5日目に突入
本日は最終の観光になります
弾丸だなー!
明日0:45の名古屋便に乗るまでの時間をクアラルンプールの町で過ごします
まぁ!明日は機内泊の深夜便となるわけですが・・・・・・OTL
ちなみに 早朝便もあるのですが 4時からの空港移動なんてやりたくないので 深夜便を!
さぁっ 最後の観光はどうしようかな~
朝7:00
今日もカーテンを開けての就寝だったため 心地よい日差しで目を覚ます
私はバスに入りながら 今日の計画を立てる
ノープラン!そしてクアラルンプールに付い て殆ど知識が無い!
どうせ1日だけなので 有名所のみ回って 終わろうかなっと 考えていた
さっぱりして バスルームから出て 次男の寝顔を撮影
この子とは8歳から旅をしていて つい癖で寝顔を撮ってしまう
今では もう大人の顔になりつつあるのに やはり親とは 何時までたっても 子供は子供なんだと錯覚してしまう
写真を撮り終えると 次男を起こし目覚めのバスへ入らせた!

窓から見えたのは 高級なHOTEL
ザ ロイヤル チュラン クアラルンプール The Royale Chulan Kuala Lumpur
計画当初 ここへ宿泊予定だったのだが 悩んでいるうちに宿泊費が上がってしまい断念!
年数は経っていますが5星HOTELです
今回 娘達の部屋とは 同階でしたので直ぐに合流 一緒に朝食会場へ向かった
今日も準備万端 すっきりした顔で挨拶を交わした
朝食会場はいたって普通!
それなりに広さもあります 清潔感もあります

食事内容も 普通かな
驚くような種類も無いですし 絶品と言う物もありません
ごくごく普通のモーニングバッフェです
そんな朝食でも 家族4人で食べれば楽しい朝食になります

1時間ほどで 食事を終えて部屋に戻る
数分後 娘達が私達の部屋へ来た
今日 行くところを子供達に話した
9:30 部屋を出てチェックアウト
カウンターで 20:00まで荷物を預かってもらえるように頼む
小さいHOTELなので 無造作に入り口の隅に 4つのバッグが置かれたのが見えた

HOTELから出ると 熱さが伝わった
最初に向かうは バトゥ洞窟
そのために 昨日 搭乗したFREE BUSに乗る
リッツカールトンのHOTELを横切る
毎回そうだが 風格と言うか 貴賓と言うのか やはり リッチになった気分を味わえる
今日は モノレール ブキッ・ビンタン駅の前まできて FREE BUSを待つ
乗るのはパープルライン
ここから Hab Pasar Seni まで行きます 中華街の手前です
その停留所が パープルラインの始発のバス停で 駅と隣接しています
10分後にはバスが来て搭乗
午前中は5~10分間隔で運行しているのか 次々に同系バスがやってきた

15分後には無事 Hab Pasar Seni に到着
ここから KTMコミューターの路線駅に移動します
地図を確認すると 川を越えなければならない
しかし地図には橋が無い
駅と駅を結ぶのに通路が無い分けない!
そこで とりあえず駅へ向かうことにした
有った!アッタ!橋があった!
それも こんな立派な橋が!
この橋を渡って KTMのクアラルンプール駅へ向かう
この駅は1886年に開業した クアラルンプール市内最古の駅で 現在の駅舎は海峡植民地時代の1910年に建設された英国風建築様式です
今は観光名所の一つとなっている。
橋の真ん中から川を撮影
古い河川から近代的なビルはクアラルンプールがマレーシアの首都であることが分かる
どこへ行っても 東南アジアは凄い勢いで経済発展を遂げている
子供達が見ている川の向こう側が LRTパサー・セニ駅です
こう見ると クアラルンプールの鉄道の乗り換えは 面白いな
合理的ではないが 旅するものにとっては楽しくなる
500mほど歩くとKTM路線のクアラルンプール駅が見えてきた
メインのチケット売り場ではなさそうですが チッケッとを買えるのか確認します
自動販売機は無いのでカウンターで聞いてみる
『Batu Caves!』
「Yes! Batu Caves!Good Place!」
そう言って笑顔で対応してくれた
続けて 「2RM!」
『OK!4!』 「8RM!」
次女に買わせた
貰ったチケットは 紙だった
原始的というのか!
プリペードカードだと思っていたので 地味に感動していた
十数年前までは これがメインのチケットだったんだな~って思うと嬉しくなった
やっぱ機械にお金を入れて 下から切符って 味気ないですよね
小さなコミニケーションがあって 旅の実感を湧かせる
こんな些細なことでも良いんだよな
ま!そのために現地ツアーとか 余りしないんだけど 良い選択だった!

ちなみに先ほどのチケットカウンターからはホームに入ってから かなり歩きます
綺麗にタイル張りをされたホームは 当時 ここがKLのメイン駅だと思わせた

200mほど進むとKL駅のメインホームへ到着
かなり大きい!雰囲気だけはヨーロッパの鉄道駅を連想させる造りになっていた
ホームには電子時刻版が有った
今はメインの駅ではないので それほど列車が込み合うとか 路線が複雑とかも無さそうだ
10:28 Batu Caves行きに乗る
以前はバスかタクシーでの移動でしたが 2010年にバトゥ洞窟直結の「KTMコミューター」バトゥ ケイブ駅ができたので 格段に交通の便が良くなりました

子供達はホームに座って列車を待つ
好奇心旺盛な私は・・・・幼稚な私は 常に散策しないと気がすまないのでホームを歩き回る
歴史ある駅なので歩いているだけでも楽しい

無事に列車へ搭乗
KLセントラル駅の次の駅のため 乗客がすでに大勢が乗っていた!
それでも列車の車両が長いため余裕で座れた!

25分ほどで Batu Caves駅に到着しました
田舎駅なのか 各駅に停車するたびに人が降りて この駅では かなり乗客が減っていた
それでも ここはKLの観光地だけあって大きな駅だった
駅から5分ほど歩くと 目の前にMurugan神像が見えてきた
洞窟が有名なのですが 金色に輝くMurugan神像の方が印象的です
この大きさ圧巻です
世界一の高さ(42.7M)を誇る
正面にやってきました
ここを登るのは無料です
そりゃ ヒンドゥー教の寺院ですからね
Murugan神
シヴァ様のもう一人の息子とされるスカンダ様は軍神 うまれてすぐにインドラ様の地位をもらったほどのパワーの持ち主である 奥様はクマーリ様
ご出生にはいくつもの説がある 日本では ムルガンというより「スカンダ」のほうが有名です
ここは 野生のサルがいっぱい
階段を登る途中で おもむろに(ゆっくりと)撮影をしていました

子供達も猿を撮影中
どうでもイイ猿も 観光地では絶好の被写体
私は階段の高さが分かるように上から撮影

階段を登りきると洞窟が見える
さらに奥へ進むと神様が祭られている
当然 この中は涼しい!

子供達もそれぞれ写真を撮っていた
どんな写真を撮っても 絵になる
洞窟の中は非日常の世界が広がっていて 神秘的な気分にさせられる
だからといって 何かをするわけでもないので ただただ写真!
所々に神様らしきカラフルな像が立っている
日本の寺院のような歴史観溢れるような貴重な像ではなく 地方のテーマパークにあるような 安っぽい像にしか見えなかった
これが お国柄なのか 日本の情緒なのか・・・・・
これも どうでもいいんですが 鍾乳洞のような感じで 岩が下に垂れていた
記念に触っておくか!っと言うことで 記念撮影
パトゥ洞窟 こんなものでした
洞窟の中のスポットは大したことはありませんが 洞窟そのものは一見の価値はあります
バトゥ洞窟 (Batu Caves)
ヒンドゥー教の聖地で 1982年に洞窟内に寺院が建設された ヒンドゥー教最大の行事であるタイプーサム祭が毎年ここで催される 洞窟内には多くのヒンドゥー神話に基づく展示や壁画があり興味深い 272段の急勾配の階段を登ると高さ30mほどの洞窟があんぐりと口を開けている
1時間程の観光・・参拝・・?を終えて 駅へ戻ります
行きにも目立っていた巨大像で記念写真
この像は猿の神様ハヌーマンのようです
色がグリーンなので御利益が無さそうですが 信者の方は拝んでいました
私達には ただのオブジェにしか見えませんが 信仰と言う物は人の感覚を変えますね

十分観光を楽しんで次は子供達の一番楽しみな場所へ
帰りはKLセントラルで下車します
Batu Caves ⇒ KL Central 2RM(60円)
ここも自動販売機は無く 直接購入します

30分程でKLセントラルに到着
行きに乗ったKL駅の次の駅ですが やはり大きくて近代的
次に向かう場所は 駅から徒歩で5分ほどの ちょっとローカルな街へ
ここはマッサージのお店が並ぶ街
観光ではなく 地元の方が利用するマッサージ街
近くに政府の支援する盲学校が有って そこで学んだ方が働いています
基本 私達はローカルなマッサージしか行きませんので こちらでマッサージ店を探します
ところが どのマッサージ店を選んでいいのか分からない
数軒顔を出して 少し会話をする
なるべく雰囲気の良い所を選んでみる

私が選んだマッサージ店がここ!盲人指壓按摩中心 No.5A
中に入ってみると 人が良さそうな方たちが・・・・・ 直ぐに4人お願いをした
私達が日本から来たことを伝えると 「コンニチハ」と挨拶してくれた
後は英語!
料金は45RM(1350円)1H
安いといえば安いが いつもタイの300円マッサージを基準にしてしまうので実感が湧かない
昨年までの施術料は40RMだったのだが 値上げをしたようだ
今は東南アジアの物価は急上昇 円安もあるしな!
1時間のマッサージを終える
私を施術して下さったのはREEさん 今までのマッサージで一番上手だった
私は10年前より顎関節症で異常なほど咀嚼筋にコリがあり その影響で肩首が張っている
それを簡単に見極め的確にほぐしてくれた
これは今までやってきたマッサージとは別物だった
お陰で2日ほどコリから解放された
子供達も全員施術が終わり 日ごろの剣道への肉体の負担を軽減できたようだ
みんな かなり良かったらしい
10分ほど彼らと話をさせて頂きました
帰り際 握手をして『I'll come again!』と言った
ここが入り口です
同じような看板 同じような入り口のマッサージ店が多くて分かりづらい!
ぱっと見 観光だと入れませんね 怪しすぎて
でも 価格と腕は最高でした
子供にマッサージなんて贅沢だ!そう思われるかもしれません
しかし 子供達は選択をしている
高価な食事をしない お小遣いも無し!
たかが1350円のことで これらを我慢する
本当はそんな事をしなくてもイイ 好きなだけお金を使い 自分の欲求を全て満たしてもイイ
でも 私は選択させる
子供達が働いてお金の価値を知って!・・・・・なんて立派なことは言わない
とにかく 選択をしてほしい
そして自分が選択をしたことに後悔をしないようにしてほしい
これから沢山の選択が待っている
選択肢があればあるほど 人は悩む 悩むと必ず後悔が生まれる
でも そこが なんか 人らしいんだが・・・・・
全てを満たしてしまったら 人生面白くない!
うん~他愛も無い親のエゴですね!
モノレールに乗って デパートへ向かいます
子供達も 私も 体が軽くなったように 暑さの中 軽快に歩きます
向かうは 昨日行けなかったパビリオンへ

HOTEL前にして入れなかったパビリオンへ
しかし 無駄にデカイ!そして高そう!
ここで ゆっくり食事をして お土産を買う予定!

パビリオンへ入ると 目の前に見えるは フォーミュラーマシーン
なんと 明日 F1グランプリがマレーシアで開催されるとのこと展示してあるとのこと
これでHOTELの価格がUPした理由が分かった
もう少し早ければF1レーサーのサインが頂けるところだったのに すれ違いのようだ
それでも じっくりと今年のフォーミュラーを間じかで見ることが出来て幸せ!

子供たちは友達や知り合いへのお土産を物色中!
ま!それなりに高額 そりゃ高級デパートですからね
買えそうなお菓子を値札を見ながら検討中

私は地下のスーパーでマレーシアの食糧事情を視察
八百屋さんですから値段と日本との比較 そして珍しい果物や野菜をチェックしていました
15:00
パビリオン内のフードコートで遅い昼食
韓国料理 タイ料理 台湾料理 マレーシア料理と アジアのお店が沢山
今回も4人とも違うメニューを注文して 回しながら食べ比べ
幼稚な親子だからこそ出来る食べ方
4種類全部がそれなりに美味しかった!

これはアイス・カチャン カキ氷の上に大量のゼリーがのっています
100円ぐらいだったので 衝動買い
不味くはないが 美味くも無いようなデザートでした
お腹も満たしたことなので パビリオンを回る

パビリオンでは有名なTokyo Street
日本人なので一応 入ってみた
販売しているものは日本の物なので 私達が入っても どうってことない!
当たり前といえば当たり前ののですが!
そこへ言ったという証までに
とにかく デカイ!
最上階からの吹き抜け部分の撮影
これで ほんの一部です
1日では回れないでしょうね
めぼしいところだけ入っていきます
DC COMICS SUPER HEROESのお店
一番目立っていたので 入る Tシャツなんかが30%OFFなんて書いてあるので値札を見ると 300RMって!マじか!
Tシャツ1枚 9000ジャンか!割り引き有っても6300ジャンか!
ここマレーシアだろOTL
と言うことで見るだけで退散
このあと1時間ほどパビリオンでお土産を買いあさり HOTELへ戻る

預けた荷物を受け取りLCCTへ移動します
18:00 HOTELを出ます
ここからが ちょっと大変 大きなバックを持っての移動
時間は余裕を持たせましたが BUSに乗るまでは何が起こるかわからない!

まずは モノレールのブキッ・ビンタン駅を目指します
今度は大きなバックを背負ってなのでリッツカールトンは避けて道路を歩きます

中堅のデパートの非常階段を登る
駅とデパートが隣接しているので迷路のような通路を歩く
2Fの通路を渡ってブキッ・ビンタン駅へ
時間通りに順調
余裕を持たせて駅に到着
目の前のモノレールへ乗ります
ところが 何か違和感を持ちながら モノレールが出発した
私は何も疑うことも無く 空港バス乗り場のある KLセントラル駅へ向かっているつもりでした
車内で知り合った日本人の方とお話をする余裕すらあった
その方は広島県の教育委員会の方で 高校生を連れて研修できたことを話してくれた
話に夢中になっていると 次の駅で降りますと・・・・・
その駅名を確認すると 聞いたことも無い駅名だ!
この路線は数回乗っているので ブキッ・ビンタンからKLセントラルまでの駅は5つ 大体の駅名は覚えている
しかし彼の降りる駅は見覚えが無い
まだ気づけない 一応 お別れを言って 次の駅は最終だと分かる なのにKLセントラルではない
そう!私達は反対に乗ってしまった ヤバイ!バスの時間が!40分の余裕を持っていたものの ギリギリになってしまった
反対最終駅のTitiwangsa駅で折り返す
このモノレール駅 1路線で11駅ある ブキッ・ビンタン駅は その中間駅
どこまで 間抜けな親父だろう!ブキッ・ビンタン駅から出たときの違和感は進む方向の景色が違っていたことだった
残り時間30分で11駅戻ります
KLセントラル駅に到着して 残り5分 重いバックとお土産を持って走る
やっとのおもいで 空港バス乗り場へ到着
直ぐにチケットを購入する 10RM(300円)
バスの時間を聞くと 渋滞で到着が遅れていて逆に定刻で乗れないらしい
その場で30分程待つと なにやら違うバスへ誘導される
話を聞くと まだまだ来ないので 別会社の空港バスに相乗りになった

19:30 無事にバスに搭乗
これで事故が無ければ無事にLCCTへ行けます
バスは快適 それでいて安い
マレーシア!なんて好い国なんだ!
1時間後 LCCTへ到着しました
時刻は20:40
気持ち良いほどに 順調だった
搭乗時間まで3時間ほど 空港でゆっくりします
掲示板で自分達の乗る便を確認
00:45 D7 0546 NAGOYA S43
先ほどの掲示板を見て S43はチケットカウンター
これが驚くほどスムーズ
行きのシンガポール便とは大違い!
そして これが Boarding Passです
まるでレシート
まだ良い方ですけどね シンガポール便はコピー用紙の切れ端でしたから
座席も NET予約時に決まっていましたので指定することも無く 荷物検査も 重さも大きさも計らず
とにかく すんなりとチケットGET!
空いた時間はゆっくりと夕食
といってもハンバーガーショップ
ちなみに こちらはMarrybrown地元のハンバーガーショップでマレーシア料理ぽい物もある
ご飯とかも
値段もそれなりに安い!
セットで8RM(240円)程で食べられる
私達は ここで1時間ほどのんびりと時間をつぶした
こんなところでも マレーシアを感じていたから
22:30
チェックインを終えて 出国手続きへ行きます
まだ 離陸まで2時間ほどありますが 時間に余裕を持って動きます
ここのチェックも 本当にスムーズに進みます
なんだったんだ シンガポール便の面倒くささは!と拍子抜け!

出国後ロビーでのんびりしますが 子供たちは連日の疲れと睡眠不足でウトウト状態で静か!
ローコストだけあってやはり 時間をつぶすものがありません
ま!セントレアも同じですけどね
23:40
離陸1時間前になって名古屋便の乗客がゲートへ詰め込まれます
そう ここはLCCT なので搭乗するための通路はありません
集められた後 徒歩で機体まで向かいます
もうまもなく搭乗が始まります
23:55
5日目が終わろうとしています
私も とりあえず 子供たちをここまで連れてこられて安心
貧乏臭い旅
疲れ果てた旅 子供たちには どんな旅として心に残るのだろうか?
もう直ぐ 後20分で搭乗します
深夜便も 大変だな~