2013年9月11日水曜日

友達が青年海外協力隊 2012の思い出 タイ・カンボジア国境越え

今日は市場がお休み!

仕入れるものが無いので 関係ない話をします

彼は今 ルワンダと言う アフリカの小さな国で 青年海外協力協会のメンバーとして 頑張っています

日本での研修期間を終えて 今年 ルワンダに行きました

そこで彼は 英語と理科の先生として ルワンダでボランティアをしています

彼とはFBで お話などさせていただくのですが その国の現状などを教えてくれるので 私もこちらのBLOGを通して 頑張っている日本人を ご紹介したいと思います


















彼の名前は SAKIYAMA AKIRA といいます

 あきら君の教えている子供たちです ガヒニ中高等学校の授業風景

彼のコメントです
写真は高校3年生に積分(100分授業)を教えている様子。 授業中、いつもたくさんの質問が飛び交い、授業が中断してしまうこともしばしば。 でも、この積極的に質問する姿勢にはいつも感心する。






















 あきら君が 夏休みに お手伝いさんのバレンシーの家へ招待されたときの写真です













あきら君に教えていただいたこと
バレンシー家は15年前にお父さんをマラリアで亡くし、お母さんと姉と兄とバレンシーの4人家族。お姉さんは結婚して実家を離れ、お兄さんは高校3年生。ほぼ自給自足生活で現金収入がないため、バレンシーの給料で学費を払っている。兄は「高校を卒業したら働いて、バレンシーを学校に通わせたい」と話してくれた

世界の どこかの ほんの小さな小さなお話 知らなければ 知らないでいい 事実

この話を聞いたからといって 日本が恵まれているとか!贅沢だ!など言うつもりは もうとう無い

でも 私は嬉しいんです 自分では出来ないから ただただ応援したい 彼のことを・・・

で! あきら君とは たった9時間の バス移動で 話しをしただけの友達

そのバスが 息子と2人で 東南アジアを旅していた頃 カンボジアからタイへの 移動バスだった


2012.3.28

8日間のカンボジア滞在 バンコクへ向かうため バスのチケットをとる

私たちが宿泊した所にバイクが迎えに来る 見慣れた小汚い建物を抜けて ホテル前で降ろされる

バイクの運転手が ここで待てと 下手な英語で私たちに言うと どこかへ 行ってしまった






















ところが時間になってもバスは いっこうに現れず

ただ 不安になりながら 待ち続けるだけ






















30分以上も待つと ちょっと不安になってくる

マレーシアからタイのときにも 考えられないトラブルがありましたから

1時間遅れで バスが到着 

当然 ここから乗るのは 私たち親子だけでした

さすがに1時間待ちは怖くなりましたね

最悪 トゥクトゥク捕まえて 国境まで行ってやろうか!と考えていましたが・・・

カンボジア(シェムリアップ)から タイ(バンコク)行きのバスに乗る






















ここで会ったのがあきら君でした

バスに乗り込むと 後ろのほうへ進む 2つ席が空いていたので 息子と座る

すると 偶然なのか?意図的か?目の前に2人の日本人

早々声をかける!

どうやら 現地ツアーでバンコクから2泊3日でシェムリアップに来ていた日本人だった

国境までの 長い道のりの間 お互いの旅行記など話したり 珍しい食べ物の話をした

日本語がとっても新鮮で 息子が寝ている間に 沢山の情報を得た

3時間ほどで国境の町へ到着

ここで いったん カンボジアのイミグレーションを抜けなければならない

バスを降りて 出国審査を受ける

左が あきら君 右は りょう君 当時学生 お互い1人旅

彼らと共に 国境越えをしました

先に私が出国審査を受けて 次に息子が受けます

ここが 意外と時間がかかります 

情報では3時間以上かかるので トイレと水は注意してと言われていました

しかし 最近では緩和されたらしく 今回は 1時間かかりませんでした

写真 次男 よく見ると もう なれたものですね!

この頃20日間ほど旅していた頃なので それなりに余裕も出てきたのでしょう

私たちが先に 審査を終えたので 心配そうに あきら君と りょう君を待っているところ

無事に 2人とも審査を終えたので カンボジア出国です

そのときに あきら君と次男のツーショット写真

次に あきら君と りょう君と 次男の 国境越え記念写真です

ここから 300mほど タイの入国審査を受けるまで カジノの建物が左右に並びます

昨年まで 沢山の物乞いが旅行者を取り囲んで居たそうです

政府の措置なのか 私たちのときは殆ど居ませんでした

まぁ!旅中 物売り・物乞いは沢山接していたので この頃は慣れっこですが・・・・

たくましくなったものです!

ちょうど 国境の真ん中を越える頃 カンボジアのアンコールワットの門があります

ここが タイとカンボジアの国境線のようです

あきら君に頼んでツーショットを撮影していただきました

なぜか 一瞬で タイとカンボジアの違いが 分かってしまう

これが 豊かなタイ と 貧しいカンボジアの 差なのです

タイの国旗が並び 私たち4人は タイ王国のイミグレーションへ向かいます

同じ様に 行列に並びます

しかし こちらはタイ王国 人の手際とイイ 人数とイイ 早い早い!

十数分で楽々抜ける

抜けた途端に町だな~って実感

今まで カンボジアに居たことが 嘘のように少し高度な文明に触れた感覚

車、人の服装、店、電気 暑さは同じなのに見る世界が変わってしまっている

息子と手を繋ぎ 国境を歩いて抜ける

後ろは トラックやリヤカー タイの豊富な 加工食料品や雑貨を カンボジアへ運んでいる

カンボジアでは殆ど農産物の生産以外は無いので タイからの輸入に頼っている

そのメイン道路での国境は圧巻であった

ここからは ワンボックスのトラックに乗って バンコクを目指す

車内での彼らと 私たち親子の写真です

ここからバンコクまで 狭い車内に 缶詰状態で 大きく揺れます

さすがに長時間の狭い車内はキツイ!

2時間ごとに休憩してもらって パンなど 軽く飯を食べる

息子もキツそう!


ここでも あきら君とお話をしていました

帰国の方法や 日程 タイ人のお友達とこれから遊ぶことなど

たわいも無い話でしたが まさか この時 彼が青年海外協力隊員になるなんて思ってもいませんでした



そして バスに乗って9時間後 タイ バンコク カオサンに到着しました

まるで別世界! 

これから タイを1週間 旅し続けました


あきら君との 思い出 と 出会い

ほんの数時間 その数時間で 友達になれる

それが旅 これこそが海外での旅

自分以外の 他人の人生と ほんの少しだけ共有する時間

そして 人を知る 

人を知ることで 少しだけ 成長をする

今 まさに 彼の行動から 学び 励まされている 

ルワンダで 頑張っている 友達に・・・・・YELLを