本日は 朝4時 起床!
昨晩は 短い時間で ラオス ルアンパバーンの街に 慣れて 気持ちよく 就寝しました
ちょっと 早い就寝でしたが・・・・
バンコクとは違う 長閑な雰囲気の街に 溶け込んで 非日常を 満喫しながら 眠りについて 3時間・・・・
短い睡眠時間は 毎度のことなんですが 今回は ちょっと 緊張気味に 時間厳守で 起きました
それは・・・・
早朝に ある目的を達成させる為です
眠い目を擦りながらの3日目のスタートだった!
昨晩は 0時ごろ眠りに落ちて 3時に目が覚めました
早朝から どうしても したいことが あったからです
もちろん 長男も 一緒にですが!
それが 日の出の 30分ほど前から 日の出の 少し前 空が 明るくなりだしてから 始まる為 早めの起床になりました
この時期のルアンパバーンの 日の出日の入りの時間は
日出 AM 05:55:55 日没 PM 06:26:54 日長12h 30m 59s
本日は 5:45ごろから 始まります
早朝のゲストハウス前

4:30
4時に起床して とりあえず ゲストハウスの外に出ると まだ 真っ暗!
写真の場所は ゲストハウスの前の道
この 数時間後に この道は 賑わいを見せます
今は 早朝で 静かな道ですが 少しずつ 人の動きが 始まっています
眠そうな 長男を無理やり起す!
ゲストハウスから 大通りへ行く途中
正面 右側に お寺が あるのですが
そのお寺のほうから 物音や 人の声が 聞こえてきます
奥の方では 朝市の準備を 始めている様子
右に写る スノコは 朝市の式台です
Billが 来た!
4:55 (明るいのは 朝日じゃなくて照明です)
昨晩 お願いをしておいた Billが やってきました
朝 早いのに わざわざ 私達のために 来てくれました
長男 何をしているかと言いますと ラオスの衣装 ”パビエン”と 言われる 布を 斜め掛けにしている所です
民族衣装?って程ではありませんが ちょっとした正装で 行います
長男の着用後 私も着ます
ラオスの もち米

これ ラオスのもち米です
これも Billが 用意をしてくれました
もちろん 無料ですよ!
この もち米 日本のもち米とは 全然違います
そして これ 炊き立てで むちゃくちゃ熱い!
籠に入っているので かろうじて 熱さに耐えて 素手で持てるぐらいです
少し 明るくなってきました

5:00
まだ 始まるまで時間が あるのですが 街の雰囲気を味わう為に 座って待ちます
人も 段々 増えてきました
この道は 昨晩の夜店 テントの張っていた場所
静かに 時間の経過を 待ちます
二人並んで 待つ!

先ほど Billに 頂いたもち米を持って 二人で 茣蓙に 座る
長男は 今から 何が 始まるんだろう?って感じで いますが 私は 知っているので 緊張気味の息子を見ています
こんな所で座ってます!

ほんと 数分で みるみる明るくなって来ました
後ろが お寺なんですが その前の通りに 私達は 陣を取り 座っています
待っていた 数分の間に 人が どこからとも無く 湧いてきて 良く見ると 私達同様 観光の方が 沢山 来ているようです
そして その観光客目当ての 商売もあり いたるところに 販売員が お供えを売っています
みんな それを購入していました
私達は Billが 用意してくれた もち米があるから 大丈夫!
二人で その時を待つ!
私達は 今から 托鉢の僧侶に お供え物を渡します
托鉢とは
サンスクリットのパインダパーティカpaiṇḍapātikaの訳で 行乞(ぎようこつ) 乞食(こつじき)などとも訳されます インドでは婆羅門(ばらもん)教などに鉢をもって在家に食を乞(こ)うことが行われましたが 仏教もその風習をとり入れ 出家した僧は 厳密に定められた種々の規律に従って行乞を行い 生活の手段としました 中国や日本では主として禅宗において行われ 軒鉢(けんぱつ)と称して家ごとに喜捨を乞うていく形式と 連鉢(れんぱつ)と称して一軒一軒立ちどまることなく道を歩く様式があります
簡単に言うと お坊さんが 信者の人から 必要最低限の食べ物や生活に必要なものを乞う行為 そして信者側にとっては ”徳を積む” を積む行為と言う事です
托鉢の前に ちょっとした事が!
私達が 座って待っていると 隣に 小さな女の子が ちょこんと座りました
見るからに 貧しそうな服装の女の子です
少し離れて その 母親と見られる女性が 子供を見ていました
私は お母さんと目があって 少し体裁の悪そうな微笑を 送られました
それは 多分 ”この子 座らしてもらって ごめんね!”って そんな 微笑でした
私は ”大丈夫ですよ”って 微笑み返しました
その光景で 直ぐに この托鉢の もう一つの意味が理解できました・・・・
しばらくすると 私達の横に座った女の子が 立ち上がって 離れていったのです
???
後ろを見ると 現地の男の人が 「あっちへ行け!」って 指示して 追い払ってしまったのです
その男性の様子を伺っていると なにやら 観光客にも 指示をしていたので 場所を管理している人だったのかも・・・・
托鉢が 始まりました

5:15
托鉢が 始まりました
当然 托鉢中の写真や 動画は取れませんので 私達を通り過ぎた僧侶の後姿を!
小さな 子供も居ました
次から次へ 僧侶が 私達の前を通り過ぎて行きます
それに合わせて 私達も もち米を少しずつ 摘んで 僧侶の壷の中に 入れていきます
20人ぐらいの列だったかな?
まだ残ってる もち米!

この もち米 不思議です
摘んでも 手に べとつきません
それでいて しっかり 固まりになります
ゴルフボールほどの大きさで摘み それを入れていくのですが 米が炊き立てなので 熱い!
火傷しそうなほど 熱い!
長男も 熱い!って言いながら 必死で 僧侶の壷に入れていました
この 余った もち米は・・・・
僧侶が 折り返してきた!
僧侶が折り返してきました
折り返しは 長男にしてもらって 私は長男を撮影していました
僧侶の壷の中は 観光客が購入していた お菓子や 私たちのような小さく握ったお米が 入っています
長男 僧侶に渡す!

こんな形で 僧侶は流れるように托鉢をして 私達は 僧侶にお布施します
あくまでも 私達は 観光の 本日限りですが・・・
お隣のお母様は 地元の方ですので ちゃんとした お供え物を 渡していました
やっぱり 徳を積む感覚なんですね
私達は 体験するだけですから・・・・真似事です
先ほどの女の子
私の座っていた場所に座らせました!
女の子のお母さんも 離れた所から 見ています
女の子を座らせて 先ほどの お母さんとの 微笑での会話の約束が守れて よかったわ!
長男は もち米が尽きて 僧侶が 通り過ぎるのを ただ待っているだけです
私は 離れて 長男を カメラ越しに 見ているだけです
この街の豊かさ!
長男は 合掌して僧侶を迎えています
隣の女の子も 長男の真似をして合掌してます
僧侶達は 女の子の 盥に お布施で貰った 観光客からの お菓子を 渡していきます
この行為で 分かりますでしょうか?
豊な人間が 徳を積むために 僧侶へ渡し その僧侶から 貧しい人間が 生きる為に 貰う
ちゃんと 利が成り立っています
この街に 物乞いや乞食が居ない 理由でした
みんな 贅沢する事も無く 貧しく飢える事も無く 平穏に生活しているんです
物の豊かさ 心の豊かさ ルアンパバーンで ほんの少し学びました
まっ 私の様なケチは 欲の塊ですから・・・何にも言えねぇ!
托鉢の様子(Movie)
ゲストハウスへ!

5:45
ゲストハウスへ戻ります
長男は 少し 朝食まで仮眠を取って・・・・
私は 今日行く 観光地への下調べと あるものを調達する為の準備をします!
朝食で 朝市のフルーツ!
6:40
玄関にある 朝食会場へ
と言っても 4つのテーブルしかないんですけど!
ここで 可愛らしい女性スタッフが 準備をしてくれます
席に着くと 直ぐに 切りたてのカットフルーツを出してくれて・・・
バナナ マンゴ スイカ 朝市のフルーツです
これが 美味い!
特に マンゴは 美味いわ!
ゲストハウスBreakfast Menu

この中から選びます
沢山のメニューの様に思われますが ゲストハウスなので 沢山の種類があるように見えて 基本的には パンと卵とトマトで どう調理するかだけです
飲み物も カットフルーツをジュースにしただけと コーヒーです
スクランブルエッグ!
どんな料理か分かりませんので 定番を注文しました
ジュースは 長男 スイカジュース 私 レモンジュース!
いたって普通の食事です
私は パンを 水平で半分にカットし そこに スクランブルエッグとトマトを挟んで サンドイッチにして 食べました
味も 普通です そりゃ 切ったトマトと ぐちゃぐちゃにした卵だけですから・・・
ジュースは レモンジュースが かなり美味しかったです
長男のスイカジュースは 普通でした
食事風景!

小道沿いのテーブルで朝食です
お隣の小道では 朝市が始まっており 人が行きかう風景を見ながらの 食事です
大きなHotelのレストランではありませんので 気楽な気持ちで食べられます
蚊は普通に飛んでいますけど!
朝市に向う!
7:25
食事を終えて 朝市の見学へ向います
活気がありますし 意外と衛生的です
もっと ぐちゃぐちゃな感じを想像していたのですが かなり良い感じ!
食材も 新鮮なものばかりだし・・・・
日本の様に 規格通りに生産された野菜では有りませんが 鮮度は抜群 それと 農薬を使っていないので 安心 安全な 野菜達です
魚も メコン川で獲れた魚が沢山ありました
キャットフィッシュ(ナマズ)が多いのですが 現地の食事って感じで 興味が湧きます
日本でナマズ料理って言うと 蒲焼とかですからね
肉屋さん!
捌いた鶏肉は ちゃんと 高い位置に商品台を作って 陳列してあります
時折 ハエが 飛び回りますが お肉も 新鮮な鶏肉でした
当たり前ですが お肉の香りは ちょっと癖がありました
まっ 近くで 普通に 生きたまま 鴨や鶏が足を縛られて 横になって売られていましたから 現地の方は 普通に 鳥を捌けるんでしょうね
朝市を抜けてメコン川へ
ゲストハウスから 朝市の小道を抜けると メコン川が有ります
昨晩 暗くて 何も見えなかった風景は 壮大な大河に 変わっていました
水は赤茶色だけど やっぱ 凄いわ!
7:35
15分ほど 朝市を見学して ゲストハウスに戻って Billに頼んでおいた物を 受け取りに行きます
お店が あるはずなのに・・・・
出発前に Billに 頼んでおいたのは バイクのレンタルです!
今日 私は息子と レンタルバイクで 3箇所の観光地へ向う計画を立てていました
走行距離160Kmほどの行程を 走る予定です
朝市から帰って 食事中だったBillの朝食が終わると 私はBillに 『バイク頼むわ!』って
Billも 「分かった!ついて来て」と
私を手招きして ゲストハウスから20mほどの小さな小屋へ 連れて行ってくれました
その小屋に レンタルバイクの写真と金額が掲示されていたのですが 肝心の受付の人が居ない!
窓も 閉まってるし!
Billも 「おかしいな~」って 首を傾げる
私は『どうした?』と聞くと
Billは 「ちょっと待って 電話する!」と 持っていた携帯電話で 看板に書いてあった電話番号へ 連絡をとった
数分後 Billが 首を振って「駄目だ 電話に出ないわ!」って 申し分けなさそうな顔をして言ってきた
私も 『いいよ 大丈夫 ありがとう』と 直ぐに頭を切り替えて レンタルバイクショップを 自力で探すことに!
そして 長男と 上の写真の場所を探し出しました
しかし 店は閉まってる 隣が自転車屋だったので もしやと思い 中に入って聞いてみる事にしました
呼ぶと 女性が出てきたので
『すみません 隣 レンタルバイク屋だよね?』と 尋ねました
すると
「・・・・・・・」
なんだ? 無反応?
指さして バイクのスロットルを回す動作をして 『バ・イ・ク?』
それでも 「・・・・・」首を振るだけでした
まじか!隣の店のこと 知らないわけないだろ・・・と 思いつつ 途方にくれました
そして ふと 気付いた!
シャッターの前のホワイトボード どう見ても 何かある! 多分 これ 裏だよな・・と!
そのホワイトボードの裏側を覗くと 手書きの地図が 店を指しているではありませんか
調べてみると ここから近いぞ!
それに 昨晩 偶然見つけたスーパーマーケットの近くだ!
駄目元で 行ってみた・・・・
レンタルバイク屋
矢印の方へ 入って行くと お店?のような民家が有ります
どう見ても お店じゃありません
一応 入って 確認します
どこが店だか分からないまま そこら辺に居た お兄ちゃんに 『バイクある?』って 聞いてみたら
ちょっと待って って 誰かを呼びに行った
1分ほどして 親父らしき おっさんを 連れてきました
俺も おっさんなんだけど・・・・
出できたオヤジに 『バイク借りたいんだけど あるの?』って 聞くと
「OK イイぞ! どんなバイクだ!」と聞き返された
よしっ これで バイク乗れるわ!って 内心 喜んでいました
直ぐに 『原付のマニュアル 一番安いの 貸してくれ!』って
オヤジは 「よし 分かった ちょっと待ってろ! パスポートあるか?」って
『あるけど コピーじゃ駄目か?』と 確認すると
基本 海外でパスポートを預けるのは 本当に危険だから
即答で 「コピーじゃ 貸せないな~」・・・
私は しぶしぶ 『分かった 2人分のパスポートな!』と 渡しました
これは 博打みたいなところが 有ります
このオヤジの 優しそうな雰囲気と ルアンパバーンの人の のどかな人柄に賭けてみることにしました
レンタルバイクの書類を書いている
発展途上の街でも レンタルバイクは しっかり 契約書を交わします
当たり前なんですけど・・・
ここにサインをして パスポートを預けて 24時間 バイクを借りることが出来ます
ThaiHonda Wave100 私が借りた単車です
ThaiHonda Wave100S 長男の借りた単車です
バイクデーター
車種名 Wave100-S
車体サイズ (mm) 1870×715×1050 ホイールベース (mm) 1208 シート高 (mm) 735
乾燥重量 (kg) 91/94
エンジン形式 空冷4サイクル単気筒 総排気量 (cc) 97 圧縮比 9.0:1
最大出力 未発表 最大トルク 未発表
変速機形式 常時噛合式4段リターン* ボア×ストローク (mm) 50.0x49.5 点火方式 CDI
始動方式 セル&セルキック 燃料タンク容量 4
フレーム形式 アンダーボーン
ブレーキ形式 Front ディスクブレーキ Rear ドラムブレーキ
タイヤサイズ Front 60/100-17 タイヤサイズ Rear 70/90-17
カラーバリエーション 銀・黒・青・赤
乗車定員 2名
日本の ”スーパーカブ” です
写した沢山の写真は 記念写真のためでは ありません
これは 用心の為です
返却時に 因縁をつけられた時に 使う写真です
付いていなかった傷を ”ここに傷があるだろ!”と 言って 弁償させられない為です
写真を撮影する時に さっきのオヤジに ”写真撮らして”って 確認して 撮影をさせて頂きました
すんなりと 写させてくれたので 詐欺師ではないと思うが・・・
鍵の使い方を教えて貰う!
このバイクなのか? ThaiHondaバイクの構造なのか 鍵が 2台共通です
私の鍵でも 息子の単車は エンジンが掛かります
と 言うことは・・・・ 誰でも バイクの鍵を持っていると エンジンが掛かるということです
ようは・・・簡単に盗まれると言うことです
なので 駐車時や 放置時 大きな鎖のチェーンで タイヤに かけることになります
貸してくれたオヤジと!
レンタル料は24時間 100000Kip(1300円)ですが
私たちに 80000Kip(1040円)で 貸してくれました
”一番安いの”って 言って借りたんですが このバイクを借りたことで 後々 私達を 助けてくれることになります
借りるまでの バイクの準備中 私は とにかく 彼(オヤジ)と 会話をして コミニュケーションを取りました
それは パスポートも預けてるし 返却時のトラブルを 少しでも緩和しようと考えたからです
海外には 沢山のトラブルが生じますからね とにかく 彼の人柄を確認しつつ 何かあったときの対応策も 考えられるので 用意周到に 事を進めていきます
トラブルは あくまでも 金銭トラブルね!
ここまで ほんと 気のいい 優しい感じのオヤジさんです
一応 彼は 私より年下ですけど・・・・・
長男 単車の感触を確かめて!
8:10
ラオスでは バイクの運転には ヘルメットの着用の義務は有りませんが 警察に捕まることだけは 避けたいので 用心で ヘルメットを被ります
ヘルメットは 只で貸してくれますが まともなヘルメットはありません
間違いなく 事故の時には 意味の無いヘルメットです
だから 安全運転で 気をつけて ゆっくり 走ります
長男と ルアンパバーンを走り抜けます!
これから 二人で 単車に跨って ルアンパバーンの大自然を走り抜けます
街から抜けると ほぼ山道ですから 曲りくねった道を走りぬけ 目的の場所へ
で! その前に ガソリンを給油しに スタンドへ向って 満タンにします
ガソリンは 日本と変わらない お値段でした?
3Lほど 約30000Kip(390円)取られた!
英語通じないので 実際の値段は 分かりませんでした
支払いの時 30000Kip渡して 鎌かけて 手を出して お釣り返せ!ってやったら
2000Kip(26円)返してくれました
その後 私は お前 誤魔化してるだろ!って 再度 手を出したら 首を振ったので 妥協しました
絶対 ぼったくられたわ!
目的地へ向う!
9:00
長男と 向ったのは ラオス ルアンパバーンで有名な滝
クアンシーの滝です
街から 30kmほどの所に有ります
交通ルールのあって 無いような道路で 民家を抜けて 山道に入りました
滝までは ほぼ1本道で 迷うことはありません
バイクも スーパーカブなんで それなりにトルクもあって 快調に走ります
私は長男が生まれ 少しして 単車に乗るのを止めたので 25年ぶりかな
長男は 原チャリを1年ほど 乗ったことがあると聞いていたので 問題ないと思いますが・・・
最初の休憩
用心には 用心で 時速30Kmと のんびり 運転していきます
事故の基本は ”スピードの出しすぎ” ですからね!
景色を楽しみながら走行して 時折 緊張をほぐす為に 休憩します
街から離れると ジャングルみたいな場所もチラホラと・・・
走行中の風景
バックミラーに 小さく写る長男が居ます
山道を抜けると 小さな村が現れ また 山道へ と
村といっても 数軒の家があるだけですが・・・
写真は 小さな村に 入ったところです
5年前の カンボジアと 比較していたのですが ラオスの方が ほんの少し豊そうに見えていました
久しぶりの単車に興奮!
久しぶりに風を切る感触を 味わい 若い頃を 思い出しています
そして 駄目なんでしょうが iphoneを取り出し ”ひまわり”の曲を リーピートして スピーカーで 聴きながら 走行しています
私の走行の姿 安物のハンヘルとイイ なんか 不良オヤジですね!
草原地帯へ
山道 民家 草原と 色んな景色を見せてくれています
時々 滝へ向う ツアーの車や 観光客を乗せたTAX もちろん現地の住人が乗るバイクに 抜かれて その都度 自分が ラオスの地に 染まって行くようで 気持ちが 浮かれてきます
しかし 空は 雲行きが 怪しいぞ!
雨が・・・・
半分 来たところぐらいだろうか?
顔に ポツンと 当たる!
ラオスは雨季 何時 降っても おかしくない状況でのツーリング
少しぐらいの雨ならと 強行して 走行
まっ!濡れても 寒くないから大丈夫なんですけど!
売店も有ります!
ポツンと 1軒 お店が 建っていました
周りに 民家があるわけでもなく・・・・
多分 メイン道路で 日本のコンビニみたいなんだろうな
昭和の時代 私が小さい頃の 駄菓子屋さんみたい!
雨が・・・・
山 民家 草原と なんどとなく 繰り返し走ってきたが 少しずつ 雨が 強くなってきた
小雨は小雨なんですが なにせ 防ぐ物も無く もろに 雨が当たるので 小雨でも ちょっと 痛い!
メコン川!
クアンシーの滝に向う途中 1箇所だけ メコン川に隣接する道があります
数百メートル程なのですが メコン川と併走します
Google Map
写真の場所 2/3 20Km 来たところです
展望のレストラン?見たいな 食堂がありました
ほんのちょっと休憩!
メコン川を見て ほろっと してしまい ちょっとだけ休憩!
何かをするわけでもなく ただ 長男と メコン川の壮大な流れを 見ていました
何万年も変わらず 流れ続けている川 ただただ 当たり前の現象でも 私達にとっては 自然を見せ付けられているようで・・・・
さらに雨が・・・・
残り あと10Km メコン川を後にして
止みかけていた雨が 数キロ走った所で さらに強い雨に・・・
たまらず 単車を停めました
長男も 顔に強く当たる雨を タオルで 拭っています
現地の人は・・・
私たちが 停まって 木の陰で 雨宿りをしている時でも どんどん 現地のバイクに乗った人達は 通り過ぎて行きます
田舎道だと思っていましたが それなりに 往来はあります
現地の人達にとっては こんな雨 日常なんでしょうね
雨を ものともせず 走っています
私達は 無理!
雨も少し止んで 出発!
雨も 止んできて 『さぁ行こうか!』って 長男に 言っている写真です
目的地の滝まで あと 数キロ !
雨が降って 少し凹んでますが まだまだ これからですから・・・・
今日は 3箇所 周るんで こんな雨に 負けていられません!
でも 顔が 不安そうだな・・・写真で見ると
無事に到着!
9:45
バイクのレンタルをして ガソリン入れて 雨宿りして メコン川を眺めて
1時間40分で 到着しました
この 経過時間を見ると よっぽど ゆっくりなスピードで 走っていたんですね
時速30Kmを目安にしてきましたが やっぱ これでは 遅すぎたのかも
予定していた時間より 50分もオーバーしました
写真の所は バイクの駐輪所です
4000Kip(52円)
クアンシーの滝 入り口
駐輪所から 歩いて直ぐの所に 入り口があります
この門までの通路の両側は お土産屋さんや 食事が出来るお店が並んでいます
焼き魚を焼いていて 煙と臭いで モコモコでした
大きな門の左側で チケットが販売されています
クアンシーの滝入場料 20000Kip(260円)
チケット捨て場
チケットは 購入後 門でチェックされて みんな 捨てていきます
このダンボールに チェックされてチケットが こんなに!
まだ 10時なのに こんなにあります
やっぱ ルアンパバーンの メイン観光スポットなんですね
入ると・・・・
中に入って行くと まるでジャングル・・・
そこに しょぼい クマ牧場が!
数頭いるだけで 檻は チョウー簡素 気持ち程度のクマ牧場
こんなんだったら 無くても イインじゃない!
ここに来る人 ほぼ 滝だけですから・・・・・
クマ牧場?を抜けて・・・
滝のほうへ 進むと 人工的な通路があります
写真のような・・・
写真だけ見ると ディズニーランドのアドベンチャーワールドに 来た感じですが 全然違いますよ
100mほどのボードウォークがあるだけで 後は普通の 土の道です
クアンシーの滝
雨季なので 水の量が多くて 迫力満点!
それでいて 水が 泥水の様に 濁っていないので それなりに綺麗!
本来なら 乾季の晴天だと むっちゃ綺麗みたいです
ファランの方たちが・・・
私たちが 滝の写真を撮影していると ファランの方たちが やって来て 水着になりだして 滝の池に 入り始めました
私達は 次の行き先の滝で 象と一緒に 泳ぐ予定ですので ここでは 様子見でした
ルアンパバーンでは 一番有名な遊泳スポットなんですが 私が 水温を確かめてみると 水は冷たい!
多分 水温は18度ぐらいだろうか?
水着を着たファランの若い女性が 私の目の前で 池に足を浸けました
私が ”大丈夫?”と 顔で表現すると その彼女は ”うん 平気!”と 返してくれました
そして 私が 池に足を入れて あまりの冷たさに 歪めた顔をして ジェスチャーで ”駄目じゃん!”って すると
彼女は ”あんた男でしょ!”と 頭から飛び込んで行きました
なんだこれ! 皮膚が違うのか? 正直 寒中水泳のレベルじゃん!
あくまで 年を取った オヤジの意見ですけど・・・・
ダイブ!
周りの観光客に このダイブは 大うけです
水が冷たいのも有りますが この クアンシーの滝の醍醐味のようです
私も息子も なにかのショーを 観ているかのような錯覚で 楽しめました
歓声も あがるしね
こうゆうのって やっぱり 日本人から見たら ファランの姿と景色が 妙にマッチしてベストショットに 見えてきます
人が 風景の一部のような・・・・絵画的な!
息子に 滝近くまで行かせる!
せっかくなので 泳がないまでも 滝まで行かせました
高さの低い滝なんで 落ちても知れているので 『行けよ!』って
息子は 恐る恐る 近づいていきました・・・・
今考えたら・・・・
落ちたら 携帯のⅰphoneが 壊れちゃうか!
ほんとは 息子 楽しそうに見えたんだけど!
乾季の晴天のクアンシーの滝
8月の雨季とは エライ違いです
3月4月の乾季に行くと こんな感じなんですね
記念写真を撮影して・・・
記念写真を撮って クアンシーの滝を後にします
滝そのものは 時期ハズレで 普通の滝にしか見えませんでしたが 人の楽しむ様子は 見ていて 心地がよくなります
今回は ツーリングの1つと言う事で 目的地にしましたが 日本の季節の 春に また いつか リベンジしたいな!
駐輪所へ
10:40
クアンシーの滝の門から 駐輪場への道です
煙が上がっているのが 鳥や魚を焼いているお店です
売店を抜けて
時間が 切羽詰ってきました
これから ゲストハウスに帰って 水着を持って Tad Sae Waterfall(セーの滝)と パークウー洞窟に 行く予定
セーの滝では 息子を象に乗せて 一緒に泳がせ
パークウー洞窟は 近くまで行って メコン川を 船で横断することに!
バイクの移動距離は まだ130Km 走らないといけませんし 象と遊ぶ時間も考えたら あまり時間が無い!
それに 夜になって ここルアンパバーンの山道を 暗闇の中 ヘッドライト1つで 走る自身がありません
道路は やっぱり 発展途上だけあって アスファルトでも そこらじゅうに 穴があります
来る時も 少し危ない所が 何箇所もありましたから 暗闇では 怖すぎます!
ゲストハウスへ
ゲストハウスへ 来た道を そのまま戻ります
帰りは 少し 気持ちに 余裕が出来て 行とは 真逆の景色を見ながら ここ さっき通ったな!とか 思い返しながらの 運転になりました
帰りも 雲空の天気です
これで 今から行く セーの滝で 泳げるかな? なんて 考えながら 走っていました
ラオスの橋
記念に ラオスの道路の橋を撮影
これが 単車にとって ちょっと・・・
車の 車輪幅に合わせて 道板が走っているのですが これが 単車で乗るときに バウンドします
もちろん 橋は 鉄骨下地に木材で作られています
居なくなった息子!
10:55
この写真 私が 片手運転で 右手でハンドルとアクセル 左手にカメラを持って 撮影しています
本当は 駄目なんですけど・・・・
この10分後・・・・・・・
後ろを走っているはずの息子が いない!
バックミラーを いつも気にして 息子の姿を確認しながらの 走行だったのですが 確認を怠ってしまいました
気分良く 顔を切る風と 映り行く景色で 自分に酔ってたぁ~ ・・・OTL
注意散漫でした
確認しなくなって 3分ぐらいの事だっただろう?
嫌な予感が走った・・・・
直ぐに単車を止め 1分ほど 息子を待つが やはり 来ない!
直ぐに Uターンして 息子の方へ 戻ることにしました
1Kmほど戻り 前から やっと 息子が 走ってきます
とりあえず 無事だったか!と 胸をなでおろしましす
バイクを停めて!
橋の手前で バイクを停めて 息子に 確認をしました
すると 息子が ありえない言葉を 発する
「こけちゃった!」
まじか!
『事故ったの?』
詳しくは 聞かなかったが 転倒したらしい
「違う コケタだけ!」
・・・・・・・・・
私も不注意だった
行きは 時速30kmを 意識していたが 返りは 気もたるんだのか 次の予定を慌てていたのか 時速40Km~50Kmの速さで 走ってしまっていました
道は いたるところに 凸凹があったのに・・・・
それと ちなみに 私 25年前まで モトクロスのエンデュロレースに出ていて いつも単車に跨って バイクの運転に 多少自身があったけど 息子は 今まで バイクに それ程 乗ってなくて 不安なまま 運転していたみたい!
長男が 初心者だった事を 忘れていました
バイクなんか ”自転車に毛が生えたぐらい” にしか 思っていなかったし・・・・
そこに 自分の判断の甘さが 出てしまった
・・・・OTL~
バイクを確認すると ・・・・・・
左側面 傷だらけ!
フロントカウル スリ傷
ヘッドライト スリ傷
バックミラー スリ傷
左ステップ 上部に曲がる
フットギヤ シフトペダル 可動不可
サイドカバー スリ傷
シートカウル スリ傷
マフラー 泥詰まり
これ弁償か?
旅行での 使える予算が 終わった・・・・・
やっぱ この傷 全部 弁償だわ~っ
息子も 私も ヤッチャッタ感 ハンパ無い!
11:19
とにかく 応急処置で 動かなくなった変則ギヤだけは 直さないと!
鉄のパイプで出来た 直径3cmほどの 曲がったペダルを 30回ほど蹴り倒して 元の位置に修正します
私の履物 ゴムのクロックス
これで ガンガン 鉄パイプのペダルを蹴り続けたので 足の裏に 激痛!
とりあえず ペダルは 元の位置に 戻り 走行の支障は 回避できました
これから ゲストハウスに戻って 対策を練らねばと 帰路を進み始めました
頭の中は 弁償のことばかり・・・・・
この傷だらけの単車に いくら 弁償代が 掛かるのか・・・・・・・
単車の様子を確認する為 再度停止!
11:33
15分ぐらい 走行して 単車を停めて 息子に コケタ バイクの調子を 聞くことに!
『単車 どう? あれから 調子悪い所 ある?』
すると さらに 信じられない言葉を 息子は 発しました!
「バイクは良いけど 転んだ時 怪我しちゃった!」
『??????????』
最初 何を言っているのか 分からなかった!
それだけ バイクの事だけ 気になっていたから・・・・
『どこを どうした!』と 聞き返すと
『転んだ時 肘と手を擦り剥いた!』
肘と 手を見ると・・・・・・・
終わった・・・・・・・
今回の私の旅は 終わった・・・・・
長男の肘の怪我!
腕を見ると 4cmほどの 擦り傷が・・・・
かなり 皮膚をえぐり 黒い土や 腐った木屑が 減り込んでいた
手のひらも 1cm程 抉れていた
直ぐに 持っていた ミネラルウォーターで 傷口の土と木屑を洗い流す
写真は 洗い流した後の傷跡です
この傷 これから 大量の膿が出ます
これ どういう意味か 分かりますでしょうか・・・・
私達は ワクチンの摂取をしていません
そのため 破傷風の感染の危険が 出来てしまったのです
5年前 カンボジアで 言われた言葉を思い出しました
小さな次男を連れて カンボジアを回っているときの言葉です
【お父さん 絶対に この子に 怪我をさせないで下さいね 怪我したら 破傷風になりますから・・・・・】
その言葉と 弁償の 2文字が 頭の中を駆け巡ります
ゲストハウスに着くまで 私は 色んな感情や 知識で 頭が混乱していました
そして この後 ビデオ撮影 カメラ撮影が 少しの間 途切れることに成ります
この旅の 空白の2時間です
怪我を知ってから 私の記憶は 少し曖昧になっています
12:00頃だっただろうか? ゲストハウスに付く頃には 空は ピーカンの晴天!
朝 あれだけ曇っていた空に 雲一つ無い青空が広がり 真夏の気温になっています
焼けるような日差しの中で 私達は ゲストハウスの前に 単車を置いて 部屋へ戻りました
私は 直ぐに Billの奥さんに 『息子が怪我をしたから 薬あるか?』と 尋ねると 直ぐに 黄色いプラスチック容器の薬を渡してくれました
丁度 100円の黄色い木工ボンドの容器のようなもの!
Billの奥さんは 心配そうな顔で 私を見ていましたが 私は 『大丈夫 ありがとう!』と その薬を持って 息子の居る部屋へ 駆け込んだ!
まずは 昨日 購入した2Lのペットボトルの ミネラルウォーターで 丁寧に 細かなゴミや土を洗い流す
水道水では やはり 危険なので ここは ミネラルウォーターで しっかりと!
その後 Billの奥さんに貰った 黄色い容器の薬を ガーゼで 傷口に塗りつける
薬は 茶色の液体で 私が子供の頃に使っていた 赤チン見たいな物でした
後は 何度も 膿を拭き取っては その赤チンを塗っていました
その間 息子は ベットで 寝ています
多分 体裁が 悪かったんでしょう ただただ 寝ているだけです
私は 海外での ”レンタルバイクの破損の弁償代”が いくらかかるのか? 調べながら 息子の腕の治療を 施していました
そして 妻へ このことを報告!
LINEでの通話
『あのさ ごめん 長男が バイクで転んじゃった』
「どうして?」
『山道とかあって ところどころ 穴が開いていて そこに ハンドル取られたんだと思う?』
「お兄ちゃんは 大丈夫なの?」
『ごめん 怪我した 今 薬 貰って 塗ってるところ!』
「酷いの?」
『5cmの円状に 擦り剥いて 手のひらの一部が抉れてた!』
「だから言ったじゃん お兄ちゃんは 駄目だって!」
『うん!』
「私 お兄ちゃんが 絶対コケルって思ってた! 」
『何で?』
「お兄ちゃん ちょっと前に まーくんに内緒で 原付乗ってて 廃車にしたって聞いてたから・・・・」
『マジでか?・・・・おいおい それを なんで 言わないんだよ!』
「独立した大人なんだから 別に言わなくてもイイかなって! それに もう 子供じゃないんだし!」
『お前~っ それ 聞いてたら 絶対 レンタルしなかったわ!』
と こんな 会話を 日本とラオスで していました
その後 次男が帰宅して この話を知り LINEの通話で 私に言った言葉が・・・・・・心を和ませました!
「お兄ちゃん オネエにチンコ触られて! バイクでコケて! 東南アジアに 何しに行ったんだ!」
さすがに 沈んでいた私が 爆笑してしまった
このときばかりは 本当に 次男に 感謝しました!
次に私がした事は・・・
後ろの赤いバイクなんですが 何度見ても 傷がある
しかし 幸いなことに 全て 擦れ傷で 割れたとか 取れたとかは無い
そこで 私は その傷を 油で拭く事にしました
少しでも 傷を目立たなくさせる為です
多少は傷が隠れます
後は レンタルする時に 言った言葉!
『この店で 一番安いバイク 貸して!』だ!
私は この言葉に賭けてみようと思いました・・・・
使い古した 中古バイクである事を祈って!
14:00
直ぐに 返却すると 疑われるので しばらく 時間を空けて 返却する事に・・・・
とにかく 人質にパスポート取られているんで 万が一 弁償することになったら お金を払うまで パスポートを返してくれないバイク店も 少なくないと聞いたから・・・
それと修理代だけど いろんな人の情報を収集すると 修理代は 高くても10万ほど 擦り傷ぐらいだったら 5万以下が 相場みたいだ!
しかし これも 店の店員によるみたい・・・・・・
10万・・・ 5万・・・ もう 内心は ドキドキの テンパリです
直ぐに返しても良かったんですが やっぱり 念には念で 疑われ無いように 15:30に バイクの返却時間を決めて それまで 気持ちを紛らわす為に 本日 ルアンパバーンで開催中のイベント会場へ 向いました
Luanprabang Boat Race!
14:09
長男の怪我と バイクの弁償代 それと 持ち現金と パスポートの返却・・・
正直 観光気分ではありません
それでも 部屋に蹲っていると 気落ちして 気が狂いそうだったので 少しでも 紛らわす為に フェスティバルへ行って来ました
15:00になるまで・・・・・・
ボートレース会場
ラオスのボートレースは 仏教行事に合わせて ラオス全国で開催されています
1年に一度のお祭りのようです
ここルアンパバーンでは 先祖の霊が 現世に戻る仏事に合わせて 毎年8月末から9月初旬に行われているようです
ルアンパバーンの ボートレースは ラオス全国でも最大規模のレースで 各県から見物客が集まり ラオスの首相も 訪れることもあるそうです
村や 職場単位で チームを作って メコン川の支流のナムカーン川で トーナメント形式で速さを競うレースです
レースのボート
日本のぺーロン 見たいな乗り物です
レースは かなり盛り上がり ボートのスピードも かなり速く 漕ぐ選手達の躍動が 凄かったです
でも・・・・・ 楽しい気持ちは 半減!
露店通り
沢山の露店が 並んでいます
夜の露店より多く お店の内容も 全然違います
日本の縁日のような雰囲気で 人も ルアンパバーンに こんなに人居たっけ?ってぐらい 沢山の人で賑わっています
でも・・・・・ 楽しい気持ちは 半減!
レースMAPです
黒の枠の中で ボートレースが 開催されています
赤のライン1.2Kmに ボートレースを見ながらの 露店の通りが併走しています
この1.2Kmに 露店が並んでいるんです
ほんとに ここ 世界の中でも 最貧国の国なんだろうか?と疑いたくなってしまうほど 豊に思えてくる
売ってる物だって それなりの値段はしますし・・・・
長男と ただ歩く!
殆ど レンタルバイクの心配だけで 楽しい気持ちは 半減状態
川を見れば ボートレースと 観客の歓声!
通りを見れば 露店で楽しむ人達の笑い声!
息子を見ると ヤッチャッタ感満載の沈黙!
当然 私は この場を乗り切る知恵を ひたすら搾り出す・・・・
偶然 ラオスのルアンパバーンの滞在中に 1年で一番 盛り上がるフェスティバルに当たったのに 楽しめない 情けなさ・・・・
ほんと こんなもんなんだな~ 人生も 旅も!
有名な竹橋は・・・・
ルアンパバーンには
有料の竹で出来た橋が有ります
この橋 5000KIP支払って 渡るのですが 聞くと 雨季は流れが速くて 流されてしまうので 無いとのことでした
今日は ボートレースの最高の観覧席に なっています
地図には載ってます!
GoogleMapで確認すると ちゃんと橋として掲載されています
右の写真は乾季の時の橋がある状態です
渡ってみたかったな~~
息子とバイクを返却しに行く
15:20
バイクを返却する時間になった!
バイクの傷は 少しでも目立たないように 油で磨き 後方の傷は 泥跳ねを偽装して 土を塗った
後は その場の雰囲気と バイク屋のオヤジとのコミュニケーションで・・・・
私は このバイクの偽装をしながら こんな事を考えていた・・・・・
今 空は 晴天 気温は30度越え どう見ても 今日は 最高の観光日和だ
何より この雨季の季節にしては 最高の象との水浴び体験が出来る日だった!
しかし 息子は こんな最高の日に バイクでコケた! レンタルバイクに傷を付けて 自分まで怪我をして 最悪の日になった・・・・・そう思った!
もし 息子が 転ばなかったら・・・ もし 息子が 怪我をしなかったら・・・
きっと 最高のルアンパバーンの思い出が出来ていたのかもしれない
初めて乗る象の上で 楽しそうな顔を浮かべ 一生残る 楽しい思い出を作れたのかもしれなかったと・・・・・・
もし・・・もし・・・もし・・・
楽しい思いが 出来なかった ”もし・・・・”
じゃー 転ばなくて 怪我をしていなくて 次の観光地 セー滝へ 浮かれ気分で 緊張感も無くツーリングしていていたら・・・・・
その時
もし 〇〇許で 警察に捕まって 罰金を取られていたら・・・
もし バイクと接触し 転倒して 骨折していたら・・・・
もし 車と正面衝突して 命を失っていたら・・・・
悪い事が防げた ”もし・・・”
悪い事が防げた もし・・・を考えたら コケタぐらいで良かったと 思える!
単純に 人間とは 自分の都合で 運が良かったとか 悪かったとか考えてしまうんだなって思う
今の現状が 幸いにして良かったと考え 目の前のトラブルを どうするのか? どう対応するのか? それを どう 楽しくなるようにしたらイイのか?
やっぱり これからすることを 考えなければいけないんだと 思う
今は レンタルバイク屋へ行って この危機を 乗り越えようと!
バイクを返してきた!
15:35
レンタルバイクの車庫へ行った!
息子の怪我は バンドエードで わからないようにして 息子にも 笑顔でいろよ!と伝えた
二人でバイクに跨って 車庫に着くと 今朝 貸してくれたオヤジが居た!
直ぐに 声をかける!
私は満面の笑みで
『おっ~ ありがとう 返しに来た!』
オヤジも笑顔で
「どうした 早いじゃないか!」
今朝 借りる時 返すのは明日の9:00でイイからと言われていて オヤジは 明日返しに来ると思っていたようだ
『うん ちょっと早いけど・・・・ 今 祭りやってるだろ!』
「そうだな」
『今から 祭りに行こうと思って 早めに返しに来た!』
「そうか!祭りは楽しいからな!」
『楽しそうだな~ それに クアンシーの滝にも 行って来たから』
「じゃ ちょっと待ってて 一応 バイク見るから・・・」
『分かった!』
こんな会話をフレンドリーにして オヤジは バイクの点検を始めました
私は 心臓が飛び出そうなぐらい鼓動が激しくなっていたのですが 常に笑顔だけは 絶やさないで 接していました
最初に 青の私の借りた単車から そして 長男のコケタ単車へ
私は 心の中で 頼む!頼む!頼む!頼む!頼む!と 祈り続けました
そして 運命の時が・・・・・・
「おーい パスポート持ってきて!」と オヤジが自分
の息子に言った
そして オヤジの息子は 車庫の奥へ 私たちのパスポートを取りに行きました!
私は 心の中で ガッツポーズをした
その瞬間 息子とアイコンタクトを取って 【やったな!助かった!】と!
直ぐに 私はパスポートを受け取り オヤジに『ありがと バイクで 楽しめたよ!』と 伝え 最大限の笑顔で 握手をして お礼を言った
そして 罪滅ぼしの気持ちを添えて バイクの空だった燃料タンクに 満タンのガソリンを入れておいてやった!
本当に ありがとう 最高に嬉しい気持ちで 残りのルアンパバーンの時間を過ごせるよ!
オヤジに別れを告げて 私と息子は 引き止められないように 早足で 後ろを振り返らず 大通りへ向った
顔は 私も息子も ニヤけていた・・・・・・・・・
このまま 先ほどのボートレースの露店へ
今度は 最高の気分で 楽しんできました
お腹がすいたのでレストランへ!
16:20
30分程 祭りの露店を楽しんで パニック状態で 昼食を食べていなかった事に気付き レストランを探しました
ルアンパバーンのメイン通りには 数軒 ローカルなレストランがあって 安そうなお店を 見つけました
味なんて どうでもイイです
私は 安ければ それが最高のご馳走なので!
Khmu(カムレストラン)
外に メニュー表がありましたので メニューと値段を照らし合わせて 一番安そうだったので入店してみました
雰囲気も良さそうだし・・・
実際には そうでもありませんでしたが・・・
夜だったら ムードも出て 雰囲気イイかも知れませんね
選んだメニューは 定番中の定番を 頼んでみました
Fried riceを注文
Fried rice Vegetables 25000Kip(325円)
一番安かったので注文してみました
さらに 油が流れてきて 見た瞬間 失敗した!って 思いました
まっ それでも 一口 スプーンで流し込むと・・・・・
なに? あれ? ・・・・・・・?
これ 美味いんじゃない!って 自分の味覚を疑った
普通の焼き飯なんですが 日本の味に近く 甘いチャーハンみたい!
これは ありだわ!
それでいて そんなに 脂っこくないぞ!
Noodle Soupを注文
Yellow noodle soup with pork 28000Kip(364円)
同じ値段のトッピング 豚肉ラーメンを もう一つチョイス
これも ただの東南アジア風ラーメンですが 長男の注文
もちろん シェアして 味見します
まずは スープを・・・・
あれ? なんだ? これ・・・・
これもまた 日本の味に よく似てます
麺も スープも 普通に ラーメンです
豚肉も チャーシューじゃ有りませんが 程よい肉厚で 美味いわ!
ラオス 観光用ローカルレストラン 恐るべし!
注意 間違いなく400円なら 日本のフランチャイズのお店の方が だんぜん美味いです
ルアンパバーンのお店
食事を終えて ちょっと 河口とメコン川の合流へ お散歩します
メイン通りを 北に進むのですが こんなお店が たまに出没します
駄菓子屋さんぽいですが 日本のコンビニみたいなものかな?
昭和時代 自分の子供の頃の 駄菓子屋を連想させて 少し ノスタルジックに 歩いていました
入り江の先端へ
17:18
先ほどのレストランから 1kmほど 歩くと この中州?の先端に着きます
ボートレースをしていた川と メコン川の合流地点です
川の合流地点
なんとなく ほろっと 感動します
ナム・カーン川は濁った緑色 メコン川は濁った茶色
その合流点が しっかり 色が分かれています
線を引いたのかのように 茶色と緑で 分かれています
こんな 他愛も無い自然の現象でも 目の前にすると 自分の欲が 小さく感じてきます
息子と二人 1つのトラブルを乗り切って 晴れやかに 自然を楽しみました・・・・・・
これから 数時間後 また もう一つの 不安が のしかかりますが!
プーシーの丘へ
17:30
昨日は 曇りで断念したプーシーの丘へ 世界で最も美しいといわれる夕日を見に向います
階段を昇る息子
上を向いて昇る階段も 下を写すと こんなにも急な傾斜になっています
そんなに高い丘ではないので 息を切らす前に 到着します
昨日とは打って変わって 晴天
嫌のことがあったが 良い事も あるじゃないか!
この雨季で 2回だけのチャンスなのに 今日は最高の鑑賞日和だ!
料金所
昨日 ここから 下ったのですが 本日は 料金を払って 展望から 世界遺産と夕日を見ます
小さな小屋で 料金徴収をしています
料金表
20000Kip(260円)
あまりのチャッチさで 本当に ここが 世界で有名な観光地なのかと 疑うほど!
私たちが 登って来る時も 殆ど 人いなかったし・・・・・
ほんとに 観光客 居んのか?
展望まで こんな仏像が・・・
150mの高さで328段の段数ですが 料金を払った後の道には 仏像がありました
息子が見ているのは 涅槃像です
こんなデカイ涅槃像もありました
ラオスも また タイと同様 仏教の国である事が 分かりますね
この場所も 人が 殆ど居ないので 夕日までの時間つぶしに 写真を撮りまくりです
世界遺産の街 ルアンパバーン
ここが ルアンパバーンの街を紹介する 写真の場所でした
確かに 綺麗な街です
そして 西日で さらに街が 綺麗に見えてきます
もう間もなく・・・・
展望の場所に もうじき着きます
ここら辺は さすがに 綺麗に 整備されていました
お寺が・・・・
登り切ると お寺みたいな こじんまりした本堂があります
中を覗き込むと ご本尊の前で 参拝をしている地元の方が居ました
信仰が 厚いですね!
私たちも 合掌して これから見えるであろう 世界で最も綺麗な夕日を見る準備をします
ここを抜けると 絶景ポイント!
まじか!人が いっぱい・・・
展望の Bestスポットには もう こんなに人が いっぱい!
だいぶ前から 登って 待っているんだろうけど・・・
居るのは欧米の人達ですが 彼らの時間は 私たち日本人の時間の使い方と 違うんでしょう
私たち日本人は 短い休みで 目一杯の事を したり 見たり 行ったり したがりますが 欧米の方は 1ヶ月近く休んで ゆっくりと 旅や旅行を しています
こういう 大自然も 穏やかに 見ているんでしょうね
絶景!メコン川と夕日
17:40
もう間もなく 日が沈みます
人ごみの中を Bestポジションを探して 陣取りします
狭い場所で 人を掻き分け とにかく 夕日の見える場所に 立って・・・
この夕日が見たくて 日本から息子と来たんだな~
次男の旅から 5年近く 長男と東南アジアの旅を夢見てから もう 11年が 経ってました
この夕日で 涙が 溢れそうになった・・・・
17:48
太陽が沈み 一瞬で メコン川の景色が 暗くなっていきました
息子と二人 10分ほど 太陽の沈む景色を眺めていて ほんの少し 涙が出そうに・・・
本当に 美しい夕日でした
息子を前に 今までの想い 過去の過ち 息子へ謝罪をした事 そして自分が変わっていった事 その事で ほんの少しだけ成長できた事
この夕日を見ながら 走馬灯の様に思い出して 自分に酔って 耽っちゃいました・・・・OTL
この夕日を見て 多分 いや 間違いなく 私と息子とでは 感じ方が 違うであろう
私は 自己満足で ここに来た そして ただ 善人ぶって 陶酔しているだけ
しかし 息子は ただ 私に着いて どうでもイイ旅をしている それも 会社を休んでまで・・・
そう考えると この夕日は ”息子の優しさ” で 見ることが出来ていることになる!
絶景ポイントで 息子と二人
展望では 岩場に座って記念写真を撮影できる所が有ります
この写真は ファランの方に頼んで撮影してもらったんですが 日が沈んでからでも 綺麗な思い出の写真が 撮れました
こんなに素晴らしい写真が撮れて 長男に 感謝です
私は 長男のお陰で ここに 来る事が 出来た
そして とっても素晴らしい夕日を 見る事が 出来た
息子にとっては どうでもイイ場所なのに 私の我侭で一緒に来てもらった
ただただ 長男に感謝します 息子よ ありがとう!
どうでもイイ話ですけど【子供は親に感謝するもんだ!】と よく父親に言われていました・・・・今でも 言ってるみたいですけど
でも 私は 子供に感謝します
それと 子供から感謝されたいとは思いませんし 実際 私に感謝する必要もありません
感謝される為に 子供を育てたわけではありませんので・・・
いつか また 息子の母親(私の妻)と この夕日を 長男との思い出話と共に 訪れたいと 思います
ゲストハウスへ戻ります
18:10
夕日を見て 写真を撮影して 感動を引きずったまま ゲストハウスへ戻ります
これから 夕食と 今日もマッサージへ 行こうかなっと!
夜店が 始まっていました
昨晩 楽しんだ 夜店が 建ち並んでいます
丘を下った所にちょっとした 広場があって 夜店のテントが 上から見ることが出来ました
広場からテントを見下ろす
こんなテントが 数百メートル並んでいます
まだ 明るいので 小さな電球は 輝きを増していませんが 街路灯の無い ルアンパバーンの夜店の照明は とっても綺麗です
夜店を通って
昨晩と同じような風景ですが この通路を通って ゲストハウスへ向います
しかし この写真が ルアンパバーンの夜店の最後の写真になりました・・・・・・
今から夜の街を楽しみに・・・・・って
18:45
部屋を出て これから 夕食と マッサージへ向います
ウキウキで 出発!
そりゃ~ レンタルバイクの修理代 出さなくて済んだんですから もう心配事はありません!
ゲストハウスをでる時 Billに 『今から 飯 行ってくる!』って 挨拶して レストランを探しに出かけました
ゲストハウスを出て 細い路地を 夜店の大通りに出る時 息子が・・・・
「ねぇ~ これ!」って 話しかけてきました
”ねぇ これ” ????? うん?? なんだ???
前を歩いていた私は 直ぐに振り返り 長男を見ると 腕を指さし 私に見せてきました
お~~~っ 完全に 忘れてた~~~! バイクの返却で 喜びすぎて 一番大事なこと 忘れてた
まさに 青天の霹靂だった!!!!!
長男の転んだ時に出来たスリ傷 薬を塗って バンドエードで貼っておいたのですが その バンドエードの隙間から 血が滴るように 傷口から膿が ぽたぽた 流れ落ちているではありませんか!
完全に 忘れてた・・・OTL~
膿が 私の想像を 遥かに超える量で 流れ出ていました
直ぐに 今からの予定を変えて 部屋に戻って 傷口を 消毒しなおします
この後 私は 息子の怪我で 破傷風の恐怖を 3週間(潜伏期間)怯える事になります
もう 夕食とか マッサージとか 言ってられません!
息子の怪我の状態
気持ち悪い写真ですみません
写真は 消毒を 一度終え 膿を拭き取った状態の 写真です
分かりにくいかもしれませんが 少し 窪んで 凹んでいます
19:00
直ぐに ゲストハウスに戻って Billに 息子の怪我を見せて 『 Bill ごめん さっき借りた 消毒薬 貸して!』
すると Billは 「分かった 部屋で待ってて 持って行ってやるから!」と
数分後 Billが 薬を持って 2階の私たちの部屋に 着てくれました
薬を手渡され 怪我の心配と ベットのシーツの心配をしていきました
「消毒で シーツを汚さないで!」って
私は 『OK 大丈夫 薬を塗ってから タオルで 息子の手を巻くから』と 伝えると 私に にっこり笑って 下へ 降りて行きました
Billの言動は 当たり前のことですし ここが ラオスであることを 再認識させてもらいました
なぜ シーツの心配を下かと言いますと・・・・・・・その薬の色に有ります
凄い薬です!
この薬が どんな薬なのか! で Billの心配が 分かります
この写真の薬の容器 蓋が赤かったら 木工ボンドじゃん!
そして ここラオスは 発展途上国の中でも 貧しい国と言われている国です
そこの薬を まともに信じられるか?と言う事なんですが!
先ほど 使った時に 赤チン?って 書きましたけど 赤チンって 有機水銀化合物が製造過程で出ることから 今の日本では製造が中止になっています
そんな薬に似ている この 木工用ボンド モドキの容器に入った 赤チン モドキを 息子に使って良いものか?
安全性を調べるのですが いまの時代 本当に 楽になりました
目の前に iphoneという 万能辞書を Wifiを使って 調べることが出来るんですから
調べてみると PETADINと言う 消毒薬でした
多分 タイからの輸入した薬だと思うのですが・・・・・
この薬 簡単に言うと イソジン(うがい薬)です
このイソジンの殺菌力は 消毒薬としても使われていて 結構 安全な薬です
この薬は その消毒の効果以外にも 傷口を固める作用があるようです
そりゃ イソジンなんて 白いシーツについたら 取れませんからね Billも 心配しますよ!
長男へ 塗りたくります!
朝も早かったせいか 長男は 仮眠状態に入りました
これから 私は 10分おきに 消毒を 開始します 22:00の 2時間
私の責任でも有りますから この怪我は・・・・・
まずは ミネラルウォーターで 膿が出ている部分を 洗い流します
次に シーツが薬で汚れないように バスタオルをシーツの上に敷いて 息子を写真の状態にして 寝かせます
左腕を頭に乗せて固定 これで 傷口から 膿と PETADINが 毀れない様にします
さ~っ 傷口にPETADINを塗ります
10分ほどすると PETADINの塗った上から 膿が 湧き出てきます その膿を ティッシュで拭き取って 再び PETADINを塗ります
その都度 息子は 痛がっていましたが かまっては いられません!
これを10回ほど 繰り返すと・・・・・・
凄いぞ PETADIN! ほんとに 凄いぞ!
塗るたびに 膿の発生が減り 2時間後には PETADINが 固まり 丁度 瘡蓋が 出来た状態になりました
これで 膿は 出なくなりましたが 固まった傷口に 水分を与えると 直ぐに ふにゃふにゃに 溶けてしまいます
そのため・・・・・
シャワールーム!
21:00
長男を起して シャワーを浴びてもらいました
息子に 傷口を濡らすと ふやけて また 膿が出てくることを伝えて 傷口部分にタオルを巻いて シャワーを浴びてもらいました
私は 薬を塗っていただけでしたが 長男は 間違いなく 痛みに耐えていたんだと思います
楽しい旅での怪我は やっぱり 致命傷です
これから 長男にとって ズキズキの痛みと共に 残りの日数を 旅することになります
本当に 申し訳ない OTL
これで 私の長い一日が 終わりました
22:00
息子は眠りに着きました ZZZZZZZZZZZ・・・・・
今日は 早朝4:00に起きて 色んな意味で 沢山の経験をし 今まで旅をした中で 一番長い時間を過ごさせて頂きました
ほんと 反省の一日でした
息子に 怪我をさせて 嫌な想いも させて!
何より 一番楽しみにしていた 滝で 象乗りを させてやれなかった!
23:00
ベットに入り 電気を消して 目を閉じると 長男への罪悪感だけが 思い出されてくる
やっぱり 私は 独りよがりの 馬鹿な父親だった
自分の価値観 感覚で 自分の息子も 同じだと 思いこんで 単車に乗せてしまった
まさか 転倒して 怪我するなんて これっぽっちも 思っていなかった
もちろん 二十歳を超えた息子なので 転倒は 自己責任でも有りますが 私自身の配慮に欠けた ツーリングだったのは 間違いありません
本当に 息子には 申し訳ない気持ちで一杯になりました
旅って ほんと なにが起こるか 予想がつきませんし 思いどうりには成らない事を 改めて 学びました
転倒して 怪我を知った時 私は こう思いました!
息子が破傷風にかかっていたら バイク修理で 高額の請求をされたら
もう 二度と 旅に出るのは辞めよう・・・・・・・と
そして 今 バイクの心配は無くなった あとは 息子の怪我だけ・・・・・
静かなルアンパバーンの夜 ベットの中で 目をつぶり 祈る
どうか 息子の怪我が 悪化しませんように・・・・・・
もう これが 最後の旅になるかも ZZZ・・ZZZ・・ZZZ・・ZZZ・・
本日の歩数 18824歩 歩行距離 14.43km
撮影した枚数 352枚