帰国の準備を 深夜に済ませて 今日の適当な観光を 考えながら ベッドに入った
ちょっと 興奮して 寝付けない
デザートサファリも そうだが ここまで 沢山の人たちに 巡り会えた事にだ!
ほぼ 無計画ながら 低予算で やってこれたと思う
明日の この時間は 飛行機の中か・・・・・って 考えているうちに 2:30頃 眠りに着いていた
充分 満足した 9日目の スタートだった
5:30には 目が覚めて 外が 明るくなるのを待つ
最後の アラブの朝の空気を 楽しんだ
今日は アブダビの有名な所を 回る予定
でも どうしても行きたい様な 観光地でもないが 行ってみることにしました
Hotelで 味気ない朝食
昨晩 アブダビモール食品売り場で 購入した ソーセージパンを 朝食として食べる
売り切りパンなので 特売価格 5本 10AED(330円)
スープ代わりに カップヌードル チキン 2.5AED(82.5円)
味気ない 朝食で 朝を迎えた
そんな朝食でも 美味しいものだ!
食後に HOTELの 無料のココアを飲んで 荷物をまとめる
これが 帰りの荷物です
お土産が 増えた分だけ 荷物が増えています
準備 万端!
10:00 部屋を後にします
本日のフライトは 22:10 なので 3時間前の19:10までに 空港へ向うまで 時間が有ります
その時間まで 荷物をHOTELへ 預けて 観光します
私達が 泊まった Hotel signboard 前で撮影
荷物も カードと引き換えに 預かっていただきました
身軽に 街へ行けます
アブダビ 最後の観光へ
ここは RotanaHotelを出て アブダビモールを越えたところにある バス停です
この005番のバスで アブダビで一番新しく大きいモールへ向います
30分程で モールに到着しました
距離にして 10Kmです
私達が宿泊したRotanaHotelと マリーナ・モールの位置関係
ワン・アブダビ・モールのある場所が 10年前の 中心地だった所です
新しいアブダビの中心地が マリーナ・モールの周辺になります
この マリーナ・モールに着いて すぐに分かりました
新しいHotelや 高層ビルが立ち並び 道も綺麗
海も 驚くほど綺麗で そこに居るだけで アブダビを満喫できる場所でした
後ほど 行くのですが 世界一豪華な 7星HOTELが あります
マリーナ・モールの見学
アブダビの観光地の中心でもあり バスの終点でもある マリナー・モール
目の前まで 来たので 中に入る
確かに アブダビ・モールや アルワダ・モールに比べたら 大きくて新しい
しかし だからといって ドバイに比べたら 一昔前のモールだ!
入っているテナントも 商品も 他と変わりない
人も 閑散として ガラガラ状態
歩いていても 買い物目的ではないので 面白くない!
な・なんと・・・スケートリンクが・・・・・ しょぼい!
一人しか滑っていない
曜日や時間帯にもよりますが 寂しすぎる・・・・・
それでも 30分以上は ぐるぐると回っていた
さーこれからが大変です
向うは バスで行けない観光名所
アブダビの歴史博物館???
マリーナ・モールから ヘリテイジ・ビレッジまで 歩きます
距離は1.5km程です
ハーバーと内海に 挟まれた道を進みます
しかし 海が とても綺麗
海水の底が砂なので 下を覗き込むと 真っ白!
人工的な海に見えてきますが 自然の海です
写真奥には
ジュメイラ アット エティハド タワーズです
以前 世界弾丸トラベラーという 番組で 紹介されたHOTELで 私も こちらのHOTELを検討したのですが オンシーズンで 30000位だったので 諦めました
これからのオフシーズンは 20000以下で宿泊できますよ~~ 熱いけど!
こんな道を 1km歩く
ときおり 観光バスが走ったり TAXを見かけると 自分のケチさに 悲しくなってきます
ありがちなのが この1kmの直線では 若者の車のデモンストレーションがされています
アブダビの人ではなく 外国人の労働者の方たちだと思いますが おのおのが 車を改造して 爆音を響かせて 観光客にアピールするように 走っていました
Heritage Village, Abu Dhabiに 到着!
20分程で Heritage Villageに 到着
やっぱ 1.5kmは きついわ!
想像とは違って それなりに 観光できそうです
ま!歴史といっても 小さな漁村ですからね~
知れています
敷地内は 無料で入館できます
昔風の建物内には 職人が作ったであろう お土産品が 飾って有ります
写真には収めましたが こちらの良さが分かりません!
どう見たって お土産用の 工房で作られた 模造品?
失礼な言い方をすると 100均で売っていそうなレベルの物ばかりに見えてくる
アラビアンな雰囲気や アイテムで 興味はそそるかもしれませんが 購入意欲まで湧かない代物ばかりです
適当に見て 終わり!
ちょっと 海に出られる個所があったので 息子に 海水 触って来いよ!って
しかし 綺麗な海です
もう少し 暑い時期なら 絶対お薦めですよ アブダビの海水浴!
ただ 真夏は 暑すぎて入れそうにありませんが・・・
アブダビが小さな漁村だった頃の建物です
真夏には 50度前後まで気温が上昇します
お写真の ウィンド・タワーは エアコンが無かった時代に 中東で考え出された 自然の風を利用して室内の温度を下げる 天然のエアコン設備
色んな知恵が あるんですね
私達の時期は とても過ごしやすい気温でしたので 涼しくなっているのかの体験は出来ませんでしたが 工夫された建物なのは分かりました
観光用のラクダです
10AEDほど出して ラクダに乗って 少し歩いて 写真を撮っての観光用ね!
一通り見てまわる
小さな掘っ立て小屋が連なり 覗きこむと 土産物屋だった
息子が 小さなランプ(置物用の魔法のランプみたいなの)を 欲しがっていたので 8軒ほど並んでいて ほぼ 同じ商品!
1軒ずつ 全部 値段を聞いてみた 同じランプの置物
分かっていたが 全店舗 同じ価格で統一されていた
一応 値切ってみたが 絶対に安くは ならない!!!
息子も どうしても欲しいって訳でもないので 購入断念
1時間ぐらいは 遊べたかな
行く価値は無いが それほど多くないアブダビの観光地では 行かざるを得ない
エミレーツ パレス アブダビへ 徒歩で行く
来た道を戻る
行から見る景色より モールへ向う景色の方が 断然綺麗な眺め
右側には ヨットハーバー 左側には 綺麗な海に高層ビル群
またしても ここが 砂漠の街であることを忘れてしまう
この道を歩きながら 途中で止まって テトラを渡り 海を覗き込む
どうでも イイ話を 息子としながら あと数時間のアラブを記憶に とどめる
ヘリテイジから 向うEmirates Palaceまで 3km 約50分
中央に 見えるのがEmirates Palace Hotel
目の前の海も このホテルのプライベートビーチになります
どれだけ でかいんだ!って思いますよね
この写真の位置から 門まで 2Kmほど有ります
ホテルの敷地は 鉄柵で仕切られていて セキュリティは万全!
覗き込むと 警備員や 庭師の方が 居て 作業をされていました
いやはや 7星 と言われる 意味が よく分かりました
ちなみに こちらのHOTEL 宿泊費は50000円ほどで 宿泊できます
そう考えると ドバイの200000円より 良心的な価格帯で 庶民でも 宿泊できそうですね
エミレーツ パレス ホテル (Emirates Palace Hotel)
アブ ダビ コーニシェにあるエミレーツ パレス ホテルは アブダビとその周辺を回るにはとても便利な立地です この宿泊施設は市内中心部から3 kmの場所に位置しているので 周辺施設へも簡単にアクセスできます エミレイツ宮殿 エティハド タワーズ ヒルトン内 ベリーダンスレッスンなどの人気観光スポットにも近く ご宿泊されるお客様には ご満足いただけると思います
Kempinskiが 提供するおもてなしと 憩いの空間をご堪能ください 当館内施設には全室Wi-Fi無料 24時間対応ルームサービス 障害者用設備 Wi-Fi(共有エリア内) バレーパーキングなどがあります
さらに 快適なお時間をお過ごしいただくための設備を 全室に備えています また お目の高いお客様にも ご満足いただける 無料ワイヤレス インターネット モーニングコール 禁煙ルーム エアコン 暖房などの設備を備えたお部屋も たくさんご用意しています この宿泊施設では ホットタブ プライベートビーチ フィットネスセンター サウナ 屋外プールを含むリラクゼーション施設を完備しています 交通アクセスの良さと充実した設備を兼ね備えたエミレーツ パレス ホテルは おススメの滞在先です
80分程 のんびりと歩いて 無事 エミレーツ パレス ホテルに到着しました
歩いている途中で パラパラと 雨が降り出してきてしまい この雨は 想定外!
そこで このエミレーツ パレス ホテルに 進入を試みる・・・・・・
なぜ ここのHotelに 来たか!
それは ル・カフェと言う レストランで 金粉入りのカプチーノを 飲んでみたくて 行ってみた
しかし 予約制で カプチーノ意外に ケーキとか 1人 100AED(3300円)以上の飲食が必要になります
emirates palace cappuccino 50AED(1650円)
Camelccino キャメルラテ 34AED(1120円)
駄目元で トライしてみる 当然 予約無し!
門へ近づくと 徒歩の客は 居ない!
入るのに 車の客も 厳重なチェックをされて 通過するので ちょっとした渋滞が起こっている
知らん顔で 貧乏ったらしい格好のまま 中に入ろうと試みると・・・・・
「ちょっと!ちょっと!」って 車の警備をしている係員に 止められた!当たり前だが!
『なんですか?』と 悪ぶれることも無く 聞き返す!
「あなた 宿泊客の方ですか?」って これも当たり前の確認だ
『いいえ 違いますけど! 駄目なんですか?』って 答えた
「入るの駄目ですよ!」
『ル・カフェに来たんですけど!』
「予約されていますか?」
『してません!』
「じゃ 入ることは出来ません」
と まぁ こんなやり取りで 泣く泣く退散・・・・・じゃなくて 安心!
ケチケチで 200AEDのティータイムなんか 出来るわけがない
あわよくば 中を見学したかっただけです
そして 小雨の中 どうしようか 迷っていた
正直 もう歩きたくない!っていうのが 息子も私も そのときの気持ちだった!
周りを探すと Hotelの門から 800mほどの所に バス停が見える!
バスの運転手の親切
もう どこでもイイやって バスに近づくと 034番のバスが停まっていた
路線図を見ると 街の方へ向っているので 乗ることにした
ポケットの中に手を入れて 運賃である
1AEDコインを探すも 小銭が無い!
やっべぇ!
紙幣は
5AEDから 普通 他の外国の経験からだと 2人で
4AEDの支払いで
5AEDの札を出すと お釣りをくれない
ケチケチとしては この
1AED(33円)が おしい!
しかし ここで バスに乗らないと また 2Km歩いて マリーナ・モールのバス停へ戻らなければならない
それは もう嫌だ!
諦めて 運転手に 確認をしてみた
『すみません この
5AED札を コインに両替してくれませんか?』
すると 意外な答えが返ってきた
「あ~いいよ!」
この いいよ!は 両替をいいよって言ったのではなく 料金は要らないよ!って意味ね
『えっ!いいんですか?』って 確認をとると
「乗りな!」って
直ぐに 最大の感謝をこめて 『ありがとう御座います』と 伝えると
運転手はかっこよく 「
No problem!」って 笑顔で 頷いた!
息子と 顔を合わせて 『すげーな!こんな国 初めてだわ!』って 感動していた
ちなみに このバスは公共のバスです
私達は お言葉に甘えて 無料で アブダビのバスに 乗させてもらった
小さな事だが 人の優しさが 身に沁みた
疲れた足と 小雨で濡れた体が 癒されていた
バスの運転手に お礼を言って 街らしいところに来たので 降りてみた!
Google Mapでは ちょうど マリーナモールと ロタホテルの中間の場所だった
私達が バスから 降りた場所の近くに ニュースークと記載があったので そこへ向ってみることにした
降りたところは ビルの谷間のような道路
そこから あてずっぽうに 歩いてみる
途中 小さなモスクがあったり 病院があったりと 中々の繁華街っぽい!
Madinat Zayed Shopping Centreで 昼食
見つけた ニュースーク!
しかし 想像していたスークとは全然違っていた
スークって言ったら 市場! 見たいなのをイメージして行ったので どう見ても モールだ!
そこで気づく・・・・・ニュースークの ニューは ”現代の”と言う意味だった!
入ってみることに・・・
確かに 小さな店が 沢山並んでいる
スークが商店街ならば ニュースークはモールって感じです
それなりに 買うものは無いけど見ていて楽しかった
時計を見ると 13:00 お腹がすいてきたので 食堂を探す
今までのモールより さらに小さいフードコートが ここにあった
息子と どうするか考えていた
地元のフードコート フランチャイズのバーガーショップは無い!
現地食って感じの メニューぽい!
真ん中のスーツを着た人
このフードコートの オーナー!
私達が 悩んでいると メニュー表を 渡してきた
「どうぞ これから選んでください」って
そのメニュー表には 5ページほどに アラビア語と英語の表記と写真が載っていて 驚くほどのメニュー数
2人で 何で 1店舗で これ程までに 沢山のメニューがあるのか分からなかった
その後 オーナーに 私が 『これくれますか!』って 言うと 沢山あるフードコートの店舗を 中から 通り抜けていった
ここで ようやく分かる
このフードコートは 全部で1つの店 ジャンルによって 店舗に分かれているように見えているだけだった
奇跡の フィッシュカリー・・・・激うま!
オナーが カリーコーナーへ行って 私のメニューを注文してくれました
なぜ このメニューを選んだのかというと!
そう・・・・ 安いから!
ナン付きで
16AED(528円)
このフィッシュカリー 安いし 見た目が こんなんだし このたびで食べたカリーで 一番貧弱!
正直 期待も無し 適当に入った小さなモールの どうでもイイ メニューだった
しかし 一口 食べた瞬間に この旅で食べたカリーとは 別物でした
魚には 臭みが無く そして柔らかくジューシー!
そして肝心のカリーは ちょっと辛めで それでいて ちょっと甘い!
これは 日本人の味覚に ドンピシャな カリーだ
息子は ホットドックのセットを 買っていた
16AED(528円)
やっぱり 一番安いメニューだった
息子に 私のフィッシュカリーを 食べさせると 大きく頷いて 美味しいって言っていた
私は 期待していなかった分だけ このカリーの美味しさが 忘れられない食事の一つになっていた
しかし 他のメニューは どうなんだろう?
もう少し 滞在期間があったら 食べてみたいな~って思う
あまりにも美味かったので こちらの店員に 『なっ!このカリー 凄く美味いな!』って 伝える
店員も 嬉しそうな顔をして 「ありがとう」って 返してくれた
『写真とってもイイか?』って 確認をとって 無造作に置かれた 料理を撮影させてもらう
良い思い出の食事が 出来たことで 気分良く 帰えろうとすると 先ほどのオーナーがやって来て 「どうだった?」って 聞いてきた
私達は 親指を立てて 『すごっく 美味かったよ!最高のカリーだ!』と 伝える
オーナーも とても喜んで 笑顔になっていた
私達は お別れを言って フードコートを去った
お隣が Lulu Hypermarketだったので 生鮮売り場を見学!
Madinat Zayed Shopping Centreの正面
スークとしての面白さはありませんでしたが 美味しいカリーが食べられたことに とても満足をして HOTELへ 帰ります
目の前にバス停があり Hotelまでの バスを待ちます
時間は 15:00
20分ほど待って 052番のバスに乗る
頭の中は 帰国までの カウントダウンが 始まっています
時間のシュミレーションをして 段取りを付けていきます
16:00
Hotelへ 戻って 預けていた荷物を受け取り ビーチロタと お別れ!
Beach Rotana Hotel - Abu Dhabi
良いHotelだった
アブダビ・モールに 隣接していることが最大のメリットだったが モールに魅力を感じなかったので 少し ガッカリ感はあったが お金を出した価値はあったと思う
ケチケチ旅なのに ちょっと贅沢なHotelに してしまいましたが 今回の旅は 息子にも沢山の経験をしてもらうことでも 有りますので そういう意味では 多くの経験が積めたHotelでした
本音は オフの8000円ぐらいで 宿泊したかったな~
お世話になりました
帰国便のチケット入手!
16:30
CITY TERMINAL
シティターミナル チェックイン(アブダビモール付近)
アブダビビジネス地区の中心地からは アブダビモールの向かい側のシティターミナル施設にて 便利な早めのチェックインがご利用になれます
営業時間: 24 時間
チェックイン: 出発の 24 時間前から 4 時間前まで
連絡先: +971 2 644843
ここは ロタビーチHotelの前にある シティーターミナルと言って 空港以外で エアチケットが発券される施設です
中に入ると カウンターと 荷物の預かり場とあって 空港での手続きと何も変わりません
私達が発券をしてもらう時には 3組ほどの方たちで すんなりチェックイン
荷物は 空港まで運んでもらうのに お金が掛かるので やめました・・・ケチなんで!
20分ほどで 簡単に 東京行きのチケットをゲットしました
空港で手荷物を預けるので 実際には意味の無いことなのですが 経験をするために してみました
シティーターミナル・バス停で Bilalと友達
17:00
出発まで 後 5時間ほど
まだ 空港へ向うのは早いのですが 大きいバックを抱えてでは 何も出来ないので 空港で時間を潰す事にしました
と言うより 正直 自分の体力に限界を感じている頃だった!
シティーターミナル前のバス停で 空港行きの
A1を待つことに
昨日
シェイク・ザイード・グランドモスクへ 行く時に乗ったバスと同じ
バス停で バスを待っていると インド人ぽい青年がいたので 彼に声をかけてみた
多分 この旅 最後になるであろう 現地の人だ
『ね~っ A1の バスって あと どれぐらいで来るのかな?』って どうでもイイ事を 質問してみた
彼は 驚いた顔をして 答えた 「多分 もう直ぐ 来ると思うよ!」
『ありがとうね 俺ら これから 空港へ行くんだけど このバスでイイよね?』
分かっているけど 聞いてみた
彼も 2度目の質問に 警戒心が取れたように 「大丈夫だよ 空港へ行くバスだから」と 笑顔で答えてくらた
バスが 来るまで 彼と少し お喋りをして 息子との思い出写真を撮影する
10分ぐらい 待っただろうか A1のバスは やってきた
運賃は モスクのときと同じ4AED(132円)
あらためて 思っても 空港まで 130円って 安いよな~
彼の名前は
Bilal Butt ビラル ヴァット と言います
パキスタンのイスラマバード出身!
17:20
バスに乗り込むと 彼は前方の席に 私達は後方の席に座る
すると 彼は私達が後方に座ったのを見て わざわざ私達の座席の前まで来て 座った
ここで察する!
彼は バス停で 私達が日本から旅をしに来ていて 帰りの空港まで行けるのかを 心配してくれていたんだと!
本来 乗らないであろうA1の空港行きのバスに 乗ってくれていたのである
確かに バスに乗るときに 運転手に 空港行きのバスであるのか 確認をしていた
私は 昨日A1の運転手に確認済みだったので 心配していなかったのだけれど 彼は旅行者の私達に 最大限の親切を施してくれていたのだ
ちょっと 申し訳なくなった
少しの時間だけど 彼と バスで会話を楽しむことにした
彼の出身地と 名前を聞いて・・・・
ビラルに 『ビラルはどこへ行くんだい?』
「あ 俺 仕事が終わって 家に帰るんだよ!」
彼はシティーターミナルの裏方で 働いていたらしい
『そうなのか!家は どこなの!』と 私のタブレットで アブダビの地図を出した
ビラルは タブレットのMapを指差して 空港近くに 住んでいることを教えてくれた
『ねっ ビラルは パキスタンの どこに住んでいたの?』
「俺は イスラマバードだよ」
『そうか イスラマバードって 安全なとこなの?』
「安全だけど 人が多いよ!だから アブダビで仕事をしてるんだ!」と 教えてくれた
パキスタンの首都 イスラマバードって どうしても テロリズムの危険なイメージがあるから 怖いと思っていましたが そうでは なさそうでした
彼と話していると とっても パキスタン人が 優しそうに見えてくる
20分ほど バスは走行して アルワダ バスステーションに到着した
彼は 私達に 「このまま乗っていれば 空港まで行けるから!」と このバスステーションで お別れした
私達は 最後の最後で 人の優しさに触れていた
私は 座席を立って 窓越しに 『ビラル ありがとう!さようなら』lと 年甲斐にも無く 大声で 彼に 最大限の感謝を伝えた
彼も 手を大きく挙げ 私達との別れを 惜しんでくれた
A1バスで 空港へ向う 空は茜色に染まる
18:30
ビラルと別れて バスは街を抜け 砂漠を走り始める
息子と2人で 最後のアブダビ 最後のUAE 最後の中東の景色を バスの窓から 眺めていた
ビラルとの楽しい話もあってか なんとなく 静かに 景色を見ていた
お互いに 中東の日差しで 顔が黒く焼けていた
静かになると そこは センチメンタルおやじ! どうしても 自分の世界に入って酔ってしまう
普通 この年で むさくるしい親父との 旅なんて したくないだろうに
よく ここまで付いて来てくれたと思う
この旅で 何人の 人の親切に触れたんだろう・・・・
息子は 初めての旅で 人の優しさを 感じてくれていたのだろうか・・・・
親子であっても 感じ方は それぞれ違う! 受け方も違う!
息子は どんなふうに ”見返りの無い優しさ”を どのように感じ 受け止めたのだろう・・・・・・
私は このUAE・オマーンの旅で 沢山の人と触れ合い 親切を受けた人たちを 一人ずつ 思い出していた
ふと 我に返り 窓の外の夕日は 綺麗な茜色に染まっていた
アブダビ国際空港 ターミナル1へ
19:00
時間通りに 無事 アブダビ国際空港へ到着しました
一番 ほっとする瞬間です
バスを降りて 荷物を整理する
息子に カートに乗せたバックを押してもらって カウンターへ向う
機内への持込荷物と 預ける荷物を分けて 防寒用のウインドブレーカーを出して カウンターに預ける
これから 1時間半 空港での時間つぶし!
ところが このアブダビ空港 これと言って 時間を潰せるところが無い!
仕方が無いので ドバイで食べ損なった マックの
1AED(33円)ソフトクリームを食べに行く
ところが 空港では ソフトクリームが
2AED(66円)だった
ここに来て どうでもイイですけどね!
空港内のWifiを繋げて FBの更新や 妻へ無事にアブダビ空港に到着した事を伝える
20:30 出国ゲートを潜り 後は搭乗を待つだけに!
ここで 大きな失敗をしてしまった
知識不足なのだが・・・・・・
それは免税店での話し
免税店で タバコを長男が見ていた
長男は 洋もくを吸っている
値段を見ると 国内販売価格の65%らしい
一人 洋・和と各1カートンずつの 2カートンなので 私も含めて4カートンを買おうとしていた
しかし 私は 成田で買えばいいじゃん!って 助言をしてしまった
帰国後 成田では免税店に入れません!
息子に悪い事をしてしまったな~
経験っと言うことで・・・・・・
21:40
搭乗します
帰りも 航空機まで バスで行き タラップを登って 機内へ入っていきます
航空機が 離陸して 1時間ほどで 機内食が 配られた
参考のため 2人で別々のメニューを頼む
中東の旅の 終わりを告げるように 機内では お互いに 静かにしていた
行きの便とは 全然 別人のように 私達は 美味しくもない機内食を食べながら とりあえず 旅の成功を味わっていた
機内は 睡眠のため 機内食の回収後 直ぐに真っ暗にされた
私は ブランケットを まとって 狭い座席で 寝られるように ポジションを取ったが この旅の興奮が取れず 中々 寝付けない
隣を見ると 息子は 気持ちよく 窓の窪みに 頭を乗せて 眠りに着いていた
時折 ブランケットが 外れる息子に そおっと かけ直す
明日の成田から自宅への道のりを考えると 早く眠りに着かなければ ならないのに・・・・・
やっぱり 寝付けず 10日間近くに及ぶ旅を 振り返りながら 空港までの バスで 考えていた”人の優しさ”を 思い返していた
UAE・オマーンの旅 仕合せ編
気の小さな 親子の私達!
小さな小さな親切や 優しさでも 大きく感じてしまう
沢山の優しさは 私達 親子の わだかまりを ほんの少し取り除いてくれた
本来 親の愛情は 子供に対して 見返りを求めない 優しさで無ければならないのに 私は それが出来なかった
息子を使って 息子が評価されることで 自分の劣等感を埋めていた
だから いつしか 息子を 憂さ晴らしの道具にしていた
幼い息子は 見返りを求めて愛情を注いだ 愚かな父親を いつも 信じ 頼ってくれていたのに・・・・
この旅で 息子は 他人の親切を どのように受け止めたのだろうか?
沢山の人と 握手をして 肩を組み 話し 触れ合ったオマーン・ドバイ・アブダビの旅
私も 息子も ほんの少し 前に 進めたのかもしれない・・・・
見返りのない優しさで・・・・・・・・・