いませんでした
状況は こうだ
相手選手が 面を打ちに来たところを 次男が竹刀ではらい 胴を打ったのだが・・・・
その面打ちを 主審が見間違えて 相手選手の旗を上げてしまい 直ぐに 訂正して 旗を下ろしたのですが その主審の旗につられて 主審が旗を下ろした後に 副審一人が 相手選手の旗を上げてしまい それを見て もう一人の副審も つられて 上げてしまい 二人上がったので 間違えて上げた主審も 相手選手に旗を上げてしまった!
こんなお粗末な 負け方をしてしまいました
これは 意図的な誤審とは言えませんので 次男は 悔しながらも 負けを認めました
しかし 次男は 清々しく 私達の元へ 帰ってきました
顧問の先生より ねぎらいの言葉
試合後 顧問の先生に 労いの言葉を受けていました
こちらの先生は 長女の時代より 私達の子供3人を 7年間も 見続けて下さいました
特に この次男には 手こずったとは思いますが 忍耐強く 息子と付き合い続けて下さいました
正武館道場の先輩でも御座いますが 次男の支えになっていた事には違いありません
二回戦で負けた西三河大会でしたが 顧問の先生より 「良い試合を見せてもらいました」と 言って頂き 本当に 感謝の想いで御座います
長女の時には 次男も まだ小学二年生で 大会時には いつも 先生に絡んで ちょっかいをかけていましたが 8年後に顧問として お世話になれて 感慨一入で御座います
最後の最後に 言われた言葉は
「あいつ 成長しましたよ! 部長としても 皆を一つにしようと 頑張っていましたから」
私達 親にとって 最高の褒め言葉で御座いました
本当に 長い間 有難う御座いました
試合後 次男時代の終了

試合後 次男が 応援に来てくれた剣道部の仲間たちに 最後の挨拶を させてもらいました
これで 3年生の中学部活動での活動は終了です
未熟な部長でしたが 次男なりに 1年やってこれたのは 部員の協力があってこそです
深々と お礼を言って 後輩たちに 来年の西三河大会の出場を 託しました
本当に みんな 有難う御座いました
たかが 部活の剣道です 中学から初めて そんなに簡単に強くなることは出来ません
ましてや 簡単に勝つことなんか できません
でも・・・・・
昔 私が 次男に言った言葉です
【 剣道を 本当に楽しめるのは 真剣に 勝ちたいと思う人だけだぞ!】
どうか 後輩の皆さん 結果はどうであれ 本気で剣道を楽しんでください
同級生の皆さんも 進学後 剣道だけでは無く 遣り甲斐を見つけたら 本気で楽しんでください
私達も 次男も 心より願っています
最後の集合写真

写真は 皆さんに許可を取っていませんので ピンボケにしてあります
顧問の先生のお薦めで 最後に記念写真を撮らせて頂きました
みんな 良い笑顔で 撮れています
一生涯の ほんの短い時間三年間で 次男が この様な ご縁を頂いた事 皆様に 感謝で御座います
たった 二試合8分の為に 来てくれた 恩師や仲間の写真を 次男は決して忘れることは無いでしょう
今回の試合で気づきました
勝者(入賞者)には 多くの人たちから 多大なる 賞賛が贈られる
祝いの言葉や 祝福 そして 憧れ!
他人は その 勝ち負けのみで 人を評価します
しかし 仲間や 顧問の先生 そして 私達 親は あなたの努力と成長に 賞賛を贈ります
真剣に勝とうとした あなたに・・・・・・・・・・
素晴らしい 剣道部です