2015年3月25日水曜日

2015 UAE(ドバイ/アブダビ)・オマーンの旅 帰宅 (動画)


最寄のJR駅から 自宅へ向う途中 深夜0時を まわった


帰宅に 日を跨いでしまった



妻へ 駅に着いたことを 携帯電話で連絡をして ほとんど 家屋が無くなった 花ノ木通りを 歩く



目の前には この旅を やりきって 自信に満ち溢れた 息子が居る



外国を旅することは 大した事ではないと思う 


でも 小心者の 私達には 海外の旅は 大きな恐怖の体験でしかない

 
息子の 初めての海外の旅が 中東の ケチケチ旅なのだから そりゃ 少しぐらい 達成感で満ち溢れていても イイと思う!




家路への 一歩 一歩は ほんの少し 誇らしい!


自分で 自分を好きになる事から 劣等感は 埋められていくのだから








そんな 自己満足な 帰宅寸前の 旅の終わりの瞬間だった!







駅から歩いていると なにやら 体の違和感に気づく


寒さで 震えていたのだ


まだ 頭の中の 切り替えが 出来ていない!


春になったばかりの深夜 10℃位なんだから 当たり前か


ここまで 乗り物に乗っていて 気づけなかった





寒さを我慢しながら 急ぐ












帰宅の時・・・・・


































0:05


もう間もなく 家に着きます


家の前で 妻が 私達の帰りを待ちつつ 写真を撮ってくれていた



長かったな~っ


そして 怖かった~っ


無事に 帰ってこれました


すると 妻の後ろに 3人の子供達が ・・・




私達を 迎えてくれたのは 妻だけでは ありませんでした

0時をまわり 明日 学校が部活動や バイトがあるのに 妹弟達が 待っていてくれたのです




寒い中 外で 私達の帰りを 迎え入れてくれました










この旅は 家族の想いが 詰まってる































旅は 私と息子が したものでした

しかし この旅には もっと 大きい意味がありました


”子供達”の想い! ”姉弟”の想いです




それは・・・・・・





8年前 長女は小5 次女は小1 次男は年長

彼らも 家族が 壊れていく瞬間を 見て 立て直そうとしていた



家族は一蓮托生!一人かけても 崩れていきます



私も次男も 丸坊主になって 妻と長女と次女は 長い髪をバッサリ切り落としました





私と妻は 長男に お詫びをし 私の両親と 決別する事にしました


両親の 私達への憂さ晴らしから 解放されるために・・・・





そして 八百屋の仕事を 親と 分けたのです! 




それにより 私達家族の 更なる低所得時代が 始まりました




ここから 私達は 家族6人の再生を スタートさせたのです




長女は 剣道や学校で 数多くの賞を貰い 家族を励まし


次女は 私に沢山の手紙を書いて 私を励まし

そして 目立ちませんが 私達へ 一切の心配事を 持ち込みませんでした


次男は まだ 保育園に通っている年齢なのに 沢山の人達に頭を下げて 家族を守ろうとしてくれました

いつも 前向きで 家族を 笑わしてくれました










どんな風に 家族を笑わせていたか!下の動画を見てください


最高にクオリティーが低い 北斗の拳 






こんな映像を何本も 作っていました!






これを見て 馬鹿な家族だと思うでしょう


本当に 馬鹿で幼稚な家族です



でも みんな 必死で 笑おうとしていた! 

一生懸命に 家族を守ろうとしていた



こんな事を したからと言って 家族が守れるわけではありませんが とにかく 笑うしか無かった




未熟な父親の為に・・・・・・・子供達は 励ましてくれていた





そして 私は 八百屋の傍ら 内職をして 少しずつ お金を貯めて それぞれ 子供達3人と 父親を学ぶ為に ケチケチの海外の旅を 始めました


だから みんな 分かっている!


この旅が この家族にとって どんなに大きな意味を持っているのか!








無事に 到着しました




























家族が待ちわびる我が家へ 到着!


旅を 振り返ってみると 毎日の様に 長女が心配して 長男の事を 気にかけていた

当然 次女も 次男も・・・・・


旅先で 長男と 揉めていないか?とか ちゃんと 会話をしているか?など


旅中 いつも 妻から 私達の様子を聞いていたらしい




私も 毎回 妻から聞く 「お兄ちゃん 大丈夫?」の 言葉は 長女の心配して出ていた言葉だった









もしかすると 無事に到着したとき 一番喜んでいたのは 長女だったのかも・・・・・









兄弟姉妹が 一つになれた!


















やっと 私の想いが 叶った時に 子供達も 一つになれた


これで 4人の子供達と 世界を旅する計画が 達成された







今まで どんなに お願いをしても 一緒に行ってくれなかった長男との旅

長男だけが 一人 外れていた



これで 全員の子供達が 良い意味でも 悪い意味でも 父親と バカな ケチ臭い 旅の思い出話が 出来る事になる





私が 居なくなった時に この馬鹿気た幼稚な計画を 子供達が思い出してくれたなら きっと 自分たちが 同じ親から生まれ 同じ愛情で 育てられた事を 感じてくれるだろう





そう 願わずには いられない!













家族が教えてくれたもの





















今まで 損な生き方は 駄目な生き方だと 思っていた

親 育った環境 能力や性格 ありと あらゆるものが 恵まれている人が 幸せだと 思っていた

だから 自分は いつも 不幸で  無いものばかりを 望んでいた

自分の家族に対してもだ!




17歳で 社会人になり 働くようになって 22歳で結婚をして 23歳で 父親になり 家族が出来て・・・・



ほとんど 思い描いていた 生き方には なっていなかった!


それは 不幸な事だと 思っていた





小さな問題から 大きな問題 自分を根底から覆す問題

50年近く 生きてきて 問題だらけの人生だったように思う


その問題を 隠すように 誤魔化し 笑い続けていた 



8年前まで 偽善の家族を装っていた







多分 私は 幼稚で劣った人間だったと思う 



だから 沢山の問題を 起こして きてしまったのだろう・・・・







旅から 帰宅したときに 寒い深夜の道路で 私と息子を 迎えてくれた 妻と子供達を見た時に 家族が 私の重荷を 一緒に背負ってくれていたんだと 気づく事が出来た




そして 家族のお陰で やっと 両親に 感謝できるようになった


劣った私を生み 惨めな子供時代を過ごさせてくれて 成人してからも 私を苦しめてくれて ありがとう御座いました と






20代の頃は お金や地位のある事が幸せだと思っていた 

30代の頃には いつも笑っている人が 勝者だと 思っていた

40代に成った 今は 何にでも 感謝出来る人が 素晴らしい人だと思う様になった


見栄を張ることも無く 威張ることも無く  馬鹿にされても 嫌がらせをされても 見下されても 自らを知り あるがままを受け入れられる人が 品性のある人に思える





家族が 私に教えてくれた!









息子と旅した UAE・オマーンの旅 歩み編




















動画の 曲は 32年前 中学時代 受験勉強の合間に ピアノで弾き語りをしていた曲です

楽譜を購入して 毎日のように ピアノで弾いては 歌っていた

 
私の中学時代 アイドルの全盛期 周りは 聖子ちゃんだ! 俊ちゃんだ!キョンキョン!マッチ!と みんなが 歌謡曲を聞いている中 ビートルズを ひたすら聞く 変わった少年だった



この曲は ビートルズの John Lennon と Paul McCartneyの不仲で 解散直前の ラストアルバムに収録された曲です

中学生ながら この歌詞の 和訳を熱心に 辞書で調べていました




捻くれた中学生だったのか? 歪んだ両親への苛立ちだったのだろうか?それとも 自分自身を憐れんでいたのだろうか?





この曲を歌うたびに 自分に言い聞かせていたのかもしれない


あるがままを あるがままに (全てを)受け入れる





今 32年経って 息子と旅をして 思い出した


あの時 歌っていた あの曲が 今の私への 家族の答えだった





無理に 笑う必要は ない!


問題が起きても 苦痛を味わっても 屈辱を受けても 


何時しか 自然に 笑いあえる様になる・・・・・・・あるがままを 受け入れられた時に!























長々と くだらない 旅行記を読んでくださり 有難う御座いました



あくまでも 幼稚な親の 戯言 旅日記です・・・・・OTL~













2015年3月24日火曜日

2015 UAE(ドバイ/アブダビ)・オマーンの旅 10日目 帰国日(動画)


UAE・オマーンの旅を終えて この旅を振り返っているうちに 眠りに着いていた


やはり ゴーッという騒音と 心地よい振動は 不自然な体勢でも 自然に眠れるようだ


座席の前の モニターの映画も 途中で寝てしまい記憶にない!

多分 UAE時間の0:30頃には 眠りに着いていただろう


時々 目を覚ましては 息子を見ながら 何時間寝たんだろう?と 何度となく 起きては 寝てを 繰り返していたようだ

行きと同じ・・・・・
 







よく寝たのか分からないまま 目覚めた 最終日のスタートだった!









アブダビから 成田まで 飛行時間は おおよそ 9時間30分!

現地時間 6時 日本時間11時 機内の照明が点いた


もうそろそろ 機内食だ

固まった体を伸ばすように 通路に足を出して 背伸びをして目覚める

そして 息子を起こして 機内食の準備をさせる

























機内では 窓のブラインドを開けて まぶしい太陽の光が 機内照明よりも明るくしていた


モニターを見ると あと 2時間ほどで 成田に到着しそうだ











機内食が配られる






















私は この ホットサンドを選んだ

朝食とはいえ 質素な機内食だ!



























息子は お粥

行きと同じ 私が お粥を食べられないので・・・・

和食朝食には 味噌汁まで付いていた

息子によると それなりに 食べれたらしいです


























まもなく 日本上空へ


息子と 窓の外の 日本列島を眺める


この旅を 思い出す


あっと言う間の時間を 息子と過ごした・・・・・・


息子の 成人になって 初の海外の旅は どうだったんだろう?と ゆっくり 時間の流れる機内の中で 息子の事を思っていた


行く前と 帰国後では 息子に対する見方が 変わっていた


全く 変わっていた 


そして 私自身も 変わっていた








無事 成田国際空港に到着
























無事に13:15 成田に到着しました


到着して 入国手続きをする前に 免税店へ行こうとすると 行きかたが分からない!

係員に 『すみません 免税店はどうやって行ったらいいですか?』と聞く

係員は 申し訳なさそうな顔をして 「申し訳ありません 帰国便からでは 免税店へは行けないんです」


馬鹿だったな~ ”無知は 損をするな~って” 思いながら 内心は 安堵していた


息子には言えませんが 親の気持ちとしては タバコを少しでも減らして欲しいから 

安いタバコを購入する事で 吸う本数が 増え 体を害するのは 本末転倒!

買えなくて良かった!と思ったのが 本音です


私も15年前まで 1日2箱の ヘビースモーカーでした


子供達の為に 2000年の元旦に タバコを止めました 

少しでも健康で 少しでも長生きしなければ 子供達の”盾”になる為に!



成人になった息子には 止めた方がイイよ!なんて 言えないですからね~

























免税店の失敗を誤りながら 荷物を取りに行く


このバックに ビニール袋を被せて 預けていたのですが 返って来たバックのビニールが 真っ赤に染まっていて 一瞬 ワイン入れたか?って 考えてしまった

よく考えると ワインを入れた覚えが無い!

他の方の 荷物のワインが割れたようで 私達以外のバックも 赤く染まっていました

100 均のビニールで 覆っておいて よかった

無事に荷物を受け取りました







成田空港で帰国食






















13:45

入国して 荷物を受け取って 行くのは 当然 ”自家製麺 杵屋麦丸” です


ここで うどんを啜って 思い出す 


”旅立ったのは もう 10日も 前の事” 


毎回 帰国して思う 


食べなれた物が 一番美味いな〜って!
















ある家族の巣立ち




美味しくうどんを頂いて 日本に帰ってきたんだな~って しみじみ思う!


東京駅から名古屋駅までの バスの時間を考えながら 時間つぶしと 食後の ティータイムを MACで 楽しむ


























14:20


店舗の外で 腰を下ろして 静かに カプチーノを飲んでいると 目の前に 中学生ぐらいの男の子と その母親が座って居た 

母親は とても上品そうに見え 子供は賢そうに見えていた



中学生ぐらいの子は ソワソワしている 


椅子に座った母親は 下を向いて 悲しそうな顔をしていた



私は 何か あったんだろうかと 目の前に居た親子を 息子越しに 見ていました


数分後 男の子が 「来た!来た!」って 声を上げた



その子の 目線の先には 高校生くらいの男の子と その父親だと思われる!

父親も 上品で教養の高い人物に見えた 息子も すらっと背が高く 見るからに品が良い


私は な~んだ 裕福な家族の海外旅行か と思った


父と兄が 近づいてくると  弟が 「これで最後だね!」っと 兄に向って言う

直ぐに 父親が 「そんな事 言うな!違うだろ!」と 少し怒りながら 注意をしていた

弟は 少し苦笑い! 多分 照れくさくて 言葉の選択が出来なかったんだろう




その瞬間に 全てが分かった


ここは成田国際空港  その家族の長男が これから 海外の大学に留学するところだった


私は その家族を 見つめてしまっていた



母親は 黙って まだ 下を向いていた 弟は 兄弟の別れの瞬間に 緊張している様だった


そして 大きなスーツケースを持った 兄に 父親が 耳元で 囁いていた


それを聞いた息子は 手で涙を拭い 「ありがとう」っと・・・・・


口元の動きで 父親に 応えていたのが分かった



その後 俯いた母親と ちょっと陽気に振舞う弟と 4人で 発券カウンターの方へ 歩いていった




こんな光景を 旅の最後で見れるなんて 思わなかった


これも ”家族の学び”の 流れなのだろうか?




私は 独りで旅立つ 息子さんの涙を拭く姿を見たときに この子は  きっと 父親に愛され 母親に愛され 家族に愛されていたんだな~って 想像が出来た



私とは 大違いだ!




8年前まで 目の前の息子を 偽善者の愛で 躾と言う 憂さ晴らしの道具にしていた 愚かな父親とは・・・・







私は 成田空港で 出くわした 家族から 学ばせてもらえた・・・・・・・








大きな過ちに気づく・・・・・・


























私は こんな所で 親の愛を見るとは思わなかった

そして 親から 自立しようとする 若者の姿を・・・・・・



ようやく この旅の 最後で 息子の想いを 知ることになる






この旅でも 息子は 私の前では 笑うことは それほど無かった


そして この旅に 出発する前までの8年間 私の前で 笑うことは無かった


息子は あえて 私との会話を避け  笑わないようにしているのが 分かっていた



私は そんな 息子が 私を憎み 怨んでいるのだと 思っていました






まもなく この旅を 終えようとする時に やっと 息子が 私の前で 笑わない理由が分かりました!






それは 私から 自立しようと していたからだった!



8年前の あの時から 息子は 足掻いて もがいて 苦しんで 少しずつ 私から自立しようと していたんだと!


笑わない事で 自分が 頑張っている事を 伝えようとしていた


恥ずかしい・・・・・ 私は そのことに ずーっと 気づけないでいた







8年かけて やっと 息子の想いが 理解できた! 







成田空港から 東京駅の バスで 息子と話す・・・・























15:00

東京駅から名古屋駅までの JRバスの出発時間は 17:30

成田から東京駅(1000円)は1時間! ちょうど良い 時間になった

バスに乗り込む!

私は 息子へ 少し 話をしてみることにした


成田国際空港だけあって 私達の周りは 外国人の方ばかり これから話すことは 誰にも聞かれないから・・・・・・























俺さ~っ 今回 一緒に旅して 分かったんだけどさ~

今まで 妹や弟達と 旅してきたじゃん

みんな 小学生の子供の頃からなんだけど

本当は すっごく 不安だったんだよね〜

あの子達が 中学生になっても 色々と 不安さの内容が 変わっていくだけで しんどい旅だったんだよね

でも 今回 初めて 安心な旅が出来たんだ

旅して 分かったんだ

もう 君は 大人なんだな~って! 俺より 何倍も しっかりした 大人なんだって!


だから もう 充分だと思ったよ


知っていると思うけど 俺さ 君のおじいちゃんと 壁 作ってんだ

おじいちゃんも 曾おじいちゃんと 壁を作ってたんだ

これを 因果って 言うらしんだけど

今までの 君と 俺との事を 考えていたんだけど・・・ 

やっぱり 代々 父と息子は 同じことするんだよな!

この親子関係の 因縁ってさ その家系の 人の性格・人格じゃないかなって 思ったんだ

単純に 気が小さくて 幼稚で 成長できないまま 親に 成ったんじゃないかなぁ


小心さから来る 幼稚さゆえの 劣等感で 親になる事の 意味が 理解 出来なかった様な気がするんだ


親だって やっぱり 自分が一番大切で 自分が一番可愛いんだよね


俺みたいに 子供が可愛いって思うのも 自分が可愛いって思うのと 同じ事なんだよね

利己心って言うんだけど



だからさ 親から愛情を受けないと 親になったとき 愛情を受け継げないんだよな



親って 何なのか 分からないから! もっと言うと 子供の育て方が分からないから!




そのことを言い訳にするつもりは無いけど 俺達で この因縁を 絶たないか!


やれそうな気がするんだ




だって 俺に 親って何なのか? 家族って何なのか?を教えてくれただろ!








こんな感じの内容を 30分程 バスの中で 話し続けた




話した内容が 正しいのか! 間違っているのか! ズレているのか! 幼稚な考え方なのか! 分かりませんが 今の 劣った私達には この会話は 最初の一歩だったと 思う












東京駅で ケチケチ飯!





















16:00

無事に 東京駅に 到着しました


名古屋行きの JRバスまで まだ 1時間半


別に お腹はが空いていたわけでも有りませんが 時間つぶしに 早い夕食へ


























行きと同じ 八重洲口地下街の 外れで 格安ラーメンを食べる

普段の生活の中では ラーメンを 食べられないから 旅に出たドサクサ紛れに 食す

醤油ラーメン 320円を 2人で啜る




最後の最後まで ケチケチ旅!





























行きに この旅の成功を祈願した 幸運の仔豚像へ

満足のいく ケチケチ旅になった事を 鼻の頭を撫でて お礼をしました

御利益が あったかも!








JRバスで 名古屋まで




新東名Sライナー19号 東京駅名古屋駅 2400円

東京駅八重洲口乗り場で バスに乗る

行きのルートと まったく同じ!






























バスに乗り込むと 出発前には ほぼ満席状態

長距離は バスが一番早いし 楽ですね

5時間10分のバスの旅は 私達を ゆっくりと 日常の生活へ戻してくれていた


バスの中で 飛び交う日本語や 雰囲気は やっぱり 落ち着く


楽しそうなケチケチ旅も 現地のストレスの代償ですから!







これから 5時間も 時間があると また 今までの旅を 思い返してしまう







見たことの無い風景や 世界遺産 初めて乗る交通機関 人の生活や触れ合いは とっても楽しい!


でも 本当に楽しくて 心に残るものは トラブル!


苦痛や 恐怖や 怯えだ!




なんとなくだが 人の生きてきた道のりも 同じではないだろうか?


失敗や 間違い 葛藤や 劣等感 思い通りに行かない生き方こそ 本当は楽しいのでは ないのだろうか?



若い頃は 思いも付かなかった



20代の頃は お金や地位のある事が幸せだと思っていた 

30代の頃には いつも笑っている人が 勝者だと 思っていた

40代に成った 今は・・・・・・・・ この旅のゴールで 家族が教えてくれた!


















































22:40

色んな事を考えていたら 5時間なんて あっという間!

しかし 日本のバスは 時間に正確! それでいて 運転手さんも 運転が丁寧で 言葉遣いも親切で 指摘するところなんか一つもない!

海外から帰国すると 本当に よく分かる この国のシステム この国に住む人達の配慮 素晴らしい国だ!



JR名古屋駅から 自宅最寄り駅に帰ります




名古屋駅から JR東海道線で 最寄り駅まで




















時刻表を見ると 23:16 

豊橋行きに 乗車します

この時間だと もう 本日の自宅到着は 間に合いそうにありません


直ぐに 妻へ 連絡をして 自宅に到着する時間は 0:00をまわることを 伝えました























23:45 無事に最寄り駅到着


ゆっくりと 最後の道のりを 息子と2人で 味わいます


駅の構内も 人は まばらで 行とは違い 静か!


深夜の街を 眺めながら ゆっくり家路を 楽しみます


これで 旅も 終わる!

長かった 10日間も もうじき 終わる!


8年間 想い描いていた 息子との海外の旅が 終わりに近づく!







UAE・オマーンの旅


ここを選んで 良かった!

イスラム国とMARSで 国際的にも問題の多い中東

行く前とは 全然違った印象を持つことになった



個人的な感想ですが よく分かったことは お金での 経済的な豊かさは 間違いなく 人が優しくなる

それと 宗教の奥深さは 地域の治安も 安全にしてくれる


モスクへ通う人たちや 町で響くコーランは 人のモラルを向上させているように思える


それが 正しいかどうかが問題ではなく そこに染まれるかが肝心だ


2カ国の ほんの少しだけの街を 旅しただけですが 人に癒されたのは間違いありません


息子も 私も 一度も危険を感じることはありませんでした

なかなか そんな国は ありません



豊かさこそ 最高の安全でした!


 




息子と旅した UAE・オマーンは 最高の国だった







但し 私達が癒された オマーンのお隣の国 イエメンで 帰国後 数日後に 大きなイスラム国の襲撃が ありました


安全とはいえ やはり 紙一重の 旅だったことは 否めません




UAE・オマーンの旅 絆編





私は 息子と この旅で 多くを学び 息子への 蟠りが 取れたような気がしました


成人して 独立をしている息子に 子供の頃の様に戻って 父親を やり直させてくれなんて 虫の良い話ですが 息子は 嫌がらず 共に旅をしてくれました


そして 幼少の頃から 息子に教えなければならなかった 親のぬくもりを 大人になって 伝える事になってしまった





壊れ行く 我が町 我が商店街の 花ノ木通りを 深夜 ゆっくり 2人で 歩きながら 確信した




”私は やっと 息子から 子離れが 出来たんだと!”




時刻は 23:59 


0時を むかえようとしていた 


まもなく 帰宅する・・・・・・・・・・・ そこで 私は ”家族”を 知ることになる!































2015年3月23日月曜日

2015 UAE(ドバイ/アブダビ)・オマーンの旅 9日目(動画)




帰国の準備を 深夜に済ませて 今日の適当な観光を 考えながら ベッドに入った

ちょっと 興奮して 寝付けない



デザートサファリも そうだが ここまで 沢山の人たちに 巡り会えた事にだ!

ほぼ 無計画ながら 低予算で やってこれたと思う


明日の この時間は 飛行機の中か・・・・・って 考えているうちに 2:30頃 眠りに着いていた









充分 満足した 9日目の スタートだった



   







5:30には 目が覚めて 外が 明るくなるのを待つ


最後の アラブの朝の空気を 楽しんだ




今日は アブダビの有名な所を 回る予定

でも どうしても行きたい様な 観光地でもないが 行ってみることにしました








Hotelで 味気ない朝食


























昨晩 アブダビモール食品売り場で 購入した ソーセージパンを 朝食として食べる


売り切りパンなので 特売価格 5本 10AED(330円)

スープ代わりに カップヌードル チキン 2.5AED(82.5円)


味気ない 朝食で 朝を迎えた



そんな朝食でも 美味しいものだ!


食後に HOTELの 無料のココアを飲んで 荷物をまとめる

















これが 帰りの荷物です

お土産が 増えた分だけ 荷物が増えています

準備 万端!










10:00 部屋を後にします


本日のフライトは 22:10 なので 3時間前の19:10までに 空港へ向うまで 時間が有ります

その時間まで 荷物をHOTELへ 預けて 観光します










私達が 泊まった Hotel  signboard 前で撮影

荷物も カードと引き換えに 預かっていただきました


身軽に 街へ行けます














アブダビ 最後の観光へ


ここは RotanaHotelを出て アブダビモールを越えたところにある バス停です

この005番のバスで アブダビで一番新しく大きいモールへ向います













30分程で  モールに到着しました

距離にして 10Kmです



私達が宿泊したRotanaHotelと マリーナ・モールの位置関係


ワン・アブダビ・モールのある場所が 10年前の 中心地だった所です

新しいアブダビの中心地が マリーナ・モールの周辺になります



この マリーナ・モールに着いて すぐに分かりました

新しいHotelや 高層ビルが立ち並び 道も綺麗

海も 驚くほど綺麗で そこに居るだけで アブダビを満喫できる場所でした


後ほど 行くのですが 世界一豪華な 7星HOTELが あります
















マリーナ・モールの見学





アブダビの観光地の中心でもあり バスの終点でもある マリナー・モール 

目の前まで 来たので 中に入る






























確かに アブダビ・モールや アルワダ・モールに比べたら 大きくて新しい

しかし だからといって ドバイに比べたら 一昔前のモールだ!


入っているテナントも 商品も 他と変わりない








人も 閑散として ガラガラ状態


歩いていても 買い物目的ではないので 面白くない!





























な・なんと・・・スケートリンクが・・・・・ しょぼい!

一人しか滑っていない

曜日や時間帯にもよりますが 寂しすぎる・・・・・





















それでも 30分以上は ぐるぐると回っていた


さーこれからが大変です


向うは バスで行けない観光名所 

アブダビの歴史博物館???






マリーナ・モールから ヘリテイジ・ビレッジまで 歩きます


距離は1.5km程です













ハーバーと内海に 挟まれた道を進みます

しかし 海が とても綺麗

海水の底が砂なので 下を覗き込むと 真っ白!

人工的な海に見えてきますが 自然の海です

写真奥には ジュメイラ アット エティハド タワーズです

以前 世界弾丸トラベラーという 番組で 紹介されたHOTELで 私も こちらのHOTELを検討したのですが オンシーズンで 30000位だったので 諦めました


これからのオフシーズンは 20000以下で宿泊できますよ~~ 熱いけど!












こんな道を 1km歩く

ときおり 観光バスが走ったり TAXを見かけると 自分のケチさに 悲しくなってきます

ありがちなのが この1kmの直線では 若者の車のデモンストレーションがされています

アブダビの人ではなく 外国人の労働者の方たちだと思いますが おのおのが 車を改造して 爆音を響かせて 観光客にアピールするように 走っていました








Heritage Village, Abu Dhabiに 到着!






20分程で Heritage Villageに 到着 

やっぱ 1.5kmは きついわ!

想像とは違って それなりに 観光できそうです

ま!歴史といっても 小さな漁村ですからね~

知れています













敷地内は 無料で入館できます

昔風の建物内には 職人が作ったであろう お土産品が 飾って有ります

























写真には収めましたが こちらの良さが分かりません!


どう見たって お土産用の 工房で作られた 模造品?



失礼な言い方をすると 100均で売っていそうなレベルの物ばかりに見えてくる


アラビアンな雰囲気や アイテムで 興味はそそるかもしれませんが 購入意欲まで湧かない代物ばかりです


適当に見て 終わり!































ちょっと 海に出られる個所があったので 息子に 海水 触って来いよ!って 


しかし 綺麗な海です

もう少し 暑い時期なら 絶対お薦めですよ アブダビの海水浴!

ただ 真夏は 暑すぎて入れそうにありませんが・・・











アブダビが小さな漁村だった頃の建物です

真夏には 50度前後まで気温が上昇します 

お写真の ウィンド・タワーは エアコンが無かった時代に 中東で考え出された 自然の風を利用して室内の温度を下げる 天然のエアコン設備

色んな知恵が あるんですね

私達の時期は とても過ごしやすい気温でしたので 涼しくなっているのかの体験は出来ませんでしたが 工夫された建物なのは分かりました





























観光用のラクダです

10AEDほど出して ラクダに乗って 少し歩いて 写真を撮っての観光用ね!







































一通り見てまわる

小さな掘っ立て小屋が連なり 覗きこむと 土産物屋だった

息子が 小さなランプ(置物用の魔法のランプみたいなの)を 欲しがっていたので 8軒ほど並んでいて ほぼ 同じ商品!

1軒ずつ 全部 値段を聞いてみた 同じランプの置物

分かっていたが 全店舗 同じ価格で統一されていた

一応 値切ってみたが 絶対に安くは ならない!!!


息子も どうしても欲しいって訳でもないので 購入断念






1時間ぐらいは 遊べたかな


行く価値は無いが それほど多くないアブダビの観光地では 行かざるを得ない

















エミレーツ パレス アブダビへ 徒歩で行く














来た道を戻る

行から見る景色より モールへ向う景色の方が 断然綺麗な眺め


右側には ヨットハーバー 左側には 綺麗な海に高層ビル群


またしても ここが 砂漠の街であることを忘れてしまう


この道を歩きながら 途中で止まって テトラを渡り 海を覗き込む


どうでも イイ話を 息子としながら あと数時間のアラブを記憶に とどめる








ヘリテイジから 向うEmirates Palaceまで 3km 約50分

























中央に 見えるのがEmirates Palace Hotel


目の前の海も このホテルのプライベートビーチになります

どれだけ でかいんだ!って思いますよね

この写真の位置から 門まで 2Kmほど有ります


 






ホテルの敷地は 鉄柵で仕切られていて セキュリティは万全!

覗き込むと 警備員や 庭師の方が 居て 作業をされていました


いやはや 7星 と言われる 意味が よく分かりました

ちなみに こちらのHOTEL 宿泊費は50000円ほどで 宿泊できます

そう考えると ドバイの200000円より 良心的な価格帯で 庶民でも 宿泊できそうですね













エミレーツ パレス ホテル (Emirates Palace Hotel)



アブ ダビ コーニシェにあるエミレーツ パレス ホテルは アブダビとその周辺を回るにはとても便利な立地です  この宿泊施設は市内中心部から3 kmの場所に位置しているので 周辺施設へも簡単にアクセスできます  エミレイツ宮殿  エティハド タワーズ  ヒルトン内 ベリーダンスレッスンなどの人気観光スポットにも近く ご宿泊されるお客様には ご満足いただけると思います 

Kempinskiが 提供するおもてなしと 憩いの空間をご堪能ください  当館内施設には全室Wi-Fi無料 24時間対応ルームサービス  障害者用設備 Wi-Fi(共有エリア内) バレーパーキングなどがあります 

さらに 快適なお時間をお過ごしいただくための設備を 全室に備えています また お目の高いお客様にも ご満足いただける 無料ワイヤレス インターネット  モーニングコール  禁煙ルーム  エアコン 暖房などの設備を備えたお部屋も たくさんご用意しています  この宿泊施設では ホットタブ  プライベートビーチ  フィットネスセンター  サウナ  屋外プールを含むリラクゼーション施設を完備しています 交通アクセスの良さと充実した設備を兼ね備えたエミレーツ パレス ホテルは おススメの滞在先です








80分程 のんびりと歩いて 無事 エミレーツ パレス ホテルに到着しました


歩いている途中で パラパラと 雨が降り出してきてしまい この雨は 想定外!

そこで このエミレーツ パレス ホテルに 進入を試みる・・・・・・


なぜ ここのHotelに 来たか!


それは ル・カフェと言う レストランで 金粉入りのカプチーノを 飲んでみたくて 行ってみた

しかし 予約制で カプチーノ意外に ケーキとか 1人 100AED(3300円)以上の飲食が必要になります

emirates palace cappuccino 50AED(1650円)

Camelccino キャメルラテ    34AED(1120円)




駄目元で トライしてみる 当然 予約無し!



門へ近づくと 徒歩の客は 居ない!


入るのに 車の客も 厳重なチェックをされて 通過するので ちょっとした渋滞が起こっている


知らん顔で 貧乏ったらしい格好のまま 中に入ろうと試みると・・・・・


「ちょっと!ちょっと!」って 車の警備をしている係員に 止められた!当たり前だが!


『なんですか?』と 悪ぶれることも無く 聞き返す!


「あなた 宿泊客の方ですか?」って これも当たり前の確認だ



『いいえ 違いますけど! 駄目なんですか?』って 答えた


「入るの駄目ですよ!」

『ル・カフェに来たんですけど!』


「予約されていますか?」


『してません!』


「じゃ 入ることは出来ません」


と まぁ こんなやり取りで 泣く泣く退散・・・・・じゃなくて 安心!



ケチケチで 200AEDのティータイムなんか 出来るわけがない

あわよくば 中を見学したかっただけです



そして 小雨の中 どうしようか 迷っていた

正直 もう歩きたくない!っていうのが 息子も私も そのときの気持ちだった!



周りを探すと Hotelの門から 800mほどの所に バス停が見える!











バスの運転手の親切




























もう どこでもイイやって バスに近づくと 034番のバスが停まっていた

路線図を見ると 街の方へ向っているので 乗ることにした


ポケットの中に手を入れて 運賃である 1AEDコインを探すも 小銭が無い!


やっべぇ!


紙幣は 5AEDから 普通 他の外国の経験からだと 2人で4AEDの支払いで 5AEDの札を出すと お釣りをくれない


ケチケチとしては この1AED(33円)が おしい!


しかし ここで バスに乗らないと また 2Km歩いて マリーナ・モールのバス停へ戻らなければならない

それは もう嫌だ!


諦めて 運転手に 確認をしてみた

『すみません この5AED札を コインに両替してくれませんか?』

すると 意外な答えが返ってきた


「あ~いいよ!」

この いいよ!は 両替をいいよって言ったのではなく 料金は要らないよ!って意味ね


『えっ!いいんですか?』って 確認をとると


「乗りな!」って

直ぐに 最大の感謝をこめて 『ありがとう御座います』と 伝えると


運転手はかっこよく 「No problem!」って 笑顔で 頷いた!





息子と 顔を合わせて 『すげーな!こんな国 初めてだわ!』って 感動していた


ちなみに このバスは公共のバスです


私達は お言葉に甘えて 無料で アブダビのバスに 乗させてもらった







小さな事だが 人の優しさが 身に沁みた 



疲れた足と 小雨で濡れた体が 癒されていた



























バスの運転手に お礼を言って 街らしいところに来たので 降りてみた!



Google Mapでは ちょうど マリーナモールと ロタホテルの中間の場所だった







私達が バスから 降りた場所の近くに ニュースークと記載があったので そこへ向ってみることにした 




























降りたところは ビルの谷間のような道路

そこから あてずっぽうに 歩いてみる

途中 小さなモスクがあったり 病院があったりと 中々の繁華街っぽい!


















Madinat Zayed Shopping Centreで 昼食
























見つけた ニュースーク!


しかし 想像していたスークとは全然違っていた


スークって言ったら 市場! 見たいなのをイメージして行ったので どう見ても モールだ!


そこで気づく・・・・・ニュースークの ニューは ”現代の”と言う意味だった!




























入ってみることに・・・


確かに 小さな店が 沢山並んでいる

スークが商店街ならば ニュースークはモールって感じです


それなりに 買うものは無いけど見ていて楽しかった



時計を見ると 13:00 お腹がすいてきたので 食堂を探す









今までのモールより さらに小さいフードコートが ここにあった


息子と どうするか考えていた


地元のフードコート フランチャイズのバーガーショップは無い!


現地食って感じの メニューぽい!



























真ん中のスーツを着た人

このフードコートの オーナー!

私達が 悩んでいると メニュー表を 渡してきた

「どうぞ これから選んでください」って


そのメニュー表には 5ページほどに アラビア語と英語の表記と写真が載っていて 驚くほどのメニュー数


2人で 何で 1店舗で これ程までに 沢山のメニューがあるのか分からなかった


その後 オーナーに 私が 『これくれますか!』って 言うと 沢山あるフードコートの店舗を 中から 通り抜けていった



ここで ようやく分かる

このフードコートは 全部で1つの店 ジャンルによって 店舗に分かれているように見えているだけだった
















奇跡の フィッシュカリー・・・・激うま!





















オナーが カリーコーナーへ行って 私のメニューを注文してくれました


なぜ このメニューを選んだのかというと!



そう・・・・ 安いから!

ナン付きで 16AED(528円)










このフィッシュカリー 安いし 見た目が こんなんだし  このたびで食べたカリーで 一番貧弱!


正直 期待も無し 適当に入った小さなモールの どうでもイイ メニューだった


しかし 一口 食べた瞬間に この旅で食べたカリーとは 別物でした


魚には 臭みが無く そして柔らかくジューシー!


そして肝心のカリーは ちょっと辛めで それでいて ちょっと甘い!

これは 日本人の味覚に ドンピシャな カリーだ










息子は ホットドックのセットを 買っていた

16AED(528円)

やっぱり 一番安いメニューだった






息子に 私のフィッシュカリーを 食べさせると 大きく頷いて 美味しいって言っていた

私は 期待していなかった分だけ このカリーの美味しさが 忘れられない食事の一つになっていた

しかし 他のメニューは どうなんだろう? 

もう少し 滞在期間があったら 食べてみたいな~って思う




























あまりにも美味かったので こちらの店員に 『なっ!このカリー 凄く美味いな!』って 伝える

店員も 嬉しそうな顔をして 「ありがとう」って 返してくれた


『写真とってもイイか?』って 確認をとって 無造作に置かれた 料理を撮影させてもらう



良い思い出の食事が 出来たことで 気分良く 帰えろうとすると 先ほどのオーナーがやって来て 「どうだった?」って 聞いてきた


私達は 親指を立てて 『すごっく 美味かったよ!最高のカリーだ!』と 伝える

オーナーも とても喜んで 笑顔になっていた 


私達は お別れを言って フードコートを去った














お隣が Lulu Hypermarketだったので 生鮮売り場を見学!











Madinat Zayed Shopping Centreの正面

スークとしての面白さはありませんでしたが 美味しいカリーが食べられたことに とても満足をして HOTELへ 帰ります






目の前にバス停があり Hotelまでの バスを待ちます

時間は 15:00


























20分ほど待って 052番のバスに乗る

頭の中は 帰国までの カウントダウンが 始まっています

時間のシュミレーションをして 段取りを付けていきます































16:00

Hotelへ 戻って 預けていた荷物を受け取り ビーチロタと お別れ!




Beach Rotana Hotel  - Abu Dhabi


良いHotelだった

アブダビ・モールに 隣接していることが最大のメリットだったが モールに魅力を感じなかったので 少し ガッカリ感はあったが お金を出した価値はあったと思う


ケチケチ旅なのに ちょっと贅沢なHotelに してしまいましたが 今回の旅は 息子にも沢山の経験をしてもらうことでも 有りますので そういう意味では 多くの経験が積めたHotelでした


本音は オフの8000円ぐらいで 宿泊したかったな~





お世話になりました








帰国便のチケット入手!






















16:30

CITY TERMINAL 

シティターミナル チェックイン(アブダビモール付近)


アブダビビジネス地区の中心地からは アブダビモールの向かい側のシティターミナル施設にて 便利な早めのチェックインがご利用になれます 
営業時間: 24 時間
チェックイン: 出発の 24 時間前から 4 時間前まで
連絡先: +971 2 644843


ここは ロタビーチHotelの前にある シティーターミナルと言って 空港以外で エアチケットが発券される施設です


中に入ると カウンターと 荷物の預かり場とあって 空港での手続きと何も変わりません


私達が発券をしてもらう時には 3組ほどの方たちで すんなりチェックイン

荷物は 空港まで運んでもらうのに お金が掛かるので やめました・・・ケチなんで!





















20分ほどで 簡単に 東京行きのチケットをゲットしました


空港で手荷物を預けるので 実際には意味の無いことなのですが 経験をするために してみました







シティーターミナル・バス停で Bilalと友達















17:00 

出発まで 後 5時間ほど

まだ 空港へ向うのは早いのですが 大きいバックを抱えてでは 何も出来ないので 空港で時間を潰す事にしました

と言うより 正直 自分の体力に限界を感じている頃だった!

シティーターミナル前のバス停で 空港行きのA1を待つことに

昨日 シェイク・ザイード・グランドモスクへ 行く時に乗ったバスと同じ


バス停で バスを待っていると インド人ぽい青年がいたので 彼に声をかけてみた

多分 この旅 最後になるであろう 現地の人だ

『ね~っ A1の バスって あと どれぐらいで来るのかな?』って どうでもイイ事を 質問してみた

彼は 驚いた顔をして 答えた 「多分 もう直ぐ 来ると思うよ!」

『ありがとうね 俺ら これから 空港へ行くんだけど このバスでイイよね?』

分かっているけど 聞いてみた

彼も 2度目の質問に 警戒心が取れたように 「大丈夫だよ 空港へ行くバスだから」と 笑顔で答えてくらた

バスが 来るまで 彼と少し お喋りをして 息子との思い出写真を撮影する








10分ぐらい 待っただろうか A1のバスは やってきた

運賃は モスクのときと同じ4AED(132円) 

あらためて 思っても 空港まで 130円って 安いよな~





















彼の名前は Bilal Butt ビラル ヴァット と言います

パキスタンのイスラマバード出身!



17:20

バスに乗り込むと 彼は前方の席に 私達は後方の席に座る

すると 彼は私達が後方に座ったのを見て わざわざ私達の座席の前まで来て 座った


ここで察する! 

彼は バス停で 私達が日本から旅をしに来ていて 帰りの空港まで行けるのかを 心配してくれていたんだと!

本来 乗らないであろうA1の空港行きのバスに 乗ってくれていたのである

確かに バスに乗るときに 運転手に 空港行きのバスであるのか 確認をしていた


私は 昨日A1の運転手に確認済みだったので 心配していなかったのだけれど 彼は旅行者の私達に 最大限の親切を施してくれていたのだ



ちょっと 申し訳なくなった


少しの時間だけど 彼と バスで会話を楽しむことにした

彼の出身地と 名前を聞いて・・・・


ビラルに 『ビラルはどこへ行くんだい?』



「あ 俺 仕事が終わって 家に帰るんだよ!」

彼はシティーターミナルの裏方で 働いていたらしい



『そうなのか!家は どこなの!』と 私のタブレットで アブダビの地図を出した


ビラルは タブレットのMapを指差して 空港近くに 住んでいることを教えてくれた


『ねっ ビラルは パキスタンの どこに住んでいたの?』

「俺は イスラマバードだよ」

『そうか イスラマバードって 安全なとこなの?』

「安全だけど 人が多いよ!だから アブダビで仕事をしてるんだ!」と 教えてくれた


パキスタンの首都 イスラマバードって どうしても テロリズムの危険なイメージがあるから 怖いと思っていましたが そうでは なさそうでした


彼と話していると とっても パキスタン人が 優しそうに見えてくる


20分ほど バスは走行して  アルワダ バスステーションに到着した


彼は 私達に 「このまま乗っていれば 空港まで行けるから!」と このバスステーションで お別れした


私達は 最後の最後で 人の優しさに触れていた


私は 座席を立って 窓越しに 『ビラル ありがとう!さようなら』lと 年甲斐にも無く 大声で 彼に 最大限の感謝を伝えた

彼も 手を大きく挙げ 私達との別れを 惜しんでくれた











A1バスで 空港へ向う 空は茜色に染まる

















18:30

ビラルと別れて バスは街を抜け 砂漠を走り始める

息子と2人で 最後のアブダビ 最後のUAE 最後の中東の景色を バスの窓から 眺めていた



ビラルとの楽しい話もあってか なんとなく 静かに 景色を見ていた



お互いに 中東の日差しで 顔が黒く焼けていた




静かになると そこは センチメンタルおやじ! どうしても 自分の世界に入って酔ってしまう


普通 この年で むさくるしい親父との 旅なんて したくないだろうに  

よく ここまで付いて来てくれたと思う





この旅で 何人の 人の親切に触れたんだろう・・・・ 

息子は 初めての旅で 人の優しさを 感じてくれていたのだろうか・・・・








親子であっても 感じ方は それぞれ違う! 受け方も違う!


息子は どんなふうに ”見返りの無い優しさ”を どのように感じ 受け止めたのだろう・・・・・・





私は このUAE・オマーンの旅で 沢山の人と触れ合い 親切を受けた人たちを 一人ずつ 思い出していた



ふと 我に返り 窓の外の夕日は 綺麗な茜色に染まっていた










アブダビ国際空港 ターミナル1へ























19:00

時間通りに 無事 アブダビ国際空港へ到着しました


一番 ほっとする瞬間です

バスを降りて 荷物を整理する

息子に カートに乗せたバックを押してもらって カウンターへ向う


機内への持込荷物と 預ける荷物を分けて 防寒用のウインドブレーカーを出して カウンターに預ける



これから 1時間半 空港での時間つぶし!
































ところが このアブダビ空港 これと言って 時間を潰せるところが無い!

仕方が無いので ドバイで食べ損なった マックの1AED(33円)ソフトクリームを食べに行く


ところが 空港では ソフトクリームが2AED(66円)だった


ここに来て どうでもイイですけどね!





空港内のWifiを繋げて FBの更新や 妻へ無事にアブダビ空港に到着した事を伝える
































20:30 出国ゲートを潜り 後は搭乗を待つだけに!

ここで 大きな失敗をしてしまった

知識不足なのだが・・・・・・


それは免税店での話し


免税店で タバコを長男が見ていた

長男は 洋もくを吸っている

値段を見ると 国内販売価格の65%らしい


一人 洋・和と各1カートンずつの 2カートンなので 私も含めて4カートンを買おうとしていた

しかし 私は 成田で買えばいいじゃん!って 助言をしてしまった


帰国後 成田では免税店に入れません!

息子に悪い事をしてしまったな~


経験っと言うことで・・・・・・


















21:40

搭乗します

帰りも 航空機まで バスで行き タラップを登って 機内へ入っていきます














航空機が 離陸して 1時間ほどで 機内食が 配られた


参考のため 2人で別々のメニューを頼む


 
























中東の旅の 終わりを告げるように 機内では お互いに 静かにしていた


行きの便とは 全然 別人のように 私達は 美味しくもない機内食を食べながら とりあえず 旅の成功を味わっていた


機内は 睡眠のため 機内食の回収後 直ぐに真っ暗にされた


私は ブランケットを まとって 狭い座席で 寝られるように ポジションを取ったが この旅の興奮が取れず 中々 寝付けない


隣を見ると 息子は 気持ちよく 窓の窪みに 頭を乗せて 眠りに着いていた


時折 ブランケットが 外れる息子に そおっと かけ直す





明日の成田から自宅への道のりを考えると 早く眠りに着かなければ ならないのに・・・・・




やっぱり 寝付けず 10日間近くに及ぶ旅を 振り返りながら 空港までの バスで 考えていた”人の優しさ”を 思い返していた








UAE・オマーンの旅 仕合せ編








気の小さな 親子の私達!

小さな小さな親切や 優しさでも 大きく感じてしまう

沢山の優しさは 私達 親子の わだかまりを ほんの少し取り除いてくれた






本来 親の愛情は 子供に対して 見返りを求めない 優しさで無ければならないのに 私は それが出来なかった

息子を使って 息子が評価されることで 自分の劣等感を埋めていた

だから いつしか 息子を 憂さ晴らしの道具にしていた


幼い息子は 見返りを求めて愛情を注いだ 愚かな父親を いつも 信じ 頼ってくれていたのに・・・・






この旅で 息子は 他人の親切を どのように受け止めたのだろうか?



沢山の人と 握手をして 肩を組み 話し 触れ合ったオマーン・ドバイ・アブダビの旅



私も 息子も ほんの少し 前に 進めたのかもしれない・・・・



見返りのない優しさで・・・・・・・・・