2016年3月28日月曜日

2016 パリ・ミュンヘン・ザルツブルグの旅 8日目

Munchen 3日目の朝を迎えました


もう 旅にも Hotelにも 慣れて 気持ちよく 目を覚す


今日の朝は ちょっと のんびりできる 起床となりました



ミュンヘンに来てから とにかく 早朝列車の 焦りで 慌しい朝が続き せっかちな私は いつも 落ち着かない朝になっていました


しかし 今日は とっても のんびり! そして Bayern münchen観光の 超目玉!




自力でも 楽勝で行ける観光地と言う事もあって お気楽に構えていました













海外の旅を舐めきっていた 8日目のスタートだった!













Munchenを基準に 西Parisから高速鉄道で移動してきて 初日に RothenBurg にローカル列車で観光  2日目に Salzburgに 国境越え移動で観光



本日は へ 最後の目的の場所へ 移動



これで Munchenを 中心に東西南北 の 移動を達成させることに なります




本日の移動も 格安の バイエルンチケットになるのですが このバイエルンチケットの制約で 平日は 朝の 9:00以降でしか 使う事ができません


今日は平日



列車時間に合わせて のんびりスタートになったのですが・・・





本日の目的地 難易度の低い 楽勝の観光地のはずが!




最大の心残りを作ることになってしまったのでした 






( ̄▽ ̄;)!!ガーン








”だから 旅は面白い~~!









3回目の朝食会場へ




















7:10

いつもより 1時間遅い 朝食になりました


毎日 同じメニューの朝食が 置いてありますが 微妙に変わっています



お客も 1時間遅いだけで 10組以上 テーブルに座っています


前回の2日間は ほぼ 貸し切り状態でしたから








めちゃめちゃ美味しかった これ!




















この写真の パン!


塩パン ブレッツェルを食べてみたのですが 見た目とは全然違いました


硬い お菓子みたいな パンだと思っていたら カリッ ふわっ でした


それと 小さな白い粒の岩塩 この塩味が パンを最高の味に仕上げてくれます


初日に 漫画みたいなパンと 馬鹿にしていたのですが 今日から 病み付きです!










ホテル近辺を散策


8:50


9時から使える バイエルンチケットまでの間 Munchenの 駅周りを散策してみました

しかし 駅周りには 観光になるものや 興味を引くものは 何もありませんでした

深夜の到着時の印象が そのままです 








朝日に当たるMünchen Hauptbahnhof



















9:15

中央駅の 東側の入り口は この時間 朝日が差し込んで とっても綺麗!



写真左側に 切符の自動販売機が有ります


こちらで バイエルンチケットを購入!




自販機!







































今回で 3回目になります


購入も 楽々と出来る様になりました


ミュンヘンの周辺観光では このチケットが 大活躍で ケチケチ旅には ほんと 助かります





ホームで時間つぶし!





















出発まで 30分程


時間つぶしに ホームの列車を見たり 掲示板で ルートを確認しながら 駅を散策していました



パリも そうでしたが ヨーロッパの駅は 旅の醍醐味を味わえる構造になっています


列車が一列に10台近く 並ぶんですから 圧巻です













ドイツ鉄道(DB)の高速列車ICE






















子供みたいですが こんな事をして写真を撮影しても 注意されません


今回 予算を削るために 高速列車ICEには 乗りませんでしたが これに乗って ドイツ周遊も 良いかもしれませんね




ジャーマンレイルパスと言う物も有ります

ジャーマンレイルパスは ドイツ鉄道(DB)全線で利用できる鉄道パスです 特急や急行の座席指定料金も含まれているため 高速列車ICEや長距離特急列車のEC(ユーロシティ) IC(インターシティ)などにも座席指定券なしで乗車することができます 











今日は Fussenへ 行きます
このFussenとは 日本で もっとも有名な お城 ノイシュバンシュタイン城が ある町です

今回の旅  Munchenで 一番の 超目玉 観光地でも有ります


娘も 一番楽しみにしていた観光地




そこで 今回の旅の計画を立てるに当たって ノイシュバンシュタイン城に行く方法の選択肢が2つ!



自力で行くか!現地ツアーの バスで行くかです


この二つ 内容も 大きく異なってくるのですが なにせ ケチケチの旅 予算を重視で考えました



自力 バイエルンチケット

2人 28€ (3556円)

ノイシュバンシュタイン城&リンダーホーフ城 日帰り観光ツアー 最安値


大人通常料金  54.00€    20%off  43.20€ 

学生通常料金     44.00€            20%off    35.20€

食事 入場料は 含まれていません


割引価格 2人で 78.4€ (9956円)






2つの行き方で おおよそ 6500円の違いが出来ました



ツアーでは 2箇所 世界的な有名な観光地へ 問題なく 連れて行ってもらって おまけに チケットの購入も ガイドが 購入してるれて 何より 時間が正確で 至れり尽くせり


それで ツアーは 2人で10000

これは絶対に安い


しかし ケチケチの私は その6500円が 惜しい!

それと そこまで 自力で行くという 満足感も 欲しかった!



日本で 娘と 色々相談して 自力で行く事に決めて来ました

もちろん 私が決めた事に 娘は逆らう事は ありませんでしたが 似たもの親子なので どこか 同じような 自力の満足感を 娘も 望んでいた様な気がします





お城のチケットは HP(英文)で 予約をして行きました

とにかく 世界的に有名なお城です 現地の混み具合を考えたら 予約を取って行ったほうが間違いないとのことでしたので!





しかし これが 大きく 裏目に出ることになります






ドイツの観光地 難易度の低い自力での観光へ 出発しま~す!










 ” ノイシュバンシュタイン城へ行くの巻き 
















RE(列車)で FUSSENへ

定刻通りに9:53 Munchen駅を RE50576は出発しました

こちらは 単線で 乗り換えなしです


時間にしても 2時間ほど! おまけに 到着駅は終点



これは もう楽勝でしょう!


ノイシュバンシュタイン城の予約も14:10    13:10(受付)


これから まだ 4時間30分も有ります


着いてからの 2時間の待ち時間を どうするのか 列車に揺れながら 余裕で 構えていました



お写真の 私のニヤついた顔も その余裕の現れです!













車内風景




















平日なのに 車内はそれなりに満車でした


やはり 世界的な観光地ですし 難易度が低いので 皆さん列車が多いのでしょう!


快適に進む列車に ドイツの鉄道の素晴らしさに感激していました


ここまでは・・・・・・・・・・





Buchloe駅 ブーフロー駅で 停車




出発をして 50分 4つ目の駅 Buchloe駅で 停車しているときだった


10分経っても 列車が出発する気配が無い!


他の駅では 2分で 出発していたのに 何かがオカシイ!


しかし ドイツの鉄道は 時間に正確だという先入観が あったから 何も疑わなかった





すると なにやら 車内放送が流れ出す もちろんドイツ語




私は 何を言っているのか 理解していない 当たり前の如く 日本人の観光客は居ない!



そりゃ 普通は 現地ツアーを使って バスで行く所ですからね



放送後 乗客は 文句を言いながら ホームへ降り出した





私たちも 列車から降りる






















どう見ても 列車の故障ではなさそうだ


全員が 降りてしまえば 私たちも その後についていくしかない



ドイツ語が分からない状態で トラブルに巻き込まれてしまった






Buchloe駅で ごった返す人々






駅は とても小さな駅

そして何も無い!


乗客は 全員 放り出されてしまった



そして 係員が誘導する事も無く と言うより 駅員も 鉄道会社の人も 誰も居ない状態で 乗客たちは ウロウロしているばかり


私たちも 何がなんだか分からない





途方にくれる乗客
英語を話せる人に 少し聞いてみると Fussenへの途中の線路で 問題が起こって 今 線路を調査中とのこと

テロなのかもしれない!って


ここで待っていれば バスが来るかも しれないから みんな 待っているらしい!




しかし 考えると バスが 1台来た所で 全員乗れないし!


時間は 11:00 


ノイシュバンシュタイン城の予約の受付時間まで 後 2時間10分


Fussen駅まで 1時間10分



まだ とりあえず大丈夫!







彼らと出会う!

















トラブルで 心細いときには 日本人を探す!


言葉が 通じ合えるって 最高の安心!


そこで 周りを うろついていると 3人組の青年を 見つけ出した


彼らに 話しかけていくと どうやら 学生さんのようだ!


年齢を聞くと またしても 娘と同じ20歳と言う!


今回の旅で 出会った 6人が 娘と同じだなんて 不思議な感覚になっていた



当然 向う先は Fussenだ!



私達は 彼らと 共にする事にした















乗客の様子を伺う





















11:30

列車が停止して 50分 一向に状況が変わる事は無かった

私も 少し焦りあじめる


どう足掻こうが 自分の力では 何も出来ない!


待ち時間 彼らと話をした



彼らは 高校の時の同級生らしい


それぞれ 別々の大学に進学して 3年生になる春休みを利用して ヨーロッパを旅している


この日は ロンドンからミュンヘンに来て 翌日 ノイシュバンシュタイン城の計画を立てて 向っていると言う



3人とも 見るからに 人の良さそうな 誠実な人柄が伺える青年だった!


だから 私は 話しかけていったんだが・・・・・・・





私は 彼らに 不愉快な思いをさせないように 遠慮がちに 話していたのだが 彼らは 私の話を 気持ちよく受け入れてくれていました












ビールをもらう!



















彼らは ビールを片手に ミュンヘンを楽しんでいるようだった


私は お酒も ビールも ワインも 飲みませんので ドイツのビールも 3日目にしても 味わっていません


今後も 飲みませんけど 


しかし ドイツビールの味見をしてみたかった 


そこで 彼が 飲みかけのビールを持っていたので 聞いてみた


『俺ね ビールとか お酒とか 飲まないんだけど ドイツのビール 飲んでみたいんだけど ちょっと 飲まして?』と・・・


彼は 嫌な顔もせずに 「いいですよ! ドイツのビールは 薄くて 飲みやすいんですよ」と 私に 瓶を渡してくれた



私は 瓶に口をつけないように 上から 口に流し込むように 飲んでみた


『本とだ 薄いわ!』と・・・・


確かに 薄いので 飲みやすい


女々しい親爺の姿を 露呈してしまったが 本場のビールの味を知って 喜んでいました


いい歳こいて ビールぐらい買えよ!って 事ですけどOTL~


彼に 感謝だ!












列車が動くようだ!


















11:35

ぞろぞろと 乗客たちが 列車に戻っていく

私たちも とりあえず 後を追うようにして 列車へ向った






















話を聞くと とりあえず 動く事が分かった

但し これが Fussenまで 行くのか? 途中までなのか?は まだ分からない!





とにかく乗り込むことにした!









彼に予約の変更を英文で書いてもらう!
12:06

列車の座席を確保して とにかくFussenに近づけるべく 乗れる所まで 行く事にしました



他の乗客も Fussenまで行くのか? チンプンカンプンだ!



どちらにせよ これからFussenに行けたとしても 14:10 予約13:10受付での お城の見学は もう不可能だった!



現地でも 購入する事が出来るのだが 予約の手数料が 一人1.8€もするので どうしても 予約で行きたい! 並ぶの嫌だし!



そこで 写真の彼は 英語が得意で 昨年もワーホリで シンガポールへ行っていたとのことで 遅れた理由を 書いてもらうことにした



書き上げた 彼の文章は 完璧だった! さすが 実戦経験の持ち主!






しかし これが 後々 私の失敗へと繋がるのだが・・・・・・・













の駅 Kaufbeuren駅で降りる
12:52

なぜか 私達は 次の駅 Kaufbeuren駅で 降りることになりました

降りない乗客も居ましたが 多くの人たちが降りたので この列車の終着駅がFussenでは 無いのだろうと・・・・

直感と 長いものには巻かれろで 一旦降りることに!


予約の受付まで 20分!


ここまできたら 受付は絶対に無理 この駅に降りて やっと 諦めがつきました!


















ホームで雑談
















この時点で 私は 旅の主旨を変えました ノイシュバンシュタイン城を 楽しむのではなく 彼らとの出会いと 一緒にお城へ向かう事を この ドイツでの思い出にしようと考え始めていました


旅は 思ったように行かない!トラブルや失敗の中で 多くを学び 人の優しさを知る!


まさに この情景が そのものだった!







彼らとの 雑談の中で こんな事が 話にあがった


彼らは 次に 何処に行くのか悩んでいる様子


行き当たりばったりの旅で 目的地は その場で決めているらしい


そこで 次へ向う候補地が 2箇所で スイスと ベネチアで 悩んでいるとの事


私は 偉そうに自分の体験談を 話してしまった


3年前 次男と ベネチアへ行った時のことをだ!




ベネチアは とっても治安が良くて 迷路のような街を歩いているだけで楽しい!

それと 水上バスに乗って 近くの島へ行ったり出来る!

特に お薦めはブラーノ島だ!

などなど ベネチアでの体験談を 話した




スイスは行った事はないが 一般的な情報として 物価が高い それに 2011年の頃のスイスフランは80円 しかし2016年は 130円になっていた

マクドナルドのチーズバーガーが 650円ですから 驚くほど高い!

しかし 大自然のアルプスや 山岳鉄道は 魅力的だよね!と 想像の世界を話した



スイス派が1人 ベネチア派が1人 どちらでもイイ派が1人と! 

これから 相当悩むだろう


でも 羨ましい悩みだなぁ~っ



どちらに行っても ハズレ無し!




彼らは どちらに行くのだろう? 気になって仕方が無かった









バイエルンチケットを教える!


















彼らとの雑談の中で Fussenまでの 切符の話になった


彼らは バイエルンチケットのことを知らず BD鉄道の切符を 購入していた


MunchenからFussenまで 片道 27€ぐらい  往復で 54€ それに Fussen駅からノイシュバンシュタイン城まで バスの往復で4€ かかる


彼らは Fussenまでの 片道チケットを買っていたのだ


そこで私は バイエルンチケットの話をする


当然 2人より3人の方が もっと お徳になるので 彼らに購入を勧めました


上の写真は 彼らが 自販機で 購入している所です


金額は 基本料金 23€に 2人分の10€を たして 33€


一人分11€


結果的に 帰りの運賃だけでも 安くなる計算になります 


それに Fussenからノイシュバンシュタイン城までのバスも 只だし!







払い戻しに挑戦!















彼らは 3人分のバイエルンチケットを購入しました


そこで 今もって居るチケット MunchenからFussenのチケットが必要なくなることになります

そうなると Munchenから 今居る駅Kaufbeurenまでの運賃で これから向う KaufbeurenからFussenまでの運賃は 払い戻してもらうことにしました


私と 左側の彼と 2人でカウンターへ行き 女性の駅員と 事情を話して チケットの払い戻しをお願いしました

会話は 英語です









解約・払い戻し申請書を貰う


何とか 相手に彼の意図を理解してもらい 払い戻しの申請書を頂きました

これをMunchenの駅で 提出すると KaufbeurenからFussenまでの運賃の 払い戻しが出来るとのことでした




色んな体験が出来て トラブルは ある意味 楽しくなります









Fussenへ向け 列車に乗る

















 

 
13:30

Fussen行きの列車が来ました


これから 1時間かかります



列車は 満席 

私達は 立って 雑談を始めながら 1時間を楽しみました









彼らの夢を聞く!

今回の旅は 娘が これから進もうとする 夢の実現 その学びの旅でもあります


短い時間の中で 私は 娘と同年代である彼らの夢を聞きました




娘の隣 左の彼は 地元の大学に通い 教員を目指しています

真ん中の彼は 九州の大学で 英語が得意 それを活かし商社マンになって 世界中を周りたいと

右の彼は 中国地方の大学に通い 手堅く 銀行マンになりたいかな~って

当然 うちの娘も 照れくさそうに 成りたい職業を言って!




ちょっと 雰囲気が 学校みたいな感じに成っちゃいましたけど 順番に 夢を語ってくれました






夢ある若者に 今後の日本の希望を持ちました









無事にFussen到着です



14:30

2時間30分もの遅れになりました


ようやく目的地の駅について 満面の笑みで 駅のホームへ 降りました


この時 まだ 私は 大きなリスクを背負った事など 知るよしもなく




何気なく 列車の中で取った 小さな時刻表を見るまでは・・・・・・・









彼らとは 一旦ここでお別れ・・・・


















Fussen駅に到着して ここから バスに乗り換えるのですが 彼らは 銀行へ 現金をおろしに行く事に・・・・


私達は 予約の変更の手続きを 早めにしたいために 先に行く事にしました


とりあえず 彼らとお別れ 麓で 再会できないかもしれないので 一応 娘との 記念写真を Fussen駅で撮影をした写真です








ノイシュバンシュタイン城へのバス



バスは この様に 大行列!


そりゃ 2時間遅れの 2回分の到着乗客が いっぺんにFussenまで 来たのですから 当然 バスへの乗客も 3倍近く居るわけです


写真の右側に ちょこんと見えるのが 乗ってきた列車です


駅も 終着駅なのにも拘らず 驚くほど 質素な駅です


工事中もあってか 駅舎も プレハブです




バスでは 割り込み 横は入り ”押すな押すなの!” カオス状態


何時 殴り合いの喧嘩が 起こっても おかしくない状態の中 私は 娘の手を引っ張って 負けじと 強引に 乗り込みました








何とか ギリギリで 座席を確保!
乗車率は200%!

私達は 最後部の座席に座る事が出来ました




12:40

ギュウギュウの満車で 出発です



確かに 2回分の列車が遅れて Fussenで 一緒になったとしても ここまで 多くの観光客が居るとは 想像も できませんでした


だって 今日は 平日ですよ!



ドンだけ すごいんだ ノイシュバンシュタイン城って・・・・・・・・










ノイシュバンシュタイン城が見えてきた!
Fussen駅から ノイシュバンシュタイン城まで 4km バスの時間で 10分ほどです



駅から 5分ほどで ノイシュバンシュタイン城が 遠くに見えてきます




正直 感動しました


マジで 美しいです!




バス移動では 建物などや バスの進行方向で たまに お城が見えるだけなのですが 見えるたびに 娘と 感動に 浸っていました








麓のバス停に到着


























バスを降りて 直ぐに チケット売り場へ向います

予約時間を 大幅に過ぎてしまって 変更できるのかを チェック!

後ろの建物は 売店です









チケット売り場
15:00

こちらで チケットを 交換していただけました


チケット販売所は 情報どおり 凄い人の数


私達は 予約をしてあるので FP(ファストパス)の様に 空いているカウンターへ


彼に書いていただいた 予約の裏の文を見せると 何の問題もなく 時間変更をしてくれました


しかし その時間が 17:45(日本語ツアー)


頭の中で 時間の段取りをつける



17:45から 城内見学 1時間ちょっとで 19:00

そこから お城から降りて30分 19:30

バスの待ち時間 駅までの移動で 30分 20:00

Fussenから Munchenまで 2時間  22:00



こりゃ だいぶ 遅くなるなと 覚悟を決める!





PCからの予約書
こちらが 日本から予約をして プリントアウトをしていった物です


こちらを持参していくと 並ばずに すんなり 予定の時間の見学が出来ます


私達は 到着が遅れてしまったので 大幅にズレテしまいましたが・・・・・



状況からすると 予約をしていった方が 無難かもしれません









とりあえず こっちの城へ
ノイシュバンシュタイン城へ 行く前に こちらのお城へ


中に入るには チケットが入りますが こちらは入らなければ 無料です









ホーエンシュヴァンガウ城へ


ホーエンシュヴァンガウ城を簡単に説明しますと

ルートヴィッヒ2世の父 マキシミリアン2世によって 1832~1836年にネオ ゴシック様式に建て替えられた城 この城でルートヴィッヒが若き日を過ごし ノイシュバンシュタイン城の構想をたてた





この ホーエンシュヴァンガウ城は ノイシュバンシュタイン城と 同じ場所にあります 



私達は 駅で 別れた学生を 待つために 時間つぶしもあわせて ホーエンシュヴァンガウ城へ登りました





但し 城内の見学ではなく お城の周りを見学!







ホーエンシュヴァンガウ城 城内に入らずとも 充分楽しめます


15:40


30分程 見学をして 彼らの到着を確認しに チケット売り場へ向います










チケット売り場は 私たちがチケットを 交換してから 50分ほど過ぎても まだ 行列が出来ていました



売り場の行列で 彼らを探すも見つかりません


お城の見学まで まだ 2時間はあるので 簡単な食事へ


そして 彼らが来たら 分かるように 外にテーブルのある ファーストフードを食べる事にしました







ファーストフードメニュー

ちょっと お高めの感も あるメニューですが なにせ ここは 観光地!


当然 観光地価格!


それでも 驚くほど 高くないので 娘と 別々の物をチョイス!











BRATWURST IM SEMMEL・CURRYWURST + SEMMEL

一番安い 2品を購入してみました


BRATWURST IM SEMMEL 3.5€(445円)

BRATWURSTは 焼きソーセージ SEMMELは パン



パンでソーセージを挟んだもの! そのままのネーミングです




CURRYWURST + SEMMEL 3.5€(445円)


CURRYWURST は カレーソーセージ SEMMELは パン

ソーセージにカレーパウダーと パン  これも そのまんまのネーミング!



味は・・・・・




これが 思った以上に 美味い!



さすがドイツ! ソーセージは 何処で食べても 美味しいです






のんびりと時間を潰すが・・・


















15:50

先ほど分かれた 彼らを待ちながら テーブルで ソーセージパンを食べています

天気は 曇り空になってしまいましたが 大自然の中に 居るだけで 心地がいい!


ほんと 時間が止まった感じ!


無意識に ふと 後ろのポケットに 手を入れると なんか 紙の塊が 入ってる


【あれ?なんだ?俺 ポケットに何入れたっけ?】って・・・・・・





出てきたのは・・・



出ていたものは 時刻表だった!


そういえば 列車に乗ったとき 何気なく つかんで ポケットに入れておいたんだ!


一応 確認をしてみると・・・・!




こりゃ ちょっと!



時刻表を見ると フッセン発の19:05が 最終の直通になっていました


その後は20:13発 21:11発 22:38発は 乗り換え便です

乗り換え列車も ALEXになっていて これが どんな列車なのか分からない!

ALEXは プラハへの直通 国際列車なのだが これが バイエルンチケットで乗れるのかが 分からなかった

何処かの記事で ”フッセンの帰りの時間は気をつけて!”なんていうのも 読んだ気もするし!


お城の見学をすると 予定通りに行って 8:33の列車か!


これはもう 乗り換え列車だな!


悩む・・・・・・・・


行きの様に また 列車が運行停止の可能性もあるし!



時刻は 今 16:20



行きに一緒だった 彼らとは もう 離れて2時間近くになるし・・・・


それでも【彼らと一緒なら 心強いか!】っと 私達は 駅で一旦 離れた 彼らを 再び 探す事にしました



結果的に 彼らを見つけることは出来ず 娘と 相談して 今回は お城の見学を諦める事にしました



娘には『また 自力でココへ リベンジしろよ!』と言って・・・・

私も また ここへ リタイヤしてから 妻と来ようと 心に決めました!



ここで払い戻し!


とりあえず こちらのカウンターで 発券してもらったツアーチケットを払い戻ししてもらいました

簡単な英語で 『このチケットの時間だと 帰りの列車の時間に間に合わないので キャンセルして下さい』と!


すると しょうがないね!って 残念そうな顔で 係員の女性は 払い戻しの手続きをしてくれました


購入はカード決済でしたが 払い戻しは キャッシュで 返してくれました



16:40


お城まで 登ることにします


お城で 彼らと出会えることを期待して!





お城を目指してみる!



お城の中の見学は出来なくても お城へ行くことは出来ます・・・


お写真のお城のところまで 登ります!





今回 ノイシュバンシュタイン城に来て 城内見学を予約したのですが ここに来て 気付いた事があります


それは このお城 近くで見たり 中に入ることが 良いのではなくて 外からの眺めが 最高であった事!


世界中に出回っているノイシュバンシュタイン城の見える場所へ行かなくては意味がありません!


しかし 今回 絶景スポットへ行くことは出来ませんでした


それは 絶景ポイントと言われる橋が 工事中で進入禁止だったからです





有名な景色!
この写真は マリエン橋からの景色です


この橋からノイシュバンシュタイン城を見ずに ノイシュバンシュタイン城は 語れません


そして 今回 私達は そこへ 行けませんでした


こちらの方が リベンジに 値します・・・





とりあえず 登ります!
山登りも 少し やっつけ気味に 登りました


とにかく 時間との勝負で 息を切らして 娘と 坂道をひたすら!






馬車 楽でいいなぁ~



大した距離ではないのに 坂道は 思った以上に キツイ!


時折 馬の 糞を見つけるたびに 目の前を歩く 馬車の馬が 本物だと 確信する


お金と 時間があったら 間違いなく 私は 馬車に乗るだろう

けっこう 馬の糞が落ちていて 踏みそうになるし・・・・




いつも 思う ケチとは 決して カッコいいものじゃ ないんだなぁ~って!



まさに ノイシュバンシュタイン城 馬車が似合う!







お城へ 行ってきました!


















かなりの人たちが 見学ツアーを待っていました

とりあえず 近距離で お城を見ることができたので これで 降って行きます


いやはや 近くのお城は ただのお城でした


やっぱり ここは 橋の上から見る眺めが 最高なんですね!























近くから眺める お城!

















この距離が お城が綺麗に映る 限界の距離かな?


ここに来た 証拠写真だけ 撮影して 帰ります


行きには 気が付かなかったんですが 帰り道の途中に マリエン橋へ 行くための 分岐点がありました


しかし そこには 工事中 進入禁止のテープがあり 入ることが出来ませんでした


しかし 後日 ローテンブルグで会った 医学生のG君から メールが来て マリエン橋からの お写真が 送られてきました


私は 彼にメールで ”どうして?橋から撮影できたの!”と聞くと 驚くような答えが返って来ました

【分岐の 進入禁止のテープを跨いで そのまま 橋の近くまで 行けたんですよ!】って


”大丈夫だったの?”と 聞き返すと


【みんな 関係なく そこから 入ってましたから ついて行っただけですよ!】と!



青天の霹靂だった・・・・・


確かに 橋を渡らなくても 橋の手前でも 同じ景色だったわ!


なぜ?気が付かなかったんだろう!



まっ!悔しがっても 仕方が無いですけど・・・・・





その時 必ず ノイシュバンシュタイン城 リベンジするぞ!と 心に決めた 50手前のオヤジの誓いでした・・・・OTL






バス停でバスを待つ!

17:05

ミュンヘンへの列車時間に合わせて 急いで Fussen駅へ 向います

何時に出発するのかも分からないバスを ただただ 待ちます!

お写真は バス停から見たノイシュバンシュタイン城です


やっぱ 美しいわ!




バスを待ちながらも 3人組の彼らを 探していましたが やはり 再開する事は ありませんでした




無事にバスに乗れました!


17:15

10分後 バスは やってきました

帰りのバスも 人が いっぱい!

これなら 余裕で 18:06発 ミュンヘン行きの列車に 間に合いそうです


4Km 7分ぐらいの距離なんで!


残り50分!




レヒ川の橋を渡る!

帰りのバスの中 まだ 50分もあるから 大丈夫と 余裕をかましていると 不吉な予感が・・・


パーク通りを順調に 駅に向って 快適に 走行する 


フュッセナー通りと合流すると 途端に 渋滞発生!


歩く早さより 遅い走行に!


通りの合流地点から 写真のレヒ川まで 約200m この距離を5分かけて移動!


残り1km 


最悪 歩ける距離なのですが・・・・ この渋滞に 冷や汗!



イライラしながらの バス移動になりました






Fussen駅に 到着!

17:35

着いてみれば 20分で ちゃんと着きました

工事中の駅です!


こんな有名な観光地がある駅が あまりにも しょぼ過ぎて驚きですが これから 綺麗な駅舎が できるんですね




列車を待つ!


20分ほど 列車を待ちます

このFussen駅の 周りには 何もありません

自然に囲まれた 小さな街です

ちなみに 1kmほど南に行けば オーストリアの国境が有ります



なぁんにも無い!


駅ホームの椅子から 撮影した風景ですが なんにも有りません
近くに見える山は もうオーストリアです!





列車が来ました!



18:00

列車が駅のホームに入ってきました


Fussenは 始発終着駅なので そのまま 折り返して ミュンヘンへ 向います!


ほんと 後ろ髪惹かれる思いの乗車になりました!




I'll come back!・・・Fussen








RBに乗ってMunchenへ!


2時間かけて RE:レギオナルエクスプレス(快速)に乗って のどかな風景を堪能して 帰ります

楽勝だと思っていたノイシュバンシュタイン城は あえなく撃沈しました


バスのツアーで行くのか 最後まで悩みましたが まさか 一番簡単に行けるFussenで トラブルとは思いませんでした


しかし 今回 そのトラブルのお陰で 3人の学生と 楽しい移動が出来た事には 運命を感じます!


確かに そんなに簡単に行く機会もないノイシュバンシュタイン城ですが 行こうと思えば お金を積めば 何時だって 行くことが出来ます

しかし 二十歳の彼ら3人と 同年の娘との出会いは もう 二度と巡り会う事は無いでしょう


そう思えば バスのツアーではなく 自力で行こうとした事が とっても 良い判断だと 後々 思うことでしょう


もっと言うと この記憶は 鮮明に残り続けるでしょう・・・・



旅行と 旅  こんな所が 微妙に違ってくるんだろうな!



ノイシュバンシュタイン城の旅は 最高の出逢いで 終わる事になりました!










無事にMunchenに着きました!






























20:05

ぴったり Munchenに到着!


行きは2時間30分も 遅れて到着したのに!



ドイツ鉄道 信用していいのか?悪いのか?


Munchen駅ホーム




















到着したMunchenは もう 真っ暗になっていました!

一旦 Hotelに戻って!

















 

Hotelに戻って 街へ!









夜のマリエン広場と新市庁舎


フラフラと散策しています

やっぱ ライトアップされた新市庁舎は綺麗!


人もまばらに成りましたが 歩いているだけで 楽しい!




裏道でウインドウショッピング!










20:45


細い道を散策していると こんな可愛らしい小物や置物がディスプレーされていました


娘も「可愛い!」って ウインドウに齧りついて見ていました


イースター祭の置物が 殆どなのですが 日本では 見ないような物ばかりなので 意外と興味を引かれます







夕食を食べに Munchen中央駅へ







インドネシア料理のレストラン

アジア料理のお店です


Munchenの中央駅の中には 沢山のインビスが有ります


どれも 安そうで 美味そう!




なんか 塩味とでも言いましょうか しょうゆ味とでも言いましょうか



アジアが恋しく こちらのインドネシア料理のお店へ





 ミーゴレンと鶏肉の唐揚げ

















 
 


かなりボリュームが有ります


そして 美味い!


お洒落なレストランじゃないけれど なんとなく 落ち着くな!



それに 安いし!



お腹いっぱい食べる!


















 

 


21:10

お店は21:00に 閉店のようです!


私達が食べている頃には 入ってくるお客さんを 断っていました


もちろん 私達は 閉店後も ゆっくりと 食べているのですが 店員は お片付けに入っています


とうぜん お客の居ない席の椅子は テーブルに載せて お片付け・・・・




そんな中でも 駅の中を行き交う人を見ながら食べる食事は やっぱり ここが 日本ではなく ドイツなんだと 実感してしまいます





Macでデザート アイス

















 



21:30

Macで デザート 前回に引き続き アイスクリームをチョイス!


食後のデザート 1€なり!



アジア料理店の お隣が Macです





München Hauptbahnhof 散策して・・・
























夜の München Hauptbahnhof(中央駅)を散策して Hotelへ 戻ります




Hotelから München Hauptbahnhof

















    

ホテル側から見た Munchen中央駅の写真です


南口になります

ちなみに 右側に写っているHotelは InterCityHotel München(インターシティホテル ミュンヘン)です

駅に 隣接していて 乗り継ぎや トランジットに 楽なHotelです





本日の観光は終わり!


















22:00


何とか 本日も 無事に ドイツ・バイエルン観光を 終了いたしました




部屋に 戻って いつも通りに 写真 映像データーをバックアップして カメラ等の充電をして のんびりします


ネットが繋がるので 明日のMunchen観光を 下調べ



今日は 完全に 当初の目的から外れた観光になってしまいましたが やっぱり 終わってみれば 楽しい珍道中になりました



ただ 気がかりなのは 列車で一緒だった 3人の学生さん達は この後 スイスに行ったのか?ベネチアへ行ったのか?


何かの縁で また 再会したら お話 したいな!






明日は 私が 小学生の高学年の時に 行きたかった場所へ 行くつもりです


そんなに 有名な観光地では有りませんが 人を学ぶと言う意味では とっても肝心な観光地とも言えます



パリのテロ現場に続く 第二弾!



長女は ここで 何を学び 何を感じる事が出来るだろうか?




そして 私 自身も 同じく ここで 何を感じ取るのか 子供の頃から行きたかった場所 36年間越しの 知りたかった場所へ 向います 






0:00

ベットに入って 静かに ある歌を聴きながら 私は 眠りに着きました

穏やかな気持ちで・・・・・・ 









本日の歩数 16207歩   歩行距離 13km


撮影した枚数 377枚   娘 45枚