先日の 父の工事差し止め要求も 嵐の前の静けさで 今 父は姿を現しません
気分が良くなって 旅行にでも行っているのか?
とにかく 建築の準備の方は 進めていかないと!
現場監督です
彼がジューケンの監督さんです
一つ前の現場から 色々と 彼の様子を伺ってきました
私のイメージの現場監督は 大工さんの御用聞きと 現場の収まりに困った時だけ 施工方法の説明で 来るぐらいだと思っていたんです
しかし 彼は 全然違いました
それは 彼が 施工図面を引いていて それが 素晴らしく 分かりやすく 工事の進行を 着工前に スムーズにしている事でした
間取り図面を お見せできないのが残念なんですが この図面を見たら 大工さん達は 施工しやすいです
柱の寸法から 石膏の寸法 建具の寸法 システムバス システムキッチン 洗面ユニット 設備器具のアソビ寸法と 事細かに 完成図面を作成されています
今まで 何軒かの ジューケンの現場を見てきて 良く分かりました
この施工図面があったから 綺麗に収まっていたんだと
ちょっと 監督さんに疑問を 聞いてみました
『監督さん この図面を引く方法って 誰かに教えて貰ったの?』
「いいえ 自分で良いなって思って やってるだけです!」
『じゃ 若い頃 ジューケンさんの 他の監督から このやり方 受け継いでいるとか?』
「いえいえ 私の前の上司は こういう図面 引いてませんでした」
『どうして 引くようにしたの?』
「引く前は なんか 大工さんで問題があると 頻繁に 現場に行って指示していたんですけど これをやるようになって あんまり 呼ばれなくなったんですよ」
『そうだよね この図面があったら その通りに施工すれば良いだけだもんね』
「そうなんですよ」
『でも この図面作るのって 大変じゃない? 遅くまでやる事あるの?』
「そうですねっ 忙しい時は 事務所に残って 引いてます」
と こんな会話で この施工図を引きはじめた切っ掛けを 教えて頂きました
今まで ジューケンさんで家を建てた 施主さんで この人の凄さを分かる人って どんだけ居たんだろう?
窓の寸法と位置の確認
ベル商店の倉庫で打ち合わせです
これから 鉄骨を作るのに 窓位置を決めています 窓一つとっても 高さや位置が全然違いますからね
もう 彼とは 何時間も打ち合わせを 重ねています
特に 時間を割いたのは 排水管の落とす位置決め
鉄骨は 梁があって 思った位置に 設備の設置や 配置の寸法が取れないところが一杯あります
そこで 彼の施工図面を利用して 排水管の位置の変更や 設備を入れる寸法を填め込んでいくんです
建具も 引き戸の重なる場所や 戸袋部分の収まりなど 全部 図面で確認が取れます
お写真は ちょうど 家 全体の高さを10cm高くして頂いているところです
なにせ 家は 倉庫で八百屋さんをやるので 1階の床だかを低く抑えたため その分 低くなってしまっていて 元の高さに戻して頂きました
直ぐに 監督が対応してくれた事で 鉄骨業者に連絡をして 変更が間に合ったところです
普通の施主では言わない事を 私は言ってしまうので 思った通りの家へ この監督は 導いてくれています
システムバスの納まり図面
本日 監督より ご質問して頂いた図面です
鉄骨は木造と違って 柱が大きかったり Hの梁が出ていたりで 綺麗に収まらない時があるそうです
その為 こちらの図面を 監督さんが作成して システムバスが収まるかの 確認をしています
本来ですと ジューケンさんは リクシルを 設置するのですが 私の所は タカラスタンダードを入れます
タカラさんから 頂いた図面が やはり リクシルさんの構造と違うようで 鉄骨の梁が干渉して 収まらないのではないかという 心配で 監督さんから 確認を頼まれました
直ぐに タカラスタンダードに連絡をして タカラの施工業者より 電話があり 鉄骨での納まりを確認させて頂きました
その時に この写真の図面をFAXで 送ったのですが 施工業者さんも 分かりやすかったらしく 直ぐに 寸法を取って 確認してくださいました
結果として タカラシステムバスは 設置できるということになります
こういうの 大事 搬入してから 施工できないなんて 最悪ですからね・・・
これから 沢山の納まりを確認していかなければなりませんが 監督の製作する施工図面で 少しでも ミスやトラブルがない様に 進めていけます
こういった 見えない 努力が 施工上 間違いの少ない家を 作り上げていくんですね
ほんと 彼には 感謝だな・・・・
こんな所も ジューケンさんのご指示!

写真だけでは なんだ?って所なんですけど・・・・
これ 市の方に土を取り除いて頂いたところです
この街区だけ 地盤が低く 本来ですと 市が 全部 埋めればよかったんですけど おのおので埋めてくださいと要請がありました
しかしながら ここが問題で 全部が 住宅を建てればイイのですが 駐車場にする人もあれば 建築する人もあれば そのまま放置の人もいます
これじゃ ばらばらになって お互い 思い通りになりません
私の代替地も お隣が借地で 駐車場として使われるらしく 砕石を 私達の敷地に1mほど 何も言わずに 入れてしまっていたんですが・・・・
何人もの近所の方から 「ベルさん 隣の人 ベルさんの土地の中まで 土入れて使ってるよ!」って 指摘されていたのですが 私は 『まだ ここ使わないから 始まったら 言います』と お返事していました
本来ですと 私達の方へ砕石を入れていても 問題ないのですが お隣の使用用途が 駐車場の為に 埋め立てる砕石が 再生砕石と言いまして 建築の廃材が混ざった土だったんで 問題が起こってしまいました
私は そんなこと知らなかったんですけど ジューケンさんが 「この土 建築には あまり良くないですよ! 出来たら 使わない方がイイですね」と 無知だった私に 助言をしてくださいました
調べてみると 再生砕石 アスファルトのガラや コンクリートのガラ 瓦の破片や タイルの破片が混ざっていると・・・・
実際に行って見ると 私達の敷地の中に アスファルト コンクリート 瓦 タイルが 散乱してました
一応 ゴミの混じった土で コンクリート杭を作る事は出来ないし 外溝ブロックの下地としても 使え無いと言う事で 市の方に 撤去をして頂く事になりました
父の事もそうですけど 建築とかって たくさんの問題がでてくるんですよね
今回の砕石も ジューケンさんのおかげで 助かりました・・・・