2015年3月22日日曜日

2015 UAE(ドバイ/アブダビ)・オマーンの旅 8日目

今日も ぐっすりと 眠ったような気がする

心地よい ベットに 何も意識することの無い 室温

安眠の為にあるような 部屋は 久しぶりの 眠りを 与えてくれた

それでも いちど 3:00過ぎに 起きて 二度寝し  再び 6:00に 起きる



カーテンを 開けて 寝ているので 窓から 柔らかい日が 入り込んでいるのが分かった



今日は 不安の無いお金をかけた 大イベントが待っている



アブダビで 一番人気の アトラクションに イイ年をしたオヤジが ワクワクしていた







砂漠を夢見た 8日目の スタートだった







【スターウォーズ エピソード 7/フォースの覚醒  砂漠の都市アブダビで撮影】


誰もが知る 映画の シリーズ スターウォーズ


その オリジナル3部作の最終章「エピソード6/ジェダイの帰還」の約30年後を 描く エピソード7 フォースの覚醒で 撮影現場となったのが アブダビの砂漠だ

今日は アブダビの砂漠へ 行く予定!

実際 今まで 旅してきたのは 砂漠の街でも コンクリートの都市 

そして オマーンは イメージする砂漠ではなく 荒野の砂漠



観光用で 安全に 砂の砂漠へ行くには お金を出して 現地ツアーに 頼むしか無いのだ!

レンタカーを借りて行く 砂漠も 限界があるし ド素人の私達が 砂漠へ行くなんて 自殺行為ですからね

ありきたりのツアーですけど 頼みました・・・・・・































朝の目覚めと共に ベランダに出て 思いっきり アブダビの空気を吸う


そして 小さく見える 河川のような海を 見て 今日のスタートを切る




昨晩 洗濯した Tシャツの 乾き具合を見ると 綺麗に 乾いていた


しかし 手洗いのため 嫌な臭いが残っていますが そこは 自称 ”ケチ旅”なので 気にしない!




































観光地の少ない アブダビでは 時間に追われることも無く ゆっくりと 朝風呂を楽しむことができる

高級な人造大理石のバスタブに お湯を張ると 真っ白なバスタブが アイボリーに変色していく

水が 濁っている

これは 仕方ないか! 砂漠だからかな~っ


何度か入れ替えていくうちに 透明になりました


記念に 濁り湯を撮影しておく!








空港行きのバスで グランドモスク!

























今日は 15:30まで 予定無し

アブダビ 最大の観光地へ 向うことに!

それは モスク!




ほとんどの方が ツアーや TAXで行かれるのですが 私達は あたりまえのように バスで向います


この アブダビモールからの行き方を 聞いてみると 直接バスでは行けないとの事でした




よく聞くと 054番のバスが モスクへ行くバスなのですが このアブダビモールの近くには 054番バスが停まらない 一度 アルワダモールまで 行って 乗り換えるとの事!




確認のため 私達の泊まる ロタホテルの前に アブダビ・シティ・ターミナルという 空港の出張所のようなところから 空港行きの バスがあるので 見てみる




空港路線は モスク近くを通過するようだ


バスが到着して ちゃんと モスクで 停まってくれるか 確認をしてみます





























バス停の 路線図です

地図上では 間違いなく モスクに バス停が あるように 見えています


駄目元で これで 行ってみよう!




























空港行きバス A1に 乗車!

運転手に 聞くと  「モスクの横を通るから このバスで行けるよ!」って 教えて貰えた



そして 運賃を聞くと 4AED(132円) 



通常のローカルバスの2倍!



結果として 乗り換えても この空港バスに乗っても 同じ運賃になる




ま!バス停が 目の前なので 良しとします

































アブダビ・シティ・ターミナル から シェイク・ザイード・グランドモスク まで 20Km

所々に 停車して 1時間ぐらいかな



無事に モスクに到着したのですが 何かが違う!




降りる際にも 『モスクは ここが一番近いのか?』と 聞くと 「そうだよ!」って 言われたので 間違いない!
  




でも そうなんだけど 違うみたいだ!












シェイク・ザイード・グランドモスクの裏門
Sheikh Zayed Grand Mosque Center

























よく見ると  ここは モスクの裏側

降ろされたのは モスク正面ではなく 裏側で 入り口が無い!



かなり 大きく 広いので 正門まで 歩くのが大変 



兎に角 どこでもイイので 近くの入り口を 探す事に



























バス停から モスクの正面の門まで 道路を使うと 約3Km 歩いて30分以上の距離になる



これでは バスを使った意味がなくなってしまう



写真の大きな道が モスクを一周している



どうしても ショートカットして 裏口から入りたい!





そこで チョイ悪オヤジは 試してみた!















































私達が降りた バス停と グランドモスクとの 位置関係



本来の 赤い印が正門で その道路沿いに 054番のバスが停まります



私達の乗った 空港行きのバスは モスクの正面とは真逆の所に バス停がありました



正面まで行くには 本来 青い点を 歩いて 向かわなければ なりません 

距離は 3Kmです


こんな距離 歩きたくない!



そこで 赤いラインで ショートカットした場所を 係員に頼んで 通してもらいました
































A地点

写真の右奥に 金の門が 分かるでしょうか!

ここは VIPの方々が 車で乗りつける入り口です

私達は 最初 ここから入れないかと 門へ向いました




すると 門まで行くと 小銃を持った軍人の警備隊員が 私達に向ってきました


本気で ビビッタ瞬間




普通 警備って言うと 警察とか警備員とか連想しますが 軍服を着た警備員が居るなんて 想像も していませんでしたからね



それでも 観光客をアピールして 『ここから入れますか?』って聞く




当たり前だが 「ここは駄目だ!向こうへ回れ!」って 指差して 指示された


それほど 怒った雰囲気は無かったので 悪びれることも無く 息子と そちらへ向う!






























B地点

右端の低い柵が 分かりますでしょうか!


閉門された裏門の 周りの柵です


私達は これを乗り越えました



どうしてかって・・・・・



それは ここを逃したら 本気で大回りして3Km歩かなければならないから!


案の定 係員が やってきた・・・・ 


今度は 普通の警備員だ





私が 『モスクに行きたいんですけど!』って 言うと  「駄目だよ! 向こうから回って」って!

やはり 駄目なようだ



しかし 今度は 係員に 食いさがってみた!




『すみません ここ通してくれたら 駐車場から 行けるでしょ お願いだから通して!』





そしたら 警備員が「しょうがないな~ 通りな!」って 通してくれた




息子と 喜んで 道をショートカットして モスクへ  行けることになった



やっぱ 言ってみるもんだな~っ
























モスクの入り口には こんな看板が!


私達にとっては 単なる観光の建物しかなりませんが イスラムの方にとっては神聖な場所なので 気をつけないといけません



実際に 入ってから 注意される現場を目撃しました









シェイク・ザイード・グランドモスクに 入る!
Sheikh Zayed Grand Mosque Center























シェイク・ザーイド・モスクとはアブダビにあるモスク 



世界最大のペルシア絨毯が置かれたことで有名になった 

そのペルシア絨毯は 5,627平方メートル 重量が47トン 

82個のドーム 1000本の円柱 野球場5個分の面積を誇り 40,000人を収容する最大級のモスク

このモスクにある世界最大のシャンデリアは 直径10メートル 高さ15メートル 重量9トン以上 何百万個ものスワロフスキー・クリスタルが使用されています 

伝統的なイスラムのデザインと近代的な建築技術を用いてつくられた 2007年に竣工した世界で6番目に大きいモスクである 

550億円という膨大な建設費用をかけ 贅の限りを尽くしたその内部は、すべての風景が完璧






























息子も私も 流石に 驚いた!

いままで 見てきたモスクとは別物だ

全てが 真っ白で 自分達が 飲み込まれそうな気がしてならない


































モスクの中に入る






















『世界を結びつける』を テーマに世界中の職人や 材料を使用して建築された

イタリア・ドイツ・モロッコ・パキスタン・インド・トルコ・マレーシア・イラン・中国・イギリス・ニュージーランド・ギリシャ・アラブ首長国連邦から 3,000人以上のスタッフと 38社以上の企業が参加しています






クリスタルや 宝石 金 豪華な装飾で 私達のような庶民には 玩具のイミテーションにしか見えない





























絨毯ですが 全て手織り
























私達が 写真を撮ったり 柱や天井を見ながら 進んでいると 係員が注意をしていた

このモスクには 世界中から 観光客が訪れます

このときも 中国の団体が おみえになっていて その中の数人が注意を受けていました



ある方は この絨毯に座って 素手で絨毯を撫でているところを 注意されていました

って言うより 怒られていました



あと 女性は全て アバヤという 被り物を付ければなりません アバヤは無料で貸してもらえます

その アバヤの頭を隠す部分を脱いでしまっていた方が 怒られていました


思った以上に 厳しいことを 見せ付けられました




























ちょうど 私達が帰ろうとしたときに 子供達が 参拝に来ていました

子供達の居る場所は 私達 観光客が 入れないところです

少し 様子を見ていると 学校の授業の一環のようで 礼拝の仕方を学んでいるようでした































1時間程の 観光でしたが アブダビで一番人気の観光地なのは うなずけました


まぁ ほとんど 歴史の薄い街なので お金を使った 豪華な建造物しか 無いんですけどね




















































正門を出て 大通りに着くと バス停は 直ぐに 見つかりました



路線図を見ても 間違いなく 街へ 帰れます


しかし ここで 疑問が!


普通 バス停は 2箇所有ります

上り(空港方面)と 下り(市内方面)  しかし 反対車線に バス停はありません

ここ一ヶ所だけ!























ちょうど 彼が 一人で バスを待っていたので 聞いてみることに


『俺ら 市内のほうに行きたいんだけど これでいいのか?』


彼は 驚いた顔をして 答えてくれた 

日本人に いきなり声をかけられたからだと思います


「ここで待っていれば いいよ!」

『空港へは行かないの?』

「大丈夫! 街に行くから!」

そう教えてくれた

パキスタン人の彼は 見た目によらず 優しかった

バスが 来るまで 楽しく お話を させて頂いて 安心して バスに乗ることが できました

























ガラガラのバスに乗る

2AED(66円)

行きの時に使った 空港バスA1とは 全然違う 普通の路線バス


HOTELまで 直接 行きませんので 降りるところをチェックしながら 17Kmほど 揺られます












アルワダモールの フードコート
























12:00

乗り換えの アルワダ・モール バス停で降りて モールへ行ってみる

どうせ レストランは見つかりそうも無いので フードコートを チェックしに 入る


モールそのものは アブダビモールと 変わらず 一昔前の デパートって感じです

目的は フードコートの昼食なので そちらへ向う








Hardee'sの ハンバーガーセット






















ここは 意外!

アブダビモールより フードコートは 大きい!お店も 多い!

でも 同じ様な ファーストフードばかり それに高い!

殆どが 20AED位は します


このときまで アブダビのフードコートへの ガッカリ感は 絶頂だった!




息子と相談して 一番安い ハンバーガーセットを 頼んだ























チーズバーガーセット 18AED(594円)

一番 安い メニューね!






















ここに来て 本気で アブダビの 安いレストランを探しておけば よかったと思った

味気ない・・・・・・・










HOTELのプール























13:30

本日のイベントまで 後2時間

せっかく 5つ星HOTEL リゾートHOTELに 宿泊したんだから 曇り空でも プールへ行くことに!

1時間ほどですけどね























気温は 28度ほど

暑いわけでは有りませんが せっかくなので プール遊び





水面浮遊リラクゼーション



















ドバイ再び!

息子と 遊ぶ

ドバイでした 水面浮遊リラクゼーションを 息子にする

今回も 息子は楽しそうに 水面に体を浮かせて リラックスをしていた

なぜか 私は そんな息子を見ているだけで 幸せな気分になっている

30mほどあるプールを 行ったり来たりするだけ

この旅 2回目の タイムスリップ

頭の中は 小学生の息子と 遊んでいる気分だった



























プールから あがり 夜に歩いた ホテルの散歩道を 歩く

























散策して 椅子に座っていると 小さな小鳥が 止まっていた


撮影して よく見ると 日本の雀に似ている

帰国後 調べてみると イエスズメ と言うらしい

どうでもイイのですが 旅の記念に!
















Dessert Safari in Abu Dhabi


























多分 ドバイへ 観光で訪れる方の多くは この デザートサファリを 経験されるでしょう

ドバイ アブダビに来て 思ったことは 観光に 魅力が無い!

単純に 砂の砂漠を求めてきているのに その体験が 思ったよりできない

そりゃ お金持ちのお買い物としての観光地ですからね

(砂漠のHOTELへ宿泊される方は別)



そこで 砂漠を満喫できるツアーなるものが このデザートサファリ!

4WDの車に乗って 砂漠を走り抜けるのだ

息子も これを一番楽しみに していたのでは ないかな!



海に行けば スキューバー  山に行けば トラッキング  砂漠に行けばデザートサファリ

こんな感じの一つです



問題は 価格ですよね・・・・・・ケチケチなんで


国内の旅行代理店で 頼むと 大体 10000円ほどです

海外の日本語対応 現地ツアー代理店で 8000円(69$)ぐらい


ドバイの現地で 直接頼むと 100AED(3300円)のところも あるようだ

そこで PCに かじりついて 探す

意外と あるようだ しかし それは全て ドバイのデザートサファリ

アブダビでの デザートサファリが見つからない!



ドバイと アブダビの デザートサファリは 走る砂漠が違います


私達は STAR WARS の響きで どうしても アブダビの砂漠を走ってみたい


やっとの想いで アブダビのデザートサファリの会社を見つけて メールで問い合わせをする

3日後に 返事が返ってきた

そこには こう書かれていた

                                                                                 

Dear MASAYUKI SUZUKI

Greetings from Phoenix Tourism !!!!

Thank you for your inquiry.We are pleased to quote you for below inquiry.

Abu Dhabi Evening Desert Safari    ( Premium )


Toyota Land cruiser : AED 250/-Adult, AED 200/- Child (Age 3-10)

Hummer H2 : AED 350/- Adult , AED 300/- Child ( age 3-10 )


Includes :
  • Pick-up and drop back by 4 wheel drive
  • Desert Driving & Dune bashing in 4wds by professional drivers trained in Desert driving.
  • Sand Boarding 
  • Camel Ride
  • Camel Farm Visit
  • Desert Sunset watching
  • Refreshments on arrival at our desert campsite
  • Unlimited soft drinks, tea coffee and mineral water
  • Arabic costumes for photographs.
  • Henna Painting
  • BBQ Dinner
  • Belly Dance
  • Yola Dance
  • Starts watching
  • Fragrant Sheesha (Arabian Water pipe).

NB: Alcohol & Quad bike @ Extra cost

Pick up starts at  3:15 PM
Drop off by 9:30 pm 
                                                                                

私宛に 送られたメールですが 価格を見ると 一人250AED(8250円) トヨタのランドクルーザー

まじか!直接頼んだ方が 高い!

そこで 代理店を通して 格安を見つけ お願いをした


Abu Dhabi Evening Desert Safari 

ツアー代金150AED(4950円) 手数料38AED(1254円) 合計 6204円


気持ち安くなった程度で あまり 変わりませんでしたね


やはり 参加人数の多いドバイの方が 安かったです


























15:30

HOTELまで ピックアップして頂けました





















ランクルに乗ると すでに同乗の方が乗られていました

白人の中年のオヤジ4人組

その為 私達は 3列シートの最後尾!

ちょっと 喜びが 半減・・・・・OTL


これは 仕方が無い 私達の宿泊している ロタHOTELは アブダビの外れですから 一番最後のピックアップになりますからね
































ランクルで 街らか 砂漠へ向い 1時間ほどのところで トイレ休憩をして アスファルト道路から 抜けていきます




















砂漠地帯へ

ここで ランクルは 砂漠を走るために タイヤの空気を抜きます



































私達が 歩いた足跡が 砂漠に刻まれます


アブダビ砂漠 初体験 

靴は履かずに 草履で来ました

これは 正解! 靴で歩いてたら 砂が入って まともに歩けなくなります

手で触ると サラサラで 綺麗!

写真では白っぽいですが 実際には 赤い砂です























息子を 砂漠の凸部分へ 登らせて 撮影


見渡す限りの砂漠に 息子も感激の様子


と言っても 世界規模で言ったら 小さな砂漠地帯の 狭い所なんですけどね


それでも 私達のような視野の狭い親子にしたら 最高の眺めと 初めての砂漠で 興奮がさめやらない


























そして 砂漠を ランクルが 駆け抜ける


エンジンも フル回転で ウンウン唸りながら 私達の体も 右へ 左へ 上下に弾み 叫びっぱなし!


これは 面白い 


遊園地のジェットコースターより 面白い!





























後部座席からの フロントウインドウの眺め!











ラクダ牧場で MERS予防!
























30分程 砂漠を走ると ラクダの群れが目の前に 車を止めて ラクダの牧場で 戯れる


しかし このラクダ 本当は 凄く大きな問題が・・・・


そう! 今 流行中のMERSの 感染の一つとして ラクダとの接触や ラクダのミルクの飲用が有ります


私達も 外務省渡航注意情報を チェックして ラクダが危険であることを 認識した上で 参加しました



























当たり前のことですが 写真の子供ラクダが 見ていて面白い 親とまったく同じ形で ミニチュア感覚


























唾液や鼻水 もちろん糞尿にも 気をつけて ラクダと遊ぶ























息子も 恐る恐る 触る!


MERSが 無かったら もっと色んな事をするのですが 軽く触るだけにします



一通り遊んだ後は 持って行った アルコール消毒のウエットティッシュで 手を拭いて 喉の消毒薬で うがいをして できる限りの予防策をとった


帰国後 発症じゃ 洒落になりませんから・・・・・・・(BLOG記載の3ヶ月後の今現在 発症無し)





























再び 砂漠を 走り抜けます

この写真は 後部座席の窓から 他の車を撮影したところです


今回は 10台近くで 走行していました

ちなみに私達の載った車は 先頭車両です






























30分程 2度目の 砂漠のダートコースを楽しんで 休憩

この頃 車酔いをされる乗客も出てくるようで ちゃんと 時間時間で休憩をするようです






























どうでもいいですが 息子を 砂漠で ジャンプさせてみました


記念写真で よく こんな写真 撮りますよね~























息子と2人 少しの間 強い風が吹き抜ける砂漠で 遠くを見つめていた



私は 8年ほど前の 自分の家族の事を思い浮かべていた


この砂漠 そのものだった


ずーっと 先が見えない


どこへ向ったらイイのか? 何をしたらイイのか? 何が父親で 何が家族なのか?


ただただ 迷っていた時間だ


私は 砂漠を眺めながら あの頃の自分を思い出していた・・・・・・

























息子はどうだったのだろう?





何を思い この砂漠を 私と2人 並んで 見つめていたのだろう?





センチメンタルになって また 自分に酔ってしまっていた・・・・・・「プッ!



車のクラクションで 我に帰った




意外に砂漠って 物思いに耽れることが 分かった






ラクダに乗る!

























砂漠を堪能して 再度車に乗って 15分


食事会場に到着した

ここでは BBQと ベリーダンス鑑賞をする

このツアーの 一番のメインイベント 

その会場で ラクダに乗るアトラクションがある 無料で!



これは少し 間違えた! ラクダのトラッキングだと思っていたら ラクダに乗って 短い距離を1周するだけだった


ま!ラクダに乗れただけでも良かったんですが・・・・・・・































ベリーダンスの舞台の周りに 食事をするテーブルが並び 好きな場所のテーブルを陣取る

暗くなるまで 待機


その間に 水タバコや 女性は手に模様を染める ヘンナという 装飾のようなことをしたりして時間を潰す

























サンドサーフィンが出来る 砂の山が あったので 息子に 勧めた!


息子の滑る様子を見て この旅で 初めて 旅行らしい事が出来て 満足していた


ほとんど 移動移動の旅だったので お金は掛かりますが 現地ツアーは 旅行気分を味あわせてくれる



























19:00

日も沈み ベリーダンスが始まりました


始めてみるベリーダンスです

ベリーダンス(Belly dance あるいはbellydance)は  中東およびその他のアラブ文化圏で発展したダンス・スタイルを指す言葉であり  これらを呼称するために造語された西洋の呼称です



































30分程の ベリーダンスショーが終わり テントで 焼いていた お肉料理をバッフェスタイルでいただきます


中東料理のようですが 味は いたって普通!


凄く美味いとか 食べれないほど不味いわけではありません


ただ 砂漠の中で 満点の夜空の下で食べるので 気分的には 美味しく感じるBBQディナーでした





































空を見上げると 綺麗な月と星

曇り空でしたが なぜか見ることができて 写真に収めました

安いデジカメなので 最大限のズーム写真で これが限界でしたが 砂漠で見る月は 一味違いましたね





























20:30

全工程を終えて HOTELへ 向います

帰りは違う車で 違う人達と同乗して 真っ暗な 砂漠の道を 走り 帰ります


しかし 夜の砂漠の走行は 真っ暗で 何も見えません


ドライバーに 「私達のツアーはどうでした?」と聞かれたので

『とっても楽しかったよ! このツアー 人気があるんだね!』って 伝えると


「ありがとう また アブダビに来たら 参加してね!」って 嬉しそうに 言ってきた




21:30

無事に HOTELに到着して デザートサファリは終了した

ドバイと アブダビ どちらがイイのか 分かりませんが お安く参加するには ドバイのデザートサファリの方が 良いのかもね


多分 やることは まったく 同じだと思う!











帰国の準備で お土産を アブダビモールで購入





















息子と お土産を探しに HOTELの隣接するモールへ来た

お土産! 一番悩む時間だ

この無数にある アイテムから 何を選ぶのか?

息子も 相当悩んで 会社の人たちへの お土産を 探していた

時間は 22:00を過ぎているのに 1時間以上悩む!



息子に助言!

中東 アラブと言ったら オマーンで食べた デーツ

これは 絶対に外せない


なぜか! このデーツ 万能な木の実 ちょこっと紹介を・・・






デーツとはナツメヤシの実のことです

中東原産で聖書に出てくる「生命の樹の実」のモデルになったとも言われる木の実で そのデーツが持つ効能はまさにその言い伝えに恥じないものです

左の写真のような木の実で 中東の砂漠地帯では古来よりその栄養価の高さで貴重な栄養源 水分として食用にされています 

デーツは各種ミネラルや栄養素、食物繊維など体に有用な成分をふんだんに含んでおり、様々な効能を持っています 


デーツは過酷な砂漠で生きていくために地中の水分や栄養 ミネラルなどを貪欲に吸収して育ちます 

そのため デーツの実にはこのミネラルや栄養が非常に多く含まれています 

原産国である中東ではデーツを一日一粒食べれば生きていられると言われるほどに栄養価の高い果実です 

デーツに含まれる栄養素やミネラルの中には貧血予防に効果のある鉄分やダイエットや肌荒れの大敵 便秘を予防してくれるマグネシウムや食物繊維などの美容や健康にうれしい成分が多く含まれています 

美容や健康にも効果がある上に 特にダイエット中には不足しがちになる各種栄養素もたくさん含んでいるデーツはまさに美容や健康にあなどれない効能を発揮してくれます 
             



              


デーツの実を 私は 自分のお土産も含めて 購入してきました

お値段は ちょっと お高いのですが 日本で購入すると 何倍もの値段に跳ね上がるので 現地価格で大量購入


帰国後 こちらを渡した方から ”デーツを日本で探していて中々見つからなくて!”って聞いて 喜んで頂けました

私も デーツの貴重さを聞いて  デーツの効能を調べたんですけど!

万能の食べ物でした






























23:30

会計を済ませて HOTELの部屋へ戻る

写真は この店の店員さん

私達が 大量に お土産として デーツを購入したので モールを出るまで 運んでくれました


ちょっとビックリ!

大きな ビニール袋に 4袋

みんな親切だな~



これで 明日のフライトまで アブダビを周れます










本日最後の記念写真






















今日も無事に 終わりました


部屋に戻って 大量に買い込んだデーツを 鞄に詰める


買いすぎた!



只でさえ 重い鞄が さらに重くなった!



デーツを詰めながら 帰国時のシュミレーションが 出来てしまった・・・OTL




いつもの事なので 諦めて 明日の準備をして 交互に風呂に入る




明日は帰国日 なんだかんだ言っても 自分の思い描いたとおりの旅になったと思う




こんなにも 息子と2人だけで過ごしたのは 何年ぶりだろう





人って 面白いな 時間が経って 時を重ねて 少しずつ 見えていなかったものが 見えてくる


まったく同じ自分なのに 10年前の自分と 20年前の自分と 30年前の自分と 全然違う人みたいだ


息子にしても 小さかった頃とは 別人のようだ




オマーンの荒野を渡り 何時間もバスに揺られて 実感した感覚!




息子への考え方を しっかり 学べた




砂漠で2人 ずーと先を見つめていた時 ふと 過った


この旅は 息子に対する 謝罪の想いから 計画した旅だった


でも それは 違うのではないか!


もしかしたら 私自身が 息子を見つめ直す 旅だったんではないだろうか!


もっと しっかり 息子と向き合い 息子が 私にしてくれた事を 思い返す 旅ではなかったんだろうか!



私が息子へしてきた事の 謝罪の旅では無く  息子がこれまで 私にしてくれた事への感謝の旅だと・・・・


私の想いは 変わっていた!



息子が 私を 親にしてくれた・・・・・・・






今夜も 息子と ふざけたポーズで 最後の記念撮影が出来た



心は もう 満足した状態で 明日の帰国日を迎える