2017年3月12日日曜日

再会  4年後に横浜!そして 4年前のベネチア!


昨日11日 妻と ある場所へ行くか? 悩んでいた


ある場所とは 横浜だ!


その横浜で ある女性と 再会の約束をしていた


約束と言っても 他愛も無い約束なんですが・・・・




その彼女とはFB(フェイスブック)で お友達になった女性です



昨年 2016年5月 私の誕生日に FBへ 彼女から ”横浜スタジアムで 一緒にベイスターズを応援しましょう!”と メッセージをもらいました


FBでの 他愛も無い 社交辞令的な やり取りでしたが 私は その約束を 果たしたかった



それは 彼女が 私にとって 特別な人だったからです



どんな人か???



それは 今から4年前の お話になります・・・・・・・











2013年2月 Paris Gare de Lyon(パリ リオン駅)

2013年2月4日


私と次男は 夜のLyon駅に居ました

ロンドン パリと旅をして この日 寝台列車(Thello)で イタリアへ向うことに

Lyon駅は ゴウゴウと列車のアイドリング音が響く 雑然とした様子だった

しかし そんな状況が 旅の情緒を 盛り上げてくれていました!



ここまで 助けてくれる人も無く 言葉も 地理も 列車の乗り方も分からないのに よく 来れたものだと 自分でも感心していた



この日は ヨーロッパの旅の 折り返しの日でもありました








列車の時間を待ちながら夕食

搭乗時間まで ホームの待合で 私と次男は 冷たくなった「ファラフェル」のサンドイッチを1個 二人で分けながら 夕食として食べていた


まっ ケチケチ旅なんて こんなもんです!


「ファラフェル」とは イスラエルの料理で 水で戻して潰したひよこ豆にパセリやコリアンダーなどの香辛料を加え 丸めて揚げたコロッケのことです



そのコロッケに キャベツやキュウリ トマトをピタパンで挟んだサンドイッチを 二人で食べていました


冷たくなった ファラフェルのサンドイッチは 美味くも無く ただただ 胃の中に押し込むだけだった・・・


次男も 同じく 美味しそうには食べていない!





時刻表

列車No.221 19時59分発 VENEZIA-SANTA-LUCIA行き


私が購入したチケットは Paris Lyon駅から VENEZIA S. LUCIA駅の寝台チケットではなく 


Paris Lyon駅から VENEZIA-MESTRE駅で 購入しました


VENEZIA-MESTRE駅は VENEZIA S. LUCIA駅の 1つ前の駅です


VENEZIA S. LUCIA駅は 島で 海を渡る前の駅が VENEZIA-MESTRE駅になります



なぜ この駅にしたのかといいますと チケット代が VENEZIA S. LUCIA駅までだと 20000円 しかし VENEZIA-MESTRE駅だと 8000円だったからです


1つ駅が違うだけで12000円の差額だったので 迷わずParisLyon駅からVENEZIA-MESTRE駅のチケットを購入しました



未だに この違いの理屈が 理解できません



実際には VENEZIA-MESTRE駅で降りずに VENEZIA S. LUCIA駅まで乗って 降りましたが 何も言われませんし 気づかれる事は有りません



切符の買い方の問題だけみたい!




Thello(テッロ)車内
現地時間19:59 無事に出発しました


寝台列車は4人部屋 かなり古ぼけた列車でしたが ヨーロッパの寝台列車ともあって 気分は ”世界の車窓から” そのまんまです!


相部屋は フランスの ご老人夫婦と一緒になり フランス語しか 話せないので ほぼ 絵と数字の筆談で 会話をしていました


ご夫婦は サン=ブリユーと言う イギリスに近い海の町から ベネチアへ行かれるとのことでした


サン=ブリユーはフランス西部 ブルターニュ地域圏の都市です


ご夫婦は 毎年 Veneziaに 行かれているとの事でした この時期に!





Thelloのトイレ・洗面・ローカ

トイレ 洗面は こんな感じです

ちょっと汚いです 日本の寝台車をイメージしていくと ガックリきます

通路も 何にも飾り気はありません


これは あくまでも2013年のThelloです







寝台車両の部屋
部屋は こんな感じです

ほぼ プライベートは確保できません


4人組でしたら何も 問題ないですが 見知らぬ人と相部屋だと ちょっと 緊張したり 盗難に 気をつけなければなりません


けっこう トラブルも多いようで 私達は 紳士的なご夫婦と相部屋でしたので 気を緩めないまでも 安心しながら寝る事が出来ました




2階ベッドで寝る次男

次男は上段ベットで 寝てもらいました


車内は暖房が かかっているとはいえ 2月の室温は それなりに寒い!


この写真は1時間ごとに起きては 次男に布団をかけているところです


直ぐに 布団を蹴ってしまうので!






良い父親だなって!思うでしょ 違いますよ!





旅の基本は 病気に ならない事です

だから 次男が風邪をひかない様にしています

だって 風邪をひたら 病院の診察代 薬代が 驚くような金額になるでしょう


良い父親ではなく ケチな父親なだけです


そうそう その結果 私は VenziaのHotelで 寒気に襲われダウンジャケットを着て ベットで 寝る破目になりましたけど・・・・・OTL




相部屋のご夫婦と記念撮影

2013年2月5日 9:20

列車が出発して13時間です

フランスから スイス イタリア ミラノと通過して 間もなくVENEZIA S. LUCIA駅に到着します


14時間の 列車の旅も 終わりに近づきます






VENEZIA-MESTRE駅から VENEZIA S. LUCIA駅へ

VENEZIA-MESTRE駅を過ぎて 間もなく VENEZIA S. LUCIA駅に到着します


とってもメジャーな観光地ですから 興奮 冷めやりません


分かりやすい所で ディズニーランドシーの スケールのデカイ 本物が目の前に有る様なものです








VENEZIA S. LUCIA駅

9:40 無事 VENEZIA S. LUCIA駅に 到着しました


着いてしまえば あっという間の列車の旅です


睡眠は しっかりと 取れませんでしたが 終始 興奮状態なので 問題ないです



次男は ちゃんと寝れて 健康状態も バッチリです!



Veneziaスタートです!

次男 大きな鞄を背負って 駅を出ます


どんな町なのか ワクワクしながら・・・・・







VENEZIA S. LUCIA駅 正面

ちょっと 疲れ切った顔をしていますが 駅から出ると 別世界が広がっていて 大興奮!



それと 驚くほど 人が多い!



ただでさえ 世界でも有名な観光地なのですが 本日は Carnevale di Venezia2013が 開催されている日で さらに観光客が多い!



一年で一番 Veneziaが にぎわう週です


それを狙って来てるんですけど!












水上バス チケット!

初めての観光地 方角も 道も 水上バスの乗り方も分からない中 とりあえず 3日間のFreeチケットをゲットしました

チケット代金
72時間 40€ (当時のレートで4120円

高いように思われますが Veneziaでは 水上バスは欠かせません だから むっちゃ便利!




注意点として 水上バスに乗るのに 切符の確認は ありません

チケットが無くても 乗ろうと思えば 乗れます

しかし 無賃乗車は けっこう捕まります 時々 抜き打ちで係員が調べていました

3日間の間に 何人も私達の前で捕まえられていましたから!








Veneziaがスタートしました!


2013年2月5日

こうしてヨーロッパの旅 2週間目に Veneziaをスタートさせました


Carnevale di Venezia2013に合わせる様に・・・・・・








2013年2月7日 Hotel前!

私達は ちょっとした穴場のHotelを探し出して Veneziaの観光をしていました


Veneziaの町は迷路の様になっていて 慣れるまで大変 そんな中で 穴場のHotelを見つけたのでした

但し シーズンOFFの通常宿泊費は5000円なのですが Carnevaleの開催時は10000円に跳ね上がります

私達は この10000円で宿泊していました

しかし これが Carnevaleの土日になると 30000円になります







VeneziaのHotel

サン・マルコ広場から徒歩3分 小さい川だがヴィン川沿いで 窓からその川が眺められて 朝食もついて Carnevaleの時期で 10000円は 破格の安さでした!





先ほど(2017.3) こちらのHotelを調べたのですが 私達が宿泊した部屋は ほぼ 完売状態で 空いている日も Carnevaleに関係の無い平日で 40000円になっていました


あれから4年が経ちます もう 穴場のHotelでは なくなってしまいましたね









2013年2月7日 サン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ


この日 2013年2月7日 15:50


Veneziaも ほぼ 徒歩で島中を歩き回り 雰囲気にもなれて サン・マルコ広場の対岸にある島 Chiesa di San Giorgio Maggiore(サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会)へ 行ってみる事にした


2番の水上バスで向かうのですが その水上バスの中にも 仮装した方達が居ます


次男は まだ 小さな子供だったので 照れることなく 船内で 写真を一緒に撮ってもらっていました


そんな 5分ほどの水上バスの移動中に 二人の可愛らしい女性を見つけました


次男が「パパ あの人たち 日本人だよ!」って 私に言ってきます



私も『分かった!』と 彼女達に 声をかけることに!


ちなみに 旅をしていて 誰彼構わず声をかけているわけでは有りません


こんな私でも 旅の最中は 人に対して 鋭いほどにアンテナを張りめくらせています


しかし 次男が示す旅先の出会った人たちは まず 大丈夫でした


子供の感とでも言いましょうか 危ない人とかを指すことはありません


そんな次男が 示した彼女達だったので 私は 迷うことなく 声をかけました






サン・ジョルジョ・マッジョーレでの出会い!

YさんとKさんです(写真は縮小してあります)


水上バスの中で 

『すみません 学生さんの卒業旅行ですか?』と 声をかけました

すると ニコニコって 笑って こう 答えを返してきました

「えっ~っ 学生に見えますか? あっ そうか こんなの顔にペイントしてるから キャピキャピに見えちゃったんだ!」

「違いますよ 友達どうしの旅行で来てます」


それが 彼女達との出会いでした


女性の方なので この後 年齢を聞くことは ありませんでしたが 印象として 教養のある女性である事は 直ぐに分かりました

ほんと 私とは 対照的な方達でしたが とりあえず お話をしてみる事に・・・・



島に着く短い間 私は 今 次男と旅をしている主旨と 目的をお話しました

多分 胡散臭い 親爺が話しかけてきたな~って 思っていたことだと思います


それでも 開放的な海外旅行のテンションで 私達とお話をしてくれました












サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会内
このサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は アンドレーア・パッラーディオの設計によって1566年から建築が開始され 1610年に完成しました
取り付けられている鐘楼にはエレベーターを利用して 上ることができます
ファサードは白の大理石で造られており、美しいデザインがされています
また ティントレットによる『最後の晩餐』など 多くの絵画作品が飾られています








教会内での会話

小さな島で 観光するのは サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会ぐらい

当然 教会で一緒になるのですが・・・



上の写真は 彼女達と話をしている所です 


マッジョーレ教会の中で 絵を見ていると Yさんが・・・・ 



これ「最後の晩餐ですよ!」って・・・



私は 驚いてしまった


直ぐに 質問した!


『私達 ベネチアの後 ミラノへ行って ”最後の晩餐”を 観るんです ”最後の晩餐”ってダビンチの絵じゃないんですか?』


すると彼女が 説明をしてくれました


「ミラノは ダビンチの描いた”最後の晩餐で有名なんですが 世界中の画家が最後の晩餐風景を描いているんですよ」


その話を聞いて 私は 初めて ”最後の晩餐”の意味を知りました

ただ 有名だからといって 観に行くのと 知識を持って行くのとでは 鑑賞していて 楽しみ方が 全然違う事が分かりました


Yさんは 続けて 「ここの 最後の晩餐も良いですけど ダビンチの最後の晩餐は もっと良いですよ 有料ですが 日本語の音声ガイドがありますから 聞きながら観て下さい」と 教えて貰いました





後日ですが ダビンチの最後の晩餐は 音声ガイドを借りて 鑑賞しましたが お話を聞けて良かったと思いました 

多分 ケチなんで お金出してまで 音声ガイド借りないから!





彼女が あまりにも 絵について詳しいので 聞いてみると


「私 大学で 美術史を専攻してたから・・・美術史って 絵画とか彫刻とか 描いたり作ったりするのじゃなくて 絵の歴史を研究する学問ね」って



なるほど そういう勉強も あるんだなって その時 初めて知りました


私達は その後 彼女の助言のお陰で ミラノで 沢山の美術品や 教会の壁画を楽しく見ることが出来ました

当然 ダビンチの壁画 ”最後の晩餐”もです











サン・ジョルジョ・マッジョーレ島からサン・マルコ広場へ
16:40

同じ水上バスに乗って サンマルコ広場へ戻ります

お写真の ここは 船乗り場の待合所です




船に乗ると 先ほどの彼女達と また 同じ水上バスに・・・・



船の移動の中 今度は 彼女達の方から 「FB(フェイスブック)繋げましょうか?」って・・・・


私は 尽かさず 『イイんですか?』って・・・・


彼女達も「いいですよ!」って





そんな彼女達に 私は言いました


『私のFBは 海外で会った人達だけしか繋げていません そのため 子供達へのメッセージとして 私の駄目親ぶりと 戒めのための言葉が連なっています 読んで 嫌な思いをしたら すみません』と!


そして 彼女達は 「大丈夫です!」と 船を下りて お別れした後 渡しておいたメールアドレスから 私のFBへ お友達の申請をしてくれました








これが 彼女との出会いの お話です







たった これだけの お話です 

たった これだけの 出会いです

たった これだけの 短い時間です




そんな 彼女に 私は 4年後 再会しに行きます



旅先の 些細な出会いで・・・ 

人を信頼できる程の 出会いでもないのに・・・



でも これが 縁なんだと思う



人は あんな 小さな出会いにだって 励まされたり 勇気を貰ったりします


4年前の 駄目駄目親父にとって ヨーロッパでの出会いは みんな 私に勇気を与えてくれていました 人生観を変えてくれました



ましてや 見ず知らずの 気持ち悪い中年親父と FBで お友達に なってくれた人達に 私は 沢山の恩を頂きました


しかし 帰国した後 多分 二度と会うことが無いであろう 彼女達に 私が 何か できるわけでは有りません



だから せめて FB上の 他愛も無い 「再会しましょう」の約束を 何とか 果たしたかった





今の 私は あの時の駄目親父よりは ほんの少しだけ成長できました





それは やっぱり 旅で出会った人たちの お陰でも有りますから・・・・・ 













本日 念願かなって 再会する為 横浜へ 車で向います!










3月11日 午後5時 明日 日曜日 丸々1日 お休みが出来る事になりました

直ぐに 土曜日の最後のお仕事 果物の籠盛りを ご自宅へ 届け 

午後6時に 仕事を終えました


しかし この時間から 横浜へ向かうのか・・・・と ちょっと消極的に!


ここからだと 休憩無しの 4時間か!


心の中で 【どうしようか?】と 考えてしまっていました



妻に 相談をすると


妻は 「今日 逃したら 次 何時 二人で行けるか 分かんないよ!」って


もう 腹を決め 行く気になっています



妻も また 私と 彼女との再会を 望んでいてくれていました



ここで 私も 腹を決め


18:10 今から Hotelの予約を!



PCに齧りついて 当日予約のHotelを探しました


これが意外と すんなり みつかり 最高の滞在時間のロングプランが ありました




リッチモンドホテル横浜馬車道 チェックイン20時 チェックアウト18時!





気になるのは お値段!



1000円引きのクーポンが付いて 2人で朝食込みの14000円


1人7000円 横浜の土日のHotelにしては 安い!


直ぐに予約を入れて 電話をかけました


駐車場の空きを確認する為に!


ちゃんと 駐車場も空いていた 但し・・・・


フロントの方から 「すみません 23時には係りが居なくなりますから そのときは カウンターまで起こし下さい」と!


私は 『多分 22:30には 着くと思いますので・・』と 伝え 電話を切りました



これで やっと 横浜行きが 決まりました



直ぐに Yさんへ FBのメッセージへ 送る


こんばんは 本日 今から 横浜へ向かいます リッチモンHotel馬車道です 明日観光を兼ねてのロッテ戦を観戦しようと思っています お忙しい中すみません お時間が合うようでしたら再会しましょう 時間があったらで良いので気を使うことのない様にして下さいね


時間は18:36に


連絡を一応 送りましたが その時は 多分 急な 私の勝手な連絡なので Yさんが 断ってくると 思っていました

それに 社交辞令的な 「再会しましょう!」だったら 完全に私の 独りよがりですし・・・


私は 彼女の返事無しに 横浜行を 決行しました


それから 直ぐ 長男に 車を借りて 妻の着替え中に 5分で洗車を済ませ


18:45 自宅を出発しました



慌ただしい 旅の始まりです








高速を飛ばす!
120kmで 走行中の新東名高速道路です

写真はブレブレ!


初めて 新東名を走りましたが 道が新しいのか 息子の車が良いのか 走りやすい!

あっという間に 静岡を通過して 瞬く間に 御殿場を通過!



携帯のナビも 到着時間が22:30


これなら 23:00の駐車場の時間に 間に合いそうだ!



ところが 電光掲示板に 嫌な 文字が浮かぶ!



厚木ー横浜町田間 通行止め!



何?高速で通行止め?  こんな事 あるのか?


1車線の交通規制じゃないのか?と疑いましたが・・・


厚木に着いたとき 無条件で 海老名JCTで 出されました



リッチモンドまで35Km 時間にして40分の距離です!



21:50



高速JCTの先には 二股の分岐点が・・・・ 



1つは 厚木インター出口 そこから国道246号線で保土ヶ谷バイパスへ

もう一つは 新湘南バイパスで 茅ヶ崎 そこから 国道1号線で関内へ




土地勘が無いので 海側を選択 茅ヶ崎へ

このルート 渋滞は無かったのですが 途中から下道なので ナビの到着時刻が 23:00になりました



それでも 何とか 22:58に Hotelへ到着


到着と同時に 駐車場のシャッタが締まり始め 車を降りていくと 係員が 再度 シャッターを上げてくれ 無事に 駐車することが出来ました


23:05

Hotel チェックインです!


後日談で もう一方の国道246号線は その後 大渋滞で カオス状態 多分 246号線を選択をしていたら 0:00でも 間にあわなかったかも







横浜ワールドポーターズの方へ

何とか 横浜に到着しました


直ぐに 荷物を置いて Hotelのフロントの方に 周辺の事を聞きました



丁寧に 地図を頂いて 方角を指差し 何処に 何があるのかを教えていただいて 横浜の夜景を観に散歩しました



23:45




この後 1時間ほど 横浜の桜木から関内と散策しながら 横浜に染まって行きました



ほんと 綺麗な街ですね





リッチモンドホテル横浜馬車道



それ程 広い部屋では有りませんが 清潔で 何も 問題ありません

土日 22時間 ロングステイで 朝食ついて 1人7000円なら お値打ちなHotelです



深夜2:00 就寝します









早朝 リッチモンドの朝食会場へ


早朝6:00に 目を覚まし 何時もの如く 朝のお風呂で目を覚まします


昨晩 私の送ったメールに Yさんから 返事が送られてきました



時間を作っていただき 再会できる事に!



再会の場所は 横浜スタジアム 



OP戦の ベイスターズVSマリーンズ 戦


彼女は 4年間に ほんの少しだけ会った私の事が 分かるだろうか?と 少し心配しながら いろんなことを考え 美味しい朝食を頂きました




朝食メニュー


















ご飯の上の汁物は タイカレーです


朝食会場は このHotelの1階にある ”チャンパー 横浜馬車道店”と言う タイ料理のお店で頂いています

そのためなのか タイ料理が少し並んでいました

そのタイカレーをチョイス!

これがまた 美味い! リッチモンド横浜馬車道の朝食は かなり美味しかったです

種類は それ程多くはありませんが満足できる美味しさで 何回も お代わりをしてしまいました


コスパは最高!





リッチモンドホテル横浜馬車道


















ロケーション 

関内に位置するこのホテルは 日本郵船歴史博物館 横浜スタジアム ランドマーク タワーから徒歩 15 分圏内です よこはまコスモワールドおよび横浜美術館も 2 km 圏内です

 ホテルの設備 

このホテル には レストラン コーヒーショップ / カフェ およびバレーパーキング (有料)があります 共用エリアでの WiFiは無料です  その他に 敷地内にはドライクリーニング ランドリー設備 および無料の新聞があります 

 客室内の設備とサービス 

全 201 室の客室には無料 WiFi および有線インターネットアクセス (無料) のほか 冷蔵庫ならびにコーヒー メーカーが備わっています このほかに ご滞在のお客様はヘアドライヤー デスク および無料のバスアメニティもご利用いただけます 




横浜赤レンガ倉庫




















最初に向ったのは 横浜赤レンガ倉庫


横浜赤レンガ倉庫(よこはまあかレンガそうこYokohama Red Brick Warehouse)は 神奈川県横浜市中区新港一丁目の横浜港にある歴史的建築物で 明治政府によって保税倉庫として建設され 建設当時の正式名称は横浜税関新港埠頭倉庫と言います



8:45

彼女との約束時間は 11:45 それまでの3時間を のんびりと・・・・


再会の時間まで 徒歩圏内の観光をします






赤レンガパークを妻と歩く









ここは イメージしていた 横浜そのものでした 目の前の海に ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル 横浜ランドマークタワー それと 赤レンガ倉庫


どうでもイイ話を二人でして 笑っている所です


こんな時が 強引に横浜行きを決断して 良かったと思う瞬間です







横浜の海を眺めながら山下公園へ
妻と他愛も無い話の中に 時折 Yさんとの出会いの話をしていました


Veneziaで どんな事があったのか どんな会話をしたのか そして今 ベースターズの大ファーンで スタジアムで応援している事など

妻も 興味津々で聞いてくれていました







山下臨港線プロムナードで梅の蕾


















山下臨港線プロムナードとは横浜市中区の新港地区と山下公園とを結ぶ遊歩道であり 過去の国鉄山下臨港線跡を流用して建造された歩道です


妻が 急に 「ねっ 梅の蕾があるよ」って・・・ 


思わず写真を撮影


この写真の先に 山下臨港線プロムナードがあります


妻と出会うまで 私は 梅だとか 桜だとか 金木犀だとか 銀杏だとか 自然の流れを感じた事がありませんでした

と言うより そんなの どうでもイイ人生を送っていました


しかし 10年前の家族再生 父親再生の時から 八百屋の仕事を半分にして 妻と毎日 3時間の散歩を始めました

無知な私に 散歩道の 些細な 草花や雑草 樹木や庭木 四季の香りを その都度 妻が教えてくれました

この木って こんな臭いがするんだ!こんなところに 花が咲くんだとか 無駄だと思っていた散歩の時間は 私にとって 柔らかい幸福な時間になっていました


ちなみに 私は 結婚してから 妻に 箸の持ち方を教えて貰っています


それだけ 幼少期に 家庭的な生活が 無かったという事なんですが・・・・


今 こんな どうでもイイ 梅の蕾が とっても可愛らしく思えるようになりました


こんな所も 妻のお陰かな・・・・ 









山下公園 赤い靴はいてた女の子の像をなでる









1979年に設置された赤い靴はいてた女の子の像には モデルが居たそうです

その「赤い靴」の女の子のモデルが明らかになったのは 昭和48年11月の新聞の夕刊に掲載された 『野口雨情の赤い靴に書かれた女の子は まだ会った事も無い私の姉です 』という「岡その」さんの投稿記事がきっかけでした この記事を当時北海道テレビ記者だった菊池寛さんが知り 5年余りの歳月をかけて女の子が実在していたことをつきとめたそうです








船と岸壁をつなぐ鎖で休む鴎



山下公園の海沿いを歩くと日本郵船氷川丸があります

その船を固定する鎖に たくさんの鴎が休んでいます

これも どうでもいい様な風景なのですが 撮影してしまいました








横浜中華街へ

山下公園から中華街は 直ぐ近く!

どうしても 神戸の中華街を連想してしまうのですが 全然 規模が違います

大きいし 店も多いし 魅力的な街ですね






どんな店がいいのか?




















野球観戦の後 どの店で食べようか お店を物色中!


名前の有名な店 TVで紹介された店 食べログ評価No.1の店 神戸とは比べ物にならないぐらい沢山あって 選べない


数年前 神戸の中華街で食べた ランチメニュー1500円は 美味しくなかった

中華料理というより インスタント中華・レトルト中華みたいな食事だった


調べると ここ 横浜中華街も やはり 8割のお店が 美味しくないらしい


観光用のレストランだから 仕方ないが しかしながら 何とか 2割の美味しいお店で なおかつ 庶民的な値段のお店を探したいと ゆっくり 中華街を歩き回りました



結果的に 探すのは無理でした・・・・・



横浜スタジアムへ





10:00

再会まで1時間45分


横浜スタジアムへ行くと 隙間から選手達の練習風景が見ることが出来ます


やっぱ 近くの公園での 会社野球や少年野球とは 全然 違うんですね


迫力があります



待ち合わせの横浜公園の噴水
後 1時間半後 ここで4年ぶりの再会を果たします


目の前にスタジアムがあって 圧巻!


この後 一旦 Hotelに戻って 帰りの運転の為 1時間ほど 仮眠を取ります




ZZZ ZZZ ZZZ ZZZ ZZZ・・・・・・










再び横浜スタジアムへ
11:30

彼女から FBメッセージで ”ここで待っています”と 連絡が入ります


私は 再会に 胸躍らせていました




ペンギンの像に近づいたとき 彼女を見つけた!


そして 目が合って 彼女も 私に気付き 大きく手を振って 「お久ぶりです」と 駆け寄って来てくれました


私も 「久しぶりですね お元気そうで!」と 手を振り 近づいていきました


私は 4年振りの彼女と 握手を交わしました




4年振りの再会


















一緒に 記念撮影をして これが現実の事なんだと 改めて 再会の大きさを感じました


海外で たった10分程 話しかけられた見ず知らずの中年親父が 急に 会いに来て それを 受け入れてくれたんですから 


こんな事 普通なら ありえないことです 



それを 彼女が叶えてくれました


ほんと ありがたいことです



感動の再会もつかの間 直ぐに スタジアム内へ 



OP戦ですが これから ベイスターズを 彼女と妻と私で 応援します









スタジアム 1塁側内野席上段


















チケットは 彼女が 買っておいてくれました


当日券を買う予定だったのですが けっこう買うのに込みますとの事で お願いをしておきました

OP戦だから 人は少ないだろうと たかを括っていたのですが 直ぐに その理由が分かります


スタジアムの雰囲気は 最高!


わが町の 近所の 市民球技場とは別もんです





スタジアムに入って 妻も とっても嬉しそう


そりゃ 私達には 普段から 娯楽が それ程有りませんから 横浜スタジアムで野球を観ているなんて夢のようです










間もなく試合開始です














彼女越しのバックネット 妻越しの外野応援席




始まる13:00には こんなに観客がいました


これ OP戦ですよ


妻も 「凄いね これが横浜愛なんだね!」って


野球チームのファンって こんなにも凄いんだな~って ビックリ!


基本 私は野球を観ませんし 好きな球団も有りません


野球も 次男のソフトボールの監督をしたぐらいで 詳しいわけでは無いんです








彼女とツーショット















彼女は 私達に気を使ってくれて 応援用のレプリカユニフォームを着させてくれました

時折 彼女と野球の話をしたり 近況報告をしたり 次男の事を話したり Veneziaのことも話しました


最初に Veneziaで 私から声を掛けられた時の事なんかもね!





七回応援 スタージェット






ハマスタ専用ロケット風船「スタージェット」を使った応援は とっても綺麗!


彼女に聞きました

『これって みんな風船 自分でうの?』

「そうだよ!」

『飛ばした後 また 拾って 再利用するの?』

「えっ!そんなのしないですよ!」

ほんと 馬鹿みたいな質問です

いかに 私がケチで セコイ男なのかが分かる質問です





いやはや フアンと言う者は やっぱり凄いんだな みんな 真剣に 応援してる!

私のイメージですが 野球観戦って ただ観てるだけって思っていました


中には 両手を挙げて 応援歌を歌っている人なんかいて ほんと 球場の楽しさを 行って 初めて知りました








マスコットキャラクター


















こいつらの名前 DB.スターマンとDB.キララと言います


このキャラクターも彼女に聞きました


『確か 横浜って星じゃなかったですか?』

確か ホッシーって言ってた奴

彼女が囁きました

「奴は 星に帰ったんですよ!」


『???????』

なんだろう?星に帰ったって どういう意味なんだろう?


すると彼女が

「彼は星に帰ったという設定なんです で あそこのハムスターが 奴のペットで 飼い主の変わりに応援してるんです」


納得納得!


いやはや プロ野球とは 奥が深いです







試合終了
3時間 楽しい時間を過ごす事が出来ました


結果は 4対2で負けてしまいましたが 楽しい試合観戦になりました



彼女とも 沢山お話が出来たし プロ野球観戦の楽しさも教えて貰いましたし それより何より 妻が とっても喜んでくれていました


ほんの短い 横浜の旅でしたが 3時間の野球観戦と 彼女との再会で 充実した時間を あじわう事が出来ました





妻と彼女とでスタジアム最後のツーショット




















楽しい時間を過ごす事が出来ました

たまたま 偶然 サン・ジョルジョ・マッジョーレ島行きの 水上バスに乗り合わせて 
たまたま 偶然 サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会で 絵を教えて貰って
たまたま 偶然 サン・マルコ広場行きの 水上バスで一緒になって 
たまたま 偶然 FBで繋がっただけの彼女と 

4年後 こんなに楽しい時間を過ごす事が出来るなんて ”出会い” ”縁”とは 不思議なものです

妻も 楽しかったって 言ってました




球場で 野球観るなんて 殆ど無いですからね・・・・

試合が終わって 中華街へ



















試合の終わりごろ 私は 彼女に ある お願いをしました

『今から食事をして 帰るんだけど 中華街で食べたいから 美味しい店教えて貰ってもイイ?できたら 高くないお店で!』


「いいですよ!確かに 高いお店で美味しいのは沢山ありますけど 安くて美味しいお店は少ないから・・・・」



朝 中華街を歩いた事をお話して あまりにも多くて お店を選べなかった事を伝えました



そして 彼女が 私も行きますからと お写真のお店まで連れて行ってくれました



そこで 最後のお写真を撮らせてもらって 彼女とお別れです


本来ならば 『一緒にどうですか?』と 誘いたかったのですが 貴重な日曜日に 4時間も 私達に付き合ってもらっちゃって 申し訳なくて ここでお別れをしました







横浜中華街 大新園















メニューを見ると 大体1000円前後

什景炒飯(五目チャーハン)850円
排骨炒飯(パイコーチャーハン)1200円
つけワンタン 680円


私達は こちらを注文しました

チャーハンで1000円前後って 高く思われるかもしれませんが ここのチャーハン 絶品です

これなら 値段だけの価値はあります


二人で どうやって作ってるんだろう?って詮索してしまうぐらい美味しい!


彼女に 教えて貰って 正解だった


この店構えと メニュー表の金額だけ見たら 絶対に入らないお店だったわ!


派手さも無いし タレントのサインも無いし ごくごく普通のお店だから・・・・



最後の最後 彼女には ほんと 良くしてもらいました










横浜の旅 最後の記念写真


















17:30 リッチモンド横浜馬車道に戻って 汗を流して 帰り支度


Hotelで この旅 最後の1枚を撮影して 横浜の旅は 終わりました



18:00 Hotelをチェックアウトして 4時間かけて 自宅へ戻ります



前日 自宅を出発して26時間 横浜滞在19時間 短い旅だった


しかし とっても 厚い旅になった!


そして 何より 一番大事なこと それは 妻が喜んでくれたこと!



行けて良かった 横浜! 出会えてよかった 彼女と!


この 横浜の旅も 忘れられない 私の旅になった・・・・・




横浜の旅を終えて・・・・








今日 私は 二度と会うことは無いであろう 海外で出会った女性と 再会しました



4年前 たった数分 話しただけで 見ず知らずの私を 受け入れてくれた彼女と!


彼女と出会った旅は 私の”子供達と世界旅”の第一章 最終目標だった ヨーロッパの旅でした



その頃の私は まだ 旅で多くを学び 父親をやり直している最中!



小6の次男を世話しながら 誰かに頼れる事もなく 自分自身と子供を守りながら いつも 怯えた中での 旅でした


毎晩 Hotelのベットに入ると 今日も1日無事だった!と胸をなでおろし 何事も無かった事に ご先祖様へ手を合わせ お礼をして 

それと同時に 自分の持つ強い劣等感 自分の教養の無さ 幼稚な発想と言動 そこから生じた長男への憂さ晴らし 妻を怒鳴っての優越感 下の子供達に対しての支配欲と バカ親 バカ夫である事を 反省していました



そんな旅での 人との出会いは いつも 私を 救ってくれていました





特殊な環境の中での出会いは いつも 人の優しさを 感じさせてくれていました






今回の再会も 彼女の優しさが無ければ 果たせなかった事です



小さな出会いでも 彼女と 巡り逢えたことに 感謝しています



ありがとう御座いました


楽しい 横浜の旅を・・・ 横浜ベイスターズの観戦を・・・・・



いつも 旅の最後に 次男に言う言葉です


みんな 出会うべくして 出会った人たち

俺達 仕合せだったんだな!

また いつか どこかで 出逢いたいな・・・・・








彼女もまた 出会うべくして 出逢った人なのかもしれない・・・・・






そして 今日 横浜で また 出逢えた・・・・・