今日から10月 BLOGをはじめて3ヶ月が経ちました
何とか続いている様です
市場へ行くと 大きな山が!
直ぐにセリ人が出てきて 『ベルさん!アキバエ入ったぞ!』
「あ!は~い」 と気の無い返事
アキバエ?なんだ それ!
林檎箱に”秋映”って書いてある
確かに つがる林檎の表面の皮が 少しずつ満遍なく赤一色になって来たから 終わり頃なんだけど もう 次の品種の林檎が出始めたんだ!
箱を開けると 黒い林檎?(濃い赤ね!)
試食と勉強を兼ねて2箱購入する
するとセリ人『ベルさん!ほかだと6000はするんだぞ!』
確かに綺麗で玉も いい形をしている
↓右は玉ねぎですが 奥の方まで林檎の山です
どんな林檎なのか?
光の加減で鮮やかな赤に見えますが 実物はもっと黒い!
色の感じから 昔のスターキングとか紅玉みたいな味を想像してしまう
【秋映の説明】
長野県中野市の小田切健男氏が「千秋」と「つがる」を交配させ育成させた品種で1993年に品種登録されました
シナノゴールド、シナノスイートと共に長野県オリジナルの「りんご3兄弟」のひとつといわれています
果実は300g程度の大きさで、果肉は硬く歯ごたえがあります。甘み酸味は程ほどにと言ったところです。果汁はおおく、香りも十分強く感じます
着色しやすく、長野など南の地方でも綺麗に色付きます。逆に青森など寒冷地では色が付き過ぎて赤黒くなりやすい品種です
早生種にあたり、収穫時期は9中旬~10下旬で、11月頃までが旬です
こちらは 信州 須高の産地です
1/4にカットした断面を確認すると きめ細かいですね
色も 綺麗な薄黄色で 果汁もにじみ出ています
わくわくしながら一口齧る!
お~っ 確かに歯ごたえが凄い!なんか気持ちい~い!
林檎齧ってる~って
昔のCMのキャッチコピーで「林檎を齧ると 歯茎から血が出ませんか?」
このフレーズを思い出しちゃった
私が固い歯ごたえのあるものが好きなので とってもお気に入り
味は 甘く 程好い酸味がありますし 林檎だな!と自信を持って言える林檎!
この時期の林檎としては そうとう美味しいと思いました
父が刈谷市場で仕入れてきた信州松川のりんご それもフジです
これはいわずと知れた品種ですが 細かく言うと [早生サンフジ]になります
早生とは植物の実が他の品種より早く実ることで サンフジのサンは太陽のサンです
簡単に言うと ほかのフジの木よりも早く実を付け 袋をかけずにそのまま育てたフジとなります
色は綺麗でフジ独特の鮮やかな真紅 形もまぁまあと言った所でしょうか
1/2にカットして さすがフジ 綺麗な断面です
繊維も均等になっていて 蜜はまだね 早生だから
それでは食べてみましょう 秋映との比較も兼ねて・・・・・・
う~ん 歯ごたえは少しあるぐらいで 少し味も薄いですね
早生と言うものはこう言う物なのですね
しかしながら フジが好きな人には 少しでも早く 食べられるので 合格としましょう
あ~〜 林檎の季節に 入って行くな~